2406 J-アルテHD 2020-08-07 16:30:00
2020年12月期第2四半期 決算短信補足資料 [pdf]
2020年12月期 第2四半期決算
決算短信補足資料
株式会社アルテ サロン ホールディングス
(Arte Salon Holdings, Inc.)
2020年 8月7日
証券コード : 2406
目 次
2020年12月期第2四半期 決算概要
2020年12月期 第2四半期サマリー 3
サロン事業別売上実績 5
連結業績概況 6
連結貸借対照表 8
連結キャッシュフローの状況 9
出店・設備投資の状況 10
2020年12月期 通期業績予想 12
2020年12月期下半期の取り組み 14
ブランドポートフォリオ戦略 18
営業施策 26
組織体制の強化 31
2020年12月期 2Q 業績
2
2020年12月期 2Q サマリー
3月末からの新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛による来店客数
▶
の減少
▶ 緊急事態宣言発令後、主要店舗の自主的休業(1か月)
▶ 5月7日より、新型コロナウイルスへの対策を徹底し、営業再開
■新型コロナウイルス感染症への対策
・「新型コロナウイルス対策室」の設置
・アルテグループ指針「3Sオペレーション」に沿った対策の実践
・テレワーク・オンライン技術研修等の積極導入
▶ 公的助成金の活用、資金調達などの経営対策
チェーン売上高 連結売上高
74億 600 万円 35億 9400 万円
経常利益 出 店 数
3
4800 万円 14 店舗
3
新型コロナウイルスの影響 チェーン売上高推移(国内)
1~2月 チェーン売上高前期比106.0%、来店客数前期比107.4%と好調
3月末 外出自粛要請の影響を受け、3月単月 売上高前期比83.5%
4月7日 緊急事態宣言が発令され、自主休業実施
5月7日 感染拡大防止策「3Sオペレーション」を徹底し、店舗の営業再開を実施
5月 チェーン売上高前期比 81.3%
6月 チェーン売上高前期比 98.7%
チェーン売上高前期比と新型コロナ新規感染者数推移
(人)
― 売上高前期比(前後7日平均値にて曜日等イレギュラーを修正) ■ 新型コロナ新規感染者数
3/28 外出自粛要請
1~2月好調に推移
5/7 店舗営業再開
4/7 緊急事態宣言
自主休業
4
2020年2Q サロン事業別売上実績
※単位未満切り捨て
前期比 来店客数 客単価 客単価
前期 実績 前期比(%) (千円) 前期比(%)
(%)
(百万円)
A s h 4,890 3,851 78.8 78.2 7.42 100.7
暖簾分け
事 業
N Y N Y
( N Y N Yブランド)
1,203 1,136 94.5 93.7 8.32 100.9
外部加盟
事 業
S D 1,788 1,588 88.8 86.1 5.03 103.1
C & P
( C hoki Pe taブランド) 612 547 89.3 90.9 2.14 98.3
メンテナンス 関 東
サロン事業 N Y N Y
( C ho ki Pe taブランド) 82 98 119.4 120.4 2.01 99.1
関 西
主 要 子 会 社 合 計 8,576 7,221 84.2 85.2 5.66 98.9
※メンテナンスサロン事業のChokiPeta(関東)は、株式会社C&Pが運営するChokiPeta店舗です。
※メンテナンスサロン事業のChokiPeta(関西)は、株式会社ニューヨーク・ニューヨークが運営するChokiPeta店舗です。
5
2020年12月期 2Q 連結業績概況
2019年12月期 2020年12月期 2020年12月期
2Q実績 2Q計画 2Q実績
構成比 構成比 構成比
金額 金額 金額
(百万円) (%) (%) (%)
チ ェ ー ン
8,880 ― 9,200 ― 7,406 ―
売 上 高
連結売上高 4,112 100.0 4,420 100.0 3,594 100.0
営 業 利 益 183 4.5 180 4.1 △41 △1.2
経 常 利 益 183 4.5 180 4.1 48 1.3
当期純利益 92 2.3 70 1.6 △189 △5.3
6
2020年12月期 2Q 収支内容(純利益ベース)
当期純利益 △189百万円(計画差△259百万円)
(百万円) 経常利益 48百万円
(計画差
△259百万円)
当期純利益
△189百万円
計 助雇 特そ
役人
(
店売 対コ 家 経 営そ 助雇 損感 税
画 舗上 策ロ 賃 員件 費 成用 業の 成用 失染 別の 金
利減 費ナ 減 報費 削 金調 外他 金調 症 損他
益少 用ウ 額 酬削 減 収整 損 収整 関 益
減に イ 含減 入等 益 入等 連
少よ ル む
る ス
)
7
連結 B/S
連結貸借対照表
2019年12月期 2019年12月期 2020年12月期
2Q(参考) 期末 2Q
構成比 構成比
金額 金額 金額
(%) (%)
(百万円)
総 資 産 8,334 8,695 100.0 11,345 100.0
流 動 資 産 2,816 3,046 35.0 5,498 48.5
固 定 資 産 5,517 5,649 65.0 5,847 51.5
流 動 負 債 2,422 2,870 33.0 5,513 48.6
固 定 負 債 3,113 2,882 33.1 3,152 27.8
純 資 産 2,798 2,943 33.8 2,679 23.6
8
連結 B/S
連結キャッシュフローの状況
2019年12月期 2020年12月期
前年同期比
2Q 2Q
(百万円)
営 業 活 動 C F 282 △595 △877
投 資 活 動 C F △446 △440 +5
財 務 活 動 C F 87 3,392 +3,304
現金及び現金同等物 1,577 3,932 +2,354
営業活動C/F 投資活動C/F 財務活動C/F
税金等調整前純利益 △247 有形固定資産取得 △392 借入金の調達 +3,750
未払金の減少 △377 無形固定資産取得 △19 借入金の返済 △282
法人税等の支払 △116 敷金保証金の差入 △27 配当金の支払 △73
9
連結 B/S
出店・設備投資の状況
上半期の出店および設備投資については、計画通りに進捗
出店数 上半期 実績 2Q 計画 計画差異
(店舗数)
出 店 数 14 14 ‐
閉 店 数 5 3 +2
店 舗 数 ※ 331 333 △2
移 転 数 2 2 ‐
改 装 数 5 7 △2
※ 国内連結子会社店舗数
設備投資 上半期 実績 2Q 計画 計画差異
(百万円)
投 資 合 計 439 439 ‐
設 備 投 資 392 392 ‐
敷 金 保 証 金 27 36 △9
ソ フ ト ウ ェ ア 19 11 +8
減 価 償 却 257 260 △3
今後の出店については、新型コロナの影響等を見極めながら、出店等を慎重に判断。
10
2020年12月期 通期業績予想(連結)
11
連結 B/S
2020年12月期 通期業績予想(連結)
当社グループ店舗におきましては、新型コロナウイルス感染症により、
4月7日の緊急事態宣言の発令に合わせ、自主的に休業や営業時
間の短縮等の対応を行ってまいりました。
営業再開後も引き続き、感染拡大防止策としてアルテグループ「3
Sオペレーション」の徹底を図っておりますが、昨今での新型コロナウイ
ルス感染拡大懸念や感染症の収束時期など不確定な要素が多く、
現時点で合理的な業績予想の算定が困難であります。
従いまして、2020年12月期の連結・個別業績予想を「未定」とさ
せていただき、算出が可能となった段階で速やかに公表いたします。
12
2020年12月期 下半期の取り組み
13
新型コロナウイルス感染予防の取り組み
新型コロナウイルスの感染防止に向けて
アルテG「3Sオペレーション」の推進
① Sanitary Condition
*手洗い/手指消毒 +マスク着用(必要ならお客様にも)
*定期的な店内換気(1回10分/2H)
*店内消毒(ドアノブ・椅子・各種電子端末他) パーテーション設置
*施術道具の消毒(ハサミ・ブラシ・カット&シャンプークロス等)
② Sociaⅼ Distance
*一定間隔を空けての施術サービス(セット面1台空けての使用)
*待合席も同様
→予約・店内滞在人数の枠設定
*透明シートによる間仕切り
③ Shorter Stay
*1時間程度の施術サービスを基本とする
~1メニューに絞ったサービス提供
~店内での待ち時間の極小化
*時短営業
~感染リスクとスタッフの負担をMIN化する効率的な運営
※フェーズや環境により内容は変動します。
■“環境衛生業”としての社会的責任
■社員を守る・お客様を守る
14
連結 B/S
新型コロナウイルス感染予防の取り組み
アルテグループ対応ガイドライン(店舗)
第1 フェーズ 第2 フェーズ 第3 フェーズ 第4 フェーズ
緊急事態宣言が出されパンデ 緊急事態宣言解除 各都道県移動の制限無 海外渡航制限無
ミックが起こっている 一部でクラスター発生等 規制のもと収束に向かう 世界的に収束し、平時
出勤制限 出勤停止
37.5℃以上は自宅待
出勤前の検温 37.5℃以上は自宅待機
機
原則禁止/オンライン講習
社内講習 10人以下の講習
推奨
社外講習 オンライン講習推奨 オンライン講習推奨
撮影会 禁止 10人以下の撮影会
原則禁止/オンライン講
イベント 禁止
習推奨
営業時間 短縮
15
連結 B/S
新型コロナウイルスによる変化と対応策
お客様心理の変化と具体的店舗対応策
お客様心理 お客様の行動 店舗対応策
すごもり 徹底した感染防止対策
感染への不安
(3Sオペレーション)
節約志向
家計への不安
お手軽メニュー時短メニューの設置
外出自粛 施術スピード向上(教育)
ウイルス拡散への不安
周年記念キャンペーン、失客顧客
セルフカラー へのクーポンDM配布
来店間隔の長期化
16
ブランドポートフォリオ戦略
17
ブランドポートフォリオ戦略
高料金
のれん分けFC事業
アイゾーンサロン事業
MENU サービスの提供の幅 MENU
単一性 多様性
外部加盟型FC事業
メンテナンスサロン事業
低料金
強いサロンブランドづくりと
しなやかなブランドポートフォリオ戦略の再構築
18
のれん分け型フランチャイズ事業の構造①
当社グループ事業の柱 -美容師の夢 独立し自分の店舗を持つこと を叶える-
スタイリスト 独立後の苦悩
・店舗、スタッフ確保
▼ ▼ ▼ ・資金調達、技術・教育、
・経営ノウハウ・・・
店 長
・誰にも相談できない。
▼ ▼
グループ外
独立
FCオーナー
アルテグループ内での独立が可能
グループ内独立の場合 グループ外独立の場合
規模の大きい店舗 規模小さめ
顧客継続 顧客の新規開拓
スタッフ継続 スタッフの新規採用・教育
▶グループ内独立はメリット大
19
のれん分け型フランチャイズ事業の構造② -デザイン系サロン(直営)比較-
アルテGのれん分け型FCとデザイン系サロン(直営)の売上傾向
デザイン系サロン(直営)売上高 ※指数
アルテGのれん分け型FC(Ash/NYNY)売上高
▶フランチャイズオーナー人数が倍増
20
メンテナンスサロン事業の構造①
のれん分け型FC事業に次ぐ、2つ目の柱 -美容は2極化の時代へ-
低価格帯サロン デザイン系サロン
低価格(散髪が目的) 中~高価格(デザイン重視)
短時間(セルフドライ等) ◀▶ 中~長時間(ブロー等付加価値)
均質サービス(カット・カラーのみ) 豊富なメニュー(パーマやスパ等)
休眠美容師の活用
短時間勤務、新しい技術の要求なし
▼
美容師の働き方の多様性
21
メンテナンス系事業の構造②-低価格・中~高価格サロン比較-
(来店客数:千人) (売上高:億円)(来店客数:千人) (売上高:億円)
メンテナンス系サロン(Choki Peta) デザイン系サロン(Ash)
来店客数 86.5倍↑ 来店客数 1.1倍↑
2011年 2019年 2011年 2019年
▶低価格帯サロンニーズの高まり
22
外部加盟型フランチャイズ事業の構造①
オーナー候補者:加盟タイプを選択
ICH・GOサロン MS(メンバーシップ)サロン
自由度がやや低い 自由度が高い=活力がある
低価格帯サロン 低~中価格帯サロン
コスト、高収益 本部サポートあり
本部サポートと連携して成長
●初期投資 小 ローリスク ●魅力ある料金(カットは1,000円) 低
●オーナーによるサロンワークで販管費率 低
+ ●広告・販促コストがほとんど不要 低
●小型店舗(平均24.5坪)で家賃額 低
▶リスクに強いICH・GOサロンを拡充
23
外部加盟型フランチャイズ事業の構造②-ICH・GOブランドの拡大-
スタイルデザイナーにおけるICH・GOブランドの売上構成比
2012年 2019年
18店舗
30店舗
8%
17%
ICH・GOブランド ICH・GOブランド
売上高 3億9600万円 売上高 6億1000万円
7年間で約2倍へ
83%
92%
ICH・GOブランド その他SDブランド ICH・GOブランド その他SDブランド
ICH・GOの店舗・売上増加に伴い
SDブランド事業利益率 5.7%⇒7.8%
24
営業施策
25
2020年第2四半期営業施策①-PB商品販売の強化(Ash/NY)
プライベート商品販売の強化
●新ブランド ●アルテグループ人気ブランド(夏季限定販売)
etramenシリーズ(2019年9月発売) etra PREMIUM SUMMERシリーズ
取扱いサロン:Ash,NYNY,SD
●新ブランド
ennicシリーズ(2020年2月発売)
取扱いサロン:Ash,NYNY
取扱いサロン:Ash,NYNY
サスティナブルなヘアケア&スキンケアブランド「ennicシリーズ」
2020年7月ECサイト「STOREE SAISON(ストーリーセゾン)」にて販売開始
▶ECサイトによる販路拡充
26
2020年第2四半期営業施策②-動画教育の強化(Ash/NY)-
動画教育の強化
スタッフ向けオンライン学習動画を配信(50本以上)
手軽さ、連帯感、反復練習可能などから
休業期間中の総再生時間は1,000時間越え
▼
技術力・技術スピードのアップ=営業効率化
27
2020年第2四半期営業施策③-滞在時間削減の強化(C&P)-
サロン滞在時間削減の強化
●新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、サロン滞在時間を減らしたい
●美容室でストレスと感じることは「滞在時間の長さ」※自社アンケート調べ
メンテナンス系サロンのお客様は
低価格、時短、お手軽、立地エリアを重視
▼
滞在時間の短縮により効率化
28
2020年第2四半期営業施策④-メール会員獲得の強化(Ash/NY)-
メール会員獲得の強化
集客のデジタル化▶▶既存顧客向けの情報発信ツールが集客へつながる
(会員数)
メール会員数 (来店客数)
600,000 15000
13000
500,000
11000
400,000
9000
300,000
7000
200,000 NY
5000
Ash
100,000
3000
メール会員による来店客数
0 1000
▶Ash/NYNY合計 メール会員数 57万人(2020年6月末時点)
29
組織体制の強化
30
組織体制の強化①-多角的な取締役会の構造-
新しい取締役会の定着
スピーディーな意思決定と外部視点による執行監視
2019年度 2020年度
社内取締役 7名 5名
社内監査役 1名 1名
社外役員
社外取締役 2名 3名
社外監査役 2名 2名 45.5%
取締役会の議長は外部取締役が行う
▶柔軟性、活性化
役付執行役員を新設、主要子会社の代表取締役を兼務
▶コーポレートガバナンスの強化
創業者が子会社取締役就任
▶早期業績の回復、企業体制の見直し
31
組織体制の強化②-シナジーを生み出す営業統括本部-
アルテサロンHD 営業統括本部設置
(営業、材料、販促、人材等)
(新設)
▼
▼
情報集約 指示
▼
▼
NYNY C&P
▼
▼
情報集約 指示
▼
▼
店舗責任者
成功/失敗例の共有 ▶ 機動的施策立案
目標数値の共有 ▶ グループ内基準の設置(材料比率、生産性等)
32
組織体制の強化③-サロン・本部業務改革の取組み-
サロン 本部
☑ オンライン研修 ☑ テレワーク・在宅勤務実施
(LINE WORKS導入)
(TV会議、PC遠隔操作)
☑ 技術教育の動画配信
☑ 伝票、決裁、契約書電子化
☑ 接客品質の向上 情報伝達の (OCR、RPA導入)
一元化・簡素化
▶サロンスタッフ業務支援の強化
▶ITシステム化による業務の効率化
33
代表取締役社長 吉村栄義より
34
最後に
人財
グループスタッフ数 グループFC加盟
2,900 名 225 店舗
社会から必要とされる存在意義のある企業であるために・・・
SDG’s 事業継続
35
ご覧いただきありがとうございました。
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しかしながら実際には、通常予測し得ないような特別の事情の発生または通常予測し得ないような結果の発生等により、当資料記載の業績
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