2438 M-アスカネット 2019-09-06 15:00:00
2020年4月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2020年4月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2019年9月6日
上 場 会 社 名 株式会社アスカネット 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 2438 URL https://www.asukanet.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長兼COO (氏名) 松尾 雄司
問合せ先責任者 (役職名) 専務取締役CFO (氏名) 功野 顕也 (TEL) 082-850-1200
四半期報告書提出予定日 2019年9月13日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年4月期第1四半期の業績(2019年5月1日~2019年7月31日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年4月期第1四半期 1,541 6.9 155 11.3 155 9.2 109 13.1
2019年4月期第1四半期 1,441 3.8 139 △1.1 142 △0.6 96 △1.8
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年4月期第1四半期 6.48 ―
2019年4月期第1四半期 5.74 5.73
(注) 2020年4月期第1四半期における潜在株式調整後1株当たり四半期純利益につきましては、潜在株式が存在してい
ないため記載しておりません。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年4月期第1四半期 6,211 5,352 86.2
2019年4月期 6,271 5,431 86.6
(参考) 自己資本 2020年4月期第1四半期 5,352百万円 2019年4月期 5,431百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年4月期 ― 0.00 ― 11.00 11.00
2020年4月期 ―
2020年4月期(予想) 0.00 ― 10.00 10.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2020年4月期の業績予想(2019年5月1日~2020年4月30日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 6,738 7.0 824 △5.1 829 △5.1 545 △9.0 32.36
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :有
(注)詳細は、添付資料6ページ「四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用」をご覧ください。
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年4月期1Q 17,464,000株 2019年4月期 17,464,000株
② 期末自己株式数 2020年4月期1Q 623,016株 2019年4月期 622,941株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年4月期1Q 16,841,018株 2019年4月期1Q 16,822,602株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、実際の数値は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績の前提と
なる条件及び業績予想の利用にあたっての注記事項等については、添付資料3ページ「業績予想などの将来予測情
報に関する説明」をご覧ください。
株式会社アスカネット(2438) 2020年4月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………3
2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………4
(1)四半期貸借対照表 ……………………………………………………………………………………4
(2)四半期損益計算書 ……………………………………………………………………………………5
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………6
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………6
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………6
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………………6
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………7
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株式会社アスカネット(2438) 2020年4月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期累計期間におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善等を背景に、緩やかな回復基調で推移し
ておりますが、国内では消費税増税を控えており、また海外では米中両国の貿易摩擦が世界経済に与える影響や日
韓関係の悪化など、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
このような環境の中、当社は、景気動向に左右されにくい葬祭市場に対し、遺影写真等画像映像のデジタル加工
や通信出力サービスを主に提供するメモリアルデザインサービス事業、1冊から本格的写真集という新しい写真の
アウトプット手法を提案するパーソナルパブリッシングサービス事業、空中結像という今までにないユニークな技
術で、新しい市場を創造し、夢の実現を目指すエアリアルイメージング事業、それぞれに位置づけや特色が異なる
三つの事業を展開してまいりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。各セグメントの業績数値にはセグメント間の内部売上を含んでおり
ます。
(メモリアルデザインサービス事業)
当事業におきましては、主力である遺影写真加工や動画等葬儀演出サービスは堅調に推移したものの、額やサ
プライ品売上が伸び悩み、また、前期好調だったエアリアルイメージング事業とのコラボ製品である「飛鳥焼香
台」売上の反動減もあり、売上は前年同四半期実績を下回る結果となりました。また、葬儀市場にITテクノロジ
ーを活用した「葬テック」としてリリースしております、スマートフォンから簡単に弔電などが注文できる
「tsunagoo」は葬儀業界に浸透しつつあります。
利益面につきましては、売上が微減となったことに加え、画像処理オペレーターの人件費が増加し、また人工
知能活用をテーマにした研究開発費も増加したため、セグメント利益は減少いたしました。
以上の結果、売上高は582,379千円(前年同四半期比97.8%)、セグメント利益は134,837千円(前年同四半期
比94.8%)となりました。
(パーソナルパブリッシングサービス事業)
当事業では、プロフェッショナル写真家向け市場は「アスカブック」、一般消費者向け市場は「マイブック」
ブランドで展開しております。また、スマートフォンで撮影された写真からフォトブックや写真プリントをOEM供
給しております。
プロフェッショナル写真家向け市場では、自社営業による契約獲得に加え、ASUKABOOKセミナーの実施や、デー
タ納品サービス「グランピック」のリリースなどの施策により、売上は順調に推移いたしました。また、「赤ち
ゃん等身大フォト」の浸透にむけてイベントへの参加などプロモーションを進めてまいりました。
一般消費者向け市場では、各種キャンペーンや効果的なネット広告の実施などにより、写真愛好家層やこだわ
り層を中心に受注獲得に努めてまいりました。競争環境が厳しい中、前期にリリースした写真集がまっ平らに開
くフルフラットタイプの製品が好調を持続し、一般消費者向け売上は想定を上回って推移しました。また、OEM供
給に関しましても、サービスの浸透が進み、売上は順調に増加いたしました。
2019年6月に生産能力拡大を目的として建設していた本社隣接の新工場(西館)が完成し、生産設備の稼働に
向け準備を進めております。
利益面につきましては、発送配達費の値上げや人件費の上昇などコスト増加要因があったものの、OEM部門を中
心とした売上増加による稼働率の上昇が寄与し、セグメント利益は順調に増加いたしました。
以上の結果、売上高は935,833千円(前年同四半期比114.4%)、セグメント利益は212,278千円(前年同四半期
比118.9%)となりました。
(エアリアルイメージング事業)
当事業は、空中結像技術を用いた新しい画像・映像表現により市場を創造することを目指し、2011年3月に開
始した事業であり、独自技術により空中結像を可能にする「ASKA3Dプレート」について、ガラス製、樹脂製それ
ぞれを開発、製造、販売しております。
ガラス製ASKA3Dプレートにつきましては、依然として十分なコストダウンは図れておりませんが、高品質な大
型プレートを供給しており、小ロットではありますが、サイネージ目的や開発目的での販売を行っております。
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株式会社アスカネット(2438) 2020年4月期 第1四半期決算短信
また、品質と量産性を備えた新しい製造技術開発にも取り組んでおります。
樹脂製ASKA3Dプレートにつきましては、本年5月に、月産3,000枚からスタートする第1段階の量産体制を確立
いたしました。今後も継続して品質の向上や生産コストの低減、歩留まりの向上に取り組みつつ、顧客ニーズに
対応した生産を進めてまいります。
営業面におきましては、樹脂製ASKA3Dプレートのサンプル販売とともに、現状の生産規模と価格感にフィット
した案件の受注に努めてまいりましたが、その実現に向けては課題を残す状況となりました。今後も引き続き、
適切な規模で国内外の展示会に出展することで空中結像の可能性を直接伝えるとともに、これまでの展示会など
を通じて確認できておりますASKA3Dプレートを活用した多様なニーズに基づき、量産受注実現に向けた課題解決
に取り組んでまいります。売上につきましては、廉価な樹脂製プレートの販売に注力し、単価の高いガラス製プ
レートの販売が減少したため、売上高は前年同四半期実績を下回る結果となりました。
損益面につきましては、広告宣伝費や研究開発費を抑制したため、セグメント損失は前年同四半期に比べ縮小
いたしました。
以上の結果、売上高は24,605千円(前年同四半期比70.9%)、セグメント損失は48,262千円(前年同四半期は
52,499千円の損失)となりました。
以上の結果、売上高は1,541,557千円(前年同四半期比106.9%)となり、利益面につきましては、主にパーソナ
ルパブリッシングサービス事業のセグメント利益が順調に伸長したため、経常利益は155,279千円(前年同四半期比
109.2%)、四半期純利益は109,118千円(前年同四半期比113.1%)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期会計期間末における資産は、前事業年度末に比べ60,003千円減少し、6,211,510千円となりました。
これは主に、新工場(西館)の建設などにより有形固定資産が288,931千円増加し、社債の購入などにより投資その
他の資産が199,357千円増加したものの、現金及び預金が518,933千円減少したことによるものであります。
(負債)
当第1四半期会計期間末における負債は、前事業年度末に比べ18,926千円増加し、859,406千円となりました。こ
れは主に、未払法人税等が133,400千円、賞与引当金が70,200千円減少したものの、未払金が232,056千円増加した
ことによるものであります。
(純資産)
当第1四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末に比べ78,930千円減少し、5,352,103千円となりまし
た。これは主に、四半期純利益を109,118千円計上した一方で、剰余金の配当による減少185,251千円によるもので
あります。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019年6月11日に発表いたしました2020年4月期業績予想につきましては、現時点において変更はありません。
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2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2019年4月30日) (2019年7月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,274,763 1,755,829
受取手形及び売掛金 827,239 798,875
商品及び製品 172,942 176,289
仕掛品 23,551 17,620
原材料及び貯蔵品 78,072 79,139
その他 36,842 25,651
貸倒引当金 △2,914 △3,893
流動資産合計 3,410,498 2,849,512
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 508,636 890,323
機械及び装置(純額) 409,561 530,307
土地 844,060 844,060
その他(純額) 399,350 185,848
有形固定資産合計 2,161,609 2,450,541
無形固定資産 202,370 215,062
投資その他の資産
投資有価証券 228,800 426,305
その他 268,235 270,087
投資その他の資産合計 497,035 696,393
固定資産合計 2,861,016 3,361,997
資産合計 6,271,514 6,211,510
負債の部
流動負債
買掛金 169,180 149,946
未払金 173,963 406,019
未払法人税等 187,900 54,500
賞与引当金 144,200 74,000
その他 155,905 166,084
流動負債合計 831,149 850,550
固定負債
退職給付引当金 6,009 6,009
その他 3,320 2,846
固定負債合計 9,330 8,855
負債合計 840,479 859,406
純資産の部
株主資本
資本金 490,300 490,300
資本剰余金 606,585 606,585
利益剰余金 4,608,076 4,531,943
自己株式 △268,850 △268,970
株主資本合計 5,436,110 5,359,857
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 △5,076 △7,753
評価・換算差額等合計 △5,076 △7,753
純資産合計 5,431,034 5,352,103
負債純資産合計 6,271,514 6,211,510
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(2)四半期損益計算書
第1四半期累計期間
(単位:千円)
前第1四半期累計期間 当第1四半期累計期間
(自 2018年5月1日 (自 2019年5月1日
至 2018年7月31日) 至 2019年7月31日)
売上高 1,441,602 1,541,557
売上原価 722,976 751,892
売上総利益 718,626 789,664
販売費及び一般管理費 578,631 633,825
営業利益 139,995 155,839
営業外収益
受取利息 88 229
受取配当金 510 500
受取手数料 190 88
為替差益 377 ―
保険金収入 832 ―
その他 144 102
営業外収益合計 2,144 919
営業外費用
為替差損 ― 1,406
その他 ― 73
営業外費用合計 ― 1,480
経常利益 142,139 155,279
特別損失
固定資産除却損 72 ―
特別損失合計 72 ―
税引前四半期純利益 142,066 155,279
法人税等 45,574 46,160
四半期純利益 96,492 109,118
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(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
当第1四半期会計期間を含む事業年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積
り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法を採用しております。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前第1四半期累計期間(自 2018年5月1日 至 2018年7月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期
メモリアル パーソナル 調整額 損益計算書
エアリアル (注)1 計上額
デザイン パブリッシ
イメージン 計 (注)2
サービス ングサービ
グ事業
事業 ス事業
売上高
外部顧客への売上高 595,285 817,835 28,481 1,441,602 ― 1,441,602
セグメント間の内部
― ― 6,240 6,240 △6,240 ―
売上高又は振替高
計 595,285 817,835 34,721 1,447,842 △6,240 1,441,602
セグメント利益
142,296 178,553 △52,499 268,350 △128,355 139,995
又は損失(△)
(注) 1 セグメント利益の調整額△128,355千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用(報告セグメント
に帰属しない販売費及び一般管理費)であります。
2 セグメント利益は、四半期損益計算書の営業利益と一致しております。
当第1四半期累計期間(自 2019年5月1日 至 2019年7月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期
メモリアル パーソナル 調整額 損益計算書
エアリアル (注)1 計上額
デザイン パブリッシ
イメージン 計 (注)2
サービス ングサービ
グ事業
事業 ス事業
売上高
外部顧客への売上高 582,379 935,833 23,345 1,541,557 ― 1,541,557
セグメント間の内部
― ― 1,260 1,260 △1,260 ―
売上高又は振替高
計 582,379 935,833 24,605 1,542,817 △1,260 1,541,557
セグメント利益
134,837 212,278 △48,262 298,854 △143,014 155,839
又は損失(△)
(注) 1 セグメント利益の調整額△143,014千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用(報告セグメント
に帰属しない販売費及び一般管理費)であります。
2 セグメント利益は、四半期損益計算書の営業利益と一致しております。
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