2433 博報堂DY 2020-08-07 12:00:00
2021年3月期 第1四半期決算短信[日本基準](連結)の公表について [pdf]
2020 年 8 月 7 日
各 位
会社名 株式会社 博報堂DYホールディングス
代表者名 代表取締役社長 水 島 正 幸
(コード番号 2433 東証第一部)
問合せ先 IRグループマネージャー 吉 野 敦
(TEL 03-6441-9033)
2021 年 3 月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕
(連結)の公表について
当社は本日開催の取締役会において 2021 年度 3 月期第1四半期の連結決算を承認し、決算短信を公表いたしま
した。主な内容は以下の通りです。
記
1.連結損益計算書(2020 年 4 月 1 日~2020 年 6 月 30 日)
(単位:百万円)
2020年3月期 2021年3月期 前年同期比
第1四半期(実績) 第1四半期(実績) 増減額 (%)
売上高 332,973 261,023 △ 71,950 -21.6%
売上総利益 72,438 64,650 △ 7,787 -10.8%
(売上総利益率) (21.8%) (24.8%) (+3.0%)
販売費及び一般管理費 65,482 64,251 △ 1,231 -1.9%
営業利益 6,955 398 △ 6,556 -94.3%
(オペレーティング・マージン) (9.6%) (0.6%) (-9.0%)
営業外収益 1,454 1,495 40 2.8%
営業外費用 527 351 △ 175 -33.2%
経常利益 7,882 1,542 △ 6,340 -80.4%
特別利益 147 116 △ 30 -21.0%
特別損失 682 199 △ 482 -70.7%
税金等調整前四半期純利益 7,347 1,459 △ 5,888 -80.1%
親会社株主に帰属する四半期純利益 2,576 △ 3,070 △ 5,646 -219.2%
(オペレーティング・マージン) = 営業利益/売上総利益
当第1四半期連結累計期間(2020 年4月1日~2020 年6月 30 日、以下「当第1四半期」)における日本経済
は、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大にともない、個人消費や輸出を中心に内外需がともに縮小し、消費
者や企業のマインドも雇用・所得環境の悪化や各種影響の長期化に対する懸念などから急激に冷え込んでおり、
深刻なダメージを受けております。国内広告市場(注1)については、外出自粛等、行動抑制の影響もあり、5
月度は前年同期比△30.9%と過去最大のマイナス幅となるなど、大きく前年を下回る厳しい滑り出しとなってお
ります。
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このような環境下、当社グループは、2024 年 3 月期を最終年度とする中期経営計画に則り、積極的な事業展
開を継続してまいりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた結果、売上高は 2,610 億 23 百万円(前
年同期比 21.6%の減収)と大きく前年同期を下回りました。
当期の売上高を種目別に見ますと、4マスメディアでは全種目で前年同期実績を下回りました。また、インタ
ーネットメディアについても4マスメディアと比較して新型コロナウイルス感染拡大の影響が小さかったものの
前年同期実績を下回っております。メディア以外につきましても、前年を下回っております。
また、売上高を得意先業種別に見ますと、全ての業種で前年を下回ることとなりました。特に、新型コロナウ
ィルス感染拡大の影響が大きい「自動車・輸送機器・関連品」「交通・レジャー」で前年同期を大きく下回って
、
おります。
(注2)
売上総利益に関しても、646 億 50 百万円(前年同期比 10.8%減少)と前年同期より 77 億 87 百万円の減少と
なりました。販売費及び一般管理費は、連結範囲の拡大による費用の増加及び人員増による人件費の増加があっ
たものの通常経費の抑制を進めた結果、同 1.9%の減少と前年同期を下回っております。しかし売上総利益の減
少分を補うには至らず、その結果、営業利益は3億 98 百万円(同 94.3%減少)
、経常利益は 15 億 42 百万円
(同 80.4%減少)と、いずれも大幅な減益となりました。
これに特別利益1億 16 百万円及び特別損失1億 99 百万円を加味した税金等調整前四半期純利益も 14 億 59
百万円(同 80.1%減少)と、大幅な減益となりました。こうした状況に加えて、法人税等の税金負担額 27 億 15 百
万円及び非支配株主持分に帰属する四半期純利益 18 億 14 百万円の影響が加味された結果、親会社株主に帰属す
る四半期純損失は 30 億 70 百万円(前年同期は 25 億 76 百万円の純利益)と、最終損失計上となりました。
(注1)
「特定サービス産業動態統計調査」
(経済産業省)によります。
(注2)当社の社内管理上の区分と集計によります。
2.連結貸借対照表 (2020 年 6 月 30 日)
(単位:百万円)
2020年3月末 2020年6月末 前期末比
金額 構成比 金額 構成比 増減額 (%)
流動資産 595,080 69.2% 483,790 62.6% △ 111,289 -18.7%
固定資産 264,807 30.8% 288,500 37.4% 23,692 8.9%
資産合計 859,887 100.0% 772,290 100.0% △ 87,597 -10.2%
流動負債 395,721 46.0% 302,002 39.1% △ 93,719 -23.7%
固定負債 148,017 17.2% 151,357 19.6% 3,339 2.3%
負債合計 543,739 63.2% 453,359 58.7% △ 90,379 -16.6%
株主資本 261,142 30.4% 252,316 32.7% △ 8,825 -3.4%
その他の包括利益累計額 28,060 3.3% 37,376 4.8% 9,315 33.2%
新株予約権 218 0.0% 219 0.0% 0 0.4%
非支配株主持分 26,726 3.1% 29,018 3.8% 2,291 8.6%
純資産合計 316,147 36.8% 318,930 41.3% 2,782 0.9%
負債純資産合計 859,887 100.0% 772,290 100.0% △ 87,597 -10.2%
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3.2021 年 3 月期の業績予想及び配当金予想
連結業績予想に関しましては、2020 年 5 月 22 日の前連結会計年度末決算短信の公表時点と同様、新型コロナ
ウイルス感染収束や経済、広告市場の回復の道筋が非常に不透明であるため、現時点においても売上高等の適正
かつ合理的な算定が困難な状況が継続しております。
今後の動向を見極めながら、適正かつ合理的な算定が可能となった時点で速やかに開示する予定です。
以 上
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