2395 新日科学 2019-09-17 09:00:00
当社重要投資先Satsuma Pharmaceuticals, Inc.の株式上場に関するお知らせ [pdf]

                                                                    2019 年 9 月 17 日
各 位
                                   会 社 名 株式会社 新 日 本 科 学
                                   代 表 者 名 代 表取締役会長兼社長     永田 良一
                                              (コード番号:2395 東証第一部)
                                   問 合 せ 先 代表取締役副社長        高梨 健
                                                   (TEL:03-5565-6216)

       当社重要投資先 Satsuma Pharmaceuticals, Inc.の株式上場に関するお知らせ

 2016 年に当社が設立、同時に当社の経鼻製剤投与基盤技術のライセンスを導出し、現在は重要投資先
となっている Satsuma Pharmaceuticals, Inc.(所在地:米国カリフォルニア州、以下「Satsuma 社」)
は、2019 年 9 月 13 日付で米国ナスダック市場に株式上場しましたので、下記の通りお知らせいたしま
す。

                                  記

1.Satsuma 社の上場並びに公募増資の概要

      (1) 会   社   名        Satsuma Pharmaceuticals, Inc.
      (2) 本社所在地            400 Oyster Point Boulevard, Suite 221,
                           South San Francisco, CA94080
      (3) 代表者の役職・氏名        President and CEO, John Kollins
      (4) 事 業 内 容          経鼻投与技術を活用した医薬品の開発
      (5) 設立年月日            2016 年 6 月 21 日
      (6) 上   場   日        2019 年 9 月 13 日
      (7) 公 募 価 格          US$15.00/株
      (8) 発行株式数            5,500,000 株(*)

      (9) 総発行株式数           16,605,256 株(*)
      (10) 調達見込額           US$82,500,000(*)

      (11) 当社の持株と持株比率      1,561,719 株   持株比率:9.4% (*)
      (*) オーバーアロットメント上限 825,000 株を除く

2.業績及び財政状況に与える影響
  今回の公募増資への応募分を含め当社が保有する Satsuma 社の株式(1,561,719 株)の市場価格は
US$23,425,785 (公募価格ベース)となります。
  上場時の公募価格ベースで、上場前に比べて当社の投資有価証券が 2,216 百万円、純資産額は 1,278
百万円増加する見込みです。なお、本件により業績に与える影響は軽微になるものと認識しております
が、業績予想に影響が出ると判断された場合、速やかに開示いたします。

3.当社との取引関係
  当社は Satsuma 社との間で、経鼻製剤と経鼻投与医療デバイスの両基盤技術について、ライセンス供
与に関する契約(現在開発している偏頭痛薬に限定)を締結しています。Satsuma 社の偏頭痛経鼻投与
薬剤 STS101※の開発が事業計画(2021 年末までに FDA へ新薬承認申請)に従って進み上市された場合、
STS101 の売上額に応じたロイヤルティが当社に支払われることになります。
 なお、本ロイヤルティにより当社の業績に影響が出ると判断された場合、速やかに開示いたします。

                                                         以 上



偏頭痛経鼻投与薬剤 STS101
 偏頭痛患者は、米国で約 3,900 万人、欧州では 1 億人以上にも達しており、米国での市場規模は 2017
年の時点で約 1,800 億円にも及ぶと報告されています。     18~44 歳の比較的若い就労年齢層が最も多く罹
患していることが特徴で、急性期の頭痛発作に速効する薬剤の開発が強く望まれています。
 既存の治療薬としては、トリプタン製剤が第一選択薬ですが、患者や偏頭痛のタイプによっては効か
ない、効果の発現がゆっくりでバラつきが大きい、様々な副作用を示すという欠点があります。また、
市販の DHE 点鼻剤(水溶液)は吸収が遅く、効果発現に時間がかかり、また薬剤吸収がバラつき易く、
確実な効果が得られにくいという課題があります。
 Satsuma 社が開発中の STS101 は、既存の治療薬の欠点を克服しながら、DHE 製品の利点を提供できる
信頼性が高く便利な治療薬として設計されており、その臨床第 1 相試験において、速やかで安定した高
い吸収が確認されています。2019 年 7 月に、約 1,140 名の偏頭痛患者に対して臨床第 3 相 EMERGE 有効
性試験が開始され、2020 年後半にトップラインデータが報告される予定です。