2437 J-シンワワイズ 2020-07-15 17:00:00
2020年5月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年5月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年7月15日
上場会社名 Shinwa Wise Holdings株式会社 上場取引所 東
コード番号 2437 URL http://www.shinwa-wise.com
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 倉田 陽一郎
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 (氏名) 岡崎 奈美子 TEL 03-5537-8024
定時株主総会開催予定日 2020年8月28日 有価証券報告書提出予定日 2020年8月31日
配当支払開始予定日 ―
決算補足説明資料作成の有無 : 無
決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年5月期の連結業績(2019年6月1日∼2020年5月31日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年5月期 1,719 △41.4 △271 ― △322 ― △305 ―
2019年5月期 2,932 5.4 △86 ― △134 ― △56 ―
(注)包括利益 2020年5月期 △304百万円 (―%) 2019年5月期 △53百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当た 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
り当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2020年5月期 △44.16 ― ― ― ―
2019年5月期 △8.66 ― ― ― ―
(参考) 持分法投資損益 2020年5月期 ―百万円 2019年5月期 ―百万円
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年5月期 3,085 1,760 57.1 247.70
2019年5月期 4,735 1,895 40.0 287.83
(参考) 自己資本 2020年5月期 1,760百万円 2019年5月期 1,895百万円
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フ 投資活動によるキャッシュ・フ 財務活動によるキャッシュ・フ
現金及び現金同等物期末残高
ロー ロー ロー
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年5月期 36 322 △932 185
2019年5月期 34 405 △995 756
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2019年5月期 ― 0.00 ― 3.00 3.00 19 ― 1.0
2020年5月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00 0 ― ―
2020年5月期における1株当たり期末配当金については、3円から0円に変更する予定であります。また、2021年5月期の配当金予想については、新型コ
ロナウイルス感染症の感染拡大が当社グループの業績に与える影響を現時点において見極めることが極めて困難なことから、未定とさせていただきます。
詳細につきましては、本日公表いたしました「2020年5月期配当予想の修正に関するお知らせ」をご覧ください。
3. 2021年 5月期の連結業績予想(2020年 6月 1日∼2021年 5月31日)及び当社の経営方針
当社は、公開のオークションという商形態にて美術品や高級品の換金やコレクションを円滑に実現し、美術品を中心とした高額品の価値付けに寄与するこ
とを自らのミッションとして事業を展開しています。コロナ問題により社会全体が変革を迫られている中、当社は自らの役割の重要性を認識し、自らのミッ
ションの実現に向けた取り組みを更に強化・加速化してまいります。具体的には、インターネットからのオークション参加やオンラインオークションを立ち上
げ、会場にこだわらず遠隔地からのオークションへの参加を可能にして、日本からだけでなくアジアを巻き込む事業展開の中で、安全に換金・コレクションが
できるプラットフォームを提供し、事業の拡大を図り、時価総額を向上させることを経営視点の一つに置いています。
2021年5月期の連結業績予想については、新型コロナウイルスの感染拡大による当社グループの業績に与える影響を現時点において見極めることが極
めて困難なことから、未定とさせていただきます。今後、予想が可能となった段階で発表いたします。詳細につきましては、添付資料P.4「1.経営成績等の
概況(4)2021年5月期における当社の状況及び経営方針」をご覧ください。
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年5月期 7,439,900 株 2019年5月期 7,439,900 株
② 期末自己株式数 2020年5月期 332,882 株 2019年5月期 852,800 株
③ 期中平均株式数 2020年5月期 6,923,212 株 2019年5月期 6,528,598 株
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、
実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。2021年5月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウィルスの感染拡大が当社グ
ループの業績に与える影響を現時点で合理的に算定することは困難であることから、未定としております。詳細につきましては、添付資料P.5「1.経営成績
等の概況(5)今後の見通し」をご覧ください。
Shinwa Wise Holdings(株)(2437) 2020年5月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 4
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 4
(4)2021年5月期における当社の状況及び経営方針 ……………………………………………………………… 4
(5)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 5
(6)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………………………… 5
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 5
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 6
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 6
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 8
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 8
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 9
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 10
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 12
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 14
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 14
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 14
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 14
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 17
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 17
1
Shinwa Wise Holdings(株)(2437) 2020年5月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度(2019年6月1日~2020年5月31日)におけるわが国の経済は、雇用や所得環境の改善や各種政策
の効果もあり、緩やかな回復基調で推移しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、景気下振
れのリスクが急速に顕在化いたしました。新型コロナウイルス感染症の感染拡大が内外経済に与える影響に加え、米
中通商問題などの海外経済の動向や金融資本市場の変動の影響も受け、先行きは極めて不透明な状況にあります。
そのような中、日本国内の美術品市場は、前年とほぼ同様の市場規模で推移しましたが、昨年後半から、特に近代
美術の中低価格帯の相場が急落するとともに、市場全体の流通量も大幅に減少しております。この傾向は今後も続く
と思われ、当社にとって軽視できない状況にあります。
エネルギー関連事業では、自社所有の秩父太陽光発電所の売電事業は順調に稼働しており、当社の安定した収益と
なっています。国内のバイオマス発電所の本格稼動は少し遅れておりますが、PKS事業の領域は収益化の目処がつき
つつあります。
各事業の業績は次のとおりです。
①オークション関連事業
オークション関連事業は、取扱高2,834,981千円(前年比38.5%減)、売上高1,538,425千円(前年比27.9%
減)、セグメント損失146,361千円(前年は63,494千円のセグメント利益)となりました。
種別の業績は次のとおりです。
第31期
2020年5月期
取扱高 前年比増減 売上高 前年比増減 オークション オークション オークション 落札率
(千円) (%) (千円) (%) 開催数 出品数 落札数 (%)
近代美術オークション 541,380 △52.2 99,702 △62.8 4 349 266 76.2
近代陶芸オークション 303,545 △24.3 57,677 △34.8 4 686 623 90.8
近代美術PartⅡオークショ
158,430 △3.5 34,789 △9.4 4 681 624 91.6
ン
その他オークション
362,650 △67.9 88,146 △47.7 9 1,957 1,255 64.1
(注)2
オークション事業合計 1,366,005 △51.7 280,316 △50.2 21 3,673 2,768 75.4
プライベートセール 1,465,641 △17.5 1,238,057 △20.0
その他 3,335 △34.6 20,051 △9.9
オークション関連
1,468,976 △17.6 1,258,109 △19.9
その他事業合計
オークション関連事業合計 2,834,981 △38.5 1,538,425 △27.9
(注)1.取扱高の前年比増減率と売上高の前年比増減率の乖離の大きな要因のひとつに、商品売上高の増減がありま
す。商品売上高は、オークション落札価額に対する手数料収入、カタログ収入、年会費等と同様に売上高を
構成する要素であり、在庫商品を販売した場合、その販売価格(オークションでの落札の場合には落札価
額)を商品売上高として、売上高に計上することとしております。
2.その他オークションは、出品の状況により随時開催しております。
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Shinwa Wise Holdings(株)(2437) 2020年5月期 決算短信
ⅰ)オークション事業
当連結会計年度は、オークションの開催回数は21回(前年度開催回数26回)でした。内訳は、近代美術オークシ
ョン、近代美術PartⅡオークション及び近代陶芸オークションを各4回、戦後美術&コンテンポラリーアートオー
クションを3回、ワインオークション及びBags/Jewellery&Watchesオークションを各2回、西洋美術オークション
及びMANGAオークションを各1回です。
3月中旬から5月末までで、近代美術オークション、近代美術PartⅡオークション及び戦後美術&コンテンポラ
リーアートオークションを各2回、西洋美術オークション、ワインオークション及びMANGAオークションを各1回の
計9回のオークションの開催を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するために政
府から外出やイベント等の自粛要請及び緊急事態宣言が発令されたことを受けて、これらのオークションの開催を
6月以降に延期し、大幅な取扱高の減少となりました。加えて、これまで主力の近代美術オークションで取り扱っ
ていた作品のうち、相場全体の下落によって主に低価格帯を取り扱う近代美術PartⅡオークションの価格帯まで下
落している作品が多くなっております。このような中、当社が得意とする高額な良品の流通は市場全体で極めて少
なく、オークションへの出品誘致が難しくなっており、大幅な取扱高の減少となりました。
近代美術オークションは、前年比で2開催少なかったため、出品点数34.2%減、落札点数35.0%減、平均落札単
価27.9%減となりましたが、エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率は、平均で111.9%と高水準
で推移いたしました。
近代陶芸オークションは、出品点数6.8%減、落札点数8.2%減、平均落札単価17.8%減となりましたが、エステ
ィメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率は、平均で129.3%と高水準で推移いたしました。
近代美術PartⅡオークションは、前年比で2開催少なかったため、出品点数44.4%減、落札点数39.0%減と
なりました。平均落札単価は前年比で59.5%増加し、エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率
は、平均で195.6%と高水準で推移いたしました。
その他オークションでは、ワインオークションが引き続き好調を保ったほか、新たな柱となり得る戦後・現代美
術へのシフトの一環として、戦後美術&コンテンポラリーアートオークションを3回開催し、取扱高92,255千円、
落札率91.5%の実績を上げました。しかしながら、前年同期間には、オークション会場リニューアル及びShinwa
Priveの画廊スペース新設記念特別オークションとして「Y氏コレクション - ART JUNGLE」を開催しており、前年
同期間との比較では取扱高、売上高ともに大きく減少しております。
ⅱ)オークション関連その他事業
プライベートセール部門では、Shinwa Priveの画廊スペースを活用したお客様のニーズにきめ細やかに対応でき
る体制を整え、高額作品を積極的に取り扱い順調に推移いたしましたが、前連結会計年度は特別高額な案件の成約
があったことに加え、3月以降は新型コロナウィルス感染症対策のため、画廊スペースを休業し営業活動を縮小し
たため、前年比では、取扱高、売上高ともに減少しております。その他、資産防衛ダイヤモンド販売事業は、消費
税率引上げの影響を受け、9月には駆け込み需要があったものの10月以降はその反動で伸び悩みました。しかし、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響が出始めた頃から資産防衛としてのダイヤモンドの価値が高まり始
め、問い合わせが多くなり、回復の基調が見え始めました。
②エネルギー関連事業
マレーシアにおけるPKS事業では、継続して収益改善に取り組むとともに、販売先の開拓にも注力いたしました。
その他、子会社保有の太陽光発電施設による売電事業は堅調に推移しております。昨年まで行っていた新規の低圧
型太陽光発電施設販売事業につきましては、今期は販売いたしませんでした。新型コロナウイルス感染症の影響に
つきましては、売電事業は予定通り推移いたしましたが、マレーシアにおけるPKS事業は、マレーシア政府による活
動制限令を受けて3月中旬から5月上旬まで事業活動を停止していたため、約60百万円の売上減となりました。
以上により、当連結会計年度の売上高は、前年比76.6%減の175,118千円、セグメント損失は、34,590千円(前年
は64,779千円のセグメント損失)となりました。
以上により、当連結会計年度の業績は、売上高1,719,155千円(前年比41.4%減、対前年減少額1,213,302千
円)、営業損失271,469千円(前年は86,047千円の営業損失)、経常損失322,739千円(前年は134,967千円の経常損
失)、親会社株主に帰属する当期純損失305,705千円(前年は56,546千円の親会社株主に帰属する当期純損失)とな
りました。
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Shinwa Wise Holdings(株)(2437) 2020年5月期 決算短信
(2)当期の財政状態の概況
当連結会計年度の資産につきましては、総資産は、前年比1,650,584千円減の3,085,092千円となりました。内訳
は流動資産が716,301千円減の2,522,047千円、固定資産は934,283千円減の563,045千円となりました。流動資産の
主な内訳と増減は、現金及び預金317,886千円(前年比905,276千円の減少)、オークション未収入金1,348千円
(189,261千円の減少)、商品1,883,597千円(前年比586,480千円の増加)、前渡金109,761千円(前年比38,229千
円の減少)であります。固定資産の主な内訳と増減は、機械装置及び運搬具(純額)37,800千円(前年比809,794千
円の減少)、土地12,900千円(前年比108,860千円の減少)であり、太陽光発電設備の所有目的の変更により、機
械装置及び運搬具744,928千円と土地108,860千円を商品に振り替えたことによるものであります。
負債は前年比1,515,020千円減の1,324,718千円となりました。内訳は流動負債が1,372,199千円減の570,591千
円、固定負債が142,821千円減の754,126千円となりました。流動負債の主な内訳と増減は、短期借入金251,500千
円(前年比861,042千円の減少)、1年内返済予定の長期借入金59,332千円(前年比88,600千円の減少)、オークシ
ョン未払金2,334千円(前年比272,228千円の減少)であります。固定負債の主な内訳と増減は、長期借入金
156,008千円(前年比59,332千円の減少)及び長期割賦未払金449,525千円(前年比53,926千円の減少)でありま
す。
純資産は、前年比135,563千円減少の1,760,373千円となりました。この主な内訳と増減は、資本金1,133,142千
円(前年比増減なし)、資本剰余金801,835千円(前年比62,453千円の増加)、利益剰余金Δ86,557千円(前年比
334,086千円の減少)であります。この結果、1株当たり純資産額は247.70円、自己資本比率は57.1%となってお
ります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動及び投資活動によるキャッ
シュ・フローの増加、財務活動によるキャッシュ・フローの減少の結果571,561千円の資金使用となり、当連結会
計年度末の現金及び現金同等物は185,883千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果獲得した資金は、36,151千円(前年は34,191千円の獲得)となり
ました。これは主に、棚卸資産の減少による資金増加256,720千円、オークション未収入金の減少による資
金増加182,733千円に対し、オークション未払金の減少による資金減少272,228千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果獲得した資金は、322,021千円(前年は405,652千円の獲得)とな
りました。これは主に定期預金の純減少額による資金増加334,997千円に対し、保険積立金の積立による資
金減少5,155千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は、932,149千円(前年度は995,227千円の使用)と
なりました。これは主に自己株式の処分による資金増加197,256千円に対し、短期借入金の純減少額による
資金減少861,042千円及び長期借入金の返済による資金減少147,932千円によるものであります。
(4)2021年5月期における当社の状況及び経営方針
当社は2020年5月期まで連結業績予想を公表してまいりましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により
当初予定していたオークションの開催を延期する事態が想定される上、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が日
本の美術市場やオークションそのものに与える影響を予想することが困難な状況にあるため、不測の事態により当
社の期初の業績予想が実績と乖離する可能性もあることから、2021年5月期の連結業績予想を発表することを見合
わせることといたしました。
当社は、公開のオークションという商形態にて美術品や高級品の換金やコレクションを円滑に実現し、美術品を
中心とした高額品の価値付けに寄与することを自らのミッションとして事業を展開しています。コロナ問題により
社会全体が変革を迫られている中、当社は自らの役割の重要性を認識し、自らのミッションの実現に向けた取り組
みを更に強化・加速化してまいります。具体的には、インターネットからのオークション参加やオンラインオーク
ションを立ち上げ、会場にこだわらず遠隔地からのオークションへの参加を可能にして、日本からだけでなくアジ
アを巻き込む事業展開の中で、安全に換金・コレクションができるプラットフォームを提供し、事業の拡大を図
り、時価総額を向上させることを経営視点の一つに置いています。
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Shinwa Wise Holdings(株)(2437) 2020年5月期 決算短信
(5)今後の見通し
新型コロナウイルス感染症の感染拡大が内外経済に与える影響に加え、米中通商問題などの海外経済の動向や金
融資本市場の変動の影響も受け、わが国の経済の先行は極めて不透明な状況にあります。
オークション関連事業においては、古美術やワイン等の一部のオークションの堅調な推移が期待できる一方、昨
年後半から近代美術の中低価格帯の相場が急落しており、この状況は来期も継続すると思われます。そして、新型
コロナウイルス感染症の感染拡大によりオークションの開催を延期せざるを得ない事態も想定されます。当社グル
ープは、「日本近代美術再生プロジェクト」と題した、日本の近代美術の再評価と価値付けに取り組んでまいりま
したが、近代美術以外の新たな柱となり得るコンテポラリーアート(戦後美術を含む)へのシフトに注力し、新た
に資産形成アート投資サロンを立ち上げ数多くのコレクターを呼び込み、オークションへの取扱点数と取扱価格を
増加させると同時に、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に影響されにくい新たな事業の開発に積極的に取り組
んでまいります。具体的には、インターネットからのオークション参加やオンラインオークションを立ち上げ、会
場にこだわらず遠隔地からのオークションへの参加を可能にして、日本からだけでなくアジアを巻き込む事業展開
の中で、安全に換金・コレクションができるプラットフォームを提供し、事業の拡大を図ってまいります。また、
オークション事業から派生した資産防衛ダイヤモンド事業は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大にかかる各国
の金融緩和政策から生じるインフレ懸念から、ダイヤモンドへの需要が高まってきており売上の増大を目指しま
す。
エネルギー関連事業においては、低圧型太陽光発電施設販売事業がここ数年内に収束を迎えると思われるため、
当社の太陽光発電施設事業も縮小を余儀なくされるものの、マレーシアから日本へのPKS(ヤシ殼)輸出事業は、今
年に入り、需要が供給を上回る状況となり、日本国内のPKSを燃料とするバイオマス発電所の完工ラッシュが始まる
ことから、2021年5月期は同事業の黒字化を目指します。
以上より、当社は2021年5月期の連結業績予想を発表することを見合わせることといたしましたが、出品点数と
落札価格の増大によるオークション事業と美術品売買関連事業の収益化と資産防衛ダイヤモンド販売の拡大、PKS事
業の黒字化から、当社の2021年5月期の連結業績は4期ぶりの黒字化を目指します。
なお、業績予想につきましては、合理的な算定が可能となった時点で改めて開示する予定です。
(6)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社の配当政策の基本的な考え方は、収益状況に応じた配当を行うことを基準としつつも、安定的な配当の維持
ならびに将来の事業展開に備えた内部留保の充実、財務体質の強化等の必要性を総合的に勘案し、決定することと
しております。内部留保資金につきましては、中長期的視野に基づいた事業拡大のための投融資等に充当したいと
考えております。
当社は、期末配当の年1回の剰余金の配当を行うことを基本方針としております。期末配当の決定機関は株主総
会であります。また、状況に応じた対応を行えるよう、当社は「取締役会の決議により、毎年11月30日を基準日と
して、中間配当を行うことができる。」旨を定款に定めております。
当期の期末配当につきましては、本日(2020年7月15日)公表の「2020年5月期配当予想の修正に関するお知ら
せ」に記載いたしましたとおり、当期の業績及び次期の業績見通しならびに直近の財務状況を勘案した上で、やむ
をえず無配といたします。
次期の配当につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が当社グループの業績に与える影響を現時点
において見極めることが極めて困難なことから、未定とさせていただきます。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財務
諸表を作成する方針であります。なお、国際会計基準の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対
応していく方針であります。
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Shinwa Wise Holdings(株)(2437) 2020年5月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年5月31日) (2020年5月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,223,162 317,886
売掛金 19,121 14,303
オークション未収入金 190,609 1,348
商品 1,297,117 1,883,597
前渡金 147,991 109,761
その他 360,347 195,150
貸倒引当金 △2 △2
流動資産合計 3,238,348 2,522,047
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 138,766 138,626
減価償却累計額 △70,378 △80,950
建物及び構築物(純額) 68,388 57,676
機械装置及び運搬具 1,053,574 73,730
減価償却累計額 △205,979 △35,930
機械装置及び運搬具(純額) 847,594 37,800
土地 121,760 12,900
その他 49,301 51,469
減価償却累計額 △19,018 △27,320
その他(純額) 30,282 24,149
有形固定資産合計 1,068,025 132,526
無形固定資産
ソフトウエア 25,937 22,110
無形固定資産合計 25,937 22,110
投資その他の資産
投資有価証券 108,125 51,420
関係会社株式 74,873 64,873
繰延税金資産 121,532 201,242
その他 114,185 106,221
貸倒引当金 △15,351 △15,348
投資その他の資産合計 403,365 408,408
固定資産合計 1,497,328 563,045
資産合計 4,735,676 3,085,092
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Shinwa Wise Holdings(株)(2437) 2020年5月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年5月31日) (2020年5月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 109,600 9,641
オークション未払金 274,563 2,334
短期借入金 1,112,542 251,500
1年内償還予定の社債 44,000 25,000
1年内返済予定の長期借入金 147,932 59,332
未払法人税等 63,972 19,480
賞与引当金 14,971 10,704
その他 175,209 192,598
流動負債合計 1,942,791 570,591
固定負債
社債 40,000 15,000
長期借入金 215,340 156,008
退職給付に係る負債 15,480 16,650
役員退職慰労引当金 36,000 57,000
繰延税金負債 57,387 31,991
長期割賦未払金 503,451 449,525
その他 29,288 27,951
固定負債合計 896,948 754,126
負債合計 2,839,739 1,324,718
純資産の部
株主資本
資本金 1,133,142 1,133,142
資本剰余金 739,381 801,835
利益剰余金 247,529 △86,557
自己株式 △221,063 △86,299
株主資本合計 1,898,990 1,762,120
その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定 △3,052 △1,747
その他の包括利益累計額合計 △3,052 △1,747
純資産合計 1,895,937 1,760,373
負債純資産合計 4,735,676 3,085,092
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Shinwa Wise Holdings(株)(2437) 2020年5月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年6月1日 (自 2019年6月1日
至 2019年5月31日) 至 2020年5月31日)
売上高 2,932,458 1,719,155
売上原価 2,068,422 1,212,521
売上総利益 864,035 506,634
販売費及び一般管理費 950,083 778,104
営業損失(△) △86,047 △271,469
営業外収益
受取利息 1,694 609
未払配当金除斥益 137 204
デリバティブ評価益 920 2,195
受取保険金 832 1,665
法人税等還付加算金 69 219
助成金収入 - 9,360
その他 960 1,053
営業外収益合計 4,614 15,308
営業外費用
支払利息 31,006 20,028
為替差損 7,346 9,363
支払手数料 13,421 12,619
臨時総会費用 - 24,543
その他 1,759 23
営業外費用合計 53,533 66,578
経常損失(△) △134,967 △322,739
特別利益
関係会社株式売却益 121,392 -
退職給付引当金戻入額 7,120 -
新株予約権戻入益 2,698 -
その他 100 -
特別利益合計 131,311 -
特別損失
固定資産除却損 157 -
事務所移転費用 3,250 -
貸倒損失 - 7,050
訴訟関連損失 8,950 2,280
投資有価証券評価損 - 56,704
特別損失合計 12,357 66,035
税金等調整前当期純損失(△) △16,014 △388,774
法人税、住民税及び事業税 65,514 22,036
過年度法人税等 4,760 -
法人税等調整額 △30,086 △105,105
法人税等合計 40,189 △83,068
当期純損失(△) △56,203 △305,705
非支配株主に帰属する当期純利益 342 -
親会社株主に帰属する当期純損失(△) △56,546 △305,705
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Shinwa Wise Holdings(株)(2437) 2020年5月期 決算短信
(連結包括利益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年6月1日 (自 2019年6月1日
至 2019年5月31日) 至 2020年5月31日)
当期純損失(△) △56,203 △305,705
その他の包括利益
為替換算調整勘定 2,516 1,305
その他の包括利益合計 2,516 1,305
包括利益 △53,686 △304,400
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 △56,029 △304,400
非支配株主に係る包括利益 2,342 -
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Shinwa Wise Holdings(株)(2437) 2020年5月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年6月1日 至 2019年5月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,073,780 680,020 349,607 △221,063 1,882,345
当期変動額
新株の発行 59,361 59,361 118,723
剰余金の配当 △46,066 △46,066
親会社株主に帰属する
当期純損失(△)
△56,546 △56,546
連結範囲の変動 533 533
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 59,361 59,361 △102,078 - 16,644
当期末残高 1,133,142 739,381 247,529 △221,063 1,898,990
その他の包括利益累計額
その他の 非支配株
新株予約権 純資産合計
為替換算 包括利益 主持分
調整勘定 累計額合
計
当期首残高 △3,569 △3,569 3,419 24,781 1,906,976
当期変動額
新株の発行 118,723
剰余金の配当 △46,066
親会社株主に帰属する
当期純損失(△)
△56,546
連結範囲の変動 533
株主資本以外の項目の
516 516 △3,419 △24,781 △27,684
当期変動額(純額)
当期変動額合計 516 516 △3,419 △24,781 △11,039
当期末残高 △3,052 △3,052 - - 1,895,937
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Shinwa Wise Holdings(株)(2437) 2020年5月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年6月1日 至 2020年5月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,133,142 739,381 247,529 △221,063 1,898,990
当期変動額
剰余金の配当 △19,761 △19,761
自己株式の取得 △38 △38
自己株式の処分 62,453 134,802 197,256
親会社株主に帰属する
当期純損失(△)
△305,705 △305,705
連結範囲の変動 △8,619 △8,619
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - 62,453 △334,086 134,764 △136,869
当期末残高 1,133,142 801,835 △86,557 △86,299 1,762,120
その他の包括利益累計額
その他の 非支配株
新株予約権 純資産合計
為替換算 包括利益 主持分
調整勘定 累計額合
計
当期首残高 △3,052 △3,052 - - 1,895,937
当期変動額
剰余金の配当 △19,761
自己株式の取得 △38
自己株式の処分 197,256
親会社株主に帰属する
当期純損失(△)
△305,705
連結範囲の変動 △8,619
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
1,305 1,305 1,305
当期変動額合計 1,305 1,305 - - △135,563
当期末残高 △1,747 △1,747 - - 1,760,373
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Shinwa Wise Holdings(株)(2437) 2020年5月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年6月1日 (自 2019年6月1日
至 2019年5月31日) 至 2020年5月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純損失(△) △16,014 △388,774
減価償却費 84,736 93,606
貸倒引当金の増減額(△は減少) △3 △2
賞与引当金の増減額(△は減少) 3,546 △4,266
役員賞与引当金の増減額(△は減少) △6,739 -
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △18,120 1,170
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) 36,000 21,000
受取利息及び受取配当金 △1,694 △609
支払利息 31,006 20,028
関係会社株式売却損益(△は益) △121,392 -
投資有価証券評価損益(△は益) - 56,704
新株予約権戻入益 △2,698 -
デリバティブ評価損益(△は益) △920 △2,195
売上債権の増減額(△は増加) 327,849 4,255
オークション未収入金の増減額(△は増加) 78,866 182,733
未収入金の増減額(△は増加) △157,298 163,455
たな卸資産の増減額(△は増加) △70,019 256,720
前渡金の増減額(△は増加) 245,493 38,229
仕入債務の増減額(△は減少) 10,605 △99,589
オークション未払金の増減額(△は減少) △223,550 △272,228
前受金の増減額(△は減少) △131,103 4,120
貸倒損失 - 7,050
その他 49,765 49,423
小計 118,313 130,831
利息及び配当金の受取額 788 626
利息の支払額 △29,142 △19,131
法人税等の支払額 △67,282 △91,173
法人税等の還付額 11,514 14,998
営業活動によるキャッシュ・フロー 34,191 36,151
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △67,763 △3,106
無形固定資産の取得による支出 △7,776 △4,970
定期預金の預入による支出 △630,334 △360,002
定期預金の払戻による収入 946,149 695,000
関係会社株式の売却による収入 165,497 -
敷金及び保証金の差入による支出 △665 -
敷金及び保証金の回収による収入 14,892 236
保険積立金の積立による支出 △5,155 △5,155
投資その他の資産の増減額(△は増加) △9,191 20
投資活動によるキャッシュ・フロー 405,652 322,021
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △853,958 △861,042
長期借入れによる収入 200,000 -
長期借入金の返済による支出 △312,812 △147,932
社債の償還による支出 △44,000 △44,000
株式の発行による収入 118,002 -
自己株式の取得による支出 - △38
自己株式の処分による収入 - 197,256
配当金の支払額 △45,739 △19,752
セール・アンド・リースバックによる支出 △2,794 △2,714
セールアンド割賦バック取引による支出 △53,926 △53,926
財務活動によるキャッシュ・フロー △995,227 △932,149
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Shinwa Wise Holdings(株)(2437) 2020年5月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年6月1日 (自 2019年6月1日
至 2019年5月31日) 至 2020年5月31日)
現金及び現金同等物に係る換算差額 △3,887 2,414
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △559,271 △571,561
現金及び現金同等物の期首残高 1,321,150 756,162
新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額 - 1,282
連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額 △5,716 -
現金及び現金同等物の期末残高 756,162 185,883
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Shinwa Wise Holdings(株)(2437) 2020年5月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(所有目的の変更)
有形固定資産として保有していた機械装置及び運搬具に含まれる太陽光発電設備744,928千円と土地108,860千円
を所有目的の変更により、当連結会計年度に販売用設備として商品に振替えております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であ
り、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象になってい
るものであります。
当社グループは、オークションの企画、運営を行うオークション関連事業とエネルギー関連事業、その
他医療機関向け支援事業等を行っております。
したがって、当社グループは製品・サービス別のセグメントから構成されており、「オークション関連
事業」及び「エネルギー関連事業」の2つを報告セグメントとしております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事
項」における記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
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Shinwa Wise Holdings(株)(2437) 2020年5月期 決算短信
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2018年6月1日 至 2019年5月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
その他 連結財務諸表
合計 調整額
オークショ エネルギー (注)1 計上額
計
ン関連事業 関連事業
売上高
外部顧客への売上高 2,133,566 747,287 2,880,853 51,604 2,932,458 - 2,932,458
セグメント間の内部
- - - - - - -
売上高又は振替高
計 2,133,566 747,287 2,880,853 51,604 2,932,458 - 2,932,458
セグメント利益又は損
63,494 △64,779 △1,284 26,739 25,455 △111,503 △86,047
失(△)
セグメント資産 2,244,137 1,501,300 3,745,438 97,893 3,843,331 892,345 4,735,676
その他の項目
減価償却費 17,102 64,967 82,069 125 82,194 2,541 84,736
有形固定資産及び無
81,858 1,053 82,912 - 82,912 1,699 84,611
形固定資産の増加額
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれていない事業セグメントであり、医療機関向け支援事業、保
険事業、海外不動産事業及びマイクロファイナンス事業を含んでおります。マイクロファイナンス事業を行
っていたSHINWA MICROFINANCE COMPANY LIMITEDについては、全保有株式を当期末に売却して連結の範囲か
ら除外しております。
2.調整額は以下のとおりであります。
(1) セグメント利益又は損失(△)の調整額△111,503千円には、各報告セグメントに配分していない全社費
用△111,503千円が含まれております。なお、全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費で
あります。
(2) セグメント資産の調整額892,345千円には、各報告セグメントに配分していない全社資産が含まれており
ます。なお、全社資産は、主に提出会社における現金、投資有価証券及び管理部門に係る資産等でありま
す。
(3) 減価償却費の調整額2,541千円は、主に各報告セグメントに配分していない全社資産の償却費等でありま
す。
(4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額1,699千円は、主に各報告セグメントに配分していない
全社資産への設備投資額であります。
3.セグメント利益又は損失(△)の合計額は、連結損益計算書の営業損失と一致しております。
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Shinwa Wise Holdings(株)(2437) 2020年5月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年6月1日 至 2020年5月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
その他 連結財務諸表
合計 調整額
オークショ エネルギー (注)1 計上額
計
ン関連事業 関連事業
売上高
外部顧客への売上高 1,538,425 175,118 1,713,543 5,611 1,719,155 - 1,719,155
セグメント間の内部
- - - - - - -
売上高又は振替高
計 1,538,425 175,118 1,713,543 5,611 1,719,155 - 1,719,155
セグメント損失(△) △146,361 △34,590 △180,952 △417 △181,370 △90,099 △271,469
セグメント資産 1,324,069 1,101,103 2,425,173 42,533 2,467,706 617,385 3,085,092
その他の項目
減価償却費 23,722 66,231 89,953 - 89,953 3,653 93,606
有形固定資産及び無
3,600 1,019 4,619 - 4,619 3,457 8,076
形固定資産の増加額
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれていない事業セグメントであり、医療機関向け支援事業、保
険事業、海外不動産事業を含んでおります。
2.調整額は以下のとおりであります。
(1) セグメント損失の調整額△90,099千円には、各報告セグメントに配分していない全社費用△90,099千円が
含まれております。なお、全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
(2) セグメント資産の調整額617,385千円には、各報告セグメントに配分していない全社資産が含まれており
ます。なお、全社資産は、主に提出会社における現金、投資有価証券及び管理部門に係る資産等でありま
す。
(3) 減価償却費の調整額3,653千円は、主に各報告セグメントに配分していない全社資産の償却費等でありま
す。
(4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額3,457千円は、主に各報告セグメントに配分していない
全社資産への設備投資額であります。
3.セグメント損失(△)の合計額は、連結損益計算書の営業損失と一致しております。
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(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年6月1日 (自 2019年6月1日
至 2019年5月31日) 至 2020年5月31日)
1株当たり純資産額 287.83円 247.70円
1株当たり当期純損失(△) △8.66円 △44.16円
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 - -
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益につきましては、1株当たり当期純損失であり、また潜在株式が存在
しないため記載しておりません。
2.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年5月31日) (2020年5月31日)
純資産の部の合計額(千円) 1,895,937 1,760,373
純資産の部の合計額から控除する金額(千円) - -
(うち新株予約権(千円)) (-) (-)
(うち非支配株主持分(千円)) (-) (-)
普通株式に係る期末の純資産額(千円) 1,895,937 1,760,373
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普
6,587,100 7,107,018
通株式の数(株)
3.1株当たり当期純損失の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年6月1日 (自 2019年6月1日
至 2019年5月31日) 至 2020年5月31日)
1株当たり当期純損失(△)
親会社株式に帰属する当期純損失(△)(千
△56,546 △305,705
円)
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
親会社株式に帰属する当期純損失(△)(千
△56,546 △305,705
円)
期中平均株式数(株) 6,528,598 6,923,212
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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