2433 博報堂DY 2021-02-10 12:00:00
2021年3月期第3四半期決算短信[日本基準](連結)の公表について [pdf]
2021 年 2 月 10 日
各 位
会社名 株式会社 博報堂DYホールディングス
代表者名 代表取締役社長 水 島 正 幸
(コード番号 2433 東証第一部)
問合せ先 IRグループマネージャー 吉 野 敦
(TEL 03-6441-9033)
2021 年 3 月期 第 3 四半期決算短信〔日本基準〕
(連結)の公表について
当社は本日開催の取締役会において 2021 年 3 月期第 3 四半期の連結決算を承認し、決算短信を公表いたしま
した。主な内容は以下の通りです。
1.連結損益計算書(2020 年 4 月 1 日~2020 年 12 月 31 日)
(単位:百万円)
2020年3月期 2021年3月期 前年同期比
第3四半期累計 第3四半期累計 増減額 (%)
売上高 1,068,214 883,038 △ 185,176 -17.3%
売上総利益 239,589 212,786 △ 26,802 -11.2%
(売上総利益率) (22.4%) (24.1%) (+1.7%)
販売費及び一般管理費 201,895 193,925 △ 7,970 -3.9%
営業利益 37,693 18,860 △ 18,832 -50.0%
(オペレーティング・マージン) (15.7%) (8.9%) (-6.9%)
営業外収益 2,942 3,692 750 25.5%
営業外費用 832 1,151 318 38.3%
経常利益 39,803 21,402 △ 18,401 -46.2%
特別利益 17,174 7,084 △ 10,089 -58.7%
特別損失 4,583 3,590 △ 993 -21.7%
税金等調整前四半期純利益 52,393 24,896 △ 27,497 -52.5%
親会社株主に帰属する四半期純利益 31,613 9,091 △ 22,521 -71.2%
(オペレーティング・マージン) = 営業利益/売上総利益
当第3四半期連結累計期間(2020 年4月1日~2020 年 12 月 31 日、以下「当第3四半期累計」)における日本
経済は、コロナ禍の影響を受け、過去最大のマイナス成長となった第1四半期を底に、第2四半期以降、輸出、
生産、個人消費などの各項目で持ち直しの動きが見られましたが、経済活動の水準自体は、依然として低調な状
況にあります。国内広告市場(注1)についても、第1四半期に大きく落ち込んで以降、回復傾向が続いており
ますが、第3四半期に入った 10 月度、11 月度においても前年比 80%台の水準に留まっており、厳しい状況が継
続しております。
このような環境下、当社グループは、コロナ禍への対応に配慮しつつも、積極的な事業展開を継続してまいり
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ました。その結果、足元の第3四半期の売上高前年同期比は 90.6%まで回復をしてはいるものの、上半期までの
低調な業績の影響を受け当第3四半期累計の売上高は前年同期比 82.7%、8,830 億 38 百万円と前年同期を下回
りました。
当期の売上高を種目別に見ますと、第3四半期に入ってインターネットメディア、新聞、クリエイティブで前
年同期を上回るなど多くの種目で回復傾向が見られますが、当第3四半期累計では、4マスメディアでは全種目
で前年同期実績を下回りました。また、インターネットメディアについても4マスメディアと比較して新型コロ
ナウイルス感染拡大の影響が小さかったものの前年同期実績を下回っております。マーケティング/プロモーシ
ョン等メディア以外につきましても、前年を下回っております。
また、売上高を得意先業種別に見ますと、全ての業種で前年を下回ることとなりました。特に、新型コロナウ
イルス感染拡大の影響が大きい「交通・レジャー」「自動車・輸送機器・関連品」で前年同期を大きく下回って
、
おります。
(注2)
当第3四半期累計の売上総利益は、2,127 億 86 百万円(前年同期比 11.2%減少)と前年同期より 268 億 2 百
万円の減少となりました。販売費及び一般管理費において、連結範囲の拡大による費用の増加があったものの活
動費の抑制等費用コントロールを進めた結果、営業利益は 188 億 60 百万円(同 50.0%減少)
、経常利益は 214
億2百万円(同 46.2%減少)と、いずれも減益ではあるものの上半期業績から大幅な回復となりました。
これに特別利益 70 億 84 百万円及び特別損失 35 億 90 百万円を加味した税金等調整前四半期純利益は、㈱リ
クルートホールディングス等の株式売却による投資有価証券売却益が前年同期より 76 億 75 百万円減少した影響
もあり 248 億 96 百万円(同 52.5%減少)、親会社株主に帰属する四半期純利益は 90 億 91 百万円(同 71.2%減少)
と当第3四半期累計に入り最終利益も黒字となりました。
(注1)
「特定サービス産業動態統計調査」
(経済産業省)によります。
(注2)当社の社内管理上の区分と集計によります。
2.連結貸借対照表 (2020 年 12 月 31 日現在)
(単位:百万円)
2020年3月末 2020年12月末 前期末比
金額 構成比 金額 構成比 増減額 (%)
流動資産 595,080 69.2% 552,038 65.0% △ 43,041 -7.2%
固定資産 264,807 30.8% 297,855 35.0% 33,047 12.5%
資産合計 859,887 100.0% 849,893 100.0% △ 9,993 -1.2%
流動負債 395,721 46.0% 358,050 42.1% △ 37,671 -9.5%
固定負債 148,017 17.2% 158,825 18.7% 10,807 7.3%
負債合計 543,739 63.2% 516,875 60.8% △ 26,864 -4.9%
株主資本 261,142 30.4% 258,915 30.5% △ 2,226 -0.9%
その他の包括利益累計額 28,060 3.3% 44,043 5.2% 15,982 57.0%
新株予約権 218 0.0% 236 0.0% 17 8.2%
非支配株主持分 26,726 3.1% 29,823 3.5% 3,096 11.6%
純資産合計 316,147 36.8% 333,018 39.2% 16,870 5.3%
負債純資産合計 859,887 100.0% 849,893 100.0% △ 9,993 -1.2%
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3.2021 年 3 月期の業績予想及び配当金予想
2020年12月2日公表の通期業績予想では当期の売上高を1兆2,470億円、営業利益を240億円、親会社株主に
帰属する当期純利益を175億円といたしましたが、本日次の通り修正いたします。
(単位:百万円)
2020年3月期 2021年3月期 前年同期比
実績 予想 増減額 (%)
売上高 1,466,249 1,260,000 △ 206,249 -14.1%
営業利益 55,131 30,000 △ 25,131 -45.6%
経常利益 58,100 33,000 △ 25,100 -43.2%
親会社株主に帰属する四半期純利益 44,893 20,000 △ 24,893 -55.4%
1株当たり配当金 30.0円 30.0円 0.0円
※ 中間配当と含む年間配当金予定
(通期業績予想について)
国内景気及び広告市場はコロナ禍の影響により依然不透明な状況ではありますが、第3四半期までの実績
と足元の広告市場動向を踏まえ、第4四半期のトップラインについては前年同期比95%程度と想定し、通
期の売上高予想を1兆2,600億円(前年同期比14.1%減少)といたします。従来予想から130億円の上方修正
となります。
販売費及び一般管理費については引き続き費用コントロールを行い、通期の営業利益は300億円(同
45.6%減少)
、経常利益は230億円(同43.2%減少)と、それぞれ従来予想を60億円上方修正いたします。
また、子会社において特別利益及び特別損失が一定程度発生することを織り込み、親会社株主に帰属する
当期純利益の予想は200億円(同55.4%減少)と、従来予想から25億円上方修正いたします。
(注)業績予想につきましては、当社が現時点で合理的と判断する一定の条件に基づき作成しており、実際
の業績は、今後様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性があります。
(配当金予想について)
当社は、安定かつ継続して配当を実施することを基本としながら、資金需要の状況、業績の動向及び内部
留保の充実等を総合的に勘案の上配当金額を決定することとしております。
また、期末の配当金予想については、従来予想から変更なく、1株当たり15円、年間合計で前年同額の
1株当たり30円といたします。
以 上
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