2433 博報堂DY 2021-08-06 12:00:00
2022年3月期 第1四半期決算短信[日本基準](連結)の公表について [pdf]
2021 年 8 月 6 日
各 位
会社名 株式会社 博報堂DYホールディングス
代表者名 代表取締役社長 水 島 正 幸
(コード番号 2433 東証第一部)
問合せ先 IRグループマネージャー 吉 野 敦
(TEL 03-6441-9033)
2022 年 3 月期 第 1 四半期決算短信〔日本基準〕
(連結)の公表について
当社は本日開催の取締役会において 2022 年 3 月期第 1 四半期の連結決算を承認し、決算短信を公表いたしま
した。主な内容は以下の通りです。
なお、2022 年3月期第1四半期の期首より、
「収益認識に関する会計基準」
(企業会計基準第 29 号 2020 年3月
31 日)等(以下、収益認識基準)を適用しており、遡及適用後の数値で前年同期比較を行っております。以下に
おける「収益」は収益認識基準適用後の数値であります。また「売上高」は従前の会計基準に基づくものであり、
財務諸表利用者にとって有用であると考えていることから、収益認識基準に準拠した開示ではないものの、自主的
に開示しております。
記
1. 連結損益計算書(2021 年 4 月 1 日~2021 年 6 月 30 日)
(単位:百万円)
2021年3月期 2022年3月期 前年同期比
第1四半期 第1四半期(実績) 増減額 (%)
売上高 261,023 326,964 65,940 25.3%
収益 140,978 172,378 31,399 22.3%
売上総利益 64,650 78,240 13,589 21.0%
(売上総利益率) (24.8%) (23.9%) (-0.8%)
販売費及び一般管理費 64,251 66,152 1,900 3.0%
営業利益 398 12,087 11,688 -
(オペレーティング・マージン) (0.6%) (15.4%) (+14.8%)
営業外収益 1,495 1,605 109 7.3%
営業外費用 351 441 89 25.4%
経常利益 1,542 13,251 11,709 759.1%
特別利益 116 280 163 141.0%
特別損失 199 108 △ 91 -45.9%
税金等調整前四半期純利益 1,459 13,423 11,964 820.0%
親会社株主に帰属する四半期純利益 △ 3,070 6,238 9,308 -
(オペレーティング・マージン) = 営業利益/売上総利益
1
当第1四半期連結累計期間(2021 年4月1日~2021 年6月 30 日、以下「当第1四半期」)における日本経済
は、海外経済の復調を背景に輸出が堅調に推移し、製造業を中心に景況感や設備投資の持ち直しが見られるな
ど、景気の回復基調は継続しております。一方で、緊急事態宣言の再発出に伴う活動の制約が個人消費の回復の
重石となるなど、一部力強さを欠く動きもみられました。国内広告市場(注1)については、コロナ禍の影響を
大きく受けた前年からの反動増もあり、4月、5月は2ヵ月連続で前年同期比二桁以上の強い伸びでのスタート
となりました。
このような環境下、当社グループは、コロナ禍への対応に配慮しつつも、積極的な事業展開を継続してまいり
ました。この結果、売上高は 3,269 億 64 百万円(前年同期比 25.3%の増収)
、収益は 1,723 億 78 百万円(同
22.3%の増収)と大きく前年同期を上回りました。
当第1四半期の売上高を種目別に見ますと、雑誌を除く全ての種目で前年同期実績を上回りました。インター
ネットメディアが高い成長となったほか、テレビ、マーケティング/プロモーション、クリエイティブの回復も
顕著でした。
また、得意先業種別に見ますと、
「案内・その他」を除く全ての業種で前年を上回ることとなりました。
「情
報・通信」「自動車・輸送機器・関連品」「流通・小売業」で前年同期を大きく上回っております。
、 、 (注2)
売上総利益に関しても、782 億 40 百万円(同 21.0%増加)と前年同期より 135 億 89 百万円の増加となりま
した。販売費及び一般管理費において、中期的な成長を見据えた戦略費の投下や連結範囲の拡大による費用の増
加があったものの、費用構造改革の取り組みを始めるとともに活動費の抑制等費用コントロールを進めた結果、
営業利益は 120 億 87 百万円(同 2,929.6%増加)
、経常利益は 132 億 51 百万円(同 759.1%増加)と、いずれも
大幅な増益となりました。
これに特別利益2億 80 百万円及び特別損失1億8百万円を加味した税金等調整前四半期純利益は 134 億 23 百
万円(同 820.0%増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は 62 億 38 百万円(前年同期は 30 億 70 百万円の純損
失)と、前年同期より大幅な回復となりました。
(注1)
「特定サービス産業動態統計調査」
(経済産業省)によります。
(注2)当社の社内管理上の区分と集計によります。
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2. 連結貸借対照表 (2021 年 6 月 30 日現在)
(単位:百万円)
2021年3月末 2021年6月末 前期末比
金額 構成比 金額 構成比 増減額 (%)
流動資産 626,731 66.6% 592,943 65.5% △ 33,788 -5.4%
固定資産 314,372 33.4% 312,707 34.5% △ 1,664 -0.5%
資産合計 941,103 100.0% 905,650 100.0% △ 35,452 -3.8%
流動負債 416,338 44.2% 364,798 40.3% △ 51,540 -12.4%
固定負債 162,625 17.3% 168,137 18.6% 5,511 3.4%
負債合計 578,964 61.5% 532,935 58.8% △ 46,029 -8.0%
株主資本 276,197 29.3% 276,057 30.5% △ 139 -0.1%
その他の包括利益累計額 54,228 5.8% 62,929 6.9% 8,700 16.0%
新株予約権 247 0.0% 258 0.0% 11 4.8%
非支配株主持分 31,466 3.3% 33,469 3.7% 2,003 6.4%
純資産合計 362,139 38.5% 372,715 41.2% 10,576 2.9%
負債純資産合計 941,103 100.0% 905,650 100.0% △ 35,452 -3.8%
3.2022 年 3 月期の業績予想
現時点で、連結業績見通しの見直しは行っておりません。
(注)業績予想につきましては、当社が現時点で合理的と判断する一定の条件に基づき作成しており、実際の
業績は、今後様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性があります。
以 上
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