2370 M-MDNT 2021-08-11 15:00:00
2021年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]

 
              2021年9月期       第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
                                                                                       2021年8月11日
上場会社名   株式会社メディネット                                                  上場取引所         東
コード番号   2370  URL https://www.medinet-inc.co.jp
代表者     (役職名) 代表取締役社長                (氏名)木村 佳司
問合せ先責任者 (役職名) 取締役経営管理部長              (氏名)落合 雅三                      TEL     03-6631-1201
四半期報告書提出予定日   2021年8月16日             配当支払開始予定日                  -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無      :無

                                                                                (百万円未満切捨て)
1.2021年9月期第3四半期の業績(2020年10月1日~2021年6月30日)
 (1)経営成績(累計)                                                     (%表示は、対前年同四半期増減率)
                      売上高                     営業利益            経常利益                    四半期純利益
                     百万円        %         百万円         %       百万円          %          百万円         %
2021年9月期第3四半期          512   △19.7        △792        -       △577         -          △548        -
2020年9月期第3四半期          637   △15.6         △642       -       △629         -          △633        -

                                        潜在株式調整後
                     1株当たり
                                         1株当たり
                    四半期純利益
                                        四半期純利益
                             円 銭                     円 銭
2021年9月期第3四半期                △3.21                     -
2020年9月期第3四半期                △4.90                     -

    (2)財政状態
                         総資産                          純資産                       自己資本比率
                                     百万円                      百万円                                 %
2021年9月期第3四半期                         5,663                    5,167                            91.2
2020年9月期                              5,249                    4,806                            90.7
(参考)自己資本       2021年9月期第3四半期            5,167百万円       2020年9月期            4,760百万円

2.配当の状況
                                                     年間配当金
                  第1四半期末         第2四半期末              第3四半期末            期末                  合計
                 円 銭      円 銭                              円 銭              円 銭                 円 銭
 2020年9月期          -       0.00                              -              0.00                0.00
 2021年9月期          -       0.00                              -
 2021年9月期(予想)                                                                  0.00             0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無

3.2021年9月期の業績予想(2020年10月1日~2021年9月30日)
                                                                       (%表示は、対前期増減率)
                                                                                       1株当たり
                  売上高            営業利益                経常利益           当期純利益
                                                                                       当期純利益
            百万円      %  百万円    %                  百万円       %       百万円          %           円 銭
    通期        674 △13.9 △1,063 -                  △846      -       △818         -           △4.61
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
※    注記事項
    (1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無

    (2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
      ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更  :無
      ② ①以外の会計方針の変更         :無
      ③ 会計上の見積りの変更          :無
      ④ 修正再表示               :無

    (3)発行済株式数(普通株式)
      ①   期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年9月期3Q     177,730,423株   2020年9月期     160,830,423株
      ②   期末自己株式数             2021年9月期3Q           -株     2020年9月期             -株
      ③   期中平均株式数(四半期累計)      2021年9月期3Q   170,902,053株   2020年9月期3Q   129,373,653株



※   四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です

※   業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
    ・業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき当社において判断したものであります。予想には様々
     な不確定要素が内在しており、実際の業績はこれらの予想数値と異なる場合があります。なお、業績予想に関する
     事項は、【添付資料】P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)業績予想などの将来予測情報に関する説
     明」をご参照ください。
    ・決算補足説明資料は、本日2021年8月11日(水)に当社ウェブサイトに掲載いたします。
                                 ㈱メディネット(2370) 2021年9月期 第3四半期決算短信


○添付資料の目次

1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………         2
 (1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………         2
 (2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………         3
 (3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………………         3
2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………         4
 (1)四半期貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………         4
 (2)四半期損益計算書 …………………………………………………………………………………………………         5
    第3四半期累計期間 ………………………………………………………………………………………………         5
 (3)四半期財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………         6
   (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………         6
   (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………         6
   (追加情報) …………………………………………………………………………………………………………         6
   (セグメント情報) …………………………………………………………………………………………………         6
3.その他 ……………………………………………………………………………………………………………………         7
 継続企業の前提に関する重要事象等 ……………………………………………………………………………………         7




                         - 1 -
                                                ㈱メディネット(2370) 2021年9月期 第3四半期決算短信


1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
   当第3四半期累計期間(2020年10月1日から2021年6月30日まで)においては、新型コロナウイルス感染症の拡
  大は、未だに収束の見通しが立っておらず、引き続き企業活動や経済活動への制限を余儀なくされるような厳しい
  状況が続いております。
   こうした状況の中、当社は、前事業年度より引き続き、「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」と「医薬
  品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」による法的枠組みの下、新たなビジネス展開に
  よる事業拡大に向けた取り組みを進めるとともに収益構造の改善に注力しております。新型コロナウイルス感染症
  の拡大と長期化による影響は、経済活動の停滞や個人消費の低迷等広範囲に表れておりますが、その影響は当社の
  取引先医療機関等にも及んでおり、患者数の回復の見通しも不透明であり、当社の事業も依然として厳しい状況に
  あります。そのような状況の中でも、当社はCDMO事業の拡大に努め、かねてより進めていたヤンセンファーマ株式
  会社の治験製品製造における技術移転が完了し、2021年5月には、ヤンセンファーマ株式会社と治験製品受託製造
  に関する契約を締結いたしました。この契約により、ヤンセンファーマ株式会社が実施する国際共同治験(第三相
  臨床試験:CARTITUDE-4)の日本国内での試験に用いる治験製品製造工程の一部を受託し、2021年6月には、製造
  を開始いたしました。
   この結果、当第3四半期累計期間における当社の経営成績は以下のとおりとなりました。
                                                                      (金額単位:百万円)
                                                                             1株当たり
                売上高          営業損失(△)        経常損失(△)        四半期純損失(△)         四半期純損失
                                                                              (△)

   当第3四半期
                       512         △792             △577            △548       △3.21円
     累計期間
   前第3四半期
                       637         △642             △629            △633       △4.90円
     累計期間
   増減率(%)            △19.7           -                -               -            -


   当第3四半期累計期間においては、新型コロナウイルス感染症の拡大による取引先医療機関でのインバウンドの
  患者数の低迷が続き、細胞加工売上は前年同期と比べ大幅に減少したこと等により、売上高は512百万円(前年同
  期比19.7%減)となりました。損益面につきましては、売上高の大幅な減少等により、売上総利益は140百万円
  (前年同期比43.9%減)となり、販売費及び一般管理費は932百万円(前年同期比4.5%増)となったことにより、
  営業損失は792百万円(前年同期は営業損失642百万円)となりました。また、投資事業組合運用益209百万円を営
  業外収益に計上したこと等により、経常損失は577百万円(前年同期は経常損失629百万円)となり、固定資産売却
  益8百万円、新株予約権戻入益24百万円を特別利益に計上したこと等により、四半期純損失は548百万円(前年同
  期は四半期純損失633百万円)となりました。
   報告セグメント別の経営成績の概況は、以下のとおりであります。
                                                                      (金額単位:百万円)
                             報告セグメント
                                                           調整額       四半期損益計算書
                                                           (注)1       計上額(注)2
                 細胞加工業             再生医療等製品事業
                       セグメント
                       利益又は                      セグメント     セグメント              セグメント
               売上高                 売上高                              売上高
                                                 損失(△)     損失(△)              損失(△)
                       損失(△)
   当第3四半期
                 512         △88            0       △319     △384      512       △792
    累計期間
   前第3四半期
                 636          28            0       △291     △380      637       △642
    累計期間
  (注)1.セグメント損失(△)の調整額は、全社費用であります。全社費用は、報告セグメントに帰属しない一
       般管理費であります。
     2.セグメント損失(△)は、四半期損益計算書の営業損失と調整を行っています。


  ① 細胞加工業
   細胞加工業については、細胞加工業の3つのビジネス領域(「特定細胞加工物製造業」・「バリューチェーン事
  業」・「CDMO事業」)の拡大に向けて積極的な活動を展開しております。当第3四半期累計期間においては、CDMO
  事業において、かねてより進めていたヤンセンファーマ株式会社の治験製品製造における技術移転が完了し、2021

                                    - 2 -
                                      ㈱メディネット(2370) 2021年9月期 第3四半期決算短信


  年5月には、ヤンセンファーマ株式会社と治験製品受託製造に関する契約を締結、2021年6月には、ヤンセンファ
  ーマ株式会社が実施する国際共同治験の日本国内での試験に用いる治験製品製造工程の一部について製造を開始い
  たしました。一方、新型コロナウイルス感染症の拡大による取引先医療機関でのインバウンドの患者数の低迷が続
  き、細胞加工売上は前年同期と比べ大幅に減少したこと等により、売上高は512百万円(前年同期比19.6%減)と
  なり、売上高の減少等による売上総利益の減少等により、セグメント損失は88百万円(前年同期はセグメント利益
  28百万円)となりました。

  ② 再生医療等製品事業
   再生医療等製品事業については、再生医療等製品の早期の収益化を目指すとともに、国内外で行われている再生
  医療等製品の開発動向にも注目し、それらのパイプライン取得、拡充を視野に入れた活動を行っております。当第
  3四半期累計期間においては、売上高は0百万円(前年同期比77.1%減)となり、セグメント損失は319百万円
  (前年同期はセグメント損失291百万円)となりました。


   当第3四半期累計期間においては、2020年12月に、がんを対象とした免疫細胞治療において国内最大級の臨床実
  績を有する医療法人社団滉志会(東京都千代田区、理事長 後藤重則、以下「滉志会」)との間で締結いたしまし
  た先制医療(病気の発生を未然に防ぐことを目的に、様々な背景因子等による予測・診断を踏まえ、症状や障害が
  起こる以前の段階から実施する医療)としての免疫細胞治療の有用性を適切に評価するために、免疫細胞投与前後
  で種々の免疫パラメーターがどのように変化するかを検討する共同研究契約に基づき臨床研究を開始しました。当
  社は、当該共同研究で得られたがん予防、感染症予防、健康長寿に関する評価指標を活用し、先制医療における免
  疫細胞治療の有用性の確立に向けて研究を進めてまいります。
   当社は国立大学法人九州大学(以下「九州大学」)循環器内科筒井裕之教授とナチュラルキラーT細胞という免
  疫細胞の活性化による慢性炎症制御に基づく新しい慢性心不全治療用製品の実用化を目指しており、現在、医師主
  導第IIb相臨床試験の開始に向けた準備を進めています。本製品の製造販売承認を目指すうえで、慢性心不全に対
  する作用機序解明に係る更なるデータ拡充等が必要となるため、2021年4月に九州大学筒井裕之教授と新たな共同
  研究を開始いたしました。また、本共同研究開始とあわせて、九州大学大学院医学研究院に寄附講座(循環器病免
  疫制御学講座)を開設し、循環器病における免疫細胞の役割に関する学術的な研究を進め、得られた知見等を本製
  品に応用するとともに、免疫細胞を活用した循環器病に対する新たな治療技術の可能性を検討いたします。


(2)財政状態に関する説明
  (財政状態)
                                         当第3四半期
                     前事業年度末                               増減
                                         会計期間末

  資産合計(百万円)                   5,249               5,663          414

  負債合計(百万円)                     442                496            53

  純資産合計(百万円)                  4,806               5,167          360

  自己資本比率(%)                    90.7               91.2           0.5

  1株当たり純資産(円)                 29.60               29.07        △0.53


   資産合計は、現金及び預金626百万円増加、売掛金26百万円増加、投資有価証券167百万円減少等により、前事業
  年度末に比べて414百万円増加しました。
   負債合計は、前事業年度末に比べて53百万円増加しました。主な増加は、流動負債その他の未払金33百万円、固
  定負債その他の繰延税金負債59百万円、主な減少は、未払法人税等42百万円です。
   純資産合計は、株主資本481百万円の増加の一方、その他有価証券評価差額金74百万円の減少及び新株予約権45
  百万円の減少により、前事業年度末に比べて360百万円増加しました。株主資本のうち、利益剰余金が6,803百万円
  増加し、資本金3,803百万円及び資本剰余金2,519百万円それぞれ減少しました。
   以上の結果、自己資本比率は、前事業年度末の90.7%から91.2%となりました。


(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
   2021年9月期の業績予想につきましては、2021年8月11日公表の「2021年9月期業績予想の修正に関するお知ら
  せ」をご参照ください。




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                          ㈱メディネット(2370) 2021年9月期 第3四半期決算短信


2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
                                                 (単位:千円)
                        前事業年度              当第3四半期会計期間
                     (2020年9月30日)           (2021年6月30日)
資産の部
 流動資産
   現金及び預金                      3,643,814            4,270,756
   売掛金                           227,325              254,059
   商品                              8,205                   -
   仕掛品                            14,632               14,653
   原材料及び貯蔵品                       27,217               25,890
   その他                            46,014               41,258
   貸倒引当金                        △33,995              △28,906
   流動資産合計                      3,933,214            4,577,711
 固定資産
   有形固定資産
     建物(純額)                     650,660              580,170
     その他(純額)                     64,596               63,976
     有形固定資産合計                   715,256              644,146
   無形固定資産                        35,193               42,768
   投資その他の資産
     投資有価証券                      427,752              260,689
     長期貸付金                       546,250              542,500
     その他                         138,145              138,426
     貸倒引当金                     △546,250             △542,500
     投資その他の資産合計                  565,897              399,115
   固定資産合計                      1,316,348            1,086,030
 資産合計                          5,249,563            5,663,742
負債の部
 流動負債
   買掛金                           34,007               39,062
   未払法人税等                        54,292               11,923
   賞与引当金                         32,459               23,777
   資産除去債務                        66,000               66,000
   その他                           86,472              127,704
   流動負債合計                       273,232              268,468
 固定負債
   資産除去債務                       152,266              153,714
   その他                           17,488               74,183
   固定負債合計                       169,754              227,897
 負債合計                           442,986              496,366
純資産の部
 株主資本
   資本金                        8,849,677             5,046,568
   資本剰余金                      3,034,207               515,140
   利益剰余金                     △7,352,457             △548,783
   株主資本合計                     4,531,427             5,012,925
 評価・換算差額等
   その他有価証券評価差額金                  229,253              154,450
   評価・換算差額等合計                    229,253              154,450
 新株予約権                            45,895                   -
 純資産合計                         4,806,576            5,167,376
負債純資産合計                        5,249,563            5,663,742




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                       ㈱メディネット(2370) 2021年9月期 第3四半期決算短信


(2)四半期損益計算書
 (第3四半期累計期間)
                                              (単位:千円)
                前第3四半期累計期間              当第3四半期累計期間
               (自 2019年10月1日           (自 2020年10月1日
                至 2020年6月30日)           至 2021年6月30日)
売上高                          637,534              512,256
売上原価                         387,984              372,140
売上総利益                        249,549              140,116
販売費及び一般管理費                   892,409              932,147
営業損失(△)                     △642,859             △792,031
営業外収益
 受取利息                          5,218                5,121
 投資事業組合運用益                        -               209,675
 設備賃貸料                           875                  875
 貸倒引当金戻入額                     18,750                3,750
 その他                             302                1,952
 営業外収益合計                      25,146              221,374
営業外費用
 支払利息                            522                  241
 為替差損                             44                   10
 投資事業組合運用損                       820                   -
 株式交付費                         5,668                6,555
 社債発行費等                        4,609                   -
 営業外費用合計                      11,664                6,807
経常損失(△)                     △629,377             △577,464
特別利益
 固定資産売却益                          -                 8,267
 新株予約権戻入益                         -                24,432
 特別利益合計                           -                32,699
税引前四半期純損失(△)                △629,377             △544,764
法人税、住民税及び事業税                   4,092                4,092
法人税等調整額                         △39                  △74
法人税等合計                         4,053                4,018
四半期純損失(△)                   △633,431             △548,783




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                                        ㈱メディネット(2370) 2021年9月期 第3四半期決算短信


(3)四半期財務諸表に関する注記事項
 (継続企業の前提に関する注記)
  該当事項はありません。


 (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
  前第3四半期累計期間(自 2019年10月1日 至 2020年6月30日)
   当社が2019年6月27日に発行した第14回新株予約権及び第15回新株予約権について、新株予約権の権利行使が行
  われました。この結果、当第3四半期累計期間において、資本金及び資本剰余金がそれぞれ572,807千円増加し、
  当第3四半期会計期間末において資本金が8,012,352千円、資本剰余金が2,196,882千円となっております。


  当第3四半期累計期間(自 2020年10月1日 至 2021年6月30日)
   当社は、2020年12月17日開催第25回定時株主総会の決議に基づき、2021年1月31日付けで繰越利益剰余金の欠損
  填補を行いました。
   この結果、資本金が4,318,250千円、資本剰余金が3,034,207千円減少し、利益剰余金が7,352,457千円増加しま
  したが、株主資本の合計金額には変動はありません。
   また、当社が2020年9月7日に発行した第17回新株予約権について、新株予約権の権利行使が行われました。
   この結果、資本金及び資本剰余金がそれぞれ515,140千円増加しました。
   以上の結果、当第3四半期会計期間末において資本金が5,046,568千円、資本剰余金が515,140千円、利益剰余金
  が△548,783千円となっております。

 (追加情報)
  (新型コロナウイルス感染症の影響に関する会計上の見積り)
   前事業年度の有価証券報告書の(追加情報)に記載した会計上の見積りを行う上での新型コロナウイルス感染症
  の影響に関する仮定について重要な変更はありません。


 (セグメント情報)
    Ⅰ 前第3四半期累計期間(自 2019年10月1日 至 2020年6月30日)
     報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                      (単位:千円)
                                    報告セグメント
                                                                       四半期損益
                                                           調整額
                                                                      計算書計上額
                                     再生医療等                 (注)1
                         細胞加工業                    計                    (注)2
                                     製品事業

     売上高

      外部顧客への売上高           636,908         625    637,534         -      637,534
      セグメント間の内部売上高又
                              -            -          -          -           -
      は振替高
              計           636,908         625    637,534         -      637,534

     セグメント利益又は損失(△)        28,202    △291,011   △262,808   △380,051    △642,859
    (注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△380,051千円は、全社費用であります。全社費用は、報
         告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
          2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期損益計算書の営業損失と調整を行っております。




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                                       ㈱メディネット(2370) 2021年9月期 第3四半期決算短信


    Ⅱ 当第3四半期累計期間(自 2020年10月1日 至 2021年6月30日)
     報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                     (単位:千円)
                                   報告セグメント
                                                                      四半期損益
                                                          調整額
                                                                     計算書計上額
                                    再生医療等                 (注)1
                        細胞加工業                    計                    (注)2
                                    製品事業

     売上高

        外部顧客への売上高        512,112         143    512,256         -      512,256
        セグメント間の内部売上高又
                              -           -          -          -           -
        は振替高
             計           512,112         143    512,256         -      512,256

     セグメント損失(△)          △88,030    △319,435   △407,466   △384,564    △792,031
    (注)1.セグメント損失(△)の調整額△384,564千円は、全社費用であります。全社費用は、報告セグメ
         ントに帰属しない一般管理費であります。
       2.セグメント損失(△)は、四半期損益計算書の営業損失と調整を行っております。


3.その他
継続企業の前提に関する重要事象等
 当社は、がん免疫療法市場の環境変化に伴う細胞加工業の売上急減に加え、再生医療等製品事業分野における自社製
品の開発進捗に伴う支出が累増しているため、継続的に営業損失及びマイナスの営業キャッシュ・フローが発生してお
り、継続企業の前提に疑義を生じさせるリスクが存在しております。
 しかしながら、当社においては事業構造改革を着実に実行したことで、細胞加工業セグメントにおいては細胞加工施
設の統廃合、希望退職募集の実施等を通じた製造体制の適正化を図っており、同セグメントのセグメント利益の黒字回
復を目指しております。また、再生医療等製品事業セグメントにおいては、早期の製造販売承認の取得に向けて有望で
かつ可能性の高いシーズを優先して開発を進めるとともに、再生医療等製品の開発費等については資金状況を勘案の
上、機動的に資金調達を実施してまいります。現状では、構造改革の着実な実行を通じた資金の確保、さらに2019年6
月の第14回及び第15回、2020年7月の第16回並びに2020年9月の第17回新株予約権の発行による再生医療等製品開発費
の資金調達等により、安定的なキャッシュポジションを維持しており、当面の資金繰りに懸念はないものと判断してお
ります。これらに加えて、当社における当第3四半期会計期間末の資金残高の状況を総合的に検討した結果、事業活動
の継続性に疑念はなく、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。




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