2438 M-アスカネット 2020-09-07 15:00:00
2021年4月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2021年4月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2020年9月7日
上 場 会 社 名 株式会社アスカネット 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 2438 URL https://www.asukanet.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 松尾 雄司
問合せ先責任者 (役職名) 専務取締役CFO (氏名) 功野 顕也 (TEL) 082-850-1200
四半期報告書提出予定日 2020年9月14日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年4月期第1四半期の業績(2020年5月1日~2020年7月31日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年4月期第1四半期 1,259 △18.3 △40 ― 0 △99.6 △1 ―
2020年4月期第1四半期 1,541 6.9 155 11.3 155 9.2 109 13.1
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年4月期第1四半期 △0.08 ―
2020年4月期第1四半期 6.48 ―
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年4月期第1四半期 6,341 5,583 88.0
2020年4月期 6,607 5,750 87.0
(参考) 自己資本 2021年4月期第1四半期 5,583百万円 2020年4月期 5,750百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年4月期 ― 0.00 ― 10.00 10.00
2021年4月期 ―
2021年4月期(予想) 0.00 ― 7.00 7.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年4月期の業績予想(2020年5月1日~2021年4月30日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 6,368 △3.2 436 △38.5 471 △33.7 325 △35.2 19.36
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :有
(注)詳細は、添付資料6ページ「四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用」をご覧ください。
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年4月期1Q 17,464,000株 2020年4月期 17,464,000株
② 期末自己株式数 2021年4月期1Q 623,057株 2020年4月期 623,057株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年4月期1Q 16,840,943株 2020年4月期1Q 16,841,018株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、実際の数値は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績の前提と
なる条件及び業績予想の利用にあたっての注記事項等については、添付資料3ページ「業績予想などの将来予測情
報に関する説明」をご覧ください。
株式会社アスカネット(2438) 2021年4月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………3
2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………4
(1)四半期貸借対照表 ……………………………………………………………………………………4
(2)四半期損益計算書 ……………………………………………………………………………………5
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………6
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………6
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………6
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………………6
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………6
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………7
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株式会社アスカネット(2438) 2021年4月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、経済活動が停滞し、
個人消費は大幅に落ち込みました。また、世界経済も新型コロナウイルス感染症拡大の影響を大きく受け、米中貿
易摩擦問題も加わり、先行きは極めて不透明な状況が続いております。
このような環境の中、当社は、景気動向に左右されにくい葬祭市場に対し、遺影写真等画像映像のデジタル加工
や通信出力サービスを主に提供するメモリアルデザインサービス事業、1冊から本格的写真集という新しい写真の
アウトプット手法を提案するパーソナルパブリッシングサービス事業、空中結像という今までにないユニークな技
術で、新しい市場を創造し、夢の実現を目指すエアリアルイメージング事業、それぞれに位置づけや特色が異なる
三つの事業を展開してまいりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。各セグメントの業績数値にはセグメント間の内部売上を含んでおり
ます。
(メモリアルデザインサービス事業)
当事業におきましては、新型コロナウイルス感染拡大により葬儀の小型化が進み、主力である遺影写真加工や
動画等葬儀演出サービスが伸び悩み、それに連動して額やサプライ品売上も苦戦しました。その結果、売上は前
年同四半期実績を下回りました。取組みとしましては、葬儀市場にITテクノロジーを活用した「葬テック」とし
てリリースしております「tsunagoo」にWebでの香典受付サービスの開発を行い、リリースの準備を進めてまいり
ました。
利益面につきましては、広告宣伝費や研究開発費などを抑制したものの、売上が減少したことに加え、画像処
理オペレーターの人件費が増加したため、セグメント利益は減少いたしました。
以上の結果、売上高は547,693千円(前年同四半期比94.0%)、セグメント利益は102,446千円(前年同四半期
比76.0%)となりました。
(パーソナルパブリッシングサービス事業)
当事業では、プロフェッショナル写真家向け市場は「アスカブック」、一般消費者向け市場は「マイブック」
ブランドで展開しております。また、スマートフォンで撮影された写真からフォトブックや写真プリントをOEM供
給しております。
プロフェッショナル写真家向け市場では、フォトスタジオ向け製品は堅調に推移したものの、主力であるウェ
ディング向け写真集が、新型コロナウイルス感染拡大による結婚式延期の影響を強く受け、苦戦いたしました。
取組みとしましては、データ納品システム「グランピック」に写真データ販売機能を追加しました。
一般消費者向け市場でも、在宅時間を使っての写真整理・写真集発注の促進が一定の効果を得たものの、新型
コロナウイルス感染拡大による旅行やイベントの自粛などの影響を受け、また、OEM供給に関しましても、同様の
傾向が見られました。その結果、売上は前年同四半期実績を下回りました。
利益面につきましては、広告宣伝費や旅費交通費などの費用を抑制し、また、生産現場の人員調整などを行い
ましたが、売上減に伴う生産稼働率低下の影響が大きく、セグメント利益は大幅に減少いたしました。
以上の結果、売上高は684,302千円(前年同四半期比73.1%)、セグメント利益は49,276千円(前年同四半期比
23.2%)となりました。
(エアリアルイメージング事業)
当事業は、空中結像技術を用いた新しい画像・映像表現により市場を創造することを目指し、2011年3月に開
始した事業であり、独自技術により空中結像を可能にする「ASKA3Dプレート」について、ガラス製、樹脂製それ
ぞれを開発、製造、販売しております。
ガラス製ASKA3Dプレートにつきましては、現在の供給量は十分ではありませんが、サイネージ目的や開発目的
での販売を進めてまいりました。2020年6月にガラス製ASKA3Dプレートの量産技術の内製化を目的として、技術
開発センターを設立し、生産設備の据付、調整などを進め、試作を開始する準備を整えました。
樹脂製ASKA3Dプレートにつきましては、製品組込用途での活用を目的としており、新型コロナウイルス感染拡
大の環境のもと、空中結像による非接触操作が注目されており、多くの問い合わせを受け、サンプル販売を進め
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株式会社アスカネット(2438) 2021年4月期 第1四半期決算短信
てまいりました。具体的な用途での実証実験も進められており、引き続き、中ロット規模の量産案件の受注に努
めてまいります。
売上につきましては、ガラス製プレートの販売は減少したものの、樹脂製プレートの販売が増加したため、売
上高は前年同四半期実績を上回る結果となりました。
損益面につきましては、技術開発センターの設立に伴い、研究開発費が増加したため、セグメント損失は前年
同四半期実績に比べ拡大いたしました。
以上の結果、売上高は28,032千円(前年同四半期比113.9%)、セグメント損失は52,602千円(前年同四半期は
48,262千円の損失)となりました。
以上の結果、売上高は1,259,398千円(前年同四半期比81.7%)となり、利益面につきましては、パーソナルパブ
リッシングサービス事業のセグメント利益が大幅に減少したこと、エアリアルイメージング事業において技術開発
センターを設立したことを主要因として、経常利益は549千円(前年同四半期比0.4%)、四半期純損失は1,376千円
(前年同四半期は109,118千円の利益)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期会計期間末における資産は、前事業年度末に比べ265,791千円減少し、6,341,897千円となりまし
た。これは主に、現金及び預金が207,614千円、受取手形及び売掛金が148,625千円減少したことによるものであり
ます。
当第1四半期会計期間末における負債は、前事業年度末に比べ98,468千円減少し、758,834千円となりました。こ
れは主に、未払法人税等が78,200千円、賞与引当金が67,400千円減少したことによるものであります。
当第1四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末に比べ167,322千円減少し、5,583,062千円となりまし
た。これは主に、剰余金の配当による減少168,409千円によるものであります。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年6月9日に発表いたしました2021年4月期業績予想につきましては、現時点において変更はありません。
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2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2020年4月30日) (2020年7月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,960,817 1,753,202
受取手形及び売掛金 798,034 649,408
商品及び製品 190,796 165,389
仕掛品 49,083 90,308
原材料及び貯蔵品 98,238 97,306
その他 29,155 143,279
貸倒引当金 △4,351 △4,764
流動資産合計 3,121,774 2,894,132
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 905,868 934,540
機械及び装置(純額) 448,625 493,393
土地 844,060 844,060
その他(純額) 236,969 185,438
有形固定資産合計 2,435,524 2,457,432
無形固定資産 221,573 231,615
投資その他の資産
投資有価証券 523,634 527,177
その他 305,182 231,539
投資その他の資産合計 828,816 758,716
固定資産合計 3,485,914 3,447,764
資産合計 6,607,688 6,341,897
負債の部
流動負債
買掛金 167,630 117,256
未払金 162,859 323,795
未払法人税等 87,100 8,900
賞与引当金 150,900 83,500
役員退職慰労引当金 100,000 ―
その他 181,380 218,423
流動負債合計 849,870 751,875
固定負債
退職給付引当金 6,009 6,009
その他 1,423 948
固定負債合計 7,432 6,958
負債合計 857,303 758,834
純資産の部
株主資本
資本金 490,300 490,300
資本剰余金 606,585 606,585
利益剰余金 4,924,463 4,754,676
自己株式 △269,031 △269,031
株主資本合計 5,752,316 5,582,529
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 △1,930 532
評価・換算差額等合計 △1,930 532
純資産合計 5,750,385 5,583,062
負債純資産合計 6,607,688 6,341,897
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(2)四半期損益計算書
第1四半期累計期間
(単位:千円)
前第1四半期累計期間 当第1四半期累計期間
(自 2019年5月1日 (自 2020年5月1日
至 2019年7月31日) 至 2020年7月31日)
売上高 1,541,557 1,259,398
売上原価 751,892 708,912
売上総利益 789,664 550,486
販売費及び一般管理費 633,825 590,489
営業利益又は営業損失(△) 155,839 △40,003
営業外収益
受取利息 229 309
受取配当金 500 675
受取手数料 88 69
保険解約返戻金 ― 32,600
その他 102 7,635
営業外収益合計 919 41,289
営業外費用
為替差損 1,406 736
その他 73 ―
営業外費用合計 1,480 736
経常利益 155,279 549
特別利益
固定資産売却益 ― 329
特別利益合計 ― 329
税引前四半期純利益 155,279 879
法人税等 46,160 2,256
四半期純利益又は四半期純損失(△) 109,118 △1,376
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株式会社アスカネット(2438) 2021年4月期 第1四半期決算短信
(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
当第1四半期会計期間を含む事業年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積
り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法を採用しております。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り)
新型コロナウイルス感染症の拡大は、葬儀の小型化やウエディング用写真集の受注減少など、当社の業績に影響
を及ぼしております。なお、当社では、主力のメモリアルデザイン事業及びパーソナルパブリッシング事業におい
て、当下期から通常の状態に戻り始めると仮定しております。当該仮定を会計上の見積りに反映しておりますが、
前事業年度末から見積りの判断に変更はありません。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前第1四半期累計期間(自 2019年5月1日 至 2019年7月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期
メモリアル パーソナル 調整額 損益計算書
エアリアル (注)1 計上額
デザイン パブリッシ
イメージン 計 (注)2
サービス ングサービ
グ事業
事業 ス事業
売上高
外部顧客への売上高 582,379 935,833 23,345 1,541,557 ― 1,541,557
セグメント間の内部
― ― 1,260 1,260 △1,260 ―
売上高又は振替高
計 582,379 935,833 24,605 1,542,817 △1,260 1,541,557
セグメント利益
134,837 212,278 △48,262 298,854 △143,014 155,839
又は損失(△)
(注) 1 セグメント利益の調整額△143,014千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用(報告セグメント
に帰属しない販売費及び一般管理費)であります。
2 セグメント利益は、四半期損益計算書の営業利益と一致しております。
当第1四半期累計期間(自 2020年5月1日 至 2020年7月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期
メモリアル パーソナル 調整額 損益計算書
エアリアル (注)1 計上額
デザイン パブリッシ
イメージン 計 (注)2
サービス ングサービ
グ事業
事業 ス事業
売上高
外部顧客への売上高 547,693 684,302 27,402 1,259,398 ― 1,259,398
セグメント間の内部
― ― 630 630 △630 ―
売上高又は振替高
計 547,693 684,302 28,032 1,260,028 △630 1,259,398
セグメント利益
102,446 49,276 △52,602 99,120 △139,124 △40,003
又は損失(△)
(注) 1 セグメント利益の調整額△139,124千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用(報告セグメント
に帰属しない販売費及び一般管理費)であります。
2 セグメント損失は、四半期損益計算書の営業損失と一致しております。
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