2410 キャリアDC 2020-09-25 16:00:00
通期連結業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                         2020年9月25日
各    位

                                         会  社  名     株式会社キャリアデザインセンター
                                         代 表 者 名     代表取締役社長兼会長 多田 弘實
                                                      (コード番号:2410 東証第一部)
                                         問 合 せ 先     取締役経営企画局長 西山 裕
                                                     (TEL:03-3560-1601)

          通期連結業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ


  2020年 4月 30日 に 公 表 し ま し た 「 通期連結業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」 に お
い て 未 定 と し て い ま し た 2020年 9 月 期 連 結 累 計 期 間 ( 2019年 10月 1 日 ~ 2020年 9 月 30日 ) の
連結業績予想につきまして、以下のとおりお知らせいたします。

                                         記

1.2020年9月期通連結累計期間           連結業績予想の修正

2020年9月期連結累計期間      連結業績予想の修正(2019年10月1日~2020年9月30日)
                                                親会社株主に帰
                                                                         1株当たり
                         売 上 高   営業利益    経常利益      属する
                                                                         当期純利益
                                                  当期純利益
前回発表予想(A)
                                 未定           未定     未定           未定          未定
(2020年4月30日発表)
                                百万円          百万円    百万円         百万円          円   銭
今回発表予想(B)
                                10,930       ▲330   ▲330        ▲450             -
増減額(B-A)                           -           -       -            -            -

増減率(%)                             -           -       -            -            -
(ご参考)前期実績
                                12,154        995   1,003          721       107.13
(2019年9月期)

2.修正の理由

 当社グループでは、2020年9月期の連結業績予想につきまして、新型コロナウイルス感染症の感染拡
大による業績への影響を合理的に算定することが困難なことから2020年4月30日に未定と修正してお
りましたが、2020年9月期における業績予想を合理的に見積もることができるようになったことから、
業績予想の修正をさせていただきます。
 新型コロナウイルス感染症の拡大の影響により転職活動や就職活動に動く求職者は増加傾向にあり、
当社グループでは2020年4月以降において、就職希望者・転職希望者など登録者の獲得につきましては
堅調に推移致しました。
 しかしながら、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行、それに伴う景気減速の影響により多くの
求人企業においては採用活動を縮小・中止する傾向が急激に高まり、2020年7月の有効求人倍率は1.08
倍と伸び率は大幅に下落しております。その結果、メディア情報事業、人材紹介事業、新卒紹介事業に
おける取引社数が減少し、売上高は計画を大幅に下回る厳しい結果となる見込みであります。なお、新
卒メディア事業においては予定していたイベントをオンライン化し、IT派遣事業では派遣スタッフを
在宅勤務へ切り替えたことにより、新型コロナウイルス感染症の影響を最小限に抑えることができ、計
画を上回って推移しております。
 コスト面につきましては、売上高の減少を補うため広告宣伝費や自社採用を中止したことによる採用
費や人件費などの削減に取り組んで参りました。2020年9月期において経常利益を計上できるよう努め
て参りましたが、緊急事態宣言の延長を受け想定していたよりも売上高の減少が長引いており、各段階
利益で予想を下回って進捗したため、通期においても残念ながら米国サブプライムローン問題に端を発
した世界的金融危機以来10年ぶりに経常損失を計上する見込みであります。
 この度は、株主・投資家の皆様をはじめとする関係者の皆様にはご迷惑とご心配をおかけしておりま
すことを心よりお詫び申し上げます。今後におきましても、依然として先行き不透明な状況は続くもの
と予測しておりますが、採用活動を再開する企業は徐々に増加しており、当社グループが運営する転職
サイト『type』『女の転職』における掲載職種数は2020年6月を底として、ともに回復傾向を示してお
ります。当社グループとしましては、今後も新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響、及びそれに
伴う景気動向を注視しつつ事業運営に努めて参ります。
 なお、当社グループが手がける人材サービス事業は、景気変動の影響を受けやすいビジネスモデルと
なっており、過去の経済危機や景気後退局面においては、売上高が減少する傾向を示して参りました。
しかしながら、景気回復局面を迎え、求人企業の採用意欲が高まるにつれ、業績は回復し更なる成長を
遂げて参りました。そのため、このような状況におきましても、当社グループとしましては、求人企業・
求職者双方にサービスを提供することで社会貢献を図って参るとともに、全社一丸となり再び高い成長
を遂げられるように尽力して参ります。

3.配当予想の修正

2020年9月期   配当予想の修正
                                        年間配当金
                 第1四半期末      第2四半期末     第3四半期末     期末        合計
前回発表予想
                         -          -          -        未定        未定
(2020年4月30日発表)
                     円   銭      円   銭      円   銭    円 銭       円 銭
今回修正予想
                         -          -          -    20.00     20.00
実績                       -       0.00          -         -         -
(ご参考)前期実績
                         -       0.00          -    45.00     45.00
(2019年9月期)

4.修正の理由

 当社は、  株主の皆様に対する利益還元を重要な経営課題と認識しつつ、内部留保充実の必要性と財政状態
等を総合的に勘案した上で、  経営成績にあわせた利益配分を基本方針として、決定することを方針としてお
ります。
 当期の配当予想につきましては、2020年4月30日に公表しました「通期連結業績予想及び配当予想の修正
に関するお知らせ」  において連結業績予想が合理的に算定できないことから未定とさせていただいておりま
したが、上記方針及び業績予想の公表を踏まえ、2020年9月期の配当金は 20.00 円とさせていただく予定
であります。
 2020年9月期の業績につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けることになったもの
の、売上高の大幅な減少に伴い、期初の業績予想を下方修正するとともに、経常損失の計上をすることとな
り誠に申し訳ございません。また、配当金につきましても、期初の配当予想から減配することとなり、株主
の皆様には、ご心配をお掛けすることとなり大変申し訳なく存じますが、今後におきましては業績の向上と
配当金の増額に向けて一層努力して参ります。

(注)上記の予想は、本資料の発表現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際
の業績は、今後様々な要因によって異なる可能性があります。
                                                                  以上