2411 J-ゲンダイAG 2020-07-17 15:00:00
2021年3月期第1四半期決算説明資料 [pdf]

2021年3月期 第1四半期決算説明資料


2020年7月17日
P3   第1四半期 損益計算書(連結)
P4   事業の種類別セグメント


     【広告事業】
P5   第1四半期 損益計算書
P6   品目別売上高の推移




     【不動産事業】
P7   第1四半期 損益計算書


P8   第1四半期 連結貸借対照表
P9   通期予想進捗状況




                       2
第1四半期 損益計算書(連結)
                                                                  (単位︓百万円)
                    当第1四半期累計期間   構成⽐       前第1四半期累計期間    構成⽐      前年同期⽐
     売上⾼                1,046    100.0%        2,899    100.0%     36.1%
     営業利益(△は損失)         ▲346          -          137      4.7%         -
     経常利益(△は損失)         ▲346          -          111      3.8%         -
     親会社株主に帰属する
     四半期純利益(△は損失)
                        ▲355           -         48      1.7%          -

    ❏ パチンコホール業界においては、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、2020年4月7日(当初7都府県、4月16日には全国に
    拡大)に発令された、政府の緊急事態宣言に基づく各都道府県からの休業要請を受け、大多数のパチンコホールが休業する異例
    の事態となりました。この休業は、5月中旬から下旬にかけて、同宣言が区域別に段階的解除されるまでの期間継続し、パチンコ
    ホール経営企業に多大な影響を与えることとなりました。

    ❏ さらに、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、2020年3月より、全国のパチンコホールにおいて、集客を目的とした広告
    宣伝が自粛され、それ以後の広告需要は著しく減少しました。6月に入ると、都道府県単位で、広告宣伝が段階的に再開されるこ
    ととなりました。

    ❏ こうした環境下で、当社グループでは主力の広告事業において、クライアントと従業員の健康と安全を確保しつつ事業を継続
    するため、原則として、一旦すべての業務について、テレワークに移行し、クライアントの情報収集と、必要な店内告知物等の供給
    に努めると同時に、クライアントの広告活動再開を見据えたサービスの企画立案と、提案の準備をすすめてまいりました。

    ❏ その結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は1,046百万円(前年同期比63.9%減)、営業損失は346百万円(前年同期は
    137百万円の利益)、経常損失は346百万円(前年同期は111百万円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は355百万円
    (前年同期は48百万円の利益)となり、過去にない大変厳しい結果となりました。                                   3
事業の種類別セグメント


   ■当第1四半期連結累計期間                                    (単位︓百万円)
              広告事業     不動産事業   その他       調整額          連結
    売上⾼        1,036       9         0   -             1,046
    セグメント利益
    (△は損失)
               ▲246       ▲2     ▲4          ▲92       ▲346

   ■前年同期比
                                                    (単位︓百万円)
              広告事業     不動産事業   その他       調整額          連結
    売上⾼       ▲1,794     ▲42    ▲16      -            ▲1,853
    セグメント利益    ▲486      ▲33     48      ▲11           ▲483

     ❏ 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、各セグメントとも売上高は大幅に減少しまし
     た。その結果、連結ベースの売上高は、前年同期比で1,853百万円の減少となりました。

     ❏ その他の前年同期比の大幅な変動は、主として前連結会計年度末において、東南アジア
     におけるカジノ運営受託事業を営んでいた子会社GDLH Pte Ltd.の株式譲渡により、連結の範
     囲から除外したことによるものです。                                         4
第1四半期 損益計算書(広告事業)
                                                       (単位︓百万円)
          広告事業              当第1四半期累計期間   前第1四半期累計期間   前年同期⽐
            売上⾼                 1,036        2,830      36.6%
            営業費⽤                1,282        2,591      49.5%
            セグメント利益(△は損失)       ▲246          239           -

  外部環境>
  ❏ 政府の緊急事態宣言に基づく各都道府県からの休業要請を受け、大多数のパチンコホールが5月中旬から下旬まで休業。
  ❏ さらに、全国的な集客のための広告宣伝自粛により、広告需要は激減。
  ❏ 収益機会は感染防止対策等の店内告知物や、継続課金型のインターネットサービス等に限定。
  ❏ 6月に入り、段階的に広告活動は再開。
  ❏ フィットネス施設広告分野においても、フィットネス施設の相次ぐ休業等により、広告需要は低調に推移。

  当社の取り組み>
  ❏ テレワークの環境下でも、必要なサービスが安定的に提供できる体制を整備。
  ❏ クライアントの情報収集と広告活動再開を見据えた、動画広告サービス等の、新サービスの企画立案、提案準備。
  ❏ 通販広告を手掛ける連結子会社ユーアンドユー社における、通販以外の新分野開拓活動。

  結果>
  ❏ 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、広告分野の需要減退が大きく影響したことから、売上高は1,036百万円(前年同期比63.4%
                                                                        5
  減)、セグメント損失は246百万円(前年同期は239百万円の利益)となりました。
品目別売上高の推移(広告事業)
                                                                                                              (単位︓百万円)
                                      当第1四半期                     構成⽐                前年同期            構成⽐       前年同期⽐
                  折込広告                        227                22.0%                   1,173       41.5%     19.4%
                  インターネット                     167                16.2%                     576       20.4%     29.1%
                  販促物                         199                19.3%                     323       11.4%     61.8%
                  媒体                          292                28.2%                     348       12.3%     83.7%
                  クリエイティブ                      85                 8.2%                     204        7.2%     41.8%
                  その他                          63                 6.1%                     204        7.2%     31.1%
                                            1,036               100.0%                   2,830      100.0%     36.6%

                   折込広告       インターネット       販促物        媒体      クリエイティブ     その他


                                                                                                   ❏ パチンコホール広告分野における収益
                                                                                                   機会が、感染防止対策等の店内告知販促
  当期      22.0%             16.2%           19.3%                 28.2%           8.2%   6.1%      物や、継続課金型のインターネットサービス
                                                                                                   等に限定された結果、 品目別の構成比は
                                                                                                   前年同期と比較して、大幅に変動しました。
                                                                                                   ❏ パチンコホール以外の広告分野にお
                                                                                                   いては、連結子会社ユーアンドユー社が比
  前期                41.5%                      20.4%           11.4%      12.3%   7.2%   7.2%
                                                                                                   較的堅調に推移した結果、媒体は小さな落
                                                                                                   ち込みにとどまりました。
   0.0%            20.0%            40.0%              60.0%              80.0%           100.0%                          6
第1四半期 損益計算書(不動産事業)


                                                      (単位︓百万円)
        不動産事業         当第1四半期累計期間        前第⼀四半期累計期間   前年同期⽐
         売上⾼                   9              51       17.6%
         営業費⽤                 11              20       55.0%
         セグメント利益              ▲2              31           -


  ❏ 2017年2月に取得した、千葉県柏市の土地の賃貸案件について、借主の一時休業に伴い、休業期間
  中の賃料一時減額を実施しました。
  ※現在は営業を再開しており、第2四半期以降の賃料は正常化しております。

  ❏ 当期間中、前年同期間にあった、パチンコホールM&A案件や賃貸物件仲介案件はありませんでした。

  ❏ その結果、売上高は9百万円(前年同期比82.4%減)、セグメント損失は2百万円(前年同期は31百万
  円の利益)となりました。


                                                                 7
第1四半期 連結貸借対照表
                                               (単位︓百万円)
                            前期末     当第1四半期末      差額
                            (A)      (B)      (B)-(A)
  現⾦及び預⾦                    4,052     5,255      1,203    ① 借入の実行により、現金及び預金が
  受取⼿形・売掛⾦                    980       708      ▲271     1,203百円の増加となり、資産は882百万円
  その他流動資産                     236       279         43    の増加。
  有形固定資産                      630       624        ▲6
  無形固定資産                       76        69        ▲6
  投資その他資産                     821       742       ▲79
 資産合計                       6,797     7,680        882
  買掛⾦                         489       411       ▲78
  短期借⼊⾦(⼀年内返済予定の⻑期借⼊⾦を含む)     200     1,675      1,475    ② 借入の実行により、負債は1,440百万円
  未払法⼈税等                       39        12       ▲26     の増加。
  その他流動負債                     202       147       ▲54
  ⻑期借⼊⾦                       600       725        125
  その他固定負債                      35        34        ▲0
 負債合計                       1,565     3,006      1,440
  株主資本                      5,228     4,676      ▲552     ③ 純資産は四半期純損失356百万円を計
  その他                          ▲4        ▲2          1    上したことに加え、前期決算に係る利益配
  ⾮⽀配株主持分                       7         -        ▲7     当195百万円を実施したこと等により、557
 純資産合計                      5,231     4,673      ▲557     百万円の減少。
 負債・純資産合計                   6,797     7,680        882
                                                                                    8
通期予想進捗状況
                                                              (単位︓百万円)
                                     2021年3⽉期     2021年3⽉期
                                                             進捗率
                                     第1四半期実績        通期予想
              売上⾼                        1,046       6,850     15.3%
              営業利益(△は損失)                 △346        △ 650         -
              経常利益(△は損失)                 △346        △ 650         -
              親会社株主に帰属する当期純利益
              (△は損失)                     △355        △ 650         -

        通期予想:売上高進捗状況
                                                 ❏ 4月17日に公表した、2021年3月期の業績予想において
(%)
100
                                                 用いた、仮定の広告受注額(当第1四半期において、正常需
                                                 要下の受注量に対し9割減)に対し、実績では約6割減にとど
 75                                              まり、予想を上回りました。また、直近7月の実績においても、
                                                 仮定の広告受注額(第2四半期において、正常需要下の受注
 50                                              量に対して5割減)に対して、概ね3割減で推移しております。

 25                                              ❏ 需要の回復は始まったばかりであり、今後しばらくの間は
                                                 受注の回復状況を確認し、仮定の広告受注額の見直しについ
  0
       1Q       2Q     3Q       4Q               て慎重に判断する必要があるため、通期の業績予想について
      正常需要下     当初予測    実績       7月見込み           は前回発表予想を修正しておりません。          9
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在
入手している情報および合理的であると判断する一定の情報に基づいてお
り、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。




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