2437 J-シンワワイズ 2019-01-10 15:30:00
平成31年5月期第2四半期連結累計期間の連結業績予想値と実績値との差異及び平成31年5月期通期連結業績予想値の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                  平成 31 年1月 10 日
 各       位
                                            会 社 名  Shinwa Wise Holdings 株式会社
                                            代表者名   代表取締役社長            中川 健治
                                            (JASDAQ・コード2437)
                                            問合せ先   執行役員 経理部長 益戸 佳治
                                            電話番号   03-5537-8024
                                                   ( http://www.shinwa-wise.com )

         平成 31 年5月期第2四半期連結累計期間の連結業績予想値と実績値との差異
            及び平成 31 年5月期通期連結業績予想値の修正に関するお知らせ


 平成 30 年7月 12 日に公表しました平成 31 年5月期第2四半期連結累計期間(平成 30 年6月1日
~平成 30 年 11 月 30 日)の連結業績予想値と、本日公表の実績値に差異が生じましたので、下記のと
おりお知らせいたします。また、平成 31 年5月期の通期連結業績予想値を下記のとおり修正いたしま
したので、併せてお知らせいたします。
                                        記

1.連結業績予想値と実績値の差異について

 平成 31 年5月期第2四半期(累計)連結業績予想値との差異
 (平成 30 年6月1日~平成 30 年 11 月 30 日)                                   (単位:百万円)
                                                                親会社株
                                                                主に帰属   1 株当たり
                                売上高         営業利益      経常利益
                                                                する四半  四半期純利益
                                                                期純利益
                                                                           円 銭
前    回   発       表   予   想(A)   1,800           30         21      14
                                                                            2.19
実            績           値(B)   1,962           50         31       △10        △1.57

増        減           額(B-A)      162            20         10      △24

増            減           率(%)     9.1         66.9       49.8      -
(ご参考)前期第2四半期実績
(平成 30 年5月期第2四半期)               1,210         △38        △65        △73       △11.76

  <差異の理由>
 前回発表予想との比較では、売上高はオークション関連事業で 427 百万円の増加、エネルギー関連
事業及びその他の事業で 281 百万円の減少、セグメント利益はオークション関連事業で 29 百万円の増
加、エネルギー関連事業及びその他の事業で 8 百万円の減少、経常利益も前回発表予想の 21 百万円の
経常利益に対して、31 百万円の経常利益となりました。
 前期大幅な赤字業績であった PKS 事業(日本国内のバイオマス発電燃料としてのマレーシアのパー
ム椰子殻販売事業)は、収益構造の見直しに取り組んでいるところであり、改善の兆しが見られるも
のの、当第2四半期連結累計期間は依然として赤字業績であり、連結ベースでは 31 百万円の経常利益
に対して法人税等に 40 百万円を計上することとなりました。その結果、親会社株主に帰属する四半期
純利益は 10 百万円の損失となりました。
2.通期の連結業績予想値の修正について

 平成 31 年5月期通期連結業績予想値
 (平成 30 年6月1日~平成 31 年5月 31 日)
                                                         (単位:百万円)
                                                       親会社株
                                                       主に帰属  1 株当たり
                               売上高     営業利益    経常利益
                                                       する当期  当期純利益
                                                       純利益
                                                                 円 銭
前   回   発       表   予   想(A)   3,800      74      60      50
                                                                  7.87
今   回   修       正   予   想(B)   3,000      74      60      50       7.66

増       減           額(B-A)     △800        0       0        0

増           減           率(%)   △21.1     0.0     0.0      0.0
(ご参考)前期連結実績
   (平成 30 年5月期)                2,781    △181    △265    △257     △40.93

 <修正の理由>
 エネルギー関連事業では、50kW 級の低圧型太陽光発電施設販売事業において 52 基の販売を通期目標
に掲げておりましたが、利回り商品としての優良な発電施設に対する購入需要は高いものの、経済産
業省による電力の買取価格は継続的に引き下げられており、収益目線で投資対象となる新たな案件の
確保がかなり難しくなっております。加えて一部電力会社の出力抑制の影響もあり、購入希望者のニ
ーズに合う案件の仕入が思うように進まない状況にあるため、当第2四半期連結累計期間までに 15 基
の販売にとどまっており、第3四半期以降も大きな営業改善は見込める状況にはありません。従いま
して、当初の販売目標数を大幅に減らし、当連結会計年度中の販売は 20 基程度になる見通しでありま
す。これにより、売上高は大きく落ち込むものの、売上高に比して利益率がさほど高くない事業であ
るため、営業利益に関しては売上高ほどの影響は出ないものと見込んでおります。
 またマレーシアにおける PKS 事業においては収益構造の見直しに取り組んでおり、結果として赤字
要因の解消に向けて着実に効果は出ているものの、第3四半期以降も劇的な改善までは見込むことが
できません。
 これらを主たる要因として、当該セグメントの売上高は当初予想値の 1,676 百万円に対して 900 百
万円、セグメント利益は当初予想値の 14 百万円に対して△30 百万円となる見込みであります。
 その他の事業分野では、米国テキサス州中古不動産物件紹介事業において 17 件の販売を通期目標に
掲げておりましたが、金融機関による購入者向け融資制度の導入後は当該制度利用希望者が多く、実
際に融資が実行されるまでに想定を超えた長い時間を要しております。また、昨年 12 月に閣議決定し
た平成 30 年税制改正大綱の動向にも事前に注目が集まり、様子見ムードが広がった結果、現状8件の
成約にとどまっております。今回の税制改正大綱では、海外中古不動産に係る所得税法上の減価償却
費についての見直しはありませんでしたが、次年度以降も引き続き税制改正の動向に注意を払ってい
かなければならず、市場も様子見ムードが継続するものとして、当連結会計年度中の成約数は 10 件程
度にとどまる見通しであります。これにより、売上高は大きく落ち込むものの、エネルギー関連事業
における低圧型太陽光発電施設販売事業同様、営業利益に関しては売上高ほどの影響は出ないものと
見込んでおります。また、ミャンマー連邦共和国におけるマイクロファイナンス事業は、当初赤字業
績を予想していたところ、黒字業績を見込めるようになりました。
 これらを主たる要因として、その他の事業分野の売上高は当初予想値の 143 百万円に対して 70 百万
円、セグメント利益は当初予想値の 30 百万円に対して 28 百万円となる見込みであります。
 他方、オークション関連事業では、当第2四半期連結累計期間に、オークション会場リニューアル
及び Shinwa Prive の画廊スペース新設記念特別オークションとして、「Y氏コレクション - ART
JUNGLE」を開催したところ、取扱高は7億円に迫り、落札率も 92.9%となるなど高い実績を上げまし
た。また、当連結会計年度から、本格的に手がけている画廊事業では大型案件の成約があったため、
取扱高、売上高が大幅に増加いたしました。また、新たに Shinwa Prive の画廊スペースを設け、お客
様のニーズにきめ細やかに対応できる体制の整備が売り上げの増加に結びついております。その他、
高額ダイヤモンド販売事業は、引き続き安定した売上高で推移しております。
 これらを主たる要因として、当該セグメントの売上高は当初予想値の 1,981 百万円に対して 2,030
百万円、セグメント利益は当初予想値の 142 百万円に対して 182 百万円となる見込みであります。
 営業利益は、セグメントに配分されない全社費用 106 百万円を加味して、当初予想の 74 百万円とな
る見込みであります。
 以上のように、これまで収益の柱のひとつとして、当社グループを支えてきた低圧型太陽光発電施
設販売事業が少しずつ収束に向かい、また新たな収益の柱として注力してきた米国テキサス州中古不
動産物件紹介事業は、税制改正の影響を受けて思うような成果を上げておりませんが、主力のオーク
ション関連事業は好調を保っております。
 さらに、期初からグループ全体の構造改革に取り組んでおり、中でも子会社の販管費の抜本的な見
直しは、固定費の削減に大きく寄与しておりますので、この効果により各セグメント費用及びセグメ
ントに分配されない全社費用を含めた販売費及び一般管理費合計は、当初予想値から 25 百万円の減少
を見込んでおります。従いまして、売上高は前回公表値よりも減少するものの、営業利益、経常利益
及び親会社株主に帰属する当期純利益は、前回公表値の達成を見込めるため、そのまま据え置くもの
とします。


※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の
 業績は今後様々な要因によって予想値と異なる結果となる可能性があることにご留意ください。
                                                  以   上