2372 アイロムG 2020-05-12 15:30:00
2020年3月期業績予想との差異および繰延税金資産の計上に関するお知らせ [pdf]

                                                                2020 年5月 12 日
 各     位

                                     会 社 名           株式会社アイロムグループ
                                     代 表 者 名         代表取締役社長 森 豊隆
                                     (コード番号           2372 東証第一部)
                                     問 合 せ 先
                                     役     職         取締役 社長室担当
                                     氏     名         小島 修一
                                     電     話         03-3264-3148



 2020 年3月期業績予想との差異および繰延税金資産の計上に関するお知らせ

 当社は、2019 年5月 10 日に公表いたしました 2020 年3月期(2019 年4月1日~2020 年3月 31
日)の連結業績予想と本日公表いたしました 2020 年3月期の業績に差異が生じました。また、2020
年3月期決算において繰延税金資産を計上いたしましたので下記のとおりお知らせいたします。

                               記

1.2020 年3月期 連結業績予想数値との差異(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)
                                            (単位:百万円)
                                       親会社株
                         連結      連結    主に帰属     一株当たり
                  連結売上高
                        営業利益 経常利益 する当期          当期純利益
                                       純利益

     前回発表予想(A)        13,000       1,300     1,300      1,000      85.79 円銭

     実 績 値(B)         10,593       1,207     1,149      1,236     105.82 円銭

     増 減 額(B-A)       △2,407       △93       △151         236             ―

     増 減 率(%)        △18.5%    △7.2%       △11.6%       23.6%             ―

     (ご参考)前期実績
                      10,578       1,219     1,186        912      78 円 31 銭
     (2019 年3月期)

2.差異の理由
 2020 年3月期業績予想の連結売上高につきましては、先端医療事業における成長戦略として、細
胞バンク事業の本格化および細胞治療向けの細胞の製造受託による収益拡大を見込んでおりました。
細胞バンクおよび細胞治療の推進にあたり、海外医療ツーリズム事業の展開により顧客の確保を計
画しており、2019 年7月9日付「GuestLogix(China)Limited との細胞バンク・細胞治療等に係るメ
ディカルツーリズム事業の協業に関するお知らせ」にてお知らせしているとおり、中国・香港にお
ける医療ツーリズムの事業化を進めておりましたが、日本における医療ツーリズム受入機関の体制
整備等に時間を要しているなか、新型コロナウイルス感染症の流行により事業計画の見直しが発生




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したこと等により、細胞バンクおよび細胞治療による売上が当初の予想を下回ることとなりました。
 また、SMO 事業において新型コロナウイルス感染症の流行により新規試験の開始時期の見直しや
実施中試験の新規被験者登録の中断等が発生したこと、メディカルサポート事業において安定した
賃料収入が見込めることから販売用不動産の売却を見直すこととしたこと等により、連結業績予想
の数値に対して上記のとおり差異が生じました。

3.繰延税金資産の計上について
 当社の近年の業績動向等を踏まえ、繰延税金資産の回収可能性について慎重に検討した結果、回
収可能性のある部分について繰延税金資産を計上することとし、2020 年3月期において法人税等調
整額△275 百万円(△は利益)を計上いたしました。

                                           以 上




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