2438 M-アスカネット 2020-12-08 15:00:00
通期業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                          2020 年 12 月8日
各   位
                                        広島市安佐南区祇園3丁目 28 番 14 号
                                        株 式 会 社 ア ス カ ネ ッ ト
                                        代 表 取 締 役 社 長    松 尾 雄 司
                                            (コード番号:2438 東証マザーズ)
                                        問 合せ先:専務取締役CFO 功野 顕也
                                        電話番号: 082(850)1200




              通期業績予想の修正に関するお知らせ


 最近の業績動向を踏まえ、2020 年6月9日に公表いたしました 2021 年4月期(2020 年5月1日~2021
年4月 30 日)の通期業績予想を下記のとおり修正いたしましたのでお知らせいたします。


                                  記


1.通期業績予想の修正(2020 年5月1日~2021 年4月 30 日)
                                                        (単位:百万円)
                                                            1 株 当 た り
                  売   上      高 営 業 利 益 経 常 利 益      当期純利益
                                                            当期純利益 (円)
前回発表予想(A)                 6,368     436       471       325      19.36
今回修正予想(B)                 5,775     200       250       164       9.76
増 減 額 ( B - A )           △593     △236      △221      △161
増 減 率 ( % )               △9.3    △54.1     △46.9     △49.5
(ご参考)前期実績
                          6,575       709     710         501     29.79
(2020 年4月期)


2.修正の理由
    新型コロナウイルス感染拡大が 2021 年4月期の業績予想に与える影響として、当初計画では、パ
 ーソナルパブリッシングサービス事業におきましては、プロフェッショナル写真市場向けの主力であ
 るウェディング用写真集の受注は第2四半期までは苦戦するものの第 3 四半期からは戻り始める前提
 としており、また、コンシューマ向け市場においても第3四半期からは旅行等の自粛からの回復によ
 り底堅い需要が戻ることを前提としておりました。メモリアルデザインサービス事業におきましては、
 第2四半期から超小型化している葬儀形態が、徐々に通常化していくことを前提としておりました。
    しかしながら、現状では新型コロナウイルス感染拡大は、第3波の広がりが懸念されているなど、
 上記の前提条件とは大きく異なる様相を呈しており、このような現実を鑑み、パーソナルパブリッシ
 ングサービス事業では第4四半期後半から段階的に通常の状態に戻り始めるとの前提に、メモリアル
 デザインサービス事業では第3四半期から段階的に通常の状態に戻り始めるとの前提にそれぞれ改
 め、第3四半期以降の業績予想を見直しいたしました。
パーソナルパブリッシングサービス事業におきましては、このような環境下でも手堅い需要が見込
まれる子ども写真などの写真スタジオ向け製品の拡販に注力し一定の成果を出しているものの、主力
のウェディング向け製品の落ち込みが大きく、売上、利益とも当初の計画を大きく下回る見込みとな
りました。コンシューマ向けにおきましても、旅行やイベントなどの自粛に伴う撮影機会減少の継続
は写真集発注へネガティブな影響となり、当初計画より下回る見込みとなりました。
また、メモリアルデザインサービス事業におきましても、地域によっては通常化の兆しがみえてい
るものの、葬儀の小型化は継続しており、特に動画などの葬儀演出サービスの受注環境は厳しくなっ
ているため、当初計画を下回る見込みとなりました。
損益面につきましては、広告宣伝費や研究開発費など各種経費の抑制を進めておりますものの、当
社のビジネスモデルが、パーソナルパブリッシングサービス事業、メモリアルデザインサービス事業
とも、自社社員、自社設備による内製を前提としており、限界利益が高い反面、固定費の負担が大き
く、売上減少に伴い利益の落ち込みが大きくなる構造となっており、利益も当初計画を大きく下回る
見込みとなりました。


 ※上記予想は、本資料公表日現在において当社が入手している情報および合理的であると判断する
  一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があります。


                                         以   上