2411 J-ゲンダイAG 2020-10-16 15:00:00
2021年3月期第2四半期決算説明資料 [pdf]

2021年3月期 第2四半期決算説明資料


2020年10月16日
P3    第2四半期 損益計算書(連結)
P4    事業の種類別セグメント


      【広告事業】
P5    第2四半期 損益計算書
P6    品目別売上高の推移
P7    顧客の状況
P8    従業員の状況


      【不動産事業】
P9    第2四半期 損益計算書


P10   第2四半期 連結貸借対照表
P11   第2四半期 連結キャッシュ・フロー計算書
P12   2021年3月期 連結業績予想について
P13   配当予想に関して


                             2
第2四半期 損益計算書(連結)
                                                                        (単位︓百万円)
                           当第2四半期累計   構成⽐         前第2四半期累計     構成⽐      前年同期⽐
          売上⾼                 3,131   100.0%        5,768     100.0%     54.3%
          営業利益(△は損失)          ▲344         -          285       4.9%         -
          経常利益(△は損失)          ▲344         -          253       4.4%         -
          親会社株主に帰属する
          四半期純利益(△は損失)
                              ▲362            -          24    0.4%          -
         <四半期連結会計期間別:内訳>                           (単位︓百万円)

                            第1四半期     第2四半期         累計

          売上⾼                1,046     2,085        3,131
          営業利益(△は損失)         ▲346          2        ▲344
          経常利益(△は損失)         ▲346          2        ▲344
          親会社株主に帰属する
          四半期純利益(△は損失)
                             ▲355        ▲7         ▲362

    ❏ パチンコホール業界においては、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、2020年4月7日(当初7都府県、4月16日には全国に拡大)に発令された、政府の
    緊急事態宣言に基づく各都道府県からの休業要請を受け、大多数のパチンコホールが休業する異例の事態となり、5月中旬から下旬にかけて、段階的に宣
    言が解除されるまでの期間継続し、パチンコホール経営企業に多大な影響を与えることとなりました。

    ❏ さらに、2020年3月より全国のパチンコホールにおいて、集客を目的とした広告宣伝が自粛され、広告需要は著しく減少しました。6月に入ると、広告宣伝
    が段階的に再開され、7月に入ると、店舗施設における集客活動の正常化に向けた動き出しもあり、広告需要は回復基調に転じました。

    ❏ こうした環境下で、当社グループでは主力の広告事業において、コロナ禍において安全で安心の店舗施設利用を打ち出した各種広告企画の立案と提案
    活動をすすめてまいりました。また、パチンコホール広告以外の分野における新規顧客開拓活動に重点的に取り組んでまいりました。

    ❏ その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は3,131百万円(前年同期比45.7%減)、営業損失は344百万円(前年同期は285百万円の利益)、経常損
    失は344百万円(前年同期は253百万円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は362百万円(前年同期は24百万円の利益)となりました。
                                                                                    3
事業の種類別セグメント


   ■当第2四半期連結累計期間                                       (単位︓百万円)
                  広告事業     不動産事業   その他       調整額         連結
        売上⾼        3,101      25         3   -            3,131
        セグメント利益
        (△は損失)
                   ▲174        5     ▲5       ▲169        ▲344


   ■前年同期比
                                                       (単位︓百万円)
                  広告事業     不動産事業   その他       調整額         連結
        売上⾼       ▲2,554     ▲49    ▲32      -           ▲2,637
        セグメント利益    ▲675      ▲39     93          ▲8       ▲629


    ❏ 7月以降、各セグメントにおける需要は回復傾向にあるものの、6月以前の新型コロナウイルス感染拡
    大の影響は大きく、第2四半期累計期間において、各セグメントとも売上高は大幅に減少しました。その結
    果、連結ベースの売上高は、前年同期比で2,637百万円の減少となりました。

    ❏ その他の前年同期比の大幅な変動は、主として前連結会計年度末において、東南アジアにおけるカジ
    ノ運営受託事業を営んでいた子会社GDLH Pte Ltd.の株式譲渡により、連結の範囲から除外したことによる
    ものです。
                                                                  4
第2四半期 損益計算書(広告事業)
                                                         (単位︓百万円)
             広告事業             当第2四半期累計     前第2四半期累計    前年同期⽐
              売上⾼                 3,101        5,656     54.8%
              営業費⽤                3,275        5,155     63.5%
              セグメント利益(△は損失)       ▲174           501         -
             <四半期連結会計期間別:内訳>                             (単位︓百万円)
                               第1四半期        第2四半期       累計

              売上⾼                 1,036        2,065      3,101
              営業費⽤                1,282        1,993      3,275
              セグメント利益(△は損失)       ▲246            72      ▲174
  外部環境>
  ❏ 政府の緊急事態宣言に基づく各都道府県からの休業要請を受け、大多数のパチンコホールが5月中旬から下旬まで休業。さらに、全国的な集客のため
   の広告宣伝自粛により、広告需要は激減。
  ❏ フィットネス施設広告分野においても、フィットネス施設の相次ぐ休業等により、広告需要は低調に推移。
  ❏ 6月に入り、段階的に広告活動は再開、7月以降広告需要は回復傾向。
  当社の取り組み>
  ❏ テレワークの環境下でも、必要なサービスが安定的に提供できる体制を整備。
  ❏ クライアントの情報収集と広告活動再開を見据えた、動画広告サービス等の、新サービスの企画立案、提案活動。
  ❏ 通販広告を手掛ける連結子会社ユーアンドユー社における、通販以外の新分野開拓活動。
  ❏ 営業拠点の集約等を開始し、新しい働き方への対応と、間接コスト削減の準備。
  結果>
  ❏ 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、広告分野の需要減退が大きく影響したことから、売上高は3,101百万円(前年同期比45.2%減)、
   セグメント損失は174百万円(前年同期は501百万円の利益)となりました。                                   5
品目別売上高の推移(広告事業)
                                                                                                                  (単位︓百万円)
                                         当第2四半期累計               構成⽐                    前年同期             構成⽐       前年同期⽐
                 折込広告                       1,174               37.9%                   2,309            40.8%     50.9%
                 インターネット                      641               20.7%                   1,238            21.9%     51.8%
                 販促物                          466               15.0%                     630            11.1%     74.0%
                 媒体                           418               13.5%                     698            12.3%     59.9%
                 クリエイティブ                      202                6.5%                     392             6.9%     51.5%
                 その他                          197                6.4%                     385             6.8%     51.3%
                                            3,101              100.0%                   5,656           100.0%     54.8%
  <品目別構成比>
                折込広告        インターネット       販促物       媒体       クリエイティブ          その他



                                                                                                        ❏ 第1四半期累計期間は、パチンコホール
  当第2四半期累計              37.9%                    20.7%          15.0%          13.5%    6.5% 6.4%
                                                                                                        広告分野における収益機会が、店内告知販
                                                                                                        促物や継続課金型インターネットサービス等
                                                                                                        に限定されたため、品目別構成比は、正常
  当第1四半期累計      22.0%            16.2%           19.3%                28.2%             8.2%   6.1%
                                                                                                        需要下と比較し、大幅に変動しましたが、
                                                                                                        7月以降の広告需要回復に伴い、第2四半
                                                                                                        期累計期間においては、正常需要下の構成
  前第2四半期累計               40.8%                      21.9%           11.1%      12.3%    6.9% 6.8%       比に近づきつつあります。

         0.0%           20.0%            40.0%              60.0%             80.0%            100.0%                          6
顧客の状況(広告事業)

    ❏ 新型コロナウイルス感染拡大のため、2020年3月から5月にかけて行われた、広告宣伝自粛の影
    響により、2020年3月単月における、顧客数、顧客単価は大幅な減少となりました。7月以降、パチンコ
    ホールにおける広告需要は回復傾向にあるものの、2020年9月単月における顧客数、顧客単価は、正
    常需要下の前年と比較し、ともに減少となりました。
              稼働顧客               2019年9⽉時点        2020年3⽉時点          2020年9⽉時点
           顧客数(件)※1                 1,200                   917            1,013
           顧客客単価(千円)※2                603                   395              519
            ※1︓⽉額取引50千円以上の取引先(パチンコホール)を対象としています。        ※2︓数値は単⽉実績となります。

                                    顧客数         顧客客単価

               1,800                                                 900

               1,600                                                 800

               1,400                                                 700
                          603
                                                            519
               1,200                                                 600
                                          395
               1,000                                                 500

                800                                                  400

                600      1,200            917                        300

                400                                        1,013     200

                200                                                  100

                  0                                                  0
                       2019年9⽉時点     2020年3⽉時点           2020年9⽉時点                 7
従業員の状況(広告事業)

                                                       (単位︓⼈)

                                             前期末    当第2四半期末

                     販管費 【営業・管理】              180       180
                     売上原価 【クリエイティブ】            88       100
                     広告事業計                    268       280

          販管費 【営業・管理】    売上原価 【クリエイティブ】
    300

                                          ❏ 営業・管理   : 退職者補充のため、11名の新規採用。
    250
               88               100
    200                                   ❏ クリエイティブ: 内製化推進による外注コスト削減を目的
    150                                              として、14名新規採用。

    100
               180              180       ❏ 結果、前期末と比較して12名の増員となりました。
     50


      0                                                                    8
               前期末            当第2四半期末
第2四半期 損益計算書(不動産事業)

                                                          (単位︓百万円)
         不動産事業              当第2四半期累計      前第2四半期累計      前年同期⽐
          売上⾼                        25            75     34.0%
          営業費⽤                       20            31     64.5%
          セグメント利益                     5            44     11.8%

          <四半期連結会計期間別:内訳>
                                                          (単位︓百万円)
                             第1四半期         第2四半期         累計

          売上⾼                         9            16           25
          営業費⽤                       11             9           20
          セグメント利益                    ▲2             7            5


  ❏ 2017年2月に取得した、千葉県柏市の土地の賃貸案件について、借主の一時休業に伴い、休業期間
  中の賃料一時減額を実施しました。現在は営業を再開しており、第2四半期以降の賃料は正常化しており
  ます。また、当期間中の仲介手数料収益は4百万円でありました。

  ❏ その結果、売上高は25百万円(前年同期比66.0%減)、セグメント利益は5百万円(同88.2%減)となり
  ました。

                                                                     9
第2四半期 連結貸借対照表
                                               (単位︓百万円)
                            前期末     当第2四半期末      差額
                            (A)      (B)      (B)-(A)
  現⾦及び預⾦                    4,052     5,082      1,030    ① 借入の実行により、現金及び預金が
  受取⼿形・売掛⾦                    980     1,002         22    1,030百円の増加となり、資産は904百万円
  その他流動資産                     236       109      ▲126     の増加。
  有形固定資産                      630       611       ▲18
  無形固定資産                       76        73        ▲2
  投資その他資産                     821       821          0
  資産合計                      6,797     7,702        904
  買掛⾦                         489       492          3
  短期借⼊⾦(⼀年内返済予定の⻑期借⼊⾦を含む)     200     1,675      1,475    ② 借入の実行により、負債は1,468百万円
  未払法⼈税等                       39        27       ▲11     の増加。
  その他流動負債                     202       130       ▲71
  ⻑期借⼊⾦                       600       675         75
  その他固定負債                      35        34        ▲0
  負債合計                      1,565     3,034      1,468
  株主資本                      5,228     4,669      ▲559     ③ 純資産は四半期純損失362百万円を計
  その他                          ▲4        ▲2          2    上したことに加え、前期決算に係る利益配
  ⾮⽀配株主持分                       7         -        ▲7     当195百万円を実施したこと等により、564
  純資産合計                     5,231     4,667      ▲564     百万円の減少。
  負債・純資産合計                  6,797     7,702        904
                                                                                    10
第2四半期 連結キャッシュ・フロー


                                (単位︓百万円)
                     前第2四半期    当第2四半期
  税引前利益(△は損失)            108      ▲344                                 ー 税引前純損失              344
  営業活動によるキャッシュ・フロー       170      ▲273     + 法⼈税等の還付            154
                                                                       ー その他                  84
  投資活動によるキャッシュ・フロー      ▲26        ▲37
                                                                        営業活動によるキャッシュ・フロー     273
  財務活動によるキャッシュ・フロー     ▲365       1,347
  現⾦及び現⾦同等物の期⾸残⾼       4,399      4,046                                ー 有形/無形固定資産の取得による⽀出    43
                                           + その他                  5
  現⾦及び現⾦同等物の四半期末残⾼     4,141      5,076
                                                                        投資活動によるキャッシュ・フロー     37

                                           + 借⼊⾦による収⼊          1,700
                                                                       ー 借⼊⾦返済による⽀出          150
 ❏ 現金及び現金同等物は、当第2四半期連結累計期                                              ー 配当⾦の⽀出              195
                                                                       ー その他                   7
 間において1,030百万円増加し、5,076百万円となりまし             財務活動によるキャッシュ・フロー   1,347
 た。




                                                                                                   11
2021年3月期 連結業績予想について(※2020年9月11日修正発表)
                                                                                   (単位︓百万円)

                   2021年3⽉期    2021年3⽉期        2021年3⽉期
                                                              増減額(D)      増減率       進捗率
                   第2四半期実績     通期予想(B)         通期予想(C)
                                                              (C)-(B)   (D)÷(B)   (A)÷(C)
                      (A)     ※2020年4⽉17⽇発表   ※2020年9⽉11⽇発表


      売上⾼            3,131         6,850          7,500           650      9.5%    41.8%
      営業利益(△は損失)     △ 344         △ 650          △ 230           420         -         -
      経常利益(△は損失)     △ 344         △ 650          △ 240           410         -         -
      親会社株主に帰属す
      る当期純利益                                                                  -         -
      (△は損失)         △ 362         △ 650          △ 260           390
            通期予想:売上高進捗状況                         ❏ 4月17日に公表した、2021年3月期の業績予想において用いた、仮定の広
                                                 告受注額(当第2四半期において、正常需要下の受注量に対し5割減)に対し、
(%)
                                                 実績では約3割減にとどまり、予想を上回りました。
100                                               当初は、年内には需要が正常需要まで回復するものと仮定しておりましたが、
                                                 現時点においてもクライアント店舗施設の来店者数は、コロナ禍前との比較にお
 75                                              いて、依然として大きく減少したままであり、完全な回復までには相当な時間を要
                                                 するものと見込まれます。
                                                  そのため、下半期については4月17日発表予想における仮定の前提を下回る
 50
                                                 ものと予想しております。
                                                  以上の要因により、通期の売上高は、 4月17日発表予想比で650百万円増加
 25                                              するものと予想しております。

  0                                              ❏ 営業損失につきましては、上述の売上高の増額修正に伴う販売マージンの
      正常需要下            当初予測
                                                 増加約220百万円に加え、コスト削減約200百万円を見込んでいることから、 4月
      実績               今回予測(2020年9月11日発表)
                                                 17日発表予想比で、損失が420百万円減少する見込みです            12
2021年3月期配当について


                                 年間配当⾦(円)
                    第2四半期末(実績)   期末(予想)     合計

        2021年3⽉期       0.00        未定       未定

        (ご参考)前期実績
                       12.00       13.00    25.00
        2020年3⽉期




   ❏ 当第2四半期末の配当に関しましては、上半期における資金流出状況やコロナ禍における依然として
   不透明な広告市場環境等を勘案し、現時点においては手元資金の確保や、今後の負債残高の調整への
   資金配分を優先する必要があると判断し、無配といたしました。

   ❏ なお、引き続き未定としている当期末(2021年3月31日)の配当予想につきましては、見通しが可能と
   なった段階であらためて公表いたします。


                                                         13
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在
入手している情報および合理的であると判断する一定の情報に基づいてお
り、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。




      ・IR窓口 管理部 Tel.03-5358-3334




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