2374 セントケアHD 2021-08-10 15:00:00
2022年3月期 第1四半期決算短信 〔日本基準〕(連結) [pdf]
2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年8月10日
上場会社名 セントケア・ホールディング株式会社 上場取引所 東
コード番号 2374 URL https://www.saint-care.com/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)藤間 和敏
問合せ先責任者 (役職名) 常務取締役管理本部長 (氏名)瀧井 創 TEL 03-3538-2943
四半期報告書提出予定日 2021年8月13日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無: 有
(新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から代表取締役社長
四半期決算説明会開催の有無 : 無
による決算説明の動画配信を予定。)
(百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第1四半期 11,770 5.8 731 23.3 730 22.8 481 6.6
2021年3月期第1四半期 11,125 5.8 593 40.7 594 55.3 451 106.0
(注)包括利益 2022年3月期第1四半期 483百万円 (7.2%) 2021年3月期第1四半期 450百万円 (101.5%)
潜在株式調整後
1株当たり四半期純利益
1株当たり四半期純利益
円 銭 円 銭
2022年3月期第1四半期 19.27 19.08
2021年3月期第1四半期 18.18 17.94
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2022年3月期第1四半期 25,308 12,332 48.4
2021年3月期 26,011 12,249 46.8
(参考)自己資本 2022年3月期第1四半期 12,252百万円 2021年3月期 12,168百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年3月期 - 0.00 - 16.00 16.00
2022年3月期 -
2022年3月期(予想) 0.00 - 17.00 17.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無: 無
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 24,118 6.1 1,452 1.1 1,426 0.1 890 △11.6 35.65
通期 49,000 6.7 3,100 10.5 3,023 8.6 1,938 30.4 77.66
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無: 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動): 無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用: 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(注)詳細は、添付資料P.8「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記
事項(会計方針の変更)」をご覧ください。
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期1Q 24,965,786株 2021年3月期 24,965,786株
② 期末自己株式数 2022年3月期1Q 168株 2021年3月期 168株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期1Q 24,965,618株 2021年3月期1Q 24,836,145株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は様々
な要因により大きく異なる可能性があります。
業績予想に関する事項については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想な
どの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
セントケア・ホールディング㈱(2374) 2022年3月期第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 8
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セントケア・ホールディング㈱(2374) 2022年3月期第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1) 経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けるなかで、ワクチ
ン接種の普及による明るい兆しはあるものの、3度目の緊急事態宣言が発出されるなど収束が見通せない状況が
継続しており、依然として先行きが不透明な状況であります。
当社グループを取り巻く経営環境は、超高齢社会を背景に介護サービスに対する需要の増加が予想されてお
り、2021年4月からの介護報酬改定では全体として0.70%のプラス改定となりました。その一方で、生産年齢人
口の減少とともに人材の確保は厳しさを増しており、重要な経営課題となっております。また、新型コロナウイ
ルス感染症の拡大下においても社会インフラとしてサービスの安定供給の確保が求められており、当社グループ
といたしましてもお客様、従業員及びその家族の安全確保、感染予防、感染拡大防止対策を講じ、事業継続に向
けた対策を徹底してまいりました。
当社グループは、介護サービスの領域におけるお客様の多様なニーズに対応した付加価値の高いサービス・商
品を幅広く提供しております。このような事業展開により、当第1四半期連結累計期間の業績につきましては、
デイサービスでは前期から感染症予防のための利用控え等の影響が続いており、一時は回復の兆しがあったもの
の、お客様数は減少となりました。その一方で、訪問介護や訪問看護等の訪問系サービスを中心に全体としまし
ては順調に集客が進み、前期において新規開設した拠点の貢献もあり、売上高は117億70百万円(前年同期比
5.8%増)となりました。
費用面においては、リモート環境の推進を継続したことに加え、前期において衛生用品の調達や環境整備の実
施等の感染症対策により一時的に増加した費用も、内部体制の整備が進んだことで今期においては減少いたしま
した。また、仕入れや外注派遣費等の低減も進み、これらの取り組みにより売上原価と販売費及び一般管理費の
売上高に占める割合はともに減少いたしました。
この結果、営業利益は7億31百万円(同23.3%増)、経常利益は7億30百万円(同22.8%増)及び親会社株主
に帰属する四半期純利益は4億81百万円(同6.6%増)と増益となりました。
当第1四半期連結累計期間におけるセグメントの経営成績を示すと、次のとおりであります(セグメント間取
引を含む)。
・介護サービス事業
介護サービス事業においては、訪問系サービスの訪問看護で当第1四半期連結累計期間に4ヶ所を開設する
など、積極的に規模拡大を進めており、お客様数の増加や稼働の向上などにより売上を大きく伸ばしておりま
す。また、訪問介護においてもお客様数の増加などにより売上・利益共に増加しております。
施設系サービスでは、小規模多機能型居宅介護において堅調に推移したことから収益に貢献しております。
一方で看護小規模多機能型居宅介護では、前期8か所の開設に加えて、当第1四半期連結累計期間においても
新規施設を3ヶ所開設したことで、売上を大きく伸ばしたものの、新規開設にかかる費用の発生などにより利
益面では減少となっております。
その結果、売上高は115億5百万円(前年同期比5.7%増)、営業利益は5億47百万円(同17.4%増)となり
ました。
・その他
その他においては、セントワークス株式会社における介護保険請求ASPシステムの販売事業が堅調に推移
した一方、ピアサポート株式会社ではアウトソーシング事業が好調だったものの就労移行支援事業で売上高及
び利益が減少しました。その結果、売上高は3億58百万円(前年同期比4.1%増)、営業利益は18百万円(同
7.2%減)となりました。
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セントケア・ホールディング㈱(2374) 2022年3月期第1四半期決算短信
(2) 財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末(以下「前期末」という)より7億3百万円(前期
末比2.7%)減少し、253億8百万円となりました。
流動資産は、前期末より5億34百万円(同4.0%)減少し、128億79百万円となりました。これは主に売掛金が
2億65百万円、流動資産「その他」に含まれております未収入金が1億34百万円増加した一方で、現金及び預金
が9億19百万円減少したことによるものであります。
固定資産は、前期末より1億68百万円(同1.3%)減少し、124億28百万円となりました。これは主に投資その
他の資産が1億44百万円減少したことによるものであります。
流動負債は、前期末より6億円(同8.6%)減少し、63億50百万円となりました。これは主に未払金が5億19百
万円増加した一方で、賞与引当金が7億58百万円、未払法人税等が4億89百万円減少したことによるものであり
ます。
固定負債は、前期末より1億86百万円(同2.7%)減少し、66億24百万円となりました。これは主に長期借入金
が1億59百万円減少したことによるものであります。
純資産は、前期末より83百万円(同0.7%)増加し、123億32百万円となりました。これは主に利益剰余金が81
百万円増加したことによるものであります。
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当第1四半期連結累計期間における業績を踏まえたうえで、通期の業績予想については、2021年5月14日に発
表いたしました業績予想から変更はありません。今後、何らかの事情により業績予想から変更が生じた場合には
適切に開示してまいります。
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セントケア・ホールディング㈱(2374) 2022年3月期第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 5,783,729 4,864,300
売掛金 6,637,223 6,902,535
棚卸資産 125,835 120,903
その他 887,544 1,021,881
貸倒引当金 △20,145 △30,022
流動資産合計 13,414,187 12,879,597
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 4,004,108 4,053,548
リース資産(純額) 3,007,549 2,953,490
その他(純額) 1,085,785 1,087,479
有形固定資産合計 8,097,443 8,094,519
無形固定資産
のれん 199,326 184,941
リース資産 12,389 11,357
その他 474,851 468,874
無形固定資産合計 686,567 665,173
投資その他の資産
差入保証金 2,100,122 2,110,045
その他 1,713,161 1,558,756
投資その他の資産合計 3,813,284 3,668,802
固定資産合計 12,597,295 12,428,494
資産合計 26,011,482 25,308,092
負債の部
流動負債
買掛金 500,286 468,362
1年内返済予定の長期借入金 811,037 778,332
リース債務 202,817 197,172
未払金 2,960,572 3,480,210
未払法人税等 608,840 119,073
賞与引当金 1,221,255 462,303
その他 646,070 844,781
流動負債合計 6,950,881 6,350,235
固定負債
長期借入金 1,738,094 1,578,530
リース債務 3,330,946 3,281,262
退職給付に係る負債 1,468,662 1,499,245
資産除去債務 113,440 120,115
その他 160,314 145,750
固定負債合計 6,811,459 6,624,905
負債合計 13,762,340 12,975,140
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年6月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 1,757,048 1,757,048
資本剰余金 1,712,947 1,712,947
利益剰余金 8,738,444 8,820,202
自己株式 △92 △92
株主資本合計 12,208,348 12,290,106
その他の包括利益累計額
退職給付に係る調整累計額 △39,791 △37,739
その他の包括利益累計額合計 △39,791 △37,739
新株予約権 80,584 80,584
純資産合計 12,249,141 12,332,951
負債純資産合計 26,011,482 25,308,092
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セントケア・ホールディング㈱(2374) 2022年3月期第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
売上高 11,125,162 11,770,450
売上原価 9,627,130 10,162,311
売上総利益 1,498,032 1,608,139
販売費及び一般管理費 904,768 876,900
営業利益 593,263 731,238
営業外収益
受取利息 1,276 1,203
受取配当金 276 1,671
受取保険金 735 2,547
受取家賃 8,279 9,461
補助金収入 18,116 15,641
助成金収入 4,727 4,112
その他 19,748 13,005
営業外収益合計 53,161 47,643
営業外費用
支払利息 40,936 35,937
持分法による投資損失 6,953 9,316
その他 4,020 3,619
営業外費用合計 51,911 48,872
経常利益 594,513 730,008
特別利益
固定資産売却益 - 10
補助金収入 235,374 3,139
特別利益合計 235,374 3,149
特別損失
固定資産除却損 665 93
固定資産圧縮損 235,346 2,149
減損損失 - 228
特別損失合計 236,011 2,471
税金等調整前四半期純利益 593,876 730,687
法人税等 142,006 249,479
四半期純利益 451,869 481,207
非支配株主に帰属する四半期純利益 375 -
親会社株主に帰属する四半期純利益 451,494 481,207
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セントケア・ホールディング㈱(2374) 2022年3月期第1四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
四半期純利益 451,869 481,207
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △3,270 -
退職給付に係る調整額 2,257 2,052
その他の包括利益合計 △1,012 2,052
四半期包括利益 450,856 483,260
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 450,481 483,260
非支配株主に係る四半期包括利益 375 -
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セントケア・ホールディング㈱(2374) 2022年3月期第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当第1四半期連結会計期間の期
首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取る
と見込まれる金額で収益を認識することといたしました。これによる重要な影響はありません。
なお、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号 2020年3月31日)第28-15項に定める経
過的な取扱いに従って、前第1四半期連結累計期間に係る顧客との契約から生じる収益を分解した情報を記載し
ておりません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
う。)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計
基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基
準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することといたしました。これによる重要な影響はありま
せん。
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