2404 鉄人化計画 2020-10-15 15:00:00
2020年8月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年8月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年10月15日
上 場 会 社 名 株式会社鉄人化計画 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 2404 URL http://www.tetsujin.ne.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 岡﨑 太輔
問合せ先責任者 (役職名) 経理財務GM (氏名) 荻野 裕 (TEL) 03-3793-5117
定時株主総会開催予定日 2020年11月27日 配当支払開始予定日 -
有価証券報告書提出予定日 2020年11月27日
決算補足説明資料作成の有無 : 無
決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2020年8月期の連結業績(2019年9月1日~2020年8月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年8月期 5,532 △22.8 △815 - △843 - △1,580 -
2019年8月期 7,165 △2.6 203 65.8 160 - 168 -
(注) 包括利益 2020年8月期 △1,580百万円( -%) 2019年8月期 170百万円( -%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2020年8月期 △193.14 - △311.4 △15.0 △14.7
2019年8月期 21.69 21.66 36.4 2.9 2.8
(参考) 持分法投資損益 2020年8月期 -百万円 2019年8月期 -百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年8月期 5,785 484 8.1 35.50
2019年8月期 5,471 553 10.0 70.62
(参考) 自己資本 2020年8月期 467百万円 2019年8月期 547百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年8月期 △746 △445 1,711 1,809
2019年8月期 375 △317 △345 1,280
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2019年8月期 - 0.00 - 0.00 0.00 - - -
2020年8月期 - 0.00 - 0.00 0.00 - - -
2021年8月期(予想) - 0.00 - 0.00 0.00 -
3.2021年8月期の連結業績予想(2020年9月1日~2021年8月31日)
現時点において、新型コロナウイルス感染拡大が当社グループの事業活動に与える影響を合理的に算定することが
困難なため業績予想は未定とさせていただきます。今後開示が可能になった時点で速やかに公表いたします。
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 - (社名) 、 除外 -社 (社名)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年8月期 13,647,362株 2019年8月期 8,232,200株
② 期末自己株式数 2020年8月期 476,600株 2019年8月期 476,600株
③ 期中平均株式数 2020年8月期 8,184,670株 2019年8月期 7,755,600株
(注)当社は、第三者割当増資により、2020年8月3日に発行済株式数が5,415,162株増加し、13,647,362株となって
おります。
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・新型コロナウイルス感染拡大が当社グループの事業活動に与える影響を合理的に算定することが困難なため、業
績予想は未定とさせて頂きます。今後開示が可能となった時点で速やかに公表いたします。なお、詳細につきまし
ては、添付資料3ページ「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
株式会社鉄人化計画(2404) 2020年8月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………P.2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………P.2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………P.3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………P.3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………P.3
(5)継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………P.4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………P.4
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………P.5
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………P.5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………P.7
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………P.9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………P.10
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………P.12
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………P.12
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) …………………………………………P.13
(追加情報) …………………………………………………………………………………………P.13
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………P.14
(企業結合等関係) …………………………………………………………………………………P.16
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………P.17
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………P.18
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株式会社鉄人化計画(2404) 2020年8月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度における我が国経済は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大および国内における外出自粛等経済
活動が抑制され消費活動が一気に冷え込み、先行きは極めて不透明な状況となりました。
当社グループが主力事業を展開するカラオケ・飲食事業におきましても、厳しい経営環境が続いております。特にカ
ラオケ業界におきましては業界団体で「カラオケボックスは安全」であることなどの啓蒙活動を実施しておりますが、
新型コロナウイルス感染症拡大の影響は顕著で店舗の閉店などを余儀なくされている事業者も少なくありません。この
ような状況の中、当社グループは、感染防止策を徹底しお客様および従業員の安全・安心に努め、店舗損益改善につい
ては全ての経費の見直しを徹底して行ってまいりました。事業計画は第2四半期までは順調に進捗したものの、第3四
半期において新型コロナウイルス感染症拡大に伴う影響により、業績回復には相応の時間を要する見込みであります。
これらの結果、当連結会計年度の業績は、売上高5,532百万円(前年同期比22.8%減)、営業損失815百万円 (前年同
期営業利益203百万円)、経常損失843百万円(前年同期経常利益160百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失1,580
百万円 (前年同期親会社株主に帰属する当期純利益168百万円)となりました。
セグメントの業績は次のとおりです。
(カラオケ・飲食事業)
当連結会計年度におけるカラオケ・飲食事業の売上高は5,197百万円(前年同期比25.0%減)、セグメント損失は100
百万円(前年同期セグメント利益996百万円)となりました。
カラオケ事業は、お客様・店舗スタッフの安全、感染拡大防止を第一に考え、自治体の要請等に従って利用制限・営
業時間の短縮などを行うとともに、感染予防を徹底した店舗運営に取り組んでまいりました。また、新たなルームサー
ビスとしてプロ野球球団・eスポーツ団体とのコラボ企画やテレワークパスポート販売の提供などを行いました。店舗
損益管理は、消耗品など経費支出の削減や店舗賃料の減額交渉を行う等あらゆるコストを見直し、投資は大幅に抑制し
てまいりました。飲食事業は、2020年4月よりラーメン事業を開始しました。
(メディア・コンテンツ企画事業)
当連結会計年度におけるメディア・コンテンツ企画事業の売上高は128百万円(前年同期比11.5%減)、セグメント利
益は101百万円(前年同期比7.6%減)となりました。「カラオケの鉄人モバイル」サイトを中心に主にフィーチャーフ
ォン向けのサービス運営を行っておりますが、スマートフォンへの切り替えが進み、減収・減益となっております。
(その他)
当連結会計年度におけるその他の売上高は206百万円(前年同期比124.9%増)、セグメント利益は17百万円 (前年同
期比143.0%増)となりました。2019年12月より美容事業を開始したこと等により増収増益となっております。また、不
動産賃貸業は計画通りの業績で進捗し、当社100% 連結子会社であるTETSUJIN USA Inc.が米国グアム準州タモン地区の
「Guam Reef & Olive Spa Resort」内で運営する エンターテインメントレストラン1店舗は2018年10月に営業閉鎖を
し、現在は清算手続中であります。
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株式会社鉄人化計画(2404) 2020年8月期 決算短信
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
当連結会計年度末における総資産は前連結会計年度末に比較して313百万円増加し、5,785百万円となりました。流動
資産は2,356百万円となり473百万円増加いたしました。主な要因は、現金及び預金が528百万円増加したこと等によるも
のであります。固定資産は3,428百万円となり159百万円減少いたしました。主な要因は、建物及び構築物をはじめとし
た有形固定資産が119百万円減少、無形固定資産が4百万円増加及び投資その他の資産が45百万円減少したこと等による
ものであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債は前連結会計年度末に比較して382百万円増加し、5,300百万円となりました。流動負
債は4,335百万円となり2,898百万円増加いたしました。主な要因は、1年内返済予定の長期借入金が2,824百万円増加し
たこと等によるものであります。固定負債は964百万円となり2,516百万円減少いたしました。主な要因は、長期借入金
が2,592百万円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産は前連結会計年度末に比較して68百万円減少し、484百万円となりました。主な要因
は、新株の発行1,499百万円および利益剰余金に含まれる親会社株主に帰属する当期純損失1,580百万円等によるもので
あります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末に比較して528百万円
増加し、1,809百万円となりました。 当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりでありま
す。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は、税金等調整前当期純損失1,476百万円、減損損失398百万円等により、前連結会計年
度に比べ1,122百万円減少し、746百万円となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、有形固定資産の取得による支出285百万円、有形固定資産の売却による収入15百万円
及び差入保証金の回収による収入80百万円等により、前連結会計年度に比べ128百万円増加し、445百万円となりまし
た。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、長期借入れによる収入が670百万円、長期借入金の返済による支出が438百万円、株
式の発行による収入が1,499百万円等により1,711百万円となりました。
(4)今後の見通し
今後の経済見通しにつきましては、国内外における新型コロナウイルスの感染拡大について、収束時期の予測が難し
いことから、引続き先行き不透明な状況で推移するものと予想されます。
カラオケ・飲食業界におきましては、感染症拡大防止のための外出自粛や休業要請の影響により非常に厳しい経営環
境が継続するものと予想されます。当社グループにおきましても、感染拡大防止とお客様及び従業員の安全確保のため
の対応及び店舗損益改善施策の実行を行っておりますが、今後の状況次第では業績回復までに長期化することも想定さ
れます。
上記を踏まえ、次期連結業績予想につきましては、感染の収束が見通せていない現段階において適正かつ合理的に算
定することが困難と判断し、未定としております。
業績予想につきましては、開示が可能となった時点で速やかに開示いたします。
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株式会社鉄人化計画(2404) 2020年8月期 決算短信
(5)継続企業の前提に関する重要事象等
当社グループは、2020年8月期よりカラオケ・飲食事業の差別化推進、収益の柱となる新たな事業・業態の開発、全
社業務改革・生産性向上を掲げ、収益力の強化を実現することを経営目標として、当社の強みを生かせる新規中核事業
の育成やカラオケ店舗の積極的出店に取り組んでまいりました。
新型コロナウイルス感染症拡大の状況下、政府・地方自治体による感染拡大防止のための休業要請を受け2020年4月
から2020年5月の期間においてカラオケ店舗及び飲食店舗の休業・営業自粛を行ったことにより、客数が減少したこと
を主な要因として売上高は著しく減少し、当連結会計年度において営業損失、経常損失及び親会社株主に帰属する当期
純損失となりました。この結果、事業運営は深刻な影響を受け、政府による緊急事態宣言解除後も新型コロナウイルス
感染症の収束が見えない中、新しい生活様式への対応を推進しながら業績回復には相応の時間を要する見込みでありま
す。
以上により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。なお、2021年8月期連結
会計年度末に向けて売上は段階的に回復し、2021年8月期末時点において概ね回復するという仮定により事業計画を策定
しております。また、2021年3月に返済期日が到来する全ての借入金について2020年10月15日までに取引金融機関との
協議が整い「重要な後発事象」に記載の通り借換資金のためのタームローン契約締結(借換額3,009百万円)により長期
資金の安定化及び2020年10月15日締結の新規調達(借入額800百万円)により資金流動性の確保を図ることが出来まし
た。
なお、詳細につきましては、「3.連結財務諸表及び主な注記(5)連結財務諸表に関する注記事項(継続企業の前
提に関する注記)」に記載しております。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、当面は日本基準を採用することとしております。なお、国際会計基準の適用につきましては、当社
グループの事業展開や他社の動向等を踏まえて、適切に対応していく方針であります。
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株式会社鉄人化計画(2404) 2020年8月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年8月31日) (2020年8月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,321,138 1,850,045
受取手形及び売掛金 140,514 123,516
商品及び製品 2,645 10,734
原材料及び貯蔵品 45,330 51,018
前払費用 224,674 200,002
その他 150,337 122,060
貸倒引当金 △1,297 △890
流動資産合計 1,883,343 2,356,486
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 3,001,714 2,951,762
減価償却累計額 △1,802,203 △1,861,256
建物及び構築物(純額) 1,199,511 1,090,505
機械及び装置 - 6,452
減価償却累計額 - △1,068
機械及び装置(純額) - 5,383
車両運搬具 650 3,664
減価償却累計額 △649 △1,336
車両運搬具(純額) 0 2,327
工具、器具及び備品 1,079,448 1,230,314
減価償却累計額 △972,737 △1,124,304
工具、器具及び備品(純額) 106,711 106,009
土地 327,468 327,468
リース資産 254,566 315,220
減価償却累計額 △99,095 △168,288
リース資産(純額) 155,470 146,931
建設仮勘定 8,550 -
有形固定資産合計 1,797,711 1,678,626
無形固定資産
のれん 44,019 46,593
その他 31,253 33,587
無形固定資産合計 75,272 80,180
投資その他の資産
繰延税金資産 80,396 28,793
差入保証金 1,623,293 1,618,707
その他 14,374 25,634
貸倒引当金 △2,687 △2,951
投資その他の資産合計 1,715,376 1,670,182
固定資産合計 3,588,360 3,428,989
資産合計 5,471,703 5,785,476
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株式会社鉄人化計画(2404) 2020年8月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年8月31日) (2020年8月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 124,956 98,984
1年内返済予定の長期借入金 392,800 3,217,426
リース債務 56,595 66,674
未払金 30,046 38,697
未払費用 596,922 471,935
未払法人税等 42,318 60,513
資産除去債務 2,500 83,549
賞与引当金 36,641 29,701
ポイント引当金 19,603 19,422
短期借入金 60,000 100,000
その他 75,089 149,030
流動負債合計 1,437,473 4,335,934
固定負債
長期借入金 3,107,200 514,274
リース債務 116,059 99,025
資産除去債務 206,547 245,194
その他 51,023 106,198
固定負債合計 3,480,830 964,692
負債合計 4,918,304 5,300,626
純資産の部
株主資本
資本金 1,021,609 849,999
資本剰余金 1,014,767 750,807
利益剰余金 △1,325,810 △971,022
自己株式 △176,550 △176,550
株主資本合計 534,016 453,234
その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定 13,705 14,368
その他の包括利益累計額合計 13,705 14,368
新株予約権 5,677 17,245
純資産合計 553,399 484,849
負債純資産合計 5,471,703 5,785,476
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年9月1日 (自 2019年9月1日
至 2019年8月31日) 至 2020年8月31日)
売上高 7,165,769 5,532,218
売上原価 5,801,224 5,192,048
売上総利益 1,364,545 340,169
販売費及び一般管理費 1,161,269 1,155,517
営業利益又は営業損失(△) 203,275 △815,347
営業外収益
受取利息 24 19
協賛金収入 3,357 6,015
受取保険金 123 -
貸倒引当金戻入額 - 108
未回収商品券受入益 - 5,261
その他 4,395 4,416
営業外収益合計 7,901 15,820
営業外費用
支払利息 42,577 41,423
支払手数料 130 -
為替差損 3,664 583
その他 4,113 1,901
営業外費用合計 50,485 43,908
経常利益又は経常損失(△) 160,691 △843,435
特別利益
助成金収入 - 101,295
固定資産売却益 29,664 -
負ののれん発生益 - 4,399
特別利益合計 29,664 105,694
特別損失
臨時休業による損失 - 301,156
固定資産除却損 3,784 33,848
減損損失 20,403 398,854
その他 - 4,884
特別損失合計 24,187 738,744
税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純損
166,168 △1,476,485
失(△)
法人税、住民税及び事業税 19,192 22,356
法人税等調整額 △21,221 81,928
法人税等合計 △2,028 104,284
当期純利益又は当期純損失(△) 168,196 △1,580,769
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に
168,196 △1,580,769
帰属する当期純損失(△)
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株式会社鉄人化計画(2404) 2020年8月期 決算短信
連結包括利益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年9月1日 (自 2019年9月1日
至 2019年8月31日) 至 2020年8月31日)
当期純利益又は当期純損失(△) 168,196 △1,580,769
その他の包括利益
為替換算調整勘定 2,688 662
その他の包括利益合計 2,688 662
包括利益 170,884 △1,580,107
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 170,884 △1,580,107
非支配株主に係る包括利益 - -
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(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年9月1日 至 2019年8月31日)
(単位:千円)
株主資本 その他の包括利益累計額
その他の包 新株予約権 純資産合計
為替換算調
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計 括利益累計
整勘定
額合計
当期首残高 1,021,609 1,014,767 △1,494,006 △176,550 365,820 11,017 11,017 - 376,837
当期変動額
新株の発行 - -
連結範囲の変動 - -
減資 - -
欠損填補 - -
親会社株主に帰属
する当期純利益又
は親会社株主に帰 168,196 168,196 168,196
属する当期純損失
(△)
株主資本以外の項
目の当期変動額 2,688 2,688 5,677 8,365
(純額)
当期変動額合計 - - 168,196 - 168,196 2,688 2,688 5,677 176,561
当期末残高 1,021,609 1,014,767 △1,325,810 △176,550 534,016 13,705 13,705 5,677 553,399
当連結会計年度(自 2019年9月1日 至 2020年8月31日)
(単位:千円)
株主資本 その他の包括利益累計額
その他の包 新株予約権 純資産合計
為替換算調
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計 括利益累計
整勘定
額合計
当期首残高 1,021,609 1,014,767 △1,325,810 △176,550 534,016 13,705 13,705 5,677 553,399
当期変動額
新株の発行 749,999 749,999 1,499,999 1,499,999
連結範囲の変動 △11 △11 △11
減資 △921,609 921,609 - -
欠損填補 △1,935,569 1,935,569 - -
親会社株主に帰属
する当期純利益又
は親会社株主に帰 △1,580,769 △1,580,769 △1,580,769
属する当期純損失
(△)
株主資本以外の項
目の当期変動額 662 662 11,568 12,231
(純額)
当期変動額合計 △171,609 △263,959 354,788 - △80,781 662 662 11,568 △68,550
当期末残高 849,999 750,807 △971,022 △176,550 453,234 14,368 14,368 17,245 484,849
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株式会社鉄人化計画(2404) 2020年8月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年9月1日 (自 2019年9月1日
至 2019年8月31日) 至 2020年8月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期
166,168 △1,476,485
純損失(△)
減価償却費 214,864 181,935
減損損失 20,403 398,854
のれん償却額 3,474 17,876
貸倒引当金の増減額(△は減少) 1,181 △143
ポイント引当金の増減額(△は減少) △5 △181
受取利息及び受取配当金 △24 △19
支払利息及び社債利息 42,577 41,423
為替差損益(△は益) 2,438 583
有形固定資産売却損益(△は益) △29,664 -
固定資産除却損 3,784 33,848
売上債権の増減額(△は増加) △22,333 27,594
たな卸資産の増減額(△は増加) 771 13,874
仕入債務の増減額(△は減少) △2,783 △25,972
賞与引当金の増減額(△は減少) 4,525 △6,940
助成金収入 - △101,295
臨時休業による損失 - 301,156
未払又は未収消費税等の増減額 △23,984 934
その他 56,244 92,016
小計 437,637 △500,939
利息及び配当金の受取額 24 19
利息の支払額 △40,497 △39,361
法人税等の支払額 △21,326 △19,192
法人税等の還付額 35 -
助成金の受取額 - 95,486
臨時休業による支出 - △282,606
営業活動によるキャッシュ・フロー 375,873 △746,593
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △3 △3
有形固定資産の取得による支出 △308,104 △285,836
有形固定資産の売却による収入 45,000 15,000
無形固定資産の取得による支出 △6,683 △16,152
関係会社株式の取得による支出 △10,000 -
事業譲受による支出 △75,000 △177,945
貸付けによる支出 △240 △711
貸付金の回収による収入 3,520 554
資産除去債務の履行による支出 △520 △2,500
差入保証金の差入による支出 △40,787 △38,060
差入保証金の回収による収入 75,551 80,175
投資その他の資産の増減額(△は増加) - △19,948
投資活動によるキャッシュ・フロー △317,267 △445,427
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れによる収入 320,000 690,000
短期借入金の返済による支出 △260,000 △650,000
長期借入れによる収入 1,220,000 670,000
長期借入金の返済による支出 △1,620,000 △438,300
株式の発行による収入 - 1,499,999
リース債務の返済による支出 △40,133 △60,603
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株式会社鉄人化計画(2404) 2020年8月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年9月1日 (自 2019年9月1日
至 2019年8月31日) 至 2020年8月31日)
配当金の支払額 △151 -
セール・アンド・リースバックによる収入 34,990 -
財務活動によるキャッシュ・フロー △345,295 1,711,096
現金及び現金同等物に係る換算差額 △623 △160
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △287,312 518,915
現金及び現金同等物の期首残高 1,568,116 1,280,803
連結の範囲の変更に伴う現金及び現金同等物の増減
- 9,988
額(△は減少)
現金及び現金同等物の期末残高 1,280,803 1,809,707
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株式会社鉄人化計画(2404) 2020年8月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
当社グループは、2020年8月期よりカラオケ・飲食事業の差別化推進、収益の柱となる新たな事業・業態の開発、
全社業務改革・生産性向上を掲げ、収益力の強化を実現することを経営目標として、当社の強みを生かせる新規中核
事業の育成やカラオケ店舗の積極的出店に取り組んでまいりました。
新型コロナウイルス感染症拡大の状況下、政府・地方自治体による感染拡大防止のための休業要請を受け2020年4
月から2020年5月の期間においてカラオケ店舗及び飲食店舗の休業・営業自粛を行ったことにより、客数が減少した
ことを主な要因として売上高は著しく減少し、当連結会計年度において営業損失、経常損失及び親会社株主に帰属す
る当期純損失となりました。この結果、事業運営は深刻な影響を受け、政府による緊急事態宣言解除後も新型コロナ
ウイルス感染症の収束が見えない中、新しい生活様式への対応を推進しながら業績回復には相応の時間を要する見込
みであります。
以上により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。 当社グループでは、これ
らの状況を解消するため、以下の対応策を実施してまいります。なお、2021年8月期連結会計年度末に向けて売上は
段階的に回復し、2021年8月期末時点において概ね回復するという仮定により事業計画を策定しております。また、
2021年3月に返済期日が到来する全ての借入金について2020年10月15日までに取引金融機関との協議が整い「重要な
後発事象」に記載の通り借換資金のためのタームローン契約締結(借換額3,009百万円)により長期資金の安定化及び
2020年10月15日締結の新規調達(借入額800百万円)により資金流動性の確保を図ることが出来ました。
2017年8月に刷新した新経営体制3年間の改革を通して安定的に業績の確保が出来る経営体質を構築し、利益は回
復してまいりました。1年目「カラオケ事業への回帰」2年目「カラオケ事業の再生」3年目「カラオケ事業を軸と
した中期的な事業基盤の構築」を経営方針として掲げてまいりましたが、今般の新型コロナウイルス感染症拡大の状
況下、事業運営は深刻な影響を受けております。今後の事業取組みは、これまでの経営方針・経営施策を継続するこ
とが企業価値向上及び株主価値向上の第一義とし、既存のカラオケ事業に加えて取得した事業の買収後の統合効果を
最大化するための統合プロセスにより事業価値を創出することに注力します。withコロナ 時代に向けた、既存カラオ
ケ店舗、そして新たに獲得した複数事業に対し、本部主導による安心安全の顧客サービスの更なる水平展開、これま
で積み上げてきた当社の強みの一つである店舗運営ノウハウの連携(販売促進、コンテンツコラボのアライアンス拡
大、運営管理のICT化やオペレーション効率化等)、物件所有エリアの拡大による一等優良立地物件獲得の店舗開発な
どの施策を実行し、そのために必要な設備投資と人材投資を積極的に実行してまいります。
以上施策の確実な実施により、当社グループの経営基盤を強化してまいりますが、新型コロナウイルス感染症拡大
の収束時期が不透明であり、今後の売上高や営業キャッシュ・フローに及ぼす影響の程度や期間について不確実性が
あります。これらの対応策は実施途上であり、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。
なお、連結財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性の影響を連結
財務諸表に反映しておりません。
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株式会社鉄人化計画(2404) 2020年8月期 決算短信
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
(連結の範囲に関する事項)
当連結会計年度において、(株)TBH(当社100%子会社)に創業資金の貸付を行うと共に、当該子会社が事業譲受
により美容事業を開始したことに伴い、連結範囲に含めております。
当連結会計年度において、(株)TFS(当社100%子会社)が飲食店の運営及びそれらに関連する仲介及びコンサル
タント業務等の事業を開始したことに伴い、連結範囲に含めております。
当連結会計年度において、(株)直久(当社100%子会社)の全株式を取得の上、当該子会社が事業譲受によりラー
メン事業を開始したことに伴い、連結範囲に含めております。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の拡大による影響に関する会計上の見積り)
当社グループは、固定資産の減損会計や繰延税金資産の回収可能性等の会計上の見積りについて、連結財務諸表
作成時において入手可能な情報に基づき実施しております。新型コロナウイルス感染症の拡大による影響に関して
は、2021年8月期連結会計年度末に向けて売上は段階的に回復し、2021年8月期末時点において概ね回復し、それ
以降も同水準を維持するという仮定のもと、会計処理に反映しております。しかしながら、新型コロナウイルス感
染症の拡大による影響に関しては不確定要素が多く、翌連結会計年度以降の当社グループの財政状態、経営成績に
影響を及ぼす可能性があります。その他、資金調達に関する事項につきましては、(重要な後発事象)をご参照く
ださい。
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株式会社鉄人化計画(2404) 2020年8月期 決算短信
(セグメント情報等)
(セグメント情報)
1 報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源
の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループでは、顧客に対するサービスの内容により、事業をカラオケルーム店舗及び当期より開始した飲食
店舗の運営及びモバイルコンテンツの開発と提供に区分し、それぞれの事業で戦略を策定し、事業を展開しており
ます。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部利益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2018年9月1日 至 2019年8月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結財務諸
メディア・ その他 調整額
カラオケ・ 合計 表計上額
コンテンツ 計 (注)1 (注)2
飲食事業 (注)3
企画事業
売上高
外部顧客への売上高 6,928,674 145,377 7,074,051 91,717 7,165,769 - 7,165,769
セグメント間の内部
- - - - - - -
売上高又は振替高
計 6,928,674 145,377 7,074,051 91,717 7,165,769 - 7,165,769
セグメント利益又は
996,480 110,330 1,106,811 7,195 1,114,006 △910,731 203,275
セグメント損失(△)
セグメント資産 3,725,113 41,752 3,766,865 69,852 3,836,718 1,634,985 5,471,703
その他の項目
減価償却費 185,958 1,190 187,149 △171 186,977 27,887 214,864
減損損失 20,403 - 20,403 - 20,403 - 20,403
有形固定資産及び無
形固定資産の増加額 395,613 22,000 417,613 - 417,613 14,071 431,684
(注)1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、「音響設備販売事業」、「不動産
賃貸事業」等を含んでおります。
2.調整額は以下のとおりであります。
(1) セグメント利益又はセグメント損失(△)の調整額△910,731千円には、セグメント間取引消去106千円、
各報告セグメントに配賦していない全社費用△910,838千円が含まれており、これは主に親会社本社のグ
ループ管理部門に係る費用であります。
(2) セグメント資産の調整額1,634,985千円には、セグメント間取引消去△17,440千円、各報告セグメントに
配賦していない全社資産の金額は1,652,426千円が含まれており、その主なものは親会社本社のグループ
管理部門の資産であります。
(3) 減価償却費の調整額27,887千円には、セグメント間取引消去△27千円、各報告セグメントに配賦してい
ない全社費用27,915千円が含まれております。
(4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額14,071千円は、各報告セグメントに配賦していない全
社資産であります。
3.セグメント利益又はセグメント損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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株式会社鉄人化計画(2404) 2020年8月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年9月1日 至 2020年8月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結財務諸
メディア・コ その他 調整額
カラオケ・ 合計 表計上額
ンテンツ企画 計 (注)1 (注)2
飲食事業 (注)3
事業
売上高
外部顧客への売上高 5,197,276 128,696 5,325,973 206,245 5,532,218 - 5,532,218
セグメント間の内部
- - - - - - -
売上高又は振替高
計 5,197,276 128,696 5,325,973 206,245 5,532,218 - 5,532,218
セグメント利益又は
△100,198 101,985 1,787 17,487 19,274 △834,621 △815,347
セグメント損失(△)
セグメント資産 4,104,273 24,250 4,128,523 230,445 4,358,968 1,426,507 5,785,476
その他の項目
減価償却費 164,752 113 164,865 315 165,181 16,753 181,935
のれん償却額 3,824 3,300 7,124 10,752 17,876 - 17,876
減損損失 333,970 16,500 350,470 - 350,470 48,384 398,854
有形固定資産及び無
形固定資産の増加額 472,949 - 472,949 62,146 535,095 37,436 572,531
(注)1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、「美容事業」、「不動産賃貸事
業」等を含んでおります。
2.調整額は以下のとおりであります。
(1) セグメント利益又はセグメント損失(△)の調整額△834,621千円には、セグメント間取引消去108千円、
各報告セグメントに配賦していない全社費用△834,729千円が含まれており、これは主に親会社本社のグ
ループ管理部門に係る費用であります。
(2) セグメント資産の調整額1,426,507千円には、セグメント間取引消去△187,667千円、各報告セグメント
に配賦していない全社資産の金額は1,614,175千円が含まれており、その主なものは親会社本社のグルー
プ管理部門の資産であります。
(3) 減価償却費の調整額16,753千円は、各報告セグメントに配慮していない全社費用であります。
(4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額37,436千円は、各報告セグメントに配賦していない全
社資産であります。
3.セグメント利益又はセグメント損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
4.報告セグメントの変更等に関する事項
当連結会計年度より、既存事業・既存経営資産とのシナジーを追求するため、新たな事業・業態の開発及び運営の
ための経営資源配分計画及びその実行に取り組んでいることを反映し、セグメント別経営管理のより一層の充実を図
るため、全社費用の一部について、各報告セグメントへの配分方法を変更しております。これらの変更により、当連
結会計年度のセグメント利益は、従来の方法に比べて、「カラオケ・飲食事業」で147,025千円増加、「調整額」で
147,025千円減少およびセグメント資産は、従来の方法に比べて、「カラオケ・飲食事業」で72,493千円減少、「調整
額」で72,493千円増加しております。なお、当連結会計年度の比較情報として開示した前連結会計年度のセグメント
情報は、変更後の全社費用の配分方法に基づき作成したものを開示しております。
5.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
「カラオケ・飲食事業」セグメント及び「調整額」において、固定資産の減損損失を計上しております。なお、当
該減損損失の計上額は、当連結会計年度においてはそれぞれ313,575千円及び48,384千円であります。
(のれんの金額の重要な変動)
「その他」セグメントにおいて、(株)TBH(当社100%子会社)が美容事業の事業譲受を行ったことによりのれん
が発生しております。なお、当該事象によるのれんの増加額は、57,345千円であります。
「カラオケ・飲食事業」セグメント及び「その他」セグメントにおいて、のれんの減損損失を計上しております。
なお、当該減損損失の計上額は、当連結会計年度において、それぞれ20,395千円及び16,500千円であります。
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株式会社鉄人化計画(2404) 2020年8月期 決算短信
(企業結合等関係)
(株式の取得(子会社化)及び当該子会社による事業譲受)
2020年4月1日付にて、株式会社フククルフーズより株式会社直久の全株式を取得のうえ当社子会社とし、かつ同
日付にて、株式会社フククルフーズのラーメン事業を株式会社直久にて譲受けました。当社グループは、当社事業と
のシナジーを見込める業態の店舗または企業とのコラボレーション、またはM&Aを積極的に進めることにより、事業
の規模と範囲の拡大を図っています。 他方、株式会社フククルフーズの運営するラーメン「直久」ブランドは、創
業100年以上の歴史を持ち、現在、 都内繁華街を中心に、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県に約20店舗(フランチ
ャイズ店舗を含みます)を展開 しています。 このたび、「直久」ブランドのラーメン事業が、その長い歴史や高い
知名度に加え、店舗の展開地域や顧客層を含む多数の点に於いて当社「カラオケの鉄人」事業とのシナジー効果等も
見込めるものであると考えられたこと、および、株式会社直久が、1967年の設立から「直久」ブランドそのものを社
名に冠しており、現在も株式会社フククルフーズの子会社として同社のラーメン事業の一部を担っていること等か
ら、株式会社直久を当社の連結子会社とし、ラーメン事業を譲受けました。
1.株式会社直久の概要
(1)企業結合の概要
①被取得企業の名称及び事業の内容
被取得企業の名称 株式会社直久
事業の内容 ラーメン事業の運営
②企業結合を行った主な理由 上記記載の通り。
③企業結合日 2020年4月1日
④企業結合の法的形式 現金を対価とする株式の取得
⑤取得した議決権比率 100%
(2)当連結会計年度に係る連結損益計算書に含まれる本事業の業績の期間
2020年4月1日から2020年8月31日
(3)取得した事業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
取得の対価 現金及び預金 0千円
取得原価 0千円
(4)負ののれん発生益の金額及び発生原因
①発生した負のれんの金額 969千円
②発生原因 企業結合時の時価純資産が取得原価を上回ったため、その差額を「負ののれん
発生益」として特別利益に計上しております。
2.事業譲受の概要
(1)企業結合の概要
①譲受事業及び事業の内容
譲渡企業の名称 株式会社フククルフーズ
事業の内容 ラーメン事業の運営
②企業結合を行った主な理由
上記記載の通り。
③企業結合日 2020年4月1日
④企業結合の法的形式 現金を対価とする事業譲受
(2)当連結会計年度に係る連結損益計算書に含まれる本事業の業績の期間
2020年4月1日から2020年8月31日
(3)取得した事業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
取得の対価 現金及び預金 100,000千円
取得原価 100,000千円
(4)負ののれん発生益の金額及び発生原因
①発生した負のれんの金額 3,429千円
②発生原因 企業結合時の時価純資産が取得原価を上回ったため、その差額を「負ののれん
発生益」として特別利益に計上しております。
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株式会社鉄人化計画(2404) 2020年8月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年9月1日 (自 2019年9月1日
至 2019年8月31日) 至 2020年8月31日)
1株当たり純資産額 70.62円 1株当たり純資産額 35.50円
1株当たり当期純利益金額 21.69円 1株当たり当期純損失金額(△) △193.14円
潜在株式調整後1株当たり当期 潜在株式調整後1株当たり当期
21.66円 -円
純利益金額 純利益金額
(注) 1.当連結会計年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、1株当たり当期純損失金額を計上
しているため記載しておりません。
2.1株当たり当期純利益金額又は1株当たり当期純損失金額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2018年9月1日 (自 2019年9月1日
至 2019年8月31日) 至 2020年8月31日)
1株当たり当期純利益金額又は1株当たり当期純損
失金額(△)
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に
168,196 △1,580,769
帰属する当期純損失(△)(千円)
普通株主に帰属しない金額 (千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益又
168,196 △1,580,769
は親会社株主に帰属する当期純損失(△)(千円)
期中平均株式数(株) 7,755,600 8,184,670
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益調整額(千円) - -
普通株式増加数(株) 8,940 -
(うち新株予約権) 8,940 -
2019年5月13日取締役会発
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当
行決議ストックオプション
たり当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概 -
(新株予約権の目的となる
要
株式の数 10,300株)
(注) 当連結会計年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、1株当たり当期純損失金額を
計上しているため記載しておりません。
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株式会社鉄人化計画(2404) 2020年8月期 決算短信
(重要な後発事象)
①借換資金の調達
(タームローン契約の締結)
当社は、2021年3月31日に満期日が到来する既存ローンについて、新型コロナウイルス感染症の収束が見えない
中、期日前借換えによる長期資金の早期安定化を目的として、以下の契約要綱のタームローン契約を締結いたしま
した。
① 借入先 株式会社横浜銀行
② 実行金額 1,971百万円
③ 契約締結日 2020年9月30日
④ 実行日 2020年9月30日
⑤ 満期日 2024年3月31日
⑥ 借入利率 変動金利(3ヶ月TIBOR+スプレッド)
当社所有
2020年8月31日現在帳簿価額
⑦ 担保提供資産
土地:327百万円
建物及び構築物:111百万円
・2021年8月期の連結貸借対照表における純資産の部の金額を、マイナスにしな
いこと。
・2022年8月期以降、連結貸借対照表における純資産の部の金額をゼロ、または
⑧ 財務制限条項
2021年8月期の金額のいずれか大きい方の金額以上に維持すること。
・2022年8月期以降、連結損益計算書上の経常損益につき2期連続して損失を計
上しないこと。
⑨ 資金使途 借換資金
① 借入先 株式会社りそな銀行
② 実行金額 600百万円
③ 契約締結日 2020年9月28日
④ 実行日 2020年9月30日
⑤ 満期日 2024年3月31日
⑥ 借入利率 変動金利(3ヶ月TIBOR+スプレッド)
当社所有
2020年8月31日現在帳簿価額
⑦ 担保提供資産
土地:327百万円
建物及び構築物:111百万円
・2021年8月期の連結貸借対照表における純資産の部の金額を、マイナスにしな
いこと。
・2022年8月期以降、連結貸借対照表における純資産の部の金額をゼロ、または
⑧ 財務制限条項
2021年8月期の金額のいずれか大きい方の金額以上に維持すること。
・2022年8月期以降、連結損益計算書上の経常損益につき2期連続して損失を計
上しないこと。
⑨ 資金使途 借換資金
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株式会社鉄人化計画(2404) 2020年8月期 決算短信
① 借入先 株式会社商工組合中央金庫
② 実行金額 437百万円
③ 契約締結日 2020年10月15日
④ 実行日 2020年10月15日
⑤ 満期日 2024年3月31日
⑥ 借入利率 変動金利(3ヶ月TIBOR+スプレッド)
当社所有
2020年8月31日現在帳簿価額
⑦ 担保提供資産
土地:327百万円
建物及び構築物:111百万円
⑧ 資金使途 借換資金
②運転資金・設備資金の調達
(タームローン契約の締結)
① 借入先 株式会社商工組合中央金庫
② 実行金額 200百万円
③ 契約締結日 2020年10月15日
④ 実行日 2020年10月15日
⑤ 満期日 2024年3月31日
⑥ 借入利率 固定金利
⑦ 資金使途 運転資金、設備資金
(シンジケート方式コミット型タームローン契約の締結)
当社は、安定した資金繰りを目的とした以下の契約要綱のシンジケート方式コミット型タームローン契約を
締結いたしました。
① 借入先 株式会社横浜銀行、株式会社商工組合中央金庫
② 組成金額 600百万円
③ 契約締結日 2020年10月15日
④ コミットメント期間 2020年10月15日から2024年3月31日
⑤ 借入利率 変動金利(3ヶ月TIBOR+スプレッド)
・2021年8月期の連結貸借対照表における純資産の部の金額を、マイナスにしな
いこと。
・2022年8月期以降、連結貸借対照表における純資産の部の金額をゼロ、または
⑥ 財務制限条項
2021年8月期の金額のいずれか大きい方の金額以上に維持すること。
・2022年8月期以降、連結損益計算書上の経常損益につき2期連続して損失を計
上しないこと。
⑦ 資金使途 運転資金
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