2375 ギグワークス 2020-12-11 15:30:00
2020年10月期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年10月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年12月11日
上 場 会 社 名 ギグワークス株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 2375 URL https://www.gig.co.jp/
代 表 者 (役職名)代表取締役社長 (氏名)村田 峰人
問合せ先責任者 (役職名)取締役執行役員管理本部長 (氏名)小島 正也 (TEL) 03-5539-2341
定時株主総会開催予定日 2021年1月29日 配当支払開始予定日 2021年1月15日
有価証券報告書提出予定日 2021年1月29日
決算補足説明資料作成の有無 : 無
決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2020年10月期の連結業績(2019年11月1日~2020年10月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年10月期 19,770 12.4 1,002 27.8 1,004 25.4 657 46.5
2019年10月期 17,584 9.5 784 33.8 801 30.6 448 45.1
(注) 包括利益 2020年10月期 682 百万円 ( 49.3%) 2019年10月期 456 百万円 ( 53.4%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2020年10月期 97.94 95.93 18.6 11.1 5.1
2019年10月期 67.37 65.98 14.9 10.7 4.5
(参考) 持分法投資損益 2020年10月期 - 百万円 2019年10月期 - 百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年10月期 10,370 3,926 37.0 569.87
2019年10月期 7,797 3,298 41.3 482.67
(参考) 自己資本 2020年10月期 3,838 百万円 2019年10月期 3,222 百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年10月期 940 △390 728 4,062
2019年10月期 398 △368 94 2,784
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2019年10月期 - 0.00 - 14.00 14.00 93 20.8 3.1
2020年10月期 - 0.00 - 22.00 22.00 148 22.5 4.2
2021年10月期(予想) - 0.00 - 24.00 24.00 23.1
3.2021年10月期の連結業績予想(2020年10月1日~2021年10月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 13,000 41.6 850 91.1 850 90.1 500 85.2 74.22
通 期 24,000 21.4 1,200 19.7 1,200 19.4 700 6.5 103.91
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 有
新規―社 (社名)、除外2社(社名)ヒューマンウェア株式会社、WELLCOM IS株式会社
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年10月期 7,282,570 株 2019年10月期 7,223,320 株
② 期末自己株式数 2020年10月期 546,138 株 2019年10月期 546,083 株
③ 期中平均株式数 2020年10月期 6,709,337 株 2019年10月期 6,655,623 株
(参考) 個別業績の概要
1.2020年10月期の個別業績(2019年11月1日~2020年10月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年10月期 1,667 23.2 665 30.1 632 30.9 602 29.8
2019年10月期 1,353 69.8 511 399.4 483 499.2 464 549.0
潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2020年10月期 89.87 88.03
2019年10月期 69.82 68.38
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年10月期 7,318 2,977 39.5 429.47
2019年10月期 6,322 2,404 36.9 349.33
(参考) 自己資本 2020年10月期 2,893 百万円 2019年10月期 2,332 百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績
等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっ
ての注意事項等については、添付資料5ページ「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
ギグワークス株式会社(2375) 2020年10月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………4
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………5
(5)利益分配に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………5
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………5
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………6
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………6
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………8
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………10
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………11
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………13
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………13
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更) ……………………………………………………13
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………13
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………15
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………15
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ギグワークス株式会社(2375) 2020年10月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当社グループは、『日本一のギグ・エコノミーのプラットフォーマーになり、労働市場に革命を起こす』をビジョ
ンに掲げ、単なる仕事の仲介だけに留まらない「ギグ・エコノミーのプラットフォーマー」として更なる飛躍を目指
しております。当社グループでは正社員、契約社員、時短勤務はもちろんのこと、ショートタイムでの副業(複業)、
フリーランスやテレワークなど多種多様な働き方を選択できる環境があり、働く方々の生活に合った多様なワークス
タイルを提供しております。また、2020年10月よりギグワーカー(働き手)とクライアント企業(発注者)の間で、
仕事の受発注を直接成立可能とする新プラットフォームサービス「GIGWorks Basic」の提供を開始しております。労
働の多様性、スキルシェアに関してメディアで取り上げられる機会が増えている昨今、当社グループの社会的な重要
性も日々増していると認識しております。
当連結会計年度における日本経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により、経済活動の停滞が続いてい
る一方で、当社グループが属するIT支援サービス業界は、特定業種において人手不足の状況が継続しており、業務
依頼件数の大幅な悪化はございません。しかしながら、第三波による感染症の流行が懸念されている中においては、
経済の見通しは引き続き不透明な状況にあると認識しております。
このような環境の中、当社グループは、ITに精通した登録エージェントによるオンデマンドエコノミー事業と子
会社のアセットデザインを中心に展開しているシェアリングエコノミー事業の業容拡大とサービスの品質・効率の向
上、強化に取り組んでまいりました。
以上の結果、当連結会計年度における当社グループの売上高は197億70百万円(前年同期比12.4%増)、営業利益は
10億2百万円(前年同期比27.8%増)、経常利益は10億4百万円(前年同期比25.4%増)、親会社株主に帰属する当
期純利益は6億57百万円(前年同期比46.5%増)となりました。
(注)ギグ・エコノミーとは、インターネット等を通じて単発・短期の仕事を受注する働き方やそれによって成立する経済活動のことを言いま
す。近年、米国を中心に使われるようになった用語で、ネット仲介の配車サービスや宅配サービスなどが有名です。一般的にギグ・エコ
ノミーは、個人の働き方が多様化した一つの形態であり、日本国内においても、働き方改革、副業・兼業の容認拡大の中で今後は仕事を
仲介・サポートする当社のようなプラットフォーム提供企業の役割がより重要になると考えております。
セグメントごとの経営状況は、以下のとおりであります。当社グループは、これまでのBPO事業、コワーキング
スペース事業に留まらない、さらに多様な事業を展開していく方針であることから、事業内容を適切に表現するため、
当連結会計年度より、従来「BPO」事業としていた報告セグメントの名称を「オンデマンドエコノミー」事業に、
「コワーキングスペース」事業としていた報告セグメントの名称を「シェアリングエコノミー」事業に変更しており
ます。なお、セグメント名称のみの変更であるため、セグメント情報に与える影響はありません。また、前連結会計
年度のセグメント情報は変更後のセグメント名称で記載しております。
(オンデマンドエコノミー事業)
オンデマンドエコノミー事業は、ライフスタイルや人生のステージに合わせて「必要な時に必要なだけ働ける」を
テーマとしたプラットフォームを提供することで、労働市場に新しい価値を生み出しております。創業以来、多様な
働き方を提供し続けている当社グループには、「雇用関係だけによらない働き方」・「多様かつ柔軟な働き方(副
業・在宅等)」を希望する個人事業主、フリーランスが数多く登録しており、当連結会計年度は5,338人のユニークワ
ーカーが日本全国で活躍しております。このような登録スタッフの活躍により幅広いニーズに日本全国で応えられる
体制を構築しております。具体的には、企業と個人を繋げるオンデマンドサービスと、ITエンジニアによるシステ
ム開発を主体としたプロフェッショナルサービスの提供を行っております。また、2020年10月19日にはクライアント
とギグワーカーとの新プラットフォームサービス『GiGWorks Basic』の提供を開始しております。
オンデマンドサービスにおいては、オリンピック・パラリンピック関連で予定していた案件が延期された一方で、
政府が推進する働き方改革や感染症の拡大に伴うテレワークへの取り組みなどを背景に、ヘルプデスクやサービスデ
スク関連のニーズは、急速な高まりを見せております。このような状況下、各拠点を流動的に活用するとともにリモ
ートアクセス環境を整備し、複数の新規大型案件受注にも対応できる体制を構築しており、稼働状況も極めて旺盛な
状態にあります。自社で運営するコンタクトセンターは、ニーズの高まりを受けて「東京・大阪・福岡」を中心に増
席を進めており、福岡県福岡市百道浜に福岡第2コンタクトセンターを新たに開設いたしました。これにより6拠点
を活用したBCP(事業継続計画)の体制も整い、通販・テクニカルサポート・IoT関連のサポートセンター等の受
注拡大も引き続き目指してまいります。また、各学校に1人1台の学習者用パソコンと高速ネットワーク環境などを
整備する「GIGA(ギガ)スクール構想」に関連するサービスは、感染症による遅れはあったものの案件が開始さ
れ、受注も徐々に確定し今後の受注拡大が見込まれております。一方、昨年度から続いたWindows7サポート
終了によるパソコンリプレイスの需要は一巡した感もあり、かつコロナ禍での稼働抑制による影響も受けて、IT機
器の設定設置、キッティング業務は低調に推移しました。一部地域でサービスが開始された次世代通信規格5Gは、
インフラ整備の需要が高まっており、今後の伸長も期待できることから、本格稼働に向けた工事班体制の強化を推進
しております。
ITエンジニアによるプロフェッショナルサービスにおいては、自社開発商品のCRMシステム「デコールCC.C
RM3」の販売は堅調に推移しております。一方でコロナ禍での投資抑制を背景に一部の受託開発案件において受注
が減少したこともあり、例年並みに業績は推移いたしました。これによる非稼働のエンジニアについては、雇用を継
続しつつ自社新製品の企画開発や教育研修を積極的に行い、投資マインド回復時の再受注を見据えております。
以上の結果、当連結会計年度におけるオンデマンドエコノミー事業の売上高は172億64百万円(前年同期比10.3%
増)、セグメント利益は19億23百万円(前年同期比22.0%増)となりました。
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ギグワークス株式会社(2375) 2020年10月期 決算短信
(シェアリングエコノミー事業)
シェアリングエコノミー事業は、主に起業家や個人事業主支援を目的にスペースシェアを主体としてシェアリング
サービスの提供を行っております。アセットデザインが運営するシェアオフィスは、首都圏を中心に59拠点で展開し
ており、「必要な時に、必要な分だけ使う(借りる)」をテーマに、利用者に対して低コストで高品質な働く場を提
供しております。また、働き方改革やコロナ禍での急速なリモートワークの導入を背景にオフィス分散化、オフィス
削減、通勤時間の短縮や生産性向上等、一変した環境に対応する働き方を導入する企業も増えたことに伴い、サテラ
イトオフィスの需要がより一層拡大しております。このように社会的な認知度が向上したこともあり、シェアオフィ
スの利用企業数は4,800社、ドロップイン会員についても1,000社を超え、既存オフィスの稼働率は89%と高い水準を
維持しております。当連結会計年度は、藤田観光株式会社との業務提携により、ビジネスホテルの旗艦店「新宿ワシ
ントンホテル」「東京ベイ有明ワシントンホテル」内にシェアワークプレイス「THEHUB」を出店し、ビジネス
利用の宿泊者様向けに「ワークスペース付き宿泊プラン」を提供しております。また、北大阪エリア最大規模となる
1,400坪超の巨大シェアワークスペースを出店し、その内装工事等を手掛けたこともあり、業績は前年を大幅に上回る
水準で推移いたしました。2020年12月からは新たな試みとして、コロナ禍における各企業からの「オフィスの分散
化・オフィスの削減・生産性向上」へのニーズに対応した、多拠点サテライト「スマートオフィス」のサービスを開
始いたします。今後は既存オフィスの高い稼働率を維持、安定した収益を稼ぐ一方で、引き続き不動産市況を十分に
見据え収益性の高い直営拠点の出店を基本に業容拡大を目指してまいります。
以上の結果、当連結会計年度におけるシェアリングエコノミー事業の売上高は25億57百万円(前年同期比27.0%
増)、セグメント利益は69百万円(前年同期比58.8%増)となりました。
(注)ドロップイン会員とは、一時利用のための会員登録を言います。今後の定期利用拡大が見込まれる重要指標となります。
(2)当期の財政状態の概況
①資産、負債及び純資産の状況
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて、21億59百万円増加(39.0%増)し、76億95百万円となりました。これ
は、主として現金及び預金が12億78百万円、受取手形及び売掛金が9億46百万円増加したこと等によります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて、4億13百万円増加(18.3%増)し、26億75百万円となりました。これ
は、主として建物が2億15百万円、繰延税金資産が1億9百万円、敷金が93百万円増加したこと等によります。
この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて、25億73百万円増加(33.0%増)し、103億70百万円となりまし
た。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて、13億65百万円増加(41.3%増)し、46億74百万円となりました。これ
は、主として買掛金が5億77百万円、1年内返済予定の長期借入金が2億60百万円、未払法人税等が1億57百万円
増加したこと等によります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて、5億79百万円増加(48.7%増)し、17億70百万円となりました。これ
は、主として長期借入金が5億55百万円増加したこと等によります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて、19億45百万円増加(43.2%増)し、64億44百万円となりま
した。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて、6億27百万円増加(19.0%増)し、39億26百万円となりました。こ
れは、主として親会社株主に帰属する当期純利益を6億57百万円計上した一方で、配当金の支払により利益剰余金
が93百万円減少したこと等によります。
自己資本比率は、前連結会計年度末に比べて4.3ポイント減少し、37.0%となりました。
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ギグワークス株式会社(2375) 2020年10月期 決算短信
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
①当連結会計年度のキャッシュ・フローの概要説明
当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は40億62百万円となり、前連結会計年度末残高27億84百
万円と比べて12億78百万円の増加となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの
増減要因は次のとおりであります。
②各活動別の説明及び前連結会計年度比
(営業活動によるキャッシュ・フロー )
当連結会計年度における営業活動の結果得られた資金は、9億40百万円(前連結会計年度は3億98百万円の収
入)となりました。これは、主として税金等調整前当期純利益9億78百万円、仕入債務の増加額5億73百万円、
減価償却費2億39百万円、法人税等の還付額1億43百万円を計上した一方で、売上債権の増加額9億44百万円、
法人税等の支払額4億14百万円を計上したこと等によります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー )
当連結会計年度における投資活動の結果支出した資金は、3億90百万円(前連結会計年度は3億68百万円の支
出)となりました。これは、主として保険積立金の解約による収入2億69百万円を計上した一方で、有形固定資
産の取得による支出3億97百万円、無形固定資産の取得による支出2億14百万円計上したこと等によります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー )
当連結会計年度における財務活動の結果得られた資金は、7億28百万円(前連結会計年度は94百万円の収入)
となりました。これは、主として長期借入れによる収入12億円を計上した一方で、長期借入金の返済による支出
3億83百万円、配当金の支払額85百万円を計上したこと等によります。
(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移
2016年10月期 2017年10月期 2018年10月期 2019年10月期 2020年10月期
自己資本比率(%) 49.1 36.2 39.2 41.3 37.0
時価ベースの自己資本比率(%) 150.8 99.1 88.1 128.9 135.8
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年) 3.2 3.6 3.3 4.5 2.4
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) 19.6 41.9 46.1 35.4 76.5
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利息の支払額
(注)1.株式時価総額は、自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
2.営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の「営業活動によるキャッシュ・フロー」
を使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払ってい
るすべての負債を対象としております。また、利息の支払額については、連結キャッシュ・フロー計算
書の「利息の支払額」を使用しております。
3.「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)を2019年10
月期の期首から適用しており、2018年10月期に係る自己資本比率及び時価ベースの自己資本比率につい
ては、当該会計基準を遡って適用した後の数値となっております。
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ギグワークス株式会社(2375) 2020年10月期 決算短信
(4)今後の見通し
2021年10月期の見通しにつきましては、政府が推進する働き方改革や感染症の拡大に伴うテレワークへの取り組
みなどを背景に、各拠点を流動的に活用するとともにリモートアクセス環境を整備し、複数の新規大型案件の受注
できる体制を構築しており、稼働状況も引き続き旺盛な状態が続くと想定しております。オンデマンドエコノミー
事業は、新型コロナウイルス感染症により対面型の業務が減少している一方で、文教市場におけるICT投資、政
府が推進する働き方改革や感染症の拡大に伴うテレワークへの取り組みなど社会環境の変化を背景に、民間企業に
おけるリモートワーク投資、ヘルプデスクやサービスデスク関連のニーズは、急速に高まると予想しております。
シェアリングエコノミー事業は、顧客からの感染症に伴う解約等の影響はほぼなく、各企業における在宅勤務やテ
レワーク勤務が増加していることもあり、売上・会員数共に引き続き順調に推移する予定でおります。
但し、これらの想定・前提に大きな影響を与える事象や変化が生じた場合には、将来において当見通しを変更す
る可能性がございます。
2021年10月期の連結業績予想(2020年11月1日~2021年10月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 13,000 41.6 850 91.1 850 90.1 500 85.2 74.22
通 期 24,000 21.4 1,200 19.7 1,200 19.4 700 6.5 103.91
(5)利益分配に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社グループでは、重点分野への積極的な投資等により確固たる競争力を早期に築くことが重要な課題の一つで
あると認識しておりますが、株主の皆様に対する利益還元についても重要な経営の課題として認識しております。
既存ビジネスの合理化による収益性の向上やM&Aにより着実な利益体質の構築を実現していることから、2017
年10月期に1株につき5.00円の配当(復配)、2018年10月期においては8.00円の配当、2019年10月期においては14.00
円の配当を実施、当期(2020年10月期)についても、堅調な業績と株主の皆様への利益還元の観点を総合的に勘案し
た結果、期末配当金を当初予想の1株18.00円より4.00円増配し、22.00円とする予定であります。
次期の配当につきましては、1株につき24.00円(期末配当)を予想としつつも、より一層の業績向上を図ることで
株主の皆様に還元できるように安定配当・増配を目指してまいります。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財務
諸表を作成する方針であります。
なお、IFRSの適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年10月31日) (2020年10月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,784,127 4,062,917
受取手形及び売掛金 2,300,577 3,247,229
仕掛品 77,612 86,281
その他 399,818 341,964
貸倒引当金 △26,226 △42,968
流動資産合計 5,535,908 7,695,424
固定資産
有形固定資産
建物 863,051 1,155,880
減価償却累計額 △289,266 △366,374
建物(純額) 573,784 789,505
工具、器具及び備品 292,075 381,802
減価償却累計額 △168,059 △223,726
工具、器具及び備品(純額) 124,016 158,075
リース資産 206,032 206,032
減価償却累計額 △130,990 △148,991
リース資産(純額) 75,041 57,040
その他 63,801 84,753
減価償却累計額 △2,080 △3,105
その他(純額) 61,721 81,647
有形固定資産合計 834,564 1,086,270
無形固定資産
のれん 286,959 223,026
その他 211,196 337,219
無形固定資産合計 498,156 560,246
投資その他の資産
投資有価証券 101,874 133,211
長期貸付金 186,968 174,115
敷金 503,090 596,937
繰延税金資産 159,629 268,703
その他 231,031 94,427
貸倒引当金 △253,951 △238,778
投資その他の資産合計 928,644 1,028,617
固定資産合計 2,261,365 2,675,133
資産合計 7,797,273 10,370,558
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ギグワークス株式会社(2375) 2020年10月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年10月31日) (2020年10月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 299,023 876,523
短期借入金 710,000 760,000
1年内償還予定の社債 50,000 -
1年内返済予定の長期借入金 331,487 592,404
未払金 1,033,502 1,089,493
未払法人税等 148,247 305,657
リース債務 19,201 19,458
その他 716,719 1,030,562
流動負債合計 3,308,182 4,674,099
固定負債
長期借入金 719,356 1,275,340
リース債務 62,384 42,926
繰延税金負債 8,262 5,971
退職給付に係る負債 344,356 382,938
その他 56,601 63,241
固定負債合計 1,190,960 1,770,417
負債合計 4,499,142 6,444,517
純資産の部
株主資本
資本金 1,031,936 1,045,735
資本剰余金 624,900 638,699
利益剰余金 1,676,674 2,240,283
自己株式 △140,487 △140,609
株主資本合計 3,193,024 3,784,108
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 29,851 54,813
その他の包括利益累計額合計 29,851 54,813
新株予約権 72,302 84,189
非支配株主持分 2,952 2,930
純資産合計 3,298,131 3,926,041
負債純資産合計 7,797,273 10,370,558
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ギグワークス株式会社(2375) 2020年10月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年11月1日 (自 2019年11月1日
至 2019年10月31日) 至 2020年10月31日)
売上高 17,584,874 19,770,958
売上原価 13,446,554 14,965,520
売上総利益 4,138,319 4,805,437
販売費及び一般管理費 3,354,019 3,803,133
営業利益 784,300 1,002,304
営業外収益
受取利息 771 400
受取配当金 647 780
受取賃貸料 3,861 3,156
助成金収入 8,655 5,950
貸倒引当金戻入額 849 1,515
解約返戻金 2,898 1,528
違約金収入 15,600 -
その他 9,536 7,766
営業外収益合計 42,820 21,098
営業外費用
支払利息 10,599 11,485
支払保証料 307 189
寄付金 1,632 6,543
支払補償費 10,740 -
その他 2,610 521
営業外費用合計 25,889 18,739
経常利益 801,231 1,004,663
特別利益
保険解約返戻金 - 109,444
雇用調整助成金 - 18,504
固定資産売却益 17,000 -
投資有価証券売却益 - 304
資産除去債務履行差額 3,285 -
債務免除益 9,425 -
特別利益合計 29,711 128,252
特別損失
固定資産除却損 4,095 770
減損損失 - 2,692
投資有価証券売却損 17,236 -
投資有価証券評価損 9,356 5,000
感染症関連費用 - 139,565
債権放棄損 6,624 -
その他 - 6,150
特別損失合計 37,312 154,179
税金等調整前当期純利益 793,629 978,736
法人税、住民税及び事業税 318,313 444,047
法人税等調整額 26,924 △122,379
法人税等合計 345,237 321,668
当期純利益 448,391 657,067
非支配株主に帰属する当期純損失(△) △21 △21
親会社株主に帰属する当期純利益 448,413 657,089
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ギグワークス株式会社(2375) 2020年10月期 決算短信
連結包括利益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年11月1日 (自 2019年11月1日
至 2019年10月31日) 至 2020年10月31日)
当期純利益 448,391 657,067
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 8,427 24,961
その他の包括利益合計 8,427 24,961
包括利益 456,818 682,029
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 456,840 682,051
非支配株主に係る包括利益 △21 △21
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ギグワークス株式会社(2375) 2020年10月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年11月1日 至 2019年10月31日)
(単位:千円)
その他の包括利益
株主資本
累計額
非支配
その他 その他の 新株予約権 純資産合計
株主資本 株主持分
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 有価証券 包括利益
合計
評価差額金 累計額合計
当期首残高 1,023,219 616,182 1,281,391 △140,487 2,780,306 21,424 21,424 57,947 2,974 2,862,653
当期変動額
新株の発行(新株
8,717 8,717 17,435 17,435
予約権の行使)
剰余金の配当 △53,129 △53,129 △53,129
親会社株主に帰属
448,413 448,413 448,413
する当期純利益
自己株式の取得 - -
株主資本以外の項
目の当期変動額 8,427 8,427 14,354 △21 22,759
(純額)
当期変動額合計 8,717 8,717 395,283 - 412,718 8,427 8,427 14,354 △21 435,478
当期末残高 1,031,936 624,900 1,676,674 △140,487 3,193,024 29,851 29,851 72,302 2,952 3,298,131
当連結会計年度(自 2019年11月1日 至 2020年10月31日)
(単位:千円)
その他の包括利益
株主資本
累計額
非支配
その他 その他の 新株予約権 純資産合計
株主資本 株主持分
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 有価証券 包括利益
合計
評価差額金 累計額合計
当期首残高 1,031,936 624,900 1,676,674 △140,487 3,193,024 29,851 29,851 72,302 2,952 3,298,131
当期変動額
新株の発行(新株
13,798 13,798 27,597 27,597
予約権の行使)
剰余金の配当 △93,481 △93,481 △93,481
親会社株主に帰属
657,089 657,089 657,089
する当期純利益
自己株式の取得 △122 △122 △122
株主資本以外の項
目の当期変動額 24,961 24,961 11,886 △21 36,826
(純額)
当期変動額合計 13,798 13,798 563,608 △122 591,083 24,961 24,961 11,886 △21 627,910
当期末残高 1,045,735 638,699 2,240,283 △140,609 3,784,108 54,813 54,813 84,189 2,930 3,926,041
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ギグワークス株式会社(2375) 2020年10月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年11月1日 (自 2019年11月1日
至 2019年10月31日) 至 2020年10月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 793,629 978,736
減価償却費 177,465 239,293
減損損失 - 2,692
のれん償却額 67,703 63,932
保険解約返戻金 - △110,972
支払補償費 10,740 -
受取利息及び受取配当金 △1,418 △1,180
支払利息 10,906 11,674
投資有価証券売却損益(△は益) 15,361 △304
投資有価証券評価損益(△は益) 9,356 5,000
固定資産売却損益(△は益) △17,000 10
固定資産除却損 4,095 770
売上債権の増減額(△は増加) △186,579 △944,223
たな卸資産の増減額(△は増加) △20,290 △3,973
仕入債務の増減額(△は減少) 61,408 573,376
貸倒引当金の増減額(△は減少) 6,271 13,968
賞与引当金の増減額(△は減少) △40,298 -
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 42,603 38,581
未払金の増減額(△は減少) 56,554 58,144
未払賞与の増減額(△は減少) 16,347 80,269
預り金の増減額(△は減少) 3,386 82,706
前受金の増減額(△は減少) 43,671 17,547
その他 △23,956 117,618
小計 1,029,958 1,223,669
利息及び配当金の受取額 1,065 796
利息の支払額 △11,241 △12,299
補償費の支払額 △10,740 -
法人税等の還付額 26,800 143,236
法人税等の支払額 △637,653 △414,688
営業活動によるキャッシュ・フロー 398,189 940,714
投資活動によるキャッシュ・フロー
保険積立金の解約による収入 7,373 269,119
有形固定資産の取得による支出 △282,715 △397,420
無形固定資産の取得による支出 △88,897 △214,150
無形固定資産の売却による収入 17,000 -
投資有価証券の取得による支出 △600 △600
投資有価証券の売却による収入 19,875 546
短期貸付金の回収による収入 382 66
長期貸付金の回収による収入 56,406 453
差入保証金の差入による支出 △100,471 △128,171
差入保証金の回収による収入 4,274 79,405
その他 △1,297 -
投資活動によるキャッシュ・フロー △368,669 △390,751
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ギグワークス株式会社(2375) 2020年10月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年11月1日 (自 2019年11月1日
至 2019年10月31日) 至 2020年10月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) - 50,000
長期借入れによる収入 500,000 1,200,000
長期借入金の返済による支出 △302,990 △383,098
社債の償還による支出 △50,000 △50,000
リース債務の返済による支出 △13,570 △19,193
新株予約権の行使による株式の発行による収入 10,867 17,169
配当金の支払額 △48,495 △85,928
その他 △1,750 △122
財務活動によるキャッシュ・フロー 94,060 728,826
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 123,579 1,278,789
現金及び現金同等物の期首残高 2,660,548 2,784,127
現金及び現金同等物の期末残高 2,784,127 4,062,917
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ギグワークス株式会社(2375) 2020年10月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
第2四半期連結会計期間において、連結子会社でありましたWELLCOM IS株式会社及び株式会社JBMクリエイトは、
2020年2月1日付で連結子会社スリープロ株式会社を存続会社とする吸収合併により消滅したため、連結の範囲から
除外しております。なお、スリープロ株式会社は合併後、商号をギグワークスアドバリュー株式会社に変更しており
ます。
第2四半期連結会計期間において、連結子会社でありましたヒューマンウェア株式会社は、2020年2月1日付で連
結子会社オー・エイ・エス株式会社を存続会社とする吸収合併により消滅したため、連結の範囲から除外しておりま
す。なお、オー・エイ・エス株式会社は合併後、商号をギグワークスクロスアイティ株式会社に変更しております。
(セグメント情報等)
(セグメント情報)
1 報告セグメントの概要
(1) 報告セグメントの決定方法
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源配
分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
(2) 各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類
オンデマンドエコノミー事業は、企業と個人を繋げるオンデマンドサービスと、ITエンジニアによるシステム
開発を主体としたプロフェッショナルサービスの提供を、日本全国で行っております。シェアリングエコノミー事
業は、主に起業家や個人事業主支援を目的にスペースシェアを主体としてシェアリングサービスの提供を行ってお
ります。
(3) 報告セグメントの変更等に関する事項
第1四半期連結会計期間より、従来「BPO」事業としていた報告セグメントの名称を「オンデマンドエコノミ
ー」事業に、「コワーキングスペース」事業としていた報告セグメントの名称を「シェアリングエコノミー」事業
に変更しております。なお、セグメント名称のみの変更であるため、セグメント情報に与える影響はありません。
また、前連結会計年度のセグメント情報は、変更後の報告セグメントの名称で記載しております。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、有価証券報告書(2020年1月28日提出)における「連結財務
諸表作成のための基本となる重要な事項」の記載と概ね同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベース
の数値であり、セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
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ギグワークス株式会社(2375) 2020年10月期 決算短信
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
Ⅰ 前連結会計年度(自 2018年11月1日 至 2019年10月31日)
(単位:千円)
報告セグメント 調整額 連結財務諸表
オンデマンド シェアリング 計上額
計 (注)1 (注)2
エコノミー事業 エコノミー事業
売上高
外部顧客への売上高 15,633,525 1,951,348 17,584,874 - 17,584,874
セグメント間の内部売上高
15,294 62,748 78,042 △78,042 -
又は振替高
計 15,648,820 2,014,096 17,662,917 △78,042 17,584,874
セグメント利益 1,576,203 43,711 1,619,914 △835,614 784,300
セグメント資産 7,211,059 1,014,232 8,225,291 △428,017 7,797,273
その他の項目
減価償却費 99,201 47,126 146,327 31,138 177,465
のれん償却額 45,532 22,170 67,703 - 67,703
有形固定資産及び
97,373 78,959 176,333 178,981 355,315
無形固定資産の増加額
(注)1.調整額は、以下のとおりであります。
(1) 「セグメント利益」の調整額△835,614千円は、セグメント間の相殺消去及び全社費用であります。全社費
用は、主に報告セグメントに帰属しない販売費及び一般管理費であります。
(2) 「セグメント資産」の調整額△428,017千円はセグメント間の相殺消去及び全社資産であります。全社資産
は、主に報告セグメントに帰属しない余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券)及び
管理部門に係る資産等であります。
(3) 「減価償却費」の調整額31,138千円は、主に報告セグメントに帰属しない全社費用によるものであります。
(4) 「有形固定資産及び無形固定資産の増加額」の調整額178,981千円は、主に報告セグメントに帰属しない全
社資産によるものであります。
2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当連結会計年度(自 2019年11月1日 至 2020年10月31日)
(単位:千円)
報告セグメント 調整額 連結財務諸表
オンデマンド シェアリング 計上額
計 (注)1 (注)2
エコノミー事業 エコノミー事業
売上高
外部顧客への売上高 17,235,675 2,535,282 19,770,958 - 19,770,958
セグメント間の内部売上高
28,791 22,435 51,227 △51,227 -
又は振替高
計 17,264,467 2,557,717 19,822,185 △51,227 19,770,958
セグメント利益 1,923,342 69,408 1,992,751 △990,447 1,002,304
セグメント資産 8,204,086 1,250,444 9,454,531 916,027 10,370,558
その他の項目
減価償却費 112,446 71,489 183,936 55,356 239,293
のれん償却額 41,761 22,170 63,932 - 63,932
有形固定資産及び
145,010 278,403 423,413 93,980 517,394
無形固定資産の増加額
(注)1.調整額は、以下のとおりであります。
(1) 「セグメント利益」の調整額△990,447千円は、セグメント間の相殺消去及び全社費用であります。全社費
用は、主に報告セグメントに帰属しない販売費及び一般管理費であります。
(2) 「セグメント資産」の調整額916,027千円はセグメント間の相殺消去及び全社資産であります。全社資産は、
主に報告セグメントに帰属しない余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券)及び管理
部門に係る資産等であります。
(3) 「減価償却費」の調整額55,356千円は、主に報告セグメントに帰属しない全社費用によるものであります。
(4) 「有形固定資産及び無形固定資産の増加額」の調整額93,980千円は、主に報告セグメントに帰属しない全社
資産によるものであります。
2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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ギグワークス株式会社(2375) 2020年10月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年11月1日 (自 2019年11月1日
至 2019年10月31日) 至 2020年10月31日)
1株当たり純資産額 482.67円 569.87円
1株当たり当期純利益金額 67.37円 97.94円
潜在株式調整後
65.98円 95.93円
1株当たり当期純利益金額
(注) 1.1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおり
であります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2018年11月1日 (自 2019年11月1日
至 2019年10月31日) 至 2020年10月31日)
1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 448,413 657,089
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
448,413 657,089
当期純利益(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 6,655,623 6,709,337
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益調整額(千円) - -
普通株式増加数(株) 140,204 140,410
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当た 新株予約権の目的となる 新株予約権の目的となる
り当期純利益金額の算定に含まれなかった潜在株式の 株式の数 株式の数
概要 普通株式4種類 87,125株 普通株式4種類 47,800株
2. 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目
(2019年10月31日) (2020年10月31日)
純資産の部の合計額(千円) 3,298,131 3,926,041
純資産の部の合計額から控除する金額(千円) 75,254 87,119
(うち新株予約権(千円)) (72,302) (84,189)
(うち非支配株主持分(千円)) (2,952) (2,930)
普通株式に係る期末の純資産額(千円) 3,222,876 3,838,921
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株
6,677,237 6,736,432
式の数(株)
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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