2440 ぐるなび 2020-10-28 15:10:00
2021年3月期 第2四半期決算説明会資料 [pdf]
2021年3月期 第2四半期
決算説明会資料
株式会社ぐるなび(証券コード / 2440)
決算概要
業績は1Qをボトムとし最悪期を脱す
外食需要の回復を追い風に、回復加速の兆しがみられる
✓ 休会対応を終了し請求を再開したことにより、売上・利益は1Qをボトムに回復
✓ 感染症再拡大等により売上の回復ペースは停滞
✓ 外食需要の回復に伴い、9月以降は飲食店やユーザーによる当社サービス利用の回復に加速感がみられる
売上高 営業損失 ネット予約件数 前年同月比
266%
Go ToTo Eatキャンペーン開始
Go Eatキャンペーン開始
1Q 2Q -3,824百万円 -1,115百万円
1,783百万円 4,040百万円 1Q 2Q
65%
51%
6%
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月
※10月は10/23までの実績
2
決算概要(第2四半期累計)
売上高 5,824 百万円 前年同期比 -61.6 %
営業損失 -4,939 百万円
親会社株主に帰属する四半期純損失 -5,446 百万円
1株当たり四半期純損失 (EPS) -116.16 円
総有料加盟店舗数(2020年9月末) 49,469 店 前年同期末比 -16.1 %
楽天ID連携会員数(2020年9月末) 294 万人 前年同期末比 +79.5 %
3
売上高内訳
2020年3月期 2021年3月期 前年同期比 ストック型サービス
(単位:百万円)
第2四半期累計 第2四半期累計 変化率 ✓ 新型コロナ感染拡大を受けての休会対応は6月で終了。
売上高
飲食店の経営環境は依然厳しく、退会や契約額の減額が発生。
15,163 5,824 -61.6%
スポット型サービス
飲食店販促サービス 13,981 5,037 -64.0%
✓ 感染症再拡大に伴う外食需要の回復停滞により、ネット予約手
ストック型サービス 11,992 4,499 -62.5% 数料売上の前年比減少が続く。
スポット型サービス プロモーション
1,988 538 -72.9%
✓ 「ぐるなびFOODMALL」(P.19参照)の運営受託費を計上
プロモーション 297 450 +51.6%
関連事業
関連事業 884 335 -62.1% ✓ 2019年9月にレッツエンジョイ東京事業、2020年1月に法人向
けデリバリー事業を譲渡。
(百万円)
10,000
9,000
534 634 461
8,000 144 513 600 433
322 314 451 200 382
7,000 751 174 1,166 118 179 293 関連事業
691 999 1,511
967 1,021 995
6,000
5,000 プロモーション
160
4,000 317
6,778 6,417 6,385 6,300 412 スポット型サービス
3,000 6,014 5,978 6,093 5,823
174
2,000 133
125 3,148
1,000 ストック型サービス
1,350
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
2019.3期 2020.3期 2021.3期
4
原価・費用内訳
2020年3月期 2021年3月期 前年同期比
(単位:百万円)
第2四半期累計 第2四半期累計 変化率
売上原価
✓ 前期実施した業務効率化施策の効果により人材関連コスト、開
総費用 14,482 10,764 -25.7%
発費用が低減。
売 上 原 価 5,149 3,466 -32.7% ✓ 加えて、コロナ影響によるサービス利用の減少や新規加盟の減
販売費及び一般管理費 7,297 少により、コンテンツ制作費、サービス運用費用が縮小。
9,333 -21.8%
人 件 費 4,707 3,493 -25.8%
販売費及び一般管理費
賃 借 料 974 1,030 +5.7% ✓ 人件費/業務委託費
業務委託費 688 627 -9.0% 前期実施した業務効率化施策の効果によりコスト低減。
✓ 広宣・販促費
広宣・販促費 1,316 543 -58.7%
ネット予約利用減少によりポイント費用縮小、
そ の 他 1,645 1,603 -2.6% サービス利用促進に係る広告展開も抑制。
(百万円)
10,000
9,000 原価
8,000
広宣・販促費
7,000 2,805
2,385 3,019
6,000 2,434 2,684 2,590 その他経費
2,464 2,397
5,000 367 835
410 787 620 1,738
4,000 1,267 981 1,208 695 1,085 885 1,728 業務委託費
946 843 229
550 542 536 473 414 801 907 929 834 314
3,000 512 494 519 274 298 328 768 賃借料
516 493 481 501 285
2,000 500 501 341
2,528 2,500 2,509 528
1,000 2,378 2,415 2,292 2,167 2,031 2,018 人件費
1,474
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
2019.3期 2020.3期 2021.3期
5
連結損益計算書
前期(2020年3月期) 今期(2021年3月期)
(単位:百万円) 第2四半期 売上高 第2四半期 売上高 前年同期比
累計 比率 第1四半期 第2四半期 累計 比率 変化率
売上高 15,163 100.0% 1,783 4,040 5,824 100.0% -61.6%
売上原価 5,149 34.0% 1,738 1,728 3,466 59.5% -32.7%
売上総利益 10,014 66.0% 45 2,312 2,357 40.5% -76.5%
販売費及び一般管理費 9,333 61.5% 3,869 3,427 7,297 125.3% -21.8%
営業利益又は営業損失 681 4.5% -3,824 -1,115 -4,939 - -
経常利益又は経常損失 700 4.6% -3,815 -1,112 -4,927 - -
税引前四半期純利益
700 4.6% -3,767 -1,147 -4,915 - -
又は税引前四半期純損失
親会社株主に帰属する四半期純利益
484 3.2% -3,777 -1,668 -5,446 - -
又は親会社株主に帰属する四半期純損失
✓ 当第2四半期において繰延税金資産を取崩し511百万円を法人税等調整額に計上
6
連結貸借対照表
✓ 新型コロナウイルスの感染再拡大、影響長期化に備え資金調達手段を強化
コミットメントラインを60億円から120億円へ増額
(単位:百万円) 2020年3月末 2020年9月末 前期末比 (単位:百万円) 2020年3月末 2020年9月末 前期末比
流動資産合計 18,002 12,362 -5,639 流動負債合計 4,449 3,621 -828
現金・有価証券 11,653 7,631 -4,021 未払金 2,154 2,705 551
受取手形及び売掛金 4,172 2,425 -1,746 未払法人税等 505 74 -430
未収入金 1,511 1,741 230 賞与引当金 587 - -587
貸倒引当金 -205 -470 -264 ポイント引当金 209 137 -71
その他 871 1,033 162 その他 993 702 -290
固定資産合計 5,977 5,369 -607 固定負債合計 259 185 -73
有形固定資産 844 908 64 負債合計 4,709 3,806 -902
無形固定資産 1,823 1,334 -488 純資産合計 19,270 13,925 -5,344
投資その他の資産 3,309 3,126 -183 自己資本 19,211 13,857 -5,354
資産合計 23,979 17,732 -6,247 負債純資産合計 23,979 17,732 -6,247
7
2021年3月期 通期業績予想
飲食店への送客強化に注力し、着実な売上回復を図る
今期をボトムとし、来期以降、大幅な利益改善を目指す
✓ 新型コロナウイルスの感染状況は、足元(9~10月)の状況が継続するとの前提のもと、
Go To Eatキャンペーンなどの喚起策の効果により外食需要の一定程度の回復を期待
✓ 需要回復に伴い、ストック型売上の緩やかな回復、ネット予約手数料売上の拡大を見込む
✓ 変動費率の高いサービスの売上伸長により利益は緩やかな改善となるが、次期以降、
収益性の高いサービスの売上拡大、本格的な固定費削減効果の創出により大幅な利益改善を目指す
2020.3期 2021.3期
(単位:百万円)
通期(実績) 第2四半累計(実績) 通期(予想)
売上高 30,927 5,824 17,800
営業利益 又は 営業損失 1,821 -4,939 -9,200
経常利益 又は 経常損失 1,894 -4,927 -9,200
親会社株主に帰属する当期純利益
949 -5,446 -9,500
又は 親会社株主に帰属する当期純損失
1株当たり当期純利益
20.26 -116.16 -202.54
又は 1株当たり当期純損失(EPS):円
8
2021年3月期 通期業績予想
■ 売上高予想
その他 飲食店販促サービス
ネット予約手数料売上 1 外食需要喚起策を追い風に、緩やかな回復
飲食店販促サービス Go To Eatキャンペーンを契機とした加盟店舗数の拡大
販促マインドの回復に伴う減解約の水準低下
(ネット予約を除く)
2 ネット予約手数料売上の大幅拡大
Go To Eatキャンペーン等の効果により、
下期のネット予約手数料売上は上期と比較し+27億円を見込む
(次期以降の見通し)
2
• 飲食店への多面的な支援を通じ、
加盟店舗数の維持・拡大、店舗当たり契約高の回復を図る
• 同時にUI・UXの改善を続け、ネット予約利用者の定着・拡大を図る
1
その他
• Go To Eatキャンペーン、ぐるなびFOODMALLの運営を受託
下期 上期 下期
下期 上期 下期
(実績) (実績) (予想) (次期以降の見通し)
2020年3月期 2021年3月期 今期低迷した企業・自治体等によるプロモーション案件の回復を見込む
2020年3月期 2021年3月期
9
2021年3月期 通期業績予想
■ 営業利益増減要因
(単位:億円)
① 変動費率の高いサービス ② 収益性の高いサービス ③ 一過性の要因 ④ その他
‐42.6
‐49.3
ネット予約 その他 飲食店販促サービス
(ネット予約を除く)
下 期 緩やかな利益改善にとどまる 次期以降 利益の大幅な改善を目指す
① 変動費率の高いサービス • ネット予約を中心に大幅な売上伸長 • 予約獲得コスト効率化しつつ売上拡大
② 収益性の高いサービス • 売上は緩やかな回復にとどまる • 本格的な売上回復・拡大へ
• 外食需要喚起に係る広告費を追加 • 一時費用は解消
③ 一過性の要因
• オフィス集約・削減を推進 → オフィス家賃の削減効果
④ その他 • 社内システムの刷新、導入 など • 業務効率化、生産性向上+更なる固定費削減策の推進
10
株主還元
外食産業の復興に向けた積極的な事業展開に備え内部留保を確保するため、
今期の配当は、誠に遺憾ながら中間・期末ともに無配とさせていただきます。
次ページ以降に記載の方針のもと、全社一丸となり事業に取り組むことで、
当社業績の回復・再成長へとつなげてまいります。
1株当たり配当金
(単位:円) 配当性向
中間 期末 通期
2021年3月期 0.00 0.00 0.00 -
2020年3月期(実績) 4.00 4.00 8.00 39.5%
役員報酬の一部自主返上について
厳しい事業環境に鑑み、以下のとおり役員報酬の一部を自主返上することといたしました。
取締役(社外役員を除く) 年間固定基本報酬の2割相当を返上
常勤監査役 年間固定基本報酬の1割相当を返上
11
業績の回復・再成長に向けて
■ 加盟飲食店の状況
加盟飲食店の売上動向(前年同月比較) *加盟飲食店へのWEB調査より
売上が減少した 4月 5月 6月 7月 8月 9月
店舗の割合 96.1% 98.0% 92.1% 92.0% 94.7% 92.6%
4月 5月 6月 7月 8月 9月
-40%
<売上の減少幅(推定平均)> -47.8%
-52.5% -54.0%
-56.6%
-60%
-68.1%
-72.5%
回復が停滞
-80%
国内の新型コロナウイルス感染者数推移(7日移動平均) *NHK 新型コロナウイルス特設サイトより
(人)
1,500
1,000
500
0
4/1 5/1 6/1 7/1 8/1 9/1
12
業績の回復・再成長に向けて
■ 当社の飲食店販促サービス売上の状況
飲食店販促サービス売上(月次)の推移
⚫ ストック型売上回復のシナリオ
ストック型売上 スポット型売上 飲食店の経営体力回復を最優先し、
拙速な増額提案ではなく着実な回復を図る
8~9月は回復が停滞したが、 飲食店の資金繰り悪化
10月に入り復調の兆し
飲食店の経営体力回復が最優先課題
休会対応を実施
集客(売上)の 業務効率向上
回復・拡大 コスト抑制
販促マインド向上
3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 ストック型売上の本格回復・再成長
(見込み)
13
業績の回復・再成長に向けて
■ 業績回復に向けた今後の取り組みの方向性 ※2021.3期 1Q決算説明会資料の再掲
新型コロナウイルス感染拡大が 当社の取り組みの方向性
外食市場に与える影響
✓ コロナ影響長期化、景気悪化 1 既存事業の回復
による外食支出減少
外食市場 消費者の需要を確実に掴み
✓ ライフスタイル変化に伴う
の縮小懸念 外食機会の減少 加盟飲食店へ送客
✓ 飲食店の淘汰・減少 ・・・
飲食店の
飲食店の課題変容に応じた
サービス開発・強化 販促支援企業から
経営サポート企業へ
✓ 業務効率化の必要性
飲食店の 多面的な飲食店支援の構築と
✓ 中食への参入増加 収益源の多様化
構造変化
✓ 商圏の変化 ・・・
2 新たな売上づくり
3 リモートワーク普及等を生かし生産性向上・固定費削減に取り組み、収益体質を強化 業績回復・再成長へ
14
業績の回復・再成長へ向けた取り組みの進捗
■ 送客の強化 ①
需要喚起の本格化に備え、送客効果を最大化するためのサイト改善を継続
2Qの取り組み
CVR CVR (スマホ版店舗ページ流入 → 予約)
⚫ スマートフォン版店舗ページの刷新
向上 *2018年9月第4週を100とする指数
・メニューなどユーザーの重視する情報への導線簡略化
Go To Eat 効果で
・回遊しやすさを高めるページ設計の見直し
さらに伸長
・情報の読みやすさを高めるデザイン変更
コロナ禍においても改善
⚫ 感染症対策情報の発信強化
・店舗ページへの「コロナ対策」実施状況表示を開始 138 142
・検索で「コロナ対策実施店舗」の絞り込みを可能に
2018年9月 2019年9月 2020年9月 2020年10月
継続的なUI・UX改善により、CVRは着実に向上 第4週 第4週 第4週 第1週
今後の取り組み
流入
「LINEで予約」との連携決定 当社加盟飲食店へのオンライン予約がLINEアプリ上で可能に
拡大
LINEアプリでの飲食店検索・予約機能にファーストパートナーとして加盟飲食店の席在庫情報を提供
15
業績の回復・再成長へ向けた取り組みの進捗
■ 送客の強化 ②
10月からの取り組み
需要
⚫ Go to Eatキャンペーンへオンライン飲食予約事業者として参画
喚起
⚫ 楽天ポイントをフックとした当社独自キャンペーンを開催
飲食店・ユーザー共にキャンペーンへの参加意欲は高く、10月以降、顧客基盤の拡大ペースが加速
総有料加盟店舗数の推移 楽天ID連携数の推移
59,173 347万人
51,640
49,469
50,744 294万人
266
254
218
164
127
91
55
3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 10/23
※10月は10/23時点の速報値 2019.3期 2020.3期 2021.3期
16
業績の回復・再成長へ向けた取り組みの進捗
■ 送客の強化 ③
顧客基盤の拡大と同時にサイト改善も奏功し、キャンペーン開始以降、ネット予約件数は大幅に拡大
ネット予約件数 推移 ネット予約件数 前年同月比
450
2019.3期 2020.3期 2021.3期 ※10月は10/23までの実績
400 (2018年4月=100)
266%
350
300
250
200
150
100
65%
51%
50
6%
0
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月
1Q 2Q 3Q 4Q
17
業績の回復・再成長へ向けた取り組みの進捗
■ 送客の強化 ④
キャンペーン効果で拡大した顧客基盤を維持・拡大し、本質的な業績回復・再成長へ
ユーザー 飲食店
キャンペーン効果 ✓ ぐるなび会員、楽天ID連携会員数の増加
✓ キャンペーン参加を契機とした加盟店の増加
✓ 外食において ネット予約する、
顧客基盤の拡大 ポイントを貯める・使う 行動様式の広がり
✓ ネット予約を活用する飲食店の増加
取り組むべき課題 楽天エコシステム(ポイント循環)における 多様な飲食店のニーズに即した
ぐるなび(飲食店利用)のプレゼンス向上 多面的な支援、柔軟な加盟プランの展開
顧客基盤の
維持・拡大
楽天をはじめとするパートナー企業等と共に施策を立案・推進
業績の
全ての楽天会員をぐるなびユーザーへ 加盟飲食店数の拡大・LTVの向上
回復・再成長
18
業績の回復・再成長へ向けた取り組みの進捗
■ 業務支援の拡充 ①
食材等の受発注支援への本格参入へ向け、顧客基盤の構築、ノウハウの蓄積を推進
コロナ影響を受ける生産者・卸と ✓ 7月のサービス開始から短期間で利用飲食店・事業者数が伸長
飲食店をつなぐECサイト
約6,500店舗
約680社(出品準備中を含む)
飲食店 +チェーン企業 数社 事業者 ※9月末時点
中期ビジョン
外食産業における受発注を含む業務のデジタルトランスフォーメーションを促進
食材等の発注
飲食店
アナログ受発注
DX 生産者・卸等 顧客基盤を活用
受発注業務の簡略化 仕入れ先・販路の多様化(拡大) データ活用(フードロス削減等) ・・ への寄与
19
業績の回復・再成長へ向けた取り組みの進捗
(参考)飲食店の食材発注手段と収益構造
飲食店の食材等発注手段(複数回答) 一般的な飲食店の収益構造
FAX 67%
利益
電話 57% (10%)
食材原価
受発注システム 38% (30%)
その他
取引先WEBページ
外食市場規模
31%
(2019年)
FAX FAX
27% 17.1兆円
(取引先指定用紙による) 販促費
(3%)
LINE 25% 家賃
人件費
電子メール 20%
(30%)
その他 11%
収益の大半を占める食材原価・人件費を
FAX、電話のアナログな手段が上位を占める
効率化し、利益率の向上に貢献
*加盟飲食店調査より 2020/9/17~10/9実施(n=554) *外食市場規模:(財) 食の安全安心財団「外食産業市場規模推移」より
(機内食等、宿泊施設、集団給食、バー・キャバレー・ナイトクラブを除く)
20
業績の回復・再成長に向けて
■ 目指す将来像 昨年発表した中期事業方針のとおり
飲食店の「販促支援企業」から「経営サポート企業」への進化
人材支援
飲食店
経営サポート企業
販促支援
店舗開発 業務改善
販促 支援 支援
支援
事業規模の大小に関わらず、多様な飲食店の経営を支える独自のサポートシステムにより、
日本最大級の飲食店ネットワークを構築
21
参考資料
22
有料加盟店舗数
2021年3月期 第2四半期 実績
総有料加盟(その他の有料加盟を含む) 49,469 店 (前年同期末比 ▲9,482店 ▲16.1%)
有料加盟 45,807 店 (前年同期末比 ▲10,403店 ▲18.5%)
(店)
65,000
60,000 有料加盟店舗数 その他の有料加盟店舗数
55,000
50,000
45,000
40,000
35,000
30,000
25,000
20,000
15,000
10,000
50,127
50,210
50,924
48,129
48,035
48,184
49,113
48,893
48,933
49,429
50,758
50,310
50,798
51,365
52,538
52,235
52,148
52,279
53,323
53,263
53,628
54,458
55,894
56,967
58,226
59,612
60,816
60,886
61,383
61,328
61,986
61,482
61,157
60,629
60,712
59,660
59,007
58,951
59,067
59,173
51,640
49,469
5,000
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
2011.3期 2012.3期 2013.3期 2014.3期 2015.3期 2016.3期 2017.3期 2018.3期 2019.3期 2021.3
2020.3期 2021.3期
※グラフ内の数値は総有料加盟店舗数
23
ユーザー数
■ 楽天ID連携会員数 : 294万人
(2020年9月末、2019年9月末は164万人)
■ ぐるなび会員数 : 1,935万人
(2020年10月1日時点、2019年10月は1,796万人)
■ 月間ユニークユーザー数 : 5,600万人
(2019年12月、2018年12月は6,100万人)
✓ 事業整理による関連サイトのクローズ・譲渡の影響を受け、前年比で減少
※ 月間ユニークユーザー : 月間で 「ぐるなび」 を見たブラウザー数 ※ ぐるなび会員数 : 「ぐるなび」 に登録しているユーザー数
24
四半期別データ(連結)
2018.3期 2019.3期 2020.3期 2021.3期
売上高 (単位:百万円)
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
ストック型サービス a 7,518 7,346 7,443 7,225 6,778 6,417 6,385 6,300 6,014 5,978 6,093 5,823 1,350 3,148
スポット型サービス b 604 710 1,198 861 751 691 1,166 999 967 1,021 1,511 995 125 412
c=
飲食店販促サービス 8,123 8,056 8,641 8,087 7,530 7,108 7,552 7,299 6,982 6,999 7,605 6,819 1,475 3,561
a+b
プロモーション d 152 195 266 403 144 174 322 314 118 179 200 293 133 317
e=
基盤事業計 8,276 8,252 8,908 8,490 7,674 7,282 7,874 7,614 7,100 7,178 7,805 7,113 1,608 3,879
c+d
関連事業 f 515 516 631 635 534 513 634 600 451 433 461 382 174 160
g=
合計 8,791 8,769 9,539 9,126 8,209 7,795 8,509 8,214 7,551 7,611 8,267 7,495 1,783 4,040
e+f
2018.3期 2019.3期 2020.3期 2021.3期
(単位:円/月)
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
ストック型サービスの
店舗当たり契約高(ARPU)
h *1 41,202 40,352 40,791 39,755 37,791 36,191 36,279 36,185 35,181 35,357 36,182 34,797 8,687 22,345
飲食店販促サービスの
店舗当たり契約高(ARPU)①
i *2 44,292 43,772 46,718 43,667 40,933 38,911 41,493 40,430 39,227 39,557 42,961 38,449 8,878 23,486
飲食店販促サービスの
店舗当たり契約高(ARPU)②
j *3 44,515 44,253 47,357 44,495 41,982 40,091 42,902 41,927 40,842 41,396 45,158 40,747 9,492 25,275
*1 )ストック型サービスの店舗当たり契約高 (ARPU) : ストック型サービス売上を、有料加盟店舗数(期首期末平均)で除して算出 h=2/3*a/(lt-1+lt)
*2 )飲食店販促サービスの店舗当たり契約高 (ARPU) ① : 飲食店販促サービス売上を、総有料加盟店舗数(期首期末平均)で除して算出 i=2/3*c/(kt-1+kt)
*3 )飲食店販促サービスの店舗当たり契約高 (ARPU) ② : 飲食店販促サービス売上を、有料加盟店舗数(期首期末平均)で除して算出 j=2/3*c/(lt-1+lt)
2018.3期 2019.3期 2020.3期 2021.3期
(単位:店)
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
k=
総有料加盟店舗数 61,383 61,328 61,986 61,482 61,157 60,629 60,712 59,660 59,007 58,951 59,067 59,173 51,640 49,469
l+m
有料加盟店舗数 l 60,770 60,606 61,045 60,123 59,452 58,747 58,608 57,465 56,509 56,210 56,067 55,505 48,144 45,807
その他の有料加盟店舗数*4 m 613 722 941 1,359 1,705 1,882 2,104 2,195 2,498 2,741 3,000 3,668 3,496 3,662
無料加盟店舗数 n 86,536 86,679 87,665 86,607 88,078 89,927 89,584 91,405 90,345 81,586 75,763 73,978 73,399 71,783
*4 )基本加盟契約を締結していない有料加盟店
25
ユーザー属性
年代別利用属性 性別利用属性
不明 10代以下
4.7% 0.4%
60代以上 20代
9.9% 12.5%
50代
30代 女性 男性
18.0%
26.1% 46.8% 53.2%
40代
28.5%
出典:ぐるなび会員情報 (2020年9月時点)
26
地域展開と加盟飲食店の属性
全国21箇所の営業所を拠点に事業を推進 エリア別 有料加盟店割合
四国 1.3%
中国 3.1% 沖縄 1.5%
東京本社 金沢営業所 北陸 3.0%
東北 2.9%
北海道営業所 大阪営業所 北海道 2.5%
仙台営業所 京都営業所 九州 5.4%
茨城営業所 神戸営業所
中部 9.2% 関東 49.7%
栃木営業所 岡山営業所
埼玉営業所 広島営業所 関西 21.4%
千葉営業所 愛媛営業所
横浜営業所 福岡営業所
静岡営業所 鹿児島営業所 業態別※ 有料加盟店割合
名古屋営業所 沖縄営業所 その他の料理 6.1%
カフェ・スイーツ 2.0%
新潟営業所 中華 3.6%
焼肉・ホルモン・鉄板焼き 9.6%
和食 26.2%
バー・バル・ダイニングバー 4.2%
洋食・西洋料理 2.8%
居酒屋 36.2%
イタリアン・フレンチ 9.3%
※2020年3月期より加盟店が登録する料理ジャンルに基づく区分に変更 (2020年9月時点)
27
年度別 売上高と原価・費用の推移
売上高 原価・費用
(百万円) (百万円)
40,000 40,000
2,381
35,000 2,298 35,000
1,007
2,214 1,018
989 2,638
2,761 3,374 2,282
30,000 2,529 956 1,729 30,000
2,786 750
792
1,847
924 3,609
2,323 1,698 4,496 10,142 10,645
8,832
25,000 1,298 921
25,000
8,626 10,136
1,772 1,670 1,529 8,683
1,062 7,817
1,076
1,138 6,114
20,000 20,000 2,773 2,697 2,400
5,191
5,096 2,363
2,458 3,287
2,718 3,037
4,575 4,549 4,403
30,951 2,272 3,989
15,000 29,534 15,000 2,150
28,883 4,185
27,277 3,482
25,881 4,485 4,191 2,240 2,103
25,109 4,242 2,658
23,909 4,003 2,331
22,490 2,169 1,315
21,091 20,431 1,565 1,766 2,042
10,000 10,000 1,904 1,366 1,976
1,471 1,879 1,173
1,415 1,106
1,252 1,116
1,133
5,000 5,000 9,510 9,833 10,086 9,916
8,313 8,867 8,906
7,438 7,190 7,833
0 0
'11.3期 '12.3期 '13.3期 '14.3期 '15.3期 '16.3期 '17.3期 '18.3期 '19.3期 '20.3期 '11.3期 '12.3期 '13.3期 '14.3期 '15.3期 '16.3期 '17.3期 '18.3期 '19.3期 '20.3期
ストック型サービス スポット型サービス プロモーション 関連事業 人件費 賃料 業務委託費 その他経費 広告宣伝・販促費 原価
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長期データ(連結)
(単位:百万円) 2011年3月期 2012年3月期 2013年3月期 2014年3月期 2015年3月期 2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
営業成績
売上高 25,238 24,302 27,265 30,518 32,636 34,617 36,979 36,226 32,728 30,927
営業利益 3,369 3,312 3,116 4,147 5,099 6,429 6,740 4,742 1,216 1,821
経常利益 3,406 3,375 3,153 4,167 5,127 6,492 6,813 4,809 1,289 1,894
当期純利益 1,813 1,909 1,959 2,420 3,279 4,367 4,799 3,192 581 949
資産・負債・純資産
総資産 19,653 16,951 19,103 22,071 23,665 27,322 23,917 25,457 23,797 23,979
現預金・有価証券 10,398 7,548 7,399 9,448 10,492 13,131 7,922 8,000 7,630 11,653
負債 8,519 4,381 5,005 5,926 6,201 7,026 5,878 6,270 5,093 4,709
純資産 11,133 12,569 14,098 16,145 17,464 20,296 18,038 19,186 18,704 19,270
自己資本 11,133 12,555 14,042 16,099 17,427 20,266 18,013 19,166 18,662 19,211
1株当たりデータ
※1
1株当たり当期純利益(EPS) 35.76 39.12 40.15 49.56 67.26 90.19 102.25 68.27 12.42 20.26
1株当たり配当金(円)※1 10 10 10 15 28 38 42 44 8 8
その他
営業利益率(%) 13.4 13.6 11.4 13.6 15.6 18.6 18.2 13.1 3.7 5.9
自己資本当期純利益率(ROE,%) 16.1 16.1 14.7 16.1 19.6 23.2 25.1 17.2 3.1 5.0
総資産当期純利益率(ROA,%) 10.4 10.4 10.9 11.8 14.3 17.1 18.7 12.9 2.4 4.0
配当性向(%) 28.0 25.6 24.9 30.3 41.6 42.1 41.1 64.5 64.4 39.5
自己資本比率(%) 56.7 74.1 73.5 72.9 73.6 74.2 75.3 75.3 78.4 80.1
自己株数(株) 15,854 1,585,400 1,585,400 1,503,649 266,059 216,459 1,924,559 1,892,159 1,839,162 1,806,562
有料加盟店舗数 48,129 48,893 50,310 52,235 53,263 56,967 60,886 60,123 57,465 55,505
※1:2011年4月1日を効力発生日として1株につき100株、2014年4月1日を効力発生日として1株につき2株の株式分割を実施しているため、2011年3月期の期首(2010年4月1日)に当該株式分割が行われたと仮定して算定した数値。
29
当社独自の事業基盤「人的サポート体制」
経営者と共に店舗の長期的な業容拡大を目指すパートナー
飲食店が抱える課題に対する解決策を 定期的に飲食店を訪問
アドバイスするコンサルタント的役割 加盟店をきめ細かくサポート
加盟店営業 巡回スタッフ
飲食店が困ったときにすぐに相談でき セミナーや動画配信を通じ
経営に役立つ情報提供も行う外食に特化したスキルを持つ 成功事例やノウハウを経営者に共有
コールセンター ぐるなび大学
30
事業環境
■ 飲食店舗数
2016年:約49万店 (ピーク時:1986年 約65万店)
昭和61年 事業所統計調査、平成28年経済センサス活動調査より
*管理、補助的経済活動を行う事業所及びバー・キャバレー・ナイトクラブを除く
■ 外食市場規模 ■ 飲食店におけるネット予約 市場規模
(兆円) (億円)
18 8,000
16 7,000
14 6,000
12
5,000
10
4,000
8
3,000
6
2,000
4
2 1,000
0 0
'89 '91 '93 '95 '97 '99 '01 '03 '05 '07 '09 '11 '13 '15 '17 '19 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年
(財) 食の安全安心財団「外食産業市場規模推移」より 経済産業省「令和元年度内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調
*機内食等、宿泊施設、集団給食、バー・キャバレー・ナイトクラブを除く 査事業(電子商取引に関する市場調査)」より
訪日外国人の増加、法人交際費の増加などにより8年連続増加 2019年は前年比14.3%の増加
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会社概要(2020年9月末)
社 名 株式会社ぐるなび (証券コード:2440)
設立年月日 1989年10月2日 (会社設立) 2000年2月29日 (株式会社ぐるなび発足)
本社所在地 東京都千代田区有楽町1-2-2 東宝日比谷ビル6F
資 本 金 2,334百万円 (発行済株式数 48,675,100株)
パソコン・スマートフォン等による飲食店等の情報提供サービス、飲食店等の経営に関わる各種業務支援サービスの提供
事業内容
その他関連する事業
取締役会長/ 滝 久雄、 代表取締役社長/ 杉原 章郎、
役 員 社外取締役/ 月原 紘一(独立社外取締役)、佐藤 英彦(独立社外取締役)、藤原 裕久(独立社外取締役)、武田 和徳、河野 奈保
執行役員8名、監査役4名 (内、社外3名)
楽天㈱ 15.0%、滝 久雄 12.7%、日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口) 4.0%、(公財)日本交通文化協会 4.0%、
小田急電鉄㈱ 2.4%、東京地下鉄㈱ 2.1%、㈱日本カストディ銀行(信託口) 2.0%、
大株主
みずほ信託銀行㈱ 退職給付信託 京浜急行電鉄口 再信託受託者 ㈱日本カストディ銀行1.9%、滝 裕子 1.8%、
上位10名
日本マスタートラスト信託銀行㈱(退職給付信託東急㈱口)1.5%
※ 持株比率は自己株式(1,757,262株)を控除して計算
総株主数 17,583名
総人員数 単体:1,622名 連結:1,852名 ※ 役員、アルバイトを含む総人員数
㈱ぐるなびプロモーションコミュニティ(100%)、ぐるなび上海社(100%)
連結子会社
㈱ぐるなび総研(100%)、㈱ぐるなびサポートアソシエ(100%)
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企業情報 IRに関するお問い合わせ
https://corporate.gnavi.co.jp/ https://ssl.gnavi.co.jp/company/contact/?page=ir
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Disclaimer 業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、
その達成を当社として 約束する主旨のものではありません。実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。