2370 M-MDNT 2020-01-17 15:15:00
(開示事項の変更)独立行政法人国立病院機構との共同開発契約の合意解約並びに第三者割当による新株予約権の発行に関する資金使途及び支出予定時期の変更について [pdf]
2020 年 1 月 17 日
各 位
会社名 株 式 会 社 メ デ ィ ネ ッ ト
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 木村 佳司
(コード番号:2370 東証マザーズ)
問合せ先 取 締 役 経 営 管 理 部 長 落合 雅三
( T E L 0 3 - 6 6 3 1 - 1 2 0 1 )
(開示事項の変更)
独立行政法人国立病院機構との共同開発契約の合意解約
並びに
第三者割当による新株予約権の発行に関する資金使途及び支出予定時期の変更について
当社は、2018 年 3 月 22 日に独立行政法人国立病院機構(以下「国立病院機構」)との間で「成人 T
細胞白血病を対象とした樹状細胞ワクチン」(以下「ATL-DC-101」)の再生医療等製品としての製造販
売承認取得を目的とした共同開発契約を締結し ⅰ、2019 年9月期第4四半期中の第Ⅱ相医師主導治
験の治験届の提出をめざし共同開発を推進してまいりましたが、製造面等における様々な要因により
開発遅延が生じ、両者で今後の開発計画等を総合的に勘案した結果、当社における製品開発の優先
順位を見直さざるを得なくなったため、このほど本共同開発を中止し、当該共同開発契約を解約するこ
とに合意しましたのでお知らせします。
今後、国立病院機構は本共同開発の成果に基づき、ATL-DC-101 の開発方針、開発体制等の見直
しを行うことになります。当社においては本共同開発の成果を他の再生医療等製品の研究開発のため
に活用することになります。
これに伴い、当社は 2020 年 1 月 17 日付の取締役会において、2018 年 4 月 27 日付「特別損失(貸
倒引当金繰入額)の計上に関するお知らせ並びに第三者割当による新株予約権の発行に関する資金
使途および支出予定時期の変更について」ii(以下「2018 年 4 月開示」)において開示いたしました「調
達する資金の具体的な使途(変更後)」の内容及び 2019 年 6 月 10 日付「第三者割当による第 14 回新
株予約権(行使価額修正条項付)及び第 15 回新株予約権(行使価額修正選択権付)の発行に関する
お知らせ」iii において開示いたしました「調達する資金の具体的な使途」の内容(以下「2019 年 6 月開
示」)を各々変更することを決議いたしましたのでお知らせします。
資金使途の変更内容は下記のとおりであります。
1.2018 年 4 月開示において開示した「調達する資金の具体的な使途(変更後)」の変更内容
<変更前>
調達する資金の具体的な使途(変更後)(<変更後>の変更箇所は下線)
具体的な使途 金額(百万円) 支出予定時期
① 細胞医薬品開発に係る技術、ライセンス等の
1,086 平成 25 年 9 月~平成 30 年 4 月
導入費用
② CMC、前臨床試験および治験の申請・実施
97 平成 25 年 9 月~平成 30 年 4 月
に係る費用
③ 細胞医薬品開発用細胞加工施設の建設に
1,537 平成 26 年 4 月~平成 27 年 9 月
係る費用
④ 構造改革に係る費用 300 平成 30 年 5 月~平成 31 年 9 月
⑤ 再生医療等製品の開発に係る費用 1,029 平成 30 年 5 月~平成 32 年 9 月
合計 4,050
※2018 年 4 月開示において開示した「調達する資金の具体的な使途(変更後)」変更前の内容
ii
2018 年 4 月 27 日リリース https://ssl4.eir-parts.net/doc/2370/tdnet/1577468/00.pdf
「特別損失(貸倒引当金繰入額)の計上に関するお知らせ並びに第三者割当による新株予約権の発行に関する資
金使途および支出予定時期の変更について」
1/3
<変更後>
調達する資金の具体的な使途(変更箇所は下線)
具体的な使途 金額(百万円) 支出予定時期
① 細胞医薬品開発に係る技術、ライセンス等の
1,086 平成 25 年 9 月~平成 30 年 4 月
導入費用
② CMC、前臨床試験および治験の申請・実施
97 平成 25 年 9 月~平成 30 年 4 月
に係る費用
③ 細胞医薬品開発用細胞加工施設の建設に
1,537 平成 26 年 4 月~平成 27 年 9 月
係る費用
④ 構造改革に係る費用 300 平成 30 年 5 月~令和元年 9 月
⑤ 再生医療等製品の開発に係る費用 1,029 平成 30 年 5 月~令和 3 年 9 月
合計 4,050
上記①~④は、支出実績です。⑤につきましては、2017 年 12 月 21 日付で発表しました自己培養軟骨 NeoCart の事業
化 iv 及び 2018 年 3 月 22 日付で発表しました ATL-DC-101 の事業化 i への支出を予定していましたが、今般、
ATL-DC-101 の共同開発を中止したため、平成 30 年 5 月~令和元年 6 月までの支出金額 87 百万円を除く未支出分
942 百万円について、自己培養軟骨 NeoCart の事業化及び 2019 年 11 月 18 日付で発表しました国立大学法人九州
大学との慢性心不全治療に用いる再生医療等製品の実用化に向けた共同研究 v への支出へと資金使途等を変更いた
しました。
2.2019 年 6 月開示において開示の「調達する資金の具体的な使途」の変更内容
(1) 第 14 回新株予約権
<変更前>
調達する資金の具体的な使途(<変更後>の変更箇所は下線)
具体的な使途 金額(百万円) 支出予定時期
① 再生医療等製品(ATL-DC-101)の開発費 233 令和元年 7 月~令和 3 年 9 月
② 再生医療等製品(糖鎖修飾改変T細胞等)の
812 令和元年 7 月~令和 3 年 9 月
開発費
③ ①及び②の国内製造販売承認を得るための
78 令和 2 年 10 月~令和 3 年 9 月
体制整備にかかる費用
合計 1,123
※2019 年 6 月開示において開示の「調達する資金の具体的な使途」変更前の内容
iii
2019 年 6 月 10 日リリース https://ssl4.eir-parts.net/doc/2370/tdnet/1720047/00.pdf
「第三者割当による第 14 回新株予約権(行使価額修正条項付)及び第 15 回新株予約権(行使価額修正選択権付)
の発行に関するお知らせ」
<変更後>
調達する資金の具体的な使途(変更箇所は下線)
具体的な使途 金額(百万円) 支出予定時期
① 再生医療等製品(ATL-DC-101)の開発費 3 令和元年 7 月~令和元年 12 月
② 慢性心不全治療に用いる再生医療等製品の
230 令和 2 年 1 月~令和 3 年 9 月
実用化に向けた共同研究費用
③ 再生医療等製品(糖鎖修飾改変T細胞等)の
812 令和元年 7 月~令和 3 年 9 月
開発費
④ ②及び③の国内製造販売承認を得るための
78 令和 2 年 10 月~令和 3 年 9 月
体制整備にかかる費用
合計 1,123
上記①につきましては、2018 年 3 月 22 日付で発表しました ATL-DC-101 の事業化 i への支出を予定していましたが、
今般、その共同開発を中止したため、令和元年 7 月~令和元年 12 月までの支出金額 3 百万円を除く未支出分 230
百万円について、2019 年 11 月 18 日付で発表しました国立大学法人九州大学との慢性心不全治療に用いる再生医療
等製品の実用化に向けた共同研究 v への支出へと資金使途等を変更いたしました。
2/3
(2) 第 15 回新株予約権
<変更前>
調達する資金の具体的な使途(<変更後>の変更箇所は下線)
具体的な使途 金額(百万円) 支出予定時期
① 再生医療等製品(ATL-DC-101)の開発費 226 令和元年 10 月~令和 3 年 9 月
② 再生医療等製品(糖鎖修飾改変T細胞等)の
474 令和 2 年 10 月~令和 3 年 9 月
開発費
合計 700
※2019 年 6 月開示において開示の「調達する資金の具体的な使途」変更前の内容
iii
2019 年 6 月 10 日リリース https://ssl4.eir-parts.net/doc/2370/tdnet/1720047/00.pdf
「第三者割当による第 14 回新株予約権(行使価額修正条項付)及び第 15 回新株予約権(行使価額修正選択権付)
の発行に関するお知らせ」
<変更後>
調達する資金の具体的な使途(変更箇所は下線)
具体的な使途 金額(百万円) 支出予定時期
① 慢性心不全治療に用いる再生医療等製品の
226 令和元年 10 月~令和 3 年 9 月
実用化に向けた共同研究費用
② 再生医療等製品(糖鎖修飾改変T細胞等)の
474 令和 2 年 10 月~令和 3 年 9 月
開発費
合計 700
上記①につきましては、2018 年 3 月 22 日付で発表しました ATL-DC-101 の事業化 i への支出を予定していましたが、
今般、その共同開発を中止したため、当該共同開発への支出を予定していた金額の全額について、2019 年 11 月 18
日付で発表しました国立大学法人九州大学との慢性心不全治療に用いる再生医療等製品の実用化に向けた共同研
究 v への支出へと資金使途等を変更いたしました。
なお、本件による 2020 年 9 月期業績に与える影響は軽微であります。
以上
ⅰ
2018 年 3 月 22 日リリース https://ssl4.eir-parts.net/doc/2370/tdnet/1566553/00.pdf
「独立行政法人国立病院機構と共同開発契約を締結~成人 T 細胞白血病を対象とした樹状細胞ワクチンの第Ⅱ相医
師主導治験に着手~」
ii
2018 年 4 月 27 日リリース https://ssl4.eir-parts.net/doc/2370/tdnet/1577468/00.pdf
「特別損失(貸倒引当金繰入額)の計上に関するお知らせ並びに第三者割当による新株予約権の発行に関する資金
使途および支出予定時期の変更について」
iii
2019 年 6 月 10 日リリース https://ssl4.eir-parts.net/doc/2370/tdnet/1720047/00.pdf
「第三者割当による第 14 回新株予約権(行使価額修正条項付)及び第 15 回新株予約権(行使価額修正選択権付)の
発行に関するお知らせ」
iv
2017 年 12 月 21 日リリース https://ssl4.eir-parts.net/doc/2370/tdnet/1540940/00.pdf
「ヒストジェニックス社と自己培養軟骨「NeoCart®」のライセンス契約を締結」
v
2019 年 11 月 18 日リリース https://ssl4.eir-parts.net/doc/2370/tdnet/1772511/00.pdf
「国立大学法人九州大学と共同研究契約を締結」
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