2438 M-アスカネット 2020-06-09 15:00:00
2020年4月期 決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]

                           2020年4月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
                                                             2020年6月9日
上 場 会 社 名   株式会社アスカネット                    上場取引所                         東
コ ー ド 番 号   2438                URL https://www.asukanet.co.jp
代   表   者 (役職名) 代表取締役社長兼COO (氏名) 松尾 雄司
問合せ先責任者 (役職名) 専務取締役CFO        (氏名) 功野 顕也             (TEL) 082-850-1200
定時株主総会開催予定日      2020年7月29日  配当支払開始予定日               2020年7月30日
有価証券報告書提出予定日 2020年7月30日
決算補足説明資料作成の有無       : 有
決算説明会開催の有無
 
                    : 有 (機関投資家・アナリスト向け )
                                                                                          (百万円未満切捨て)
1.2020年4月期の業績(2019年5月1日~2020年4月30日)
(1)経営成績                                                                             (%表示は対前期増減率)
                   売上高                   営業利益                    経常利益                      当期純利益
                   百万円          %        百万円          %          百万円           %            百万円        %
    2020年4月期       6,575       4.4           709   △18.4             710    △18.6            501   △16.2
    2019年4月期       6,295       6.6           868    10.1             873      9.7            598     7.5
 
                               潜在株式調整後
                1株当たり                               自己資本                  総資産                売上高
                                1株当たり
                当期純利益                              当期純利益率                経常利益率              営業利益率
                                当期純利益
                       円   銭             円   銭                   %                    %                %
  2020年4月期        29.79       ―         9.0    11.0  10.8
  2019年4月期        35.57    35.56       11.5    14.6  13.8
(参考) 持分法投資損益 2020年4月期    ―百万円    2019年4月期   ―百万円
  (注)2020年4月期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりま
       せん。
 
 
(2)財政状態
                   総資産                   純資産                    自己資本比率                1株当たり純資産
                            百万円                    百万円                         %                   円   銭
  2020年4月期               6,607                     5,750                       87.0                341.45
  2019年4月期               6,271                     5,431                       86.6                322.49
(参考) 自己資本         2020年4月期     5,750百万円              2019年4月期              5,431百万円
 
 
(3)キャッシュ・フローの状況
                 営業活動による                投資活動による                 財務活動による               現金及び現金同等物
                キャッシュ・フロー              キャッシュ・フロー               キャッシュ・フロー                 期末残高
                            百万円                    百万円                       百万円                   百万円
    2020年4月期                   849                 △774                      △187                   1,555
 
    2019年4月期                   919                 △795                      △161                   1,669
 
 
2.配当の状況
                                       年間配当金                               配当金総額                   純資産
                                                                                      配当性向
                第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末               期末           合計          (合計)                   配当率
                   円 銭    円 銭    円 銭                 円     銭     円   銭         百万円            %             %
    2019年4月期           -        0.00          -      11.00       11.00          185         30.9        3.5
    2020年4月期           -        0.00          -      10.00       10.00          168         33.6        3.0
 
 2021年4月期(予想)          -        0.00          -       7.00        7.00                      36.2
 
 
3.2021年4月期の業績予想(2020年5月1日~2021年4月30日)
 
                                                                             (%表示は、対前期増減率)
                                                                                 1株当たり当期純
                 売上高                 営業利益            経常利益                当期純利益
                                                                                    利益
                百万円        %     百万円         %      百万円          %       百万円          %             円 銭

 
      通期     6,368 △3.2 436 △38.5 471 △33.7 325 △35.2                                              19.36
    当社は、業績管理を年次で行っているため、第2四半期累計期間の業績予想は開示しておりません。
※ 注記事項
(1)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
  ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更                   : 無
     ②    ①以外の会計方針の変更                    : 無
     ③    会計上の見積りの変更                     : 無
     ④    修正再表示                          : 無
 

(2)発行済株式数(普通株式)
  ① 期末発行済株式数(自己株式を含む)         2020年4月期   17,464,000 株   2019年4月期   17,464,000 株

    ②     期末自己株式数             2020年4月期     623,057 株    2019年4月期     622,941 株

    ③     期中平均株式数             2020年4月期   16,840,976 株   2019年4月期   16,836,406 株
 
 
 


 
    ※    決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
    ※    業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
        本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると
        判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想
        の前提となる条件および業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料4ページ「1.経営成績
        等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
                               株式会社アスカネット(2438) 2020年4月期 決算短信


○添付資料の目次
 
    1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
     (1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
     (2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………3
     (3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………4
     (4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………4
     (5)継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………5
    2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………5
    3.財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………6
     (1)貸借対照表 ………………………………………………………………………………………6
     (2)損益計算書 ………………………………………………………………………………………8
     (3)株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………………10
     (4)キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………12
     (5)財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………13
      (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………13
      (セグメント情報等) ………………………………………………………………………………13
      (持分法損益等) ……………………………………………………………………………………15
      (1株当たり情報) …………………………………………………………………………………16
      (重要な後発事象) …………………………………………………………………………………17




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                                  株式会社アスカネット(2438) 2020年4月期 決算短信


1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
  当事業年度における我が国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善から全体的に緩やかな回復基調で推移して
 おりましたが、米中貿易摩擦の深刻化に加え、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による経済活動の急速な停
 滞が生じ、先行きは極めて厳しい状況が続くと見込まれております。
  このような環境の中、当社は景気動向に左右されにくい葬祭市場に対し、遺影写真等画像映像のデジタル加工や
 通信出力サービスを主に提供するメモリアルデザインサービス事業、1冊から本格的写真集という新しい写真のア
 ウトプット手法を提案するパーソナルパブリッシングサービス事業、空中結像という今までにないユニークな技術
 で、新しい市場を創造し、夢の実現を目指すエアリアルイメージング事業というそれぞれに位置づけや特色が異な
 る三つの事業を展開してまいりました。
  当事業年度はパーソナルパブリッシングサービス事業の生産スペース拡張を主な目的とした新社屋(本社西館)
 を建設し、稼働を開始いたしました。また、AIカメラソリューションの開発、製造、販売を行うスタートアップ企
 業であるAWL株式会社と資本業務提携を行いました。退任取締役への退職慰労金支出に備え、役員退職慰労引当金繰
 入額100,000千円を販売費及び一般管理費に計上いたしました。


  セグメント別の概況を示すと、次のとおりであります。各セグメントの業績数値にはセグメント間の内部売上を
 含んでおります。
  ① メモリアルデザインサービス事業
   当事業におきましては、下期に、暖冬の影響で写真加工枚数が伸び悩んだことに加えて、新型コロナウイルス
  感染拡大により葬儀の小型化が進み、遺影写真加工収入や葬儀演出ツールの販売が苦戦いたしました。それに連
  動して額やサプライ品の売上も想定を下回ったため、事業全体の売上は、前期に比べ微増にとどまりました。
   取り組みとしましては、葬儀市場にITテクノロジーを活用した「葬テック」の一つとしてリリースしておりま
  す、喪主と会葬者を繋ぐサービス「tsunagoo(つなぐ)」の機能強化と利用促進に努めてまいりました。また、
  遺影写真の加工品質向上を目的として、最新技術を活用したピント復元ツールを導入いたしました。
   利益面につきましては、画像処理部門の人員増に伴い人件費が増加したことに加え、新型コロナ対策としてテ
  レワーク体制を拡大したことで生産効率の低下や一時的な費用が発生したため、セグメント利益は前期を下回る
  結果となりました。
   以上の結果、売上高は2,557,535千円(前期比100.7%)、セグメント利益は660,219千円(前期比92.1%)とな
  りました。


  ② パーソナルパブリッシングサービス事業
   当事業におきましては、国内プロフェッショナル写真家向け市場は「アスカブック」、国内一般消費者向け市
  場は「マイブック」ブランドで展開しております。また、スマートフォンで撮影された写真をもとにフォトブッ
  クや写真プリントをOEM供給しております。
   国内プロフェッショナル写真家向け市場では、自社営業による顧客獲得に加え、全国デジタルフォトセミナー
  やワークショップの開催、新製品の継続投入が奏功し、堅調に推移しておりましたが、第4四半期後半以降、新
  型コロナウイルス感染拡大の影響により多くの婚礼が延期されており、主力のウェディング向け写真集において
  厳しい状況となっております。写真集以外では、データ納品サービス「グランピック」の拡販および機能強化開
  発に取り組んでまいりました。
   国内一般消費者向け市場では、効率的なインターネット広告や各種キャンペーンの実施、SNSの活用などの施策
  が効果的だったうえ、カレンダーや卒業アルバムといった季節商品も順調に増加し、売上は堅調に伸長しまし
  た。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、旅行やイベントの自粛などで撮影機会が減少しており、また、
  展示会も中止になるなどの逆風も吹いておりますが、写真整理をキーワードに在宅時間を使っての写真集発注を
  促進し、効果が出ております。また、OEM供給につきましても、サービスの浸透により、売上は順調に伸長いたし
  ました。
   利益面につきましては、新社屋の建設や生産設備の拡充、人員の増強により、稼働が超過傾向にあった前期に
  比べると稼働が落ち着き、その結果利益率は下がりました。また、新工場新設に伴う移転費用の発生や送料値上
  げなどコスト増加要因もあったため、セグメント利益は微増にとどまりました。



                              - 2 -
                                  株式会社アスカネット(2438) 2020年4月期 決算短信


   以上の結果、売上高は3,910,014千円(前期比108.0%)、セグメント利益は924,152千円(前期比100.8%)と
  なりました。


  ③ エアリアルイメージング事業
   当事業におきましては、空中結像技術を用いた新しい画像・映像表現により市場を創造することを目指し、
  2011年3月に開始した事業であり、独自技術により空中結像を可能にする「ASKA3Dプレート」について、ガラス
  製、樹脂製それぞれ開発、製造、販売しております。
   ガラス製ASKA3Dプレートにつきましては、依然として十分なコストダウンは図れていないものの、高品質の空
  中結像を可能にする大型プレートについて、国内外の展示会へ出展した効果もあり、小ロットではありますが、
  サイネージ用途を中心に販売を進めてまいりました。また、ガラス製ASKA3Dプレートの設置案件が新型コロナウ
  イルス感染拡大の影響で延期となったものもありました。現状の生産体制では十分にニーズに応えきれないこと
  から、量産技術の内製化によりさらなる高品質化と低コスト化の実現を目的として、専門人員の採用や生産設備
  の手配など、技術開発機能強化のための準備を進めてまいりました。
   樹脂製ASKA3Dプレートにつきましては、第1段階の量産体制を前提とした生産規模と価格感にフィットした受
  注案件の獲得に努めてまいりましたが、当期におきましてはサンプル販売が中心となりました。2019年11月の展
  示会にて提案しましたPCとつなげるだけで空中操作が可能なサブモニター用途でのパッケージ販売も進めてまい
  りました。
   営業面につきましては、販売単価の低い樹脂製ASKA3Dプレートのサンプル販売の割合が増加したことから、売
  上は前期実績を下回る結果となりました。新型コロナウイルス感染拡大により、各種案件の進捗の遅れや展示会
  の中止、新規訪問ができないなど、制約の多い状況ではありますが、一方で、空中結像による非接触操作に対す
  る関心は高まっており、国内外から多くの問い合わせを受けております。
   費用面につきましては、展示会の中止などで広告宣伝費が減少したものの、主にガラス製ASKA3Dプレートの量
  産化研究により研究開発費が増加したほか、特許関連費用も増加しました。また、技術開発機能強化のための人
  員増加や拠点設立準備のための先行費用も発生しました。
   以上の結果、売上高は110,715千円(前期比75.5%)、セグメント損失は236,097千円(前期は241,608千円の損
  失)となりました。
   
  以上の結果、売上高は6,575,955千円(前期比104.4%)となり、利益面につきましては、メモリアルデザインサ
 ービス事業のセグメント利益が減少したことに加え、役員退職慰労引当金を計上したことから、経常利益は710,569
 千円(前期比81.4%)、当期純利益は501,638千円(前期比83.8%)となりました。


(2)当期の財政状態の概況
   (資産)
   当事業年度末における流動資産は、前事業年度末に比べ、288,723千円減少し、3,121,774千円となりました。
  その主な要因は、投資有価証券の取得等により現金及び預金が313,946千円減少したことによるものであります。
   当事業年度末における固定資産は、前事業年度末に比べ、624,898千円増加し、3,485,914千円となりました。
  その主な要因は、建設仮勘定が182,029千円減少した一方で、建物が397,232千円、投資有価証券が294,834千円そ
  れぞれ増加したためであります。
   (負債)
   当事業年度末における流動負債は、前事業年度末に比べ、18,720千円増加し、849,870千円となりました。その
  主な要因は、未払法人税等が100,800千円減少した一方で、役員退職慰労引当金が100,000千円増加したためであ
  ります。
   当事業年度末における固定負債は、前事業年度末に比べ、1,897千円減少し、7,432千円となりました。
   (純資産)
   当事業年度末における純資産は、前事業年度末に比べ、319,351千円増加し、5,750,385千円となりました。そ
  の主な要因は、利益剰余金が316,387千円増加したことによるものであります。




                              - 3 -
                                    株式会社アスカネット(2438) 2020年4月期 決算短信


(3)当期のキャッシュ・フローの概況
   当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、確実な利益の計上により営業活動から
  の資金を順調に獲得した一方、本社隣地への建物建設や投資有価証券取得への支出を行った結果、前事業年度末に
  比べ、113,946千円減少し、1,555,817千円となりました。
  (営業活動によるキャッシュ・フロー)
   当事業年度において営業活動の結果獲得した資金は、849,178千円(前事業年度は919,926千円の獲得)となりま
  した。これは主に税引前当期純利益695,787千円、減価償却費353,806千円を計上した一方、法人税等の支払額とし
  て311,490千円計上したことによるものであります。
  (投資活動によるキャッシュ・フロー)
   当事業年度において投資活動の結果使用した資金は、774,047千円(前事業年度は795,405千円の使用)となりま
  した。これは主に、有形固定資産の取得548,308千円、投資有価証券の取得305,394千円によるものであります。
  (財務活動によるキャッシュ・フロー)
   当事業年度において財務活動の結果使用した資金は、187,583千円(前事業年度は161,639千円の使用)となりま
  した。これは主に、配当金の支払185,501千円によるものであります。


(4)今後の見通し
   今後の見通しと新型コロナウイルス感染拡大に関するリスクに関する情報を、併せて記載しております。
   次期の経済の見通しとしましては、新型コロナウイルスの感染拡大による世界的な景気の低迷や米中貿易摩擦の
  深刻化懸念などにより、非常に厳しい状況で推移するものと思われます。
   当社は一つという最小ロットから一人一人のためにカスタマイズされたサービスを提供するという時代に即した
  ビジネスを展開し、安定した需要の取り込みを目指してまいります。メモリアルデザインサービス事業、パーソナ
  ルパブリッシングサービス事業とも、確固たる事業基盤を確立しており、安定的な収益獲得を実現しております
  が、さらなる成長という観点では課題を認識しており、新型コロナウイルスの感染拡大が事業環境に与える影響を
  新たなビジネス機会であるととらえて、事業拡大に向けた施策を実行してまいります。新しい市場創造を目指して
  チャレンジとして取り組んでおりますエアリアルイメージング事業につきましては、収益化に想定より時間を要し
  ておりますが、現在空中結像による非接触操作が大きな関心を受けており、その機会を活かして、大きな飛躍につ
  なげてまいります。また、新しいビジネスやサービスの開発にも継続してチャレンジしてまいります。
   新型コロナウイルス感染拡大は社会に大きな影響を与えており、当社の事業においてもニーズが大きく変化する
  可能性があり、そのニーズの変化に素早く対応した製品やサービスの開発が重要であると認識しております。
   新型コロナウイルス感染拡大が各事業に与える影響および2021年4月期の業績予想の前提は以下のとおりであり
  ます。
   メモリアルデザインサービス事業におきましては、現状、葬儀が小型化しており、葬儀演出ツールなどの販売が
  減少し、それに伴い販売単価が下落傾向にあります。2021年4月期第2四半期から通常の葬儀形態に戻る前提とし
  ております。パーソナルパブリッシングサービス事業におきましては、プロフェッショナル写真市場向けの主力で
  あるウェディング用写真集の受注が婚礼の延期により減少しております。この状況は2021年4月期第2四半期まで
  続くと想定しており、第3四半期から戻り始める前提としております。コンシューマ向け市場は、旅行やイベント
  の自粛などにより撮影機会が減少しておりネガティブな状況になっておりますが、今までの写真整理というニーズ
  の掘り起こしを進めており、底堅い需要があるものと想定しております。エアリアルイメージング事業につきまし
  ては、2021年4月期第1四半期では、特に海外において出張の自粛などで営業活動の制限を受け、各種案件の進捗
  が遅れたり、新規営業が捗らないリスクを前提としております。
   このような厳しい状況のもと、各事業では以下の施策を取ってまいります。
   メモリアルデザインサービス事業におきましては、画像処理技術力や最新技術であるピント復元ツール活用によ
  る優位性を前面に出して新規顧客開拓及び既存顧客の単価アップを推進してまいります。また、インサイドセール
  ス機能を強化し、「tsunagoo」などの新サービスの浸透を図ってまいります。
   パーソナルパブリッシングサービス事業におきましては、プロフェッショナル写真市場向けは、新製品の継続的
  投入や、オンラインでのセミナーの実施、データ納品サービスの機能強化などで顧客とのつながりを深め、第3四
  半期以降の挽回に備えてまいります。また、生産面では、受注量に応じた柔軟な生産体制をとり、効率的な運営に
  努めてまいります。コンシューマ市場向けでは「マイブック」20周年キャンペーンなどで需要を掘り起こしてまい
  ります。
   エアリアルイメージング事業におきましては、非接触操作が注目されている現在の機会をとらえ、サンプル販売


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                                  株式会社アスカネット(2438) 2020年4月期 決算短信


    の拡大とともに、中ロット案件の受注に努めてまいります。また、サイネージ向けのガラス製ASKA3Dプレートの生
    産につきましては、先行投資になりますが、技術開発センターを設立し、より高品質かつ効率的な量産技術の内製
    化と生産体制の確立を目指してまいります。
     以上により、2021年4月期の見通しとしましては、新型コロナウイルス感染拡大による影響およびエアリアルイ
    メージング事業での技術開発センター設立に伴う先行費用の発生を考慮して、売上高6,368百万円(前期比96.8
    %)、営業利益436百万円(前期比61.5%)、経常利益471百万円(前期比66.3%)、当期純利益325百万円(前期
    比64.8%)を見込んでおります。
     なお、新型コロナウイルス感染症の収束時期や需要動向は上記のような前提を置いておりますが、不確定要素が
    多く、その前提が変化すれば業績予想にも影響を与える可能性があります。また、エアリアルイメージング事業な
    ど新規事業は、今までにない技術研究やマーケティングを進めておりますので、事業化には不確定な要素を多く含
   んでおります。
 (注)上記見通しは、本資料発表日時点において、入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は様々
     な要因によって、予想数値と異なる場合があります。


(5)継続企業の前提に関する重要事象等
    該当事項はありません。


2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
 当社は、財務諸表の比較可能性等を考慮し、当面は日本基準で財務諸表を作成する方針であります。なお、IFRS(国
際財務報告基準)の適用につきましては、国内外の諸情勢を踏まえ、適切に対応していく方針であります。




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                          株式会社アスカネット(2438) 2020年4月期 決算短信


3.財務諸表及び主な注記
(1)貸借対照表
                                                    (単位:千円)
                             前事業年度               当事業年度
                          (2019年4月30日)        (2020年4月30日)
資産の部
 流動資産
   現金及び預金                         2,274,763           1,960,817
   受取手形                               1,512              12,158
   売掛金                              825,727             785,875
   商品及び製品                           172,942             190,796
   仕掛品                               23,551              49,083
   原材料及び貯蔵品                          78,072              98,238
   前払費用                              34,378              27,906
   その他                                2,464               1,248
   貸倒引当金                            △2,914              △4,351
   流動資産合計                         3,410,498           3,121,774
 固定資産
   有形固定資産
     建物                             925,358           1,372,631
      減価償却累計額                     △416,721            △466,762
      建物(純額)                        508,636             905,868
     構築物                             19,245              26,606
      減価償却累計額                      △11,764             △12,876
      構築物(純額)                         7,480              13,729
     機械及び装置                       1,506,666           1,562,081
      減価償却累計額                    △1,097,104          △1,113,456
      機械及び装置(純額)                    409,561             448,625
     車両運搬具                            9,288              10,158
      減価償却累計額                       △4,241              △6,160
      車両運搬具(純額)                       5,046               3,997
     工具、器具及び備品                      381,142             413,315
      減価償却累計額                     △243,963            △261,686
      工具、器具及び備品(純額)                 137,179             151,628
     土地                             844,060             844,060
     建設仮勘定                          249,643              67,613
     有形固定資産合計                     2,161,609           2,435,524
   無形固定資産
     特許出願権等                          17,123              13,644
     ソフトウエア                         172,391             193,348
     その他                             12,855              14,580
     無形固定資産合計                       202,370             221,573
   投資その他の資産
     投資有価証券                         228,800             523,634
     出資金                                 10                  10
     長期前払費用                           2,819               8,743
     繰延税金資産                         122,617             142,655
     その他                            142,788             153,773
     投資その他の資産合計                     497,035             828,816
   固定資産合計                         2,861,016           3,485,914
 資産合計                             6,271,514           6,607,688




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                      株式会社アスカネット(2438) 2020年4月期 決算短信


                                                (単位:千円)
                         前事業年度               当事業年度
                      (2019年4月30日)        (2020年4月30日)
負債の部
 流動負債
   買掛金                          169,180             167,630
   未払金                          173,963             162,859
   未払費用                          73,881              81,281
   未払法人税等                       187,900              87,100
   前受金                           16,704              41,704
   預り金                           12,322              13,230
   賞与引当金                        144,200             150,900
   役員退職慰労引当金                         ―              100,000
   その他                           52,996              45,163
   流動負債合計                       831,149             849,870
 固定負債
   退職給付引当金                        6,009               6,009
   その他                            3,320               1,423
   固定負債合計                         9,330               7,432
 負債合計                           840,479             857,303
純資産の部
 株主資本
   資本金                          490,300             490,300
   資本剰余金
     資本準備金                      606,585             606,585
     資本剰余金合計                    606,585             606,585
   利益剰余金
     利益準備金                        1,693               1,693
     その他利益剰余金
      繰越利益剰余金                 4,606,383           4,922,770
     利益剰余金合計                  4,608,076           4,924,463
   自己株式                       △268,850            △269,031
   株主資本合計                     5,436,110           5,752,316
 評価・換算差額等
   その他有価証券評価差額金                 △5,076              △1,930
   評価・換算差額等合計                   △5,076              △1,930
 純資産合計                        5,431,034           5,750,385
負債純資産合計                       6,271,514           6,607,688




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                   株式会社アスカネット(2438) 2020年4月期 決算短信


(2)損益計算書
                                              (単位:千円)
                    前事業年度                当事業年度
                 (自 2018年5月1日         (自 2019年5月1日
                 至 2019年4月30日)        至 2020年4月30日)
売上高
 役務収益                    1,700,512            1,696,939
 製品売上高                   3,796,290            4,039,295
 商品売上高                     799,189              839,720
 売上高合計                   6,295,992            6,575,955
売上原価
 役務原価                      813,317              848,149
 製品売上原価
   製品期首たな卸高                129,141              100,909
   当期製品製造原価              1,700,446            1,840,722
   合計                    1,829,587            1,941,632
   製品他勘定振替高                 15,740               28,184
   製品期末たな卸高                100,909               98,810
   製品売上原価                1,712,937            1,814,637
 商品売上原価
   商品期首たな卸高                 61,981               72,033
   当期商品仕入高                 562,879              600,091
   合計                      624,861              672,124
   商品他勘定振替高                 19,672                9,492
   商品期末たな卸高                 72,033               91,986
   商品売上原価                  533,155              570,646
 売上原価合計                  3,059,410            3,233,434
売上総利益                    3,236,581            3,342,521
販売費及び一般管理費               2,367,900            2,633,408
営業利益                       868,681              709,112
営業外収益
 受取利息                          549                  597
 有価証券利息                         ―                   411
 受取配当金                       1,010                  950
 受取手数料                         466                  360
 保険金収入                         960                   ―
 未払配当金除斥益                      950                1,051
 その他                           554                  375
 営業外収益合計                     4,492                3,746
営業外費用
 為替差損                           53                2,289
 営業外費用合計                        53                2,289
経常利益                       873,121              710,569
特別利益
 固定資産売却益                         ―                  133
 特別利益合計                          ―                  133
特別損失
 固定資産除却損                     8,852                  166
 投資有価証券評価損                      ―                14,750
 特別損失合計                      8,852               14,916
税引前当期純利益                   864,268              695,787
法人税、住民税及び事業税               290,286              215,564
法人税等調整額                   △24,942              △21,415
法人税等合計                     265,343              194,148
当期純利益                      598,924              501,638


               - 8 -
                                           株式会社アスカネット(2438) 2020年4月期 決算短信


役務原価明細書

                                  第24期                           第25期
                             (自 2018年5月1日                   (自 2019年5月1日
                              至 2019年4月30日)                  至 2020年4月30日)
                     注記                   構成比                            構成比
            区分               金額(千円)                         金額(千円)
                     番号                    (%)                            (%)
Ⅰ    労務費                              670,499       82.4         701,813     82.7
Ⅱ    経費              ※1               142,818       17.6         146,336     17.3
     役務原価                             813,317      100.0         848,149    100.0


    (脚注)

               第24期                                       第25期
          (自 2018年5月1日                               (自 2019年5月1日
           至 2019年4月30日)                              至 2020年4月30日)
※1   経費の主な内訳は次のとおりであります。                ※1      経費の主な内訳は次のとおりであります。
      支払リース料             48,827千円                支払リース料             50,886千円
      外注加工費              35,053                  外注加工費              36,556
      地代家賃               17,432                  地代家賃               17,366


製造原価明細書

                                  第24期                           第25期
                             (自 2018年5月1日                   (自 2019年5月1日
                              至 2019年4月30日)                  至 2020年4月30日)
                     注記                   構成比                            構成比
            区分               金額(千円)                         金額(千円)
                     番号                    (%)                            (%)
Ⅰ    材料費                              755,491       44.2          813,639      43.6
Ⅱ    労務費                              562,534       32.9          591,281      31.7
Ⅲ    経費              ※2               391,646       22.9          461,333      24.7
     当期総製造費用                        1,709,672      100.0        1,866,255   100.0
     期首仕掛品たな卸高                         14,325                      23,551
            合計                      1,723,997                   1,889,806
     期末仕掛品たな卸高                         23,551                      49,083
     当期製品製造原価                       1,700,446                   1,840,722


    (脚注)

             第24期                            第25期
        (自 2018年5月1日                    (自 2019年5月1日
         至 2019年4月30日)                   至 2020年4月30日)
 1 原価計算の方法                       1 原価計算の方法
   総合原価計算による実際原価計算を採用しており          総合原価計算による実際原価計算を採用しており
  ます。                             ます。
※2 経費の主な内訳は次のとおりであります。          ※2 経費の主な内訳は次のとおりであります。
    減価償却費             145,152千円     減価償却費             189,760千円
    外注加工費             108,080       外注加工費             101,863
    保守料                54,849       保守料                62,144
    水道光熱費              28,418       修繕費                41,793
    修繕費                17,824       水道光熱費              32,311




                                       - 9 -
                                                     株式会社アスカネット(2438) 2020年4月期 決算短信


(3)株主資本等変動計算書
 第24期(自   2018年5月1日   至    2019年4月30日)
                                                                                        (単位:千円)
                                                      株主資本

                                          資本剰余金                               利益剰余金
                                                                             その他利益剰余
                資本金                      その他資本剰余
                           資本準備金                 資本剰余金合計          利益準備金         金    利益剰余金合計
                                            金
                                                                             繰越利益剰余金

当期首残高            490,300       606,585          ―       606,585      1,693     4,181,890   4,183,583

当期変動額

 剰余金の配当                                                                        △168,014    △168,014

 当期純利益                                                                           598,924    598,924

 自己株式の処分                                    △6,417      △6,417
 自己株式処分差損の
                                             6,417        6,417                  △6,417     △6,417
 振替
 株主資本以外の項目
 の当期変動額(純
 額)
当期変動額合計               ―            ―            ―            ―          ―        424,492    424,492

当期末残高            490,300       606,585          ―       606,585      1,693     4,606,383   4,608,076



                      株主資本                  評価・換算差額等


                                         その他有価証券 評価・換算差額          新株予約権       純資産合計
                自己株式       株主資本合計
                                          評価差額金    等合計


当期首残高           △285,940     4,994,527       3,129        3,129      2,356     5,000,014

当期変動額

 剰余金の配当                      △168,014                                          △168,014

 当期純利益                         598,924                                           598,924

 自己株式の処分          17,090       10,672                                             10,672
 自己株式処分差損の
                                   ―                                                  ―
 振替
 株主資本以外の項目
 の当期変動額(純                                   △8,205      △8,205      △2,356      △10,562
 額)
当期変動額合計           17,090       441,583      △8,205      △8,205      △2,356       431,020

当期末残高           △268,850     5,436,110      △5,076      △5,076          ―      5,431,034




                                             - 10 -
                                                     株式会社アスカネット(2438) 2020年4月期 決算短信


 第25期(自   2019年5月1日   至    2020年4月30日)
                                                                                        (単位:千円)
                                                      株主資本

                                          資本剰余金                               利益剰余金
                                                                             その他利益剰余
                資本金                      その他資本剰余
                           資本準備金                 資本剰余金合計          利益準備金         金    利益剰余金合計
                                            金
                                                                             繰越利益剰余金

当期首残高            490,300       606,585          ―       606,585      1,693     4,606,383   4,608,076

当期変動額

 剰余金の配当                                                                        △185,251    △185,251

 当期純利益                                                                           501,638    501,638

 自己株式の取得
 株主資本以外の項目
 の当期変動額(純
 額)
当期変動額合計               ―            ―            ―            ―          ―        316,387    316,387

当期末残高            490,300       606,585          ―       606,585      1,693     4,922,770   4,924,463



                      株主資本                  評価・換算差額等


                                         その他有価証券 評価・換算差額          新株予約権       純資産合計
                自己株式       株主資本合計
                                          評価差額金    等合計


当期首残高           △268,850     5,436,110      △5,076      △5,076          ―      5,431,034

当期変動額

 剰余金の配当                      △185,251                                          △185,251

 当期純利益                         501,638                                           501,638

 自己株式の取得           △181          △181                                              △181
 株主資本以外の項目
 の当期変動額(純                                    3,145        3,145         ―          3,145
 額)
当期変動額合計            △181        316,205       3,145        3,145         ―        319,351

当期末残高           △269,031     5,752,316      △1,930      △1,930          ―      5,750,385




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                            株式会社アスカネット(2438) 2020年4月期 決算短信


(4)キャッシュ・フロー計算書
                                                       (単位:千円)
                             前事業年度                当事業年度
                          (自 2018年5月1日         (自 2019年5月1日
                          至 2019年4月30日)        至 2020年4月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
 税引前当期純利益                           864,268              695,787
 減価償却費                              295,005              353,806
 貸倒引当金の増減額(△は減少)                      1,109                1,592
 賞与引当金の増減額(△は減少)                      7,700                6,700
 退職給付引当金の増減額(△は減少)                    △472                    ―
 役員退職慰労引当金の増減額(△は減少)                     ―               100,000
 受取利息及び受取配当金                        △1,559               △1,547
 有価証券利息                                  ―                 △411
 為替差損益(△は益)                           △101                 1,493
 投資有価証券評価損益(△は益)                         ―                14,750
 固定資産売却益                                 ―                 △133
 固定資産除却損                              8,852                  166
 売上債権の増減額(△は増加)                   △101,585                29,036
 たな卸資産の増減額(△は増加)                    △6,911              △63,551
 仕入債務の増減額(△は減少)                      42,909              △1,550
 未払消費税等の増減額(△は減少)                    12,719              △7,833
 その他                                 41,359               30,348
 小計                               1,163,293            1,158,653
 利息及び配当金の受取額                          1,560                2,014
 法人税等の支払額                         △244,927             △311,490
 営業活動によるキャッシュ・フロー                   919,926              849,178
投資活動によるキャッシュ・フロー
 有形固定資産の取得による支出                   △696,432             △548,308
 無形固定資産の取得による支出                    △94,736              △98,370
 投資有価証券の取得による支出                          ―             △305,394
 貸付金の回収による収入                            400                   ―
 定期預金の預入による支出                     △605,000             △405,000
 定期預金の払戻による収入                       605,000              605,000
 その他                                △4,636              △21,974
 投資活動によるキャッシュ・フロー                 △795,405             △774,047
財務活動によるキャッシュ・フロー
 配当金の支払額                          △168,058             △185,501
 自己株式の取得による支出                            ―                 △183
 自己株式の処分による収入                         8,316                   ―
 その他                                △1,897               △1,897
 財務活動によるキャッシュ・フロー                 △161,639             △187,583
現金及び現金同等物に係る換算差額                        101              △1,493
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)                △37,017             △113,946
現金及び現金同等物の期首残高                    1,706,781            1,669,763
現金及び現金同等物の期末残高                    1,669,763            1,555,817




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(5)財務諸表に関する注記事項
 (継続企業の前提に関する注記)
     該当事項はありません。


 (セグメント情報等)
 【セグメント情報】
 1   報告セグメントの概要
    当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の
 配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
    当社は、「メモリアルデザインサービス事業」、「パーソナルパブリッシングサービス事業」及び「エアリアルイ
 メージング事業」の三つの事業を柱とし、それぞれの事業ごとに取り扱う製品・サービスについて事業計画を立案し、
 展開しているため、当社は、「メモリアルデザインサービス事業」、「パーソナルパブリッシングサービス事業」及
 び「エアリアルイメージング事業」の三つを報告セグメントとしております。
    「メモリアルデザインサービス事業」は、葬儀葬祭市場に対する遺影写真等画像映像のデジタル加工、通信出力を
 主体としており、「パーソナルパブリッシングサービス事業」は、デジタル写真とオンデマンド印刷の融合を目指し、
 一般消費者からプロフェッショナル写真家までをターゲットに個人向け写真集の作成、販売を主体としております。
 また、「エアリアルイメージング事業」は、画像映像の新しい表現方法として、空中結像技術を研究開発し、ビジネ
 ス化を推進しております。
 
 2   報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
    報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「重要な会計方針」における記載と概ね同一であります。セ
 グメント間の売上高は、第三者間取引価格に基づいております。
     
 3   報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
    第24期(自      2018年5月1日    至   2019年4月30日)
                                                                                              (単位:千円)
                                          報告セグメント
                                                                                               財務諸表
                      メモリアル           パーソナル                                         調整額
                                                     エアリアル                                      計上額
                       デザイン           パブリッシ                                       (注)1,2
                                                     イメージン             合計                      (注)3
                       サービス           ングサービ
                                                      グ事業
                        事業             ス事業
売上高

    外部顧客への売上高          2,538,699       3,619,794            137,498   6,295,992          ―      6,295,992
    セグメント間の内部
                                 ―           ―                9,134       9,134     △9,134             ―
    売上高又は振替高
            計          2,538,699       3,619,794            146,632   6,305,126     △9,134      6,295,992
セグメント利益
                            716,975      916,511       △241,608       1,391,878    △523,196      868,681
又は損失(△)
その他の項目
 減価償却費                       29,886      215,197             16,470     261,555      33,450      295,005
 (注) 1      セグメント利益の調整額△523,196千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用(報告セグメント
            に帰属しない販売費及び一般管理費)であります。
        2   減価償却費の調整額33,450千円は、各報告セグメントに配分していない全社資産にかかるものであります。
        3   セグメント利益は、損益計算書の営業利益と一致しております。
        4   セグメント資産及び負債については、各報告セグメントへの配分を行っていないため記載しておりません。




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    第25期(自    2019年5月1日    至   2020年4月30日)
                                                                                            (単位:千円)
                                        報告セグメント
                                                                                             財務諸表
                    メモリアル           パーソナル                                         調整額
                                                   エアリアル                                      計上額
                     デザイン           パブリッシ                                       (注)1,2
                                                   イメージン             合計                      (注)3
                     サービス           ングサービ
                                                    グ事業
                      事業             ス事業
売上高

    外部顧客への売上高        2,557,535       3,910,014            108,405   6,575,955          ―      6,575,955
    セグメント間の内部
                               ―           ―                2,310       2,310     △2,310             ―
    売上高又は振替高
          計          2,557,535       3,910,014            110,715   6,578,265     △2,310      6,575,955
セグメント利益
                          660,219      924,152       △236,097       1,348,274    △639,161      709,112
又は損失(△)
その他の項目
 減価償却費                     30,046      274,179             15,688     319,914      33,891      353,806
 (注) 1    セグメント利益の調整額△639,161千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用(報告セグメント
          に帰属しない販売費及び一般管理費)であります。
      2   減価償却費の調整額33,891千円は、各報告セグメントに配分していない全社資産にかかるものであります。
      3   セグメント利益は、損益計算書の営業利益と一致しております。
      4   セグメント資産及び負債については、各報告セグメントへの配分を行っていないため記載しておりません。


 【関連情報】
    第24期(自    2018年5月1日    至   2019年4月30日)
 1   製品及びサービスごとの情報
    セグメント情報に同様の開示をしているため、記載を省略しております。


 2   地域ごとの情報
 (1) 売上高
  本邦の外部顧客への売上高が損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。


 (2) 有形固定資産
  本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。


 3   主要な顧客ごとの情報
  外部顧客への売上高のうち、損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先はありますが、守秘義務を負っている
 ため、顧客の名称、売上高の公表は控えさせていただきます。なお、当該関連するセグメント名はパーソナルパブリ
 ッシングサービス事業であります。




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    第25期(自    2019年5月1日   至   2020年4月30日)
 1   製品及びサービスごとの情報
    セグメント情報に同様の開示をしているため、記載を省略しております。


 2   地域ごとの情報
 (1) 売上高
  本邦の外部顧客への売上高が損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。


 (2) 有形固定資産
  本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。


 3   主要な顧客ごとの情報
  外部顧客への売上高のうち、損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先はありますが、守秘義務を負っている
 ため、顧客の名称、売上高の公表は控えさせていただきます。なお、当該関連するセグメント名はパーソナルパブリ
 ッシングサービス事業であります。


 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
     第24期(自   2018年5月1日   至   2019年4月30日)
     該当事項はありません。


     第25期(自   2019年5月1日   至   2020年4月30日)
     該当事項はありません。


 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
     第24期(自   2018年5月1日   至   2019年4月30日)
     該当事項はありません。


     第25期(自   2019年5月1日   至   2020年4月30日)
     該当事項はありません。


 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
     第24期(自   2018年5月1日   至   2019年4月30日)
     該当事項はありません。


     第25期(自   2019年5月1日   至   2020年4月30日)
     該当事項はありません。


 (持分法損益等)
     該当事項はありません。




                                            - 15 -
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(1株当たり情報)

                             第24期                               第25期
         項目             (自 2018年5月1日                       (自 2019年5月1日
                         至 2019年4月30日)                      至 2020年4月30日)

1株当たり純資産額                              322円49銭                          341円45銭

1株当たり当期純利益                              35円57銭                          29円79銭
潜在株式調整後
                                 35円56銭              ―
1株当たり当期純利益
 (注) 1 第25期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりませ
       ん。
     2 1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりでありま
       す。

                                         第24期                       第25期
                                (自     2018年5月1日             (自   2019年5月1日
                                 至     2019年4月30日)            至   2020年4月30日)
1株当たり当期純利益
 当期純利益(千円)                                       598,924                  501,638
 普通株主に帰属しない金額(千円)                                     ―                         ―
 普通株式に係る当期純利益(千円)                                598,924                  501,638
 普通株式の期中平均株式数(株)                            16,836,406                 16,840,976


潜在株式調整後1株当たり当期純利益
 普通株式増加数(株)                                        4,048                        ―
  (うち新株予約権)(株)                                    (4,048)                     (―)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当
たり当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概                                ―
要

   3   1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

                                       第24期                         第25期
                                  (2019年4月30日)                 (2020年4月30日)
純資産の部の合計額(千円)                                5,431,034                  5,750,385
純資産の部の合計額から控除する金額(千円)                                 ―                         ―
(うち新株予約権(千円))                                        (―)                      (―)
普通株式に係る期末の純資産額(千円)                           5,431,034                  5,750,385
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通
                                            16,841,059                 16,840,943
株式の数(株)




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                                株式会社アスカネット(2438) 2020年4月期 決算短信


 (重要な後発事象)
  (譲渡制限付株式報酬制度の導入)
     当社は、2020年6月9日開催の取締役会において、役員報酬制度の見直しを行い、役員に対する退職慰労金制
    度の廃止および譲渡制限付株式報酬制度の導入を決議し、本制度に関する議案を2020年7月29日開催予定の第25
    回定時株主総会(以下「本株主総会」といいます)に付議することといたしました。
    ①本制度の導入目的
     本制度は、当社の取締役(社外取締役を除く。以下「対象取締役」といいます。)を対象に、当社の企業価値
    の持続的な向上を図るインセンティブを与えるとともに、株主の皆様との一層の価値共有を進めることを目的と
    した制度です。
    ②本制度の導入条件
     本制度は、対象取締役に対して譲渡制限付株式の付与のために金銭債権を報酬として、既存の金銭報酬額とは
    別枠で支給することとなるため、本制度の導入は、本株主総会において本制度に係る報酬を支給することにつき
    株主の皆様のご承認を得られることを条件といたします。
     なお、2006年7月28日開催の第11回定時株主総会において、当社の取締役の報酬は、金銭による報酬として年
    額180百万円以内、ストックオプションとしての新株予約権に関する報酬として年額20百万円以内とご承認いただ
    いておりますが、本株主総会では、ストックオプション制度に代え、当社の対象取締役に対して本制度を新たに
    導入し、当社の取締役に対して本制度に係る報酬枠を設定することにつき、株主の皆様にご承認をお願いする予
    定です。
     本株主総会において本制度に係る議案が承認可決されることを条件に、役員に対するストックオプション制度
    は廃止することといたします。
    ③本制度の概要
     本制度に基づき対象取締役に対して支給する譲渡制限付株式の付与のために支給する報酬は金銭報酬とし、そ
    の総額は、上記の目的を踏まえ相当と考えられる金額として、上記の金銭による報酬額とは別枠で、年額30百万
    円以内(ただし、使用人兼務取締役の使用人分給与を含みません。)といたします。各対象取締役への具体的な
    支給時期及び配分については、取締役会において決定いたします。
     本制度により、当社が新たに発行又は処分する普通株式の総数は、年30,000株以内(ただし、本株主総会の決
    議の日以降の日を効力発生日とする当社の普通株式の株式分割(当社の普通株式の無償割当てを含みます。)又
    は株式併合が行われた場合、当該効力発生日以降、分割比率・併合比率等に応じて、当該総数を、必要に応じて
    合理的な範囲で調整します。)とし、その1株当たりの払込金額は、各取締役会決議の日の前営業日における東
    京証券取引所における当社の普通株式の終値(同日に取引が成立していない場合は、それに先立つ直近取引日の
    終値)を基礎として当該普通株式を引き受ける対象取締役に特に有利な金額とならない範囲において、取締役会
    において決定します。
     また、本制度による当社の普通株式(以下「本株式」といいます。)の発行又は処分に当たっては、当社と譲
    渡制限付株式報酬の支給を受ける予定の対象取締役との間において、①3年間から6年間までの間で当社の取締
    役会が定める期間(以下「譲渡制限期間」といいます。)、本株式に係る第三者への譲渡、担保権の設定その他
    一切の処分を禁止すること、②一定の事由が生じた場合には当社が本株式を無償取得することなどをその内容に
    含む譲渡制限付株式割当契約が締結されることを条件といたします。




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