2438 M-アスカネット 2020-06-09 15:00:00
2020年4月期 決算説明資料 [pdf]
[2020年6⽉]
証券コード 2438
株式会社アスカネット 2020年4⽉期 決算説明資料
パーソナル
1
2020年4⽉期
決算の概要 2
メモリアルデザイン
サービス事業 3 パブリッシング
サービス事業
4
エアリアル
イメージング事業 5
2021年4⽉期
⽅針と⾒通し 6 中期展望
CONTENTS
1 2020年4⽉期 決算の概要 4.エアリアルイメージング事業
1-1.決算概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・04 4-1.エアリアルイメージング事業の概要と⽅針・・・・24
1-2.損益状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・05 4-2.当期の取組状況と今後の⽅針・・・・・・・・・・25
1-3.費⽤状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・06 4-3.樹脂製及びガラス製ASKA3Dプレートについて・・26
1-4.セグメント別損益状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・07
1-5.財務状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・08 5. 2021年4⽉期 ⽅針と⾒通し
1-6.キャッシュ・フローの状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・09 5-1. 業績⾒通しのポイント ・・・・・・・・・・・・28
1-7.全社的トピックス ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 5-2. 業績⾒通し(前年⽐較) ・・・・・・・・・・・29
5-3. 2021年4⽉期 各事業の取組み ・・・・・・・・・30
2.メモリアルデザインサービス事業 5-4. 設備投資/研究開発等計画 ・・・・・・・・・・・31
2-1.メモリアルデザインサービス事業ビジネスモデル ・・・・・・・・・12
2-2.事業概況・売上の推移 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13 6.中期展望
2-3.重要指標の推移 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14 6-1. 中期⽅針・・・・・・・・・・・・・・・・・・・33
2-4.市場環境 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15
3.パーソナルパブリッシングサービス事業
3-1.パーソナルパブリッシングサービス事業ビジネスモデル ・・・・・・17
3-2.市場別売上の推移 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
3-3.重要指標の推移 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19
3-4.パーソナルパブリッシングサービス事業のサービスラインナップ ・・20
3-5.当期の取り組み状況 〜営業⾯について・・・・・・・・・・・・・・21
3-6.当期の取り組み状況 〜開発⾯・⽣産⾯について・・・・・・・・・・22
2020 Asukanet Co.,Ltd. All rights reserved. 01
パーソナル
1
2020年4⽉期
決算の概要 2
メモリアルデザイン
サービス事業 3 パブリッシング
サービス事業
4
エアリアル
イメージング事業 5
2021年4⽉期
⽅針と⾒通し 6 中期展望
〈 はじめに 〉決算説明資料 全体のポイント
2020年4⽉期決算について
売上については、メモリアルデザインサービス(MDS)事業は、暖冬の影響や新型コロナの影響で葬儀が⼩規模化し
たことで写真や葬儀演出サービスが伸び悩み、前年並みにとどまった。パーソナルパブリッシングサービス(PPS)事
業は、OEMを中⼼に順調に伸⻑したが、新型コロナウイルスの影響を受け、計画を若⼲下回った。エアリアルイメー
ジング(AI)事業は、単価の低い樹脂製プレートのサンプル出荷および⼩ロット案件が中⼼となったため、計画を下
回ってしまった。
利益については、第4四半期に⼊って新型コロナの影響を受けたことに加えて、役員退職慰労引当⾦繰⼊額を販売費及
び⼀般管理費に計上したため、前年実績、計画とも下回った。
5⽉22⽇に売上、利益とも下⽅修正を⾏った。
配当については、期初予定を変更せず、1株当たり配当⾦10.00円として株主総会に上程することとした。
2021年4⽉期計画について
新型コロナウイルスの影響に⼀定の前提条件を置いて、業績予想を出した。(前提条件はP.28を参照ください)
MDS事業,PPS事業とも上半期はコロナウイルスの影響による売上減を⾒込んでおり、利益⾯は、売上減に加え、売上
伸⻑を前提とした新卒採⽤による⼈件費増や稼働率低下が想定され、減益計画を余儀なくされている。AI事業は、中
ロット案件の獲得を⾒込み、売上は増加計画だが、技術開発センター開設などの先⾏投資により減益を計画している。
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メモリアルデザイン
サービス事業 3
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サービス事業
1.2020年4⽉期 決算の概要
Balancing of accounts summary
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⽅針と⾒通し 6 中期展望
サービス事業
1-1.決算概要
安定成⻑型ビジネスモデル ニッチストック型ビジネスモデル
パーソナルパブリッシング メモリアルデザイン
サービス事業
38.9%
サービス事業
59.5%
2020年4⽉期売上実績 市場創造ビジネス
エアリアルイメージング事業
「⼀冊からの本格的写真集」をイ
ンターネットから受注し製作する
サービス。従来の写真プリントを
1.6%
空中結像技術による、新しい映
葬儀社や写真館との間にネット
ワークを構築し、葬儀に使⽤す
る遺影写真の合成・加⼯などを
印刷・写真集に置き換える新しい 像画像の表現⽅法を提唱。市場 ⾏い、配信するサービス。
写真⽂化を提唱。 創造を⽬指し、2011年3⽉より 約2,560ヵ所の葬儀社などB to
約4,590社の写真館向けなどB to 開始。樹脂製サンプルを供給し Bを主体に年間約35万枚の写真
Bやコンシューマーに年間約45万 つつ、量産案件の受注に努める。 画像を提供
冊(OEM除く)を提供
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サービス事業 3
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サービス事業
1-2.損益状況
単位︓百万円
2019年4⽉期 2020年4⽉期 増減額 増減⽐%
実績 % 実績 % 計画 % 対計画⽐ 対前期⽐ 対前期⽐
売上⾼ 6,295 100.0 6,575 100.0 6,738 100.0 △162 +279 +4.4
(メモリアルデザインサービス事業) 2,538 40.3 2,557 38.9 2,622 38.9 △64 +18 +0.7
(パーソナルパブリッシングサービス事業) 3,619 57.5 3,910 59.5 3,916 58.1 △5 +290 +8.0
(エアリアルイメージング事業) 146 2.2 110 1.6 200 3.0 △89 △35 △24.5
(セグメント間売上) △9 0.0 △2 0.0 - - - +6 -
売上原価 3,059 48.6 3,233 49.2 - - - +174 +5.4
売上総利益 3,236 51.4 3,342 50.8 - - - +105 +3.2
販売費及び⼀般管理費 2,367 37.6 2,633 40.0 - - - +265 +10.1
営業利益 868 13.8 709 10.8 824 12.2 △114 △159 △18.4
経常利益 873 13.9 710 10.8 829 12.3 △118 △162 △18.6
当期純利益 598 9.5 501 7.6 545 8.1 △43 △97 △16.2
売上⾼は、パーソナルパブリッシングサービス事業はほぼ計画通りだったが、他2事業は計画を下回った。
利益は、設備投資や⼈員増強によりパーソナルパブリッシングサービス事業の稼働率が落ち着いた(前期の繁忙期は超稼働状況だった)こと、
役員退職慰労引当⾦の繰り⼊れや送料値上げなどで販売費及び⼀般管理費が増加したため、前年実績を下回り、計画も達成できなかった。
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メモリアルデザイン
サービス事業 3
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エアリアル
イメージング事業 5
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⽅針と⾒通し 6 中期展望
サービス事業
1-3. 費⽤状況
単位︓%
2019年 2020年
増 減 主な増減要因
4⽉期 4⽉期
メモリアルデザインサービス事業で画像処理オペレータの⼈
売上総利益率 件費率上昇により粗利率が低下し、パーソナルパブリッシン
51.4 50.8 △0.6
グサービス事業では設備投資や⼈員増強による稼働率正常化
で粗利率が下落した。
単位︓百万円
販売費及び⼀般管理費 2019年 2020年
増 減
4⽉期 4⽉期
新型コ ロナウイルスの影響で展⽰会が中⽌になり、広
広告費・販促費・販売⼿数料 224 199 △25
告宣伝 費が減少した。
各事業部での⼈員増強および役員退職慰労引当⾦繰⼊に
⼈件費 952 1,094 +142 よる。
減価償却費・⽀払家賃 182 199 +16 ―
発送配達費 276 362 +85 OEM部⾨の発送個数の増加および送料の値上げによる。
エアリアルイメージング事業において、ガラス製
研究開発費 156 185 +29 プレート試作費や特許関連費⽤が増加。
その他 574 591 +16 固定資産税の増加など。
合計 2,367 2,633 +265
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メモリアルデザイン
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サービス事業
1-4.セグメント別損益状況
単位︓百万円
2019年4⽉期 2020年4⽉期
売上 セグメント利益 売上 売上増減 セグメント利益 セグメント利益増減
メモリアルデザインサービス事業 2,538 716 2,557 +18 660 △56
パーソナルパブリッシングサービス事業 3,619 916 3,910 +290 924 +7
エアリアルイメージング事業 146 △241 110 △35 △236 +5
メモリアルデザインサービス事業は、暖冬の影響で冬場の加⼯件数が伸びなかったことに加え、第4四半期後半以降は
新型コロナウイルスの影響で葬儀が⼩型化し、特に映像関連サービスが苦戦した。また、テレワーク体制の急拡⼤によ
り⼀時的な費⽤の発⽣と効率の低下が発⽣してしまった。
パーソナルパブリッシングサービス事業は、OEMを中⼼に売上は伸⻑。利益⾯は、設備投資や⼈員増強により、フル稼
働状態だった前期に⽐べると稼働は落ち着き、利益率が低下した。第4四半期後半は婚礼延期の影響も受けた。
エアリアルイメージング事業は、サンプル販売や⼩ロット販売が中⼼で、量産案件の出荷に⾄らなかったため、売上は
減少した。ガラス製プレートの試作や特許関連費⽤の増加、技術開発機能強化のための準備費⽤などのコストが発⽣し
た。
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サービス事業 3
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サービス事業
1-5. 財務状況
単位︓百万円
資産の部 2019年 2020年
増 減
4⽉期 4⽉期
建物建設資⾦やスタートアップ投資に⼿元資⾦を活⽤し
流動資産 3,410 3,121 △288
た。また、安全性の⾼い社債の取得にも回した。
固定資産 2,861 3,485 +624 建物建設、投資有価証券の増加による。
資産合計 6,271 6,607 +336
負債・純資産の部 2019年 2020年
増 減
4⽉期 4⽉期
未払法⼈税等が減少するも、役員退職慰労引当⾦を計上
流動負債 831 849 +18
した。
固定負債 9 7 △1 ー
負債合計 840 857 +16 ー
純資産合計 5,431 5,750 +319 順調な利益計上により利益剰余⾦が増加した。
負債・純資産合計 6,271 6,607 +336 ー
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サービス事業
1-6.キャッシュ・フローの状況
単位︓百万円
2019年 2020年
増 減 主な増減要因
4⽉期 4⽉期
営業活動による
キャッシュ・フロー
919 849 △70 当期純利益の減少が主要因。
投資活動による
キャッシュ・フロー
△795 △774 +21 本社隣の新社屋建設、投資有価証券の取得などにより、前期
に続き積極的な投資。
財務活動による
キャッシュ・フロー
△161 △187 △25 配当額の増加。(1株あたり10円→11円)
現⾦及び現⾦同等物の
期末残⾼ 1,669 1,555 △113 ー
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サービス事業
1-7.全社的トピックス
本年7⽉の株主総会をもって代表取締役会⻑の福⽥が取締役を退任し、10⽉末に
は会⻑職も退任予定。
経営体制の変更
あわせて、社外取締役の交代および新任取締役2名とともに、新しい経営体制が
スタートする予定。
葬儀の⼩規模化、婚礼の延期、旅⾏の⾃粛など事業へネガティブな影響。また、
新型コロナウィルス 各事業とも、新規営業が進めにくい状況。
感染拡⼤の影響 ⼀⽅、⾮接触操作への関⼼が⾼まり、エアリアルイメージング事業への注⽬も⾼
まっている。
AWL株式会社と 本年2⽉にAI カメラソリューションの開発スタートアップのAWL社に104百万円
業務資本提携 を出資。当社の顧客市場に対応した AI カメラソリューションを拡販していく⽅針。
⾼まるニーズに対応する製造体制を確⽴するには量産技術の内製化が不可⽋と判
エアリアルイメージング事業 断。
での技術開発センター 主にガラス製プレートをターゲットに、製造ノウハウを有する⼈材を採⽤すると
設⽴準備 ともに技術開発センター設⽴の準備を進め、スピード感を持って、より優れた量
産技術、量産体制の構築を進めていく。
配当/ 当期 10.00円、来期予定 7.00円
株主還元について
配当⽅針/ 配当性向30%以上を⽬安
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2.メモリアルデザインサービス事業
Memorial Design Service
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サービス事業
2-1. メモリアルデザインサービス事業ビジネスモデル
全国の葬儀社をネットワークで繋ぎデジタル加⼯処理を⾏っている
操作不要のフルリモートコントロール⽅法
専⾨オペレーターに
よる写真加⼯技術
1 お客様は原稿台に写真をセットするだけ
全国14カ所の⾃社
強み サポート体制
動画サービスなど各
種演出ツールの提供
加⼯オペレーション収⼊︓
1枚加⼯する毎に技術料を徴収
オペレーターがリモート操作で サプライ品売上︓
2 スキャンニング 収益 インク、⽤紙、額などを販売
構造
画像の加⼯後、オペレーターが
3 ハード機器類売上︓
リモート操作でお客様へプリント
通信出⼒システム、デジタルサイ
ネージ機器などを販売
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2-2.事業概況・売上の推移
事業概況
暖冬の影響による冬場の加⼯件数の
伸び悩みに加え、新型コロナウイル
スの影響も受け、苦戦した。
ハード機器売上は、前期を上回り好
調だったものの、粗利率は低下した。
額、ペーパーなどサプライ⽤品は加
⼯件数に連動し、伸び悩んだ。
事業として、売上、利益とも計画を
達成できなかった。
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サービス事業
2-3.重要指標の推移
設置件数は順調だったものの、新規加⼯枚数は暖冬の影響もあり伸びは鈍化した。電照焼増加⼯枚
数は、祭壇のモニタ設置が増加した影響で、前期に⽐べ減少した。
※電照写真︓主に葬祭会館祭壇⽤に当社が開発したエッジライト(導光板)や LED を応⽤した光るパネル(額)を提供し、
そのパネルに使⽤するフィルムへ出⼒した写真。
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2-4.市場環境
市場環境
マクロ的には⾼齢化社会に向け市場は漸増
⼀⽅で、会葬者の減少で葬儀社の環境は予断を許さない
葬儀社間競争‥差別化ニーズの増加
→動画やサイネージなど新たな演出ツールの提供
花祭壇の浸透‥花祭壇に合った葬儀演出のニーズ
加⼯技術とサポート体制への信頼性向上
+上場による安⼼感が市場に浸透
当社のモデルを模した事業者が特定地域にて展開 出典︓⼈⼝問題研究所予測データ
新型コロナの影響により、葬儀の⼩規模化が進む
当期の取り組み
今まで難しいとされていた「ピント復元」が最新技術を活⽤
し可能になった。
「tsunagoo」特許を取得。さらに機能強化し、販売促進を
おこなった。 tsunagoo
ピント復元技術
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3.パーソナルパブリッシングサービス事業
Personal Publishing Service
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サービス事業
3-1.パーソナルパブリッシングサービス事業ビジネスモデル
オンデマンド印刷による⼀冊からの写真集の製造・販売
アスカネット 強み
AsukaBook MyBook
B to B Makerの提供 Editorの提供 B to C
⾼度なカラーマネージメント技術
オンデマンド印刷制御技術
AutoAlbum
など アプリケーション開発
データ データ ⾃社内サーバー管理
●デザイン 写真館
●レタッチ 多様かつ⾼品質な製本技術
写真館 一般消費者
●印刷 ⾃社内⼀貫⽣産体制
フォトグラファー インターネット インターネット 写真愛好家
●製本
OEM提供
など ⼿厚いカスタマーサポート
多品種を確実かつ効率よく⽣産す
写真集 写真集 る⽣産管理ノウハウ
アルバム
●ウェディング写真 ●⼦供の成⻑⽇記
⽤途 ●⼦供写真 ⽤途 ●旅⾏
●建築写真 ●趣味
など ●作品集
など
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3-2.市場別売上の推移
事業概要
BtoBは、ウェディング向け主⼒製品
である「ZENレイフラット」などが
底堅く堅調だったが、第4四半期後半
以降婚礼の延期等の影響を受け、失
速した。
BtoCは、「MYBOOK」は、効果的な
広告やキャンペーン等が奏功し、前
期実績を上回った。また、OEM供給
もサービスの浸透が進み、好調を持
続した。
海外は、減少傾向が継続している。
事業全体として、売上、利益とも計
画を達成した。
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サービス事業
3-3.重要指標の推移
BtoBは、契約から受注まで⼀定の時間がかかる ダウンロード数は順調に増加した。
(契約→⾒本作製→⾒本展⽰→予約→撮影→納品)
モデルである。
契約件数、稼動件数とも順調に増加。
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3-4.パーソナルパブリッシングサービス事業のサービスラインナップ
B to B B to C
こ
だ
わ
り
層
国 等⾝⼤フォト マイブック
内
アスカブック
grandpic
AutoAlbum MYBOOK LIFE
国
外 ラ
イ
ASUKABOOK AfterShutter ト
patapata ユ
ー
ザ
ー
Docomoなど
へOEM供給
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サービス事業
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サービス事業
3-5.当期の取り組み状況 〜営業⾯について
市 場 環 境
ウェディングフォトを中⼼とするBtoB市場は当社の品質による差別化が浸透。
国内では「フォトブック」としてのジャンルが確⽴し、BtoC市場を中⼼に競合が参⼊。
市場環境 当社のクオリティーや多彩なラインナップ、ユーザーサポートなどは他社に⽐べ優位性は維持している。
BtoC、海外は新規参⼊が⾒られるが、BtoCはクオリティーによる棲み分けが進む⼀⽅、アメリカを中
⼼に海外市場は品質差より価格差が⼤きく、他社に流れている傾向がある。
ウェディング市場は新型コロナウイルスの影響が直撃。
⾃社営業による新規開拓や、新製品の投⼊、「ASUKABOOKセミナー」
の全国開催などにより、着実に売上を伸ばした。
データ納品サービス「グランピック」の拡販と機能強化を進めた。
B to B
「⾚ちゃん等⾝⼤フォト」の専⽤サイトを通し、その啓蒙を進めてきた。
新型コロナウイルス対応として、オンライン指導やwebでのセミナー開
B to B 催を準備。
各市場に
おいて 前期にリリースしたページがまっ平らに開く「フルフラット」タイプが
実施した 好調を持続した。
営業施策 OEM部⾨は、DOCOMOを中⼼に引き続き成⻑。
⼤がかりな準備を進めてきた展⽰会「CP+」の中⽌や、旅⾏・イベン
B to C トの⾃粛など厳しい環境下ではあるが、「おうちで写真整理」して写真
集発注という施策が奏功している。
マイブック20周年企画をスタートさせた。
B to C 卒業アルバム、カレンダーなどの季節ものは好調だった。
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サービス事業
3-6.当期の取り組み状況 〜開発⾯・⽣産⾯について
グランピック機能強化 ウェディングプロフォトグラファーから要望の強かった「データ納品システ
開発 ム(サービス名︓グランピック)」につき、機能強化開発を進めた。
開発
BtoCサービスの再構 現在独⽴している複数のサービスラインの再構築を進め、よりユーザーに優
築 しく発注する仕組みを開発している。
効率化設備の導⼊、開発を進めるとともに、地
コストダウンへの継続 道なカイゼン活動も継続。
的な取り組み 特に製本⼯程において⼤きなコストダウンが実
現できた。
⽣産
本社隣に新⼯場(⻄館)が完成し、⽣産設備
の増強、移転集約を⾏った。
新⼯場への対応
新型印刷機を導⼊し、より⾼品質なものづく
りを進めた。
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メモリアルデザイン
サービス事業 3
パーソナル
パブリッシング 4 エアリアル
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4.エアリアルイメージング事業
Aerial Imaging Service
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4-1. エアリアルイメージング事業の概要と⽅針
能動系
技術は、受動系と能動系に⼆分でき、まず受動系を優先して取り組んでいる。
受動系
受動系 能動系
画像映像を表す光を受け、特殊なパネルを通過す
概要 ることによって反対側の空中に映像を結像する技 概要 ⾃ら⽴体映像を空中に創出する技術
術
ASKA3Dプレートの試作品の販売は進んでいる。 理論的には成⽴しており、特許も取得している。
現状 ガラス製はある程度⽣産可能だが、樹脂製の量産 現状 試作の研究に取り掛かってはいるが、まずは受動
の実現に注⼒。 系技術によるビジネス確⽴を優先する⽅針。
第3の柱をつくるため、まず受動系を優先して開発を進める
⽅針の ASKA3Dプレートを提供する素材メーカーとしての⽴ち位置
⾻⼦ 国内市場に限らず、海外市場もマーケティングする
ファブレス形態を基本とするも、⽣産技術の内製化の指向
⾃社が保有する特許技術を⾃らが活⽤し、ASKA3Dプレートの製造・販売による事業化を指向
※画像はイメージです。
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4-2.当期の取組状況と今後の⽅針
当期の取組状況 今後の⽅針
国内2か所、海外2 コロナの影響で、
か所の展⽰会に参 ⾮接触操作に対す
加(国内外1か所 る関⼼が⾼まり、
ずつ中⽌)。 国内外からの問い
ガラス製プレート 合わせが増加して
はサイネージ⽤途 おり、この機会を
などに販売進める 活かす。
も、コロナの影響 Infocomm Chinaの模様 PCと簡易接続できるサブモニ
マーケティング⾯ ター⽤途の提案
で、延期となるケースも発⽣。
樹脂製プレートの量産受注はかなわなかっ まずは、樹脂製プレートの製品組み込み中
たが、具体的な⽤途がはっきりしているサ ロット案件の獲得に注⼒。
ンプル販売が増えてきた。 ⾼付加価値のガラス製案件も確実に獲得。
サブモニター⽤途での提案が好評で、引き 海外2か所、国内1か所の展⽰会に出展を予
合い増加。 定。
コロナ禍で訪問営業できず、案件の進捗遅
れが出るなど懸念。
樹脂製の輝度アップや、歩留まり向上のた 要望の⾼い⼀回り⼤きな樹脂製プレートの⽣
めの研究持続。 産に取り組む
製造・研究⾯ ガラス製プレートのファブレスでの⽣産を 技術開発センターでの開発を進め、根強い
維持しつつ、より効率が⾼い⽣産技術をス ニーズのあるサイネージ⽤途へガラス製プ
ピード感をもって確⽴するため、内製化を レートの適価での供給体制を期末までには⽴
指向し、専⾨⼈員を採⽤。 ち上げたい⽅針。
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4-3.樹脂製及びガラス製ASKA3Dプレートについて
樹脂製については、第1段階の量産体制を確⽴するもそれに⾒合った案件の獲得にはいたっ
ていないが、具体的な案件は複数あり、中ロットからの早期売上実現を⽬指す。
現状
ガラス製については、⽣産能⼒が脆弱でニーズに対応できていない。ファブレスでの能⼒強
化と並⾏して、量産技術内製化の準備を進めている。
樹脂製については、サンプル出荷分も含めて、⼀定数継続的に⽣産し、品質の向上、歩留ま
りの向上に取り組んでいる。
⽣産の取組
ガラス製については、技術開発センター※を設⽴し、専⾨⼈員と⽣産設備を持つリスクをと
りつつも、スピード感をもった早期の量産技術の開発および⽣産開始を⽬指す。
空中結像による⾮接触操作が⼤きな脚光を浴びており、国内外から多くの問い合わせを受
けている。また、これまでのサンプル供給先も、あらためて、製品への組込も検討いただ
いている。
新型コロナウイルス
の影響 ⼀⽅で、展⽰会の中⽌や、海外出張の取りやめ、現物を持っての訪問営業やショールーム
での紹介に制限があり、新規営業は難しい環境。
また、設置案件や検討案件の進捗が遅れてしまうケースも発⽣。
具体的⽤途が明らかな案件に注⼒し、中ロット受注の早期実現。
あわせて、⾞載など時間を要する案件も確実にフォロー。
これからの取組み
要望の強い、⼀回り⼤きいサイズの樹脂製プレートへのチャレンジ。
技術開発センターでのスピード感のある開発と、製品の早期⽴ち上げ。
※ 技術開発センターについては、2020年6⽉9⽇リリース「エアリアルイメージング事業 技術開発
センター設⽴について」をご参照ください。
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5.2021年4⽉期 ⽅針と⾒通し
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5-1.業績⾒通しのポイント
メモリアルデザインサービス事業・・・第2四半期あたりから、通常の葬儀形態へ戻って
いく前提。
新型コロナウイルス パーソナルパブリッシングサービス事業・・・ウェディングは上半期は⾮常に厳しく、第
の影響の前提 3四半期から徐々に戻り始める前提。コンシューマは底堅い売上が可能とみている。
エアリアルイメージング事業・・・第1四半期は海外を中⼼に新規営業に制限残る前提だ
が、その後は多くいただいている問い合わせに確実に対応していく。
メモリアルデザインサービス事業・パーソナルパブリッシングサービス事業ついては、上
売 上 期は厳し⽬に⾒ている。
エアリアルイメージング事業は、中ロット案件の獲得により、売上拡⼤を実現させる。
メモリアルデザインサービス事業は、期初のマイナス影響分減益⾒込み。
パーソナルパブリッシングサービス事業ついては、⽣産拡⼤を前提に新卒採⽤を増したこと
もあり、出勤調整も⾏いながら、効率的な運営に努めるが、上期の稼働率低下が響く⾒込。
利 益
エアリアルイメージング事業は、技術開発センターの売上寄与は来期以降と想定し、今期は
先⾏費⽤と考えており、減益の要因となっている。
以上により、経常利益ベースで△33.7%の⼤きな減益となる⾒込み。
配当政策 来期の配当⾒込は、7.00円(配当性向30%⽬安)
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5-2.業績⾒通し(前年⽐較)
単位︓百万円(1株あたりの当期純利益・年間配当を除く)
2020年4⽉期 2021年4⽉期 前年⽐
売上⾼ 6,575 6,368 △3.2%
メモリアルデザインサービス事業 2,557 2,582 +1.0%
パーソナルパブリッシングサービス事業 3,910 3,586 △8.3%
エアリアルイメージング事業(内部売上消去後) 108 200 +84.5%
営業利益 709 436 △38.5%
経常利益 710 471 △33.7%
当期純利益 501 325 △35.2%
1株当たり当期純利益(円) 29.79 19.36 △35.0%
1株当たり年間配当(円) 10.00 7.00 △3.00円
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5-3. 2021年4⽉期 各事業の取組み
新規開拓を主とする営業チームと既存顧客フォローを主とするサポートチームの連携を深め、
メモリアル 顧客満⾜を向上させる。
デザイン インサイドセールスを強化し、葬儀社向けITサービス「tsunagoo」の展開を加速させる。
サービス事業 テレワーク体制の定着や、ピント復元ツールなど最新技術の研究を継続し、業務効率向上と
サービス品質の向上を実現させる。
ウェディング向け厳しいが、新製品投⼊を継続し、シェアアップを図る。
データ納品システムや等⾝⼤フォトなど新サービスの普及に努める。
B to B 受注減に対応した柔軟な⼈員調整を⾏い、効率的な⽣産体制を追求。
セミナーはオンラインへ移⾏するなど環境への適切な対応。
パーソナル
パブリッシング 堅調なOEM部⾨へは⽣産設備の増強および効率化を推進する。
サービス事業 ⾃社サービスラインの再構築を⾏い、よりユーザーフレンドな構成とする。
B to C
MyBook20周年キャンペーンを実施する。
使いやすさを意識した写真集発注ソフト「MyBookEditor」の改善。
⾮接触操作に注⽬が集まっている機を活かして、樹脂製プレートの中ロット案件の獲得実現。
エレベータなどの操作、医療、⾞載、⾷品など分野に注⼒。
エアリアル ガラス製プレートでは⽣産機能を強化し、サイネージ⽤途へ供給。
イメージング事業 6⽉に設⽴する技術開発センターでの量産技術の内製および初期⽣産体制を早期に⽴ち上げる。
樹脂製プレートの⼤型化研究を進める。
展⽰会は、海外2か所、国内1か所に出展予定。
イノベーション 投資先へのサポートと、当社と融合したサービス開発。
推進 有⼒企業の発掘や新ビジネスの創造および社内イノベーション推進。
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5-4.設備投資/研究開発等計画
2021年4⽉期の設備投資(含むソフトウエア)は約520百万円を予定
エアリアルイメーシング事業の研究開発費は約200百万円を予定
エアリアルイメージング事業の研究開発 技術開発センター年間運営費⽤(⼈件費含む)…約140百万円
費は約200百万円を予定 樹脂製ASKA3Dプレート⼤型化研究など…約15百万円
(特許権償却、研究⼈件費、特許関連費 特許関連費⽤…約23百万円 など
⽤、技術開発センター全費⽤を含む)
※全て会計上は費⽤処理予定
内装、空調等⼯事…約40百万円
エアリアルイメージング事業部 ⽣産設備など…約70百万円
技術開発センター投資(本年6⽉設⽴)
※当該投資にかかる減価償却費は上記研究開発費に含みます。
印刷設備増強…約100百万円
写真関連⽣産設備(印刷・梱包など)
梱包関連設備…約25百万円
各種写真集関連ソフトウェア・受注シス 写真集発注ソフトウェアや受注システム機能強化、新サービス開発
テムの開発・機能強化 など…約80百万円
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6.中期展望
Medium-term outlook
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6-1.中期⽅針
メモリアルデザイン パーソナルパブリッシング エアリアル
サービス事業 サービス事業 イメージング事業
新たな挑戦
安定成⻑の持続 成⻑ドライバーとして 新市場の創造に
+
新市場の開拓を模索 の位置付けを継続 チャレンジ
1 既存事業の安定成⻑と新規事業のチャレンジをバランスよく実現
2 ⾃社ブランドの拡⼤を重視+業務提携で補完
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3 ⾃らが市場サービスを創造し、トップランナーとしての地位を持続する
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4 将来のための先⾏投資時期と収益の獲得時期にメリハリをつける
5 ベンチャー企業との資本・業務提携により新たな成⻑機会を創出する
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せん。 専務取締役CFO
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