2352 ワオワールド 2021-01-29 15:30:00
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年1月29日
上場会社名 株式会社 エイジア 上場取引所 東
コード番号 2352 URL https://www.azia.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役 (氏名) 美濃 和男
問合せ先責任者 (役職名) 経営企画室長 (氏名) 藤田 雅志 TEL 03-6672-6788
四半期報告書提出予定日 2021年2月12日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 EBITDA※ 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 1,639 19.7 360 0.9 262 △18.5 274 △17.2 167 △25.4
2020年3月期第3四半期 1,369 11.3 356 ― 322 29.2 330 34.8 224 41.7
(注)包括利益 2021年3月期第3四半期 211百万円 (2.0%) 2020年3月期第3四半期 207百万円 (94.5%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年3月期第3四半期 42.34 40.36
2020年3月期第3四半期 56.81 ―
※ EBITDA=営業利益+減価償却費(有形・無形固定資産)+のれん償却費+株式報酬費用
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2021年3月期第3四半期 3,098 1,761 54.5 425.06
2020年3月期 1,942 1,549 79.4 389.89
(参考)自己資本 2021年3月期第3四半期 1,688百万円 2020年3月期 1,543百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― 0.00 ― 23.00 23.00
2021年3月期 ― 0.00 ―
2021年3月期(予想) 25.00 25.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年 3月期の連結業績予想(2020年 4月 1日~2021年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 EBITDA※ 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 2,360 25.9 550 7.8 400 △13.4 410 △12.8 240 △25.0 60.54
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ EBITDA=営業利益+減価償却費(有形・無形固定資産)+のれん償却費+株式報酬費用
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 有
新規 2 社 (社名) 株式会社CONNECTY HOLDING 、 除外 ― 社 (社名)
株式会社コネクティ
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 4,412,400 株 2020年3月期 4,412,400 株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 440,551 株 2020年3月期 454,423 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 3,961,902 株 2020年3月期3Q 3,958,038 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び
業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料7ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関
する説明」をご覧ください。
(決算補足説明資料の入手方法について)
決算補足説明資料は、2021年1月29日(金)に東京証券取引所「適時開示情報閲覧サービス」及び当社ウェブサイトに掲載いたします。
株式会社エイジア(2352)2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 7
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 7
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 8
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 8
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 10
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 10
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 11
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 12
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 13
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 13
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 13
- 1 -
株式会社エイジア(2352)2021年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(2020年4月1日~2020年12月31日)におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス
感染症拡大の第3波が全国に広がる一方で新政権が発足し経済対策やデジタル化対策が早急に進む気配があり、
「感染対策」と「経済対策」の両輪が動き出しました。
そのような環境下、当社グループの顧客が主要市場としているEC市場は「巣ごもり消費」の影響でインターネッ
ト通信販売の利用者が増加し店舗販売を主とした業態でもECへのシフトが目立ちました。
このような状況の下、当社グループの当第3四半期連結累計期間における事業状況は以下のとおりです。
① 新型コロナウイルス感染症の影響
2020年5月12日に発表した当期の業績予想では、以下の前提で事業計画を策定しておりました。
(当初計画の前提条件)
・クラウドサービス(ASP・SaaS)※1は1Qでは発表時点で申込のある件数のみカウントし7月から9月は
廉価版であるASPプランが月5件(コロナ禍前は40件程度)、高価格版であるSaaSプランは発表時点で見込
めている案件を計画に入れ、解約率に変化はない
・ライセンス販売は現状見込めている案件のみカウント
・コンサルティング事業は新型コロナウイルス感染症の影響等による売上減少局面である前提で利益が出せる
体制構築を優先
・オーダーメイド開発事業は現状の保守案件のみ維持
・EC事業は新作入荷の遅れが解消し順調に推移する
以上の前提で事業計画を策定しましたが、実績では以下のとおりになりました。
(第3四半期の状況)
・新規問合せ数は2020年6月以降、通常月の1.3倍近い問合せ数となり過去最高を記録
・クラウドサービスの受注は廉価版であるASPプランの受注数が伸び新規受注件数は2Qに続き過去最高を更新
・ライセンス販売は予定していた大型案件が納品でき前期比で大幅に増加
・コンサルティング事業はコネクティが加わり大幅な増収
② 売上高はコネクティが加わり前期比19.7%増となり11期連続増収で過去最高
2020年10月期よりコネクティが連結対象となり、3Q売上高で158百万円が寄与しました。
既存事業でもクラウドサービスの廉価版であるASPプランが大幅に増加したのと月額固定売上が順調に増加し
ています。
- 2 -
株式会社エイジア(2352)2021年3月期 第3四半期決算短信
③ EBITDAは前期比0.9%増(M&A費用調整後5.1%増)
当社グループはいままで営業利益の増加率・利益率を重要な経営指標の1つにしてまいりましたが、当連結会
計期間よりEBITDAに指標を変更いたしました。当社グループのEBITDAの算出方法は、営業利益に減価償却費等、
のれん償却費、株式報酬費用を加えて算出しております。
変更した理由は、中期経営計画でお示しのとおり、成長戦略の1つとしてM&Aによる新規事業の創出を掲げ、
それが実現した場合は現金支出を伴わない「のれん償却費」が大幅に計上されることとなります。加えて、中期
経営計画の実現へ向け役職員へのモチベーション施策としてストックオプションを発行し、発行金額分を2年間
で費用処理する会計処理が発生し株式報酬費用が増加します。これらの要素を考慮した際に営業利益で経年比較
をすることが妥当ではなく、それらを戻したキャッシュフローベースの利益であるEBITDAで経年比較をするのが
妥当だと判断したためです。
■EBITDA増減内訳
■増収効果
既存事業増収分 112百万円
コネクティ効果 158百万円
■人件費
コネクティ連結対象による増加
エイジアの人件費増加(新卒・中途・既存社員昇給)
■仕入・外注加工費
ライセンス大型案件で外部リソースを使用
ままちゅ売上増により仕入増加
- 3 -
株式会社エイジア(2352)2021年3月期 第3四半期決算短信
④ クラウドサービスはアカウント数・顧客単価・解約率ともに順調に推移
■クラウドサービス売上高(単位:百万円)
クラウドサービス売上高について、初期費用売上は廉価版であるASPプランの新規契約数は2Qに続いて過去最
高を更新しましたが、高価格版であるSaaSプランの新規受注が2Qよりは増加したものの計画には及ばず、初期
売上高はほぼ計画どおりとなりました。
月額売上高は計画比17.8%増と11期連続で2ケタ成長いたしました。
■継続契約数
SaaS(高価格版) ASP(低価格版)
契約継続数はASPプランの新規受注件数が過去最高だったこともあり、QonQで従来よりも大幅な増加となりま
した。SaaSプランも堅調に増加しています。
■顧客単価(単位:千円)
SaaS(高価格版) ASP(低価格版)
顧客単価にはオプション契約は除いています。ASPプラン・SaaSプランともに増加計画が続いています。
- 4 -
株式会社エイジア(2352)2021年3月期 第3四半期決算短信
■解約率
SaaS(高価格版) ASP(低価格版)
解約率にはオプション契約およびスポット契約を除き月末契約数に占める解約契約数割合の12ヶ月平均で計算
しています。解約率に大きな変動はなく、当社が認識している業界水準と比較すると良い水準が維持できており
ます。現在準備中のカスタマーサクセスを実行することで、更に改善されることが期待できます。
これらの指標の結果、クラウドサービスの売上高は以下のとおり推移しております。
(単位:千円)
2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
第3四半期連結累計期間 第3四半期連結累計期間 第3四半期連結累計期間
クラウドサービス売上高 693,512 811,637 934,386
前期比増減額 +55,167 +118,125 +122,749
前期比増減率 +8.6% +17.0% +15.1%
これらの取り組みの結果、当第3四半期連結累計期間においては、売上高1,639,935千円(前年同四半期比19.7%
増)、営業利益262,506千円(前年同四半期比18.5%減)、経常利益274,165千円(前年同四半期比17.2%減)、親会社
株主に帰属する四半期純利益167,762千円(前年同四半期比25.4%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①アプリケーション事業
当第3四半期連結累計期間においては、前述のとおり、クラウドサービスが前期比15.1%増となり前期比では
微増となりましたが計画比では大幅に増加いたしました。
また、ライセンス販売で予定していた大型案件が納期どおり納品できたため大幅に増加していますが、外部リ
ソースを活用したため原価率が通常案件に比べて高騰し利益率が非常に低いため利益寄与は限定的です。
加えて、10月からコネクティ社が連結対象となりCMS利用料・初期費用がクラウドサービスの売上高に加わる
こととなりました。
その結果、アプリケーション事業全体の売上高は1,219,612千円(前年同期比16.0%増)、売上高総利益率
63.1%(前年同期比8.4ポイント減)となりました。
②コンサルティング事業
当該セグメントは従来からの子会社「株式会社FUCA」に加えて、10月よりコネクティ社が連結対象となり、
Web構築運用の売上高が加わることとなりました。
当社単体では特定の大型案件が更に増えたこととコロナの影響でアンケートシステムの需要が増加したことで
フォーム制作代行の需要が増えたこと、年賀状の発送をやめ年賀メールの配信需要が高くなり、そのコンテンツ
制作代行の需要が増加しました。
子会社FUCAでは計画以上には進捗しているもののコロナ禍におけるWeb制作案件が前期水準には戻っておりま
せん。
その結果、コンサルティング事業全体の売上高は283,192千円(前年同期比37.7%増)、売上高総利益率
26.0%(前年同期比14.3ポイント増)となりました。
- 5 -
株式会社エイジア(2352)2021年3月期 第3四半期決算短信
③オーダーメイド開発事業
当該セグメントは、アプリケーション事業における製品開発を推進するべく社内エンジニアリソースをアプリ
ケーション事業に集中させたため、今期も新規の受注活動を積極的には展開せず、利益率の高い案件を継続して
いく活動をいたしました。
その結果、オーダーメイド開発事業全体の売上高は4,853千円(前年同期比52.3%減)、売上高総利益率
43.6%(前年同期比5.3ポイント増)となりました。
④EC事業
当該セグメントは、アプリケーション事業における製品開発を強化するため、EC事業のマーケティングノウハ
ウ吸収を目的にベビー服ECサイトを2018年9月1日に事業買収し新設した事業セグメントです。
当該セグメントは子会社「株式会社ままちゅ」が運営する自社ECサイト「べびちゅ」
(https://babychu.jp/)がセグメント対象となります。
当第3四半期連結累計期間においては、2020年10月末頃にサイトをリニューアルしましたが、切り替え作業に
手間取り一部不具合が発生したため、切り替え後の検索順位が著しく悪化したことや、広告パフォーマンスが悪
化したことなどがあり2週間程度の売上低調期間が発生しました。それ以外の期間では順調に推移し現在は前年
を上回る水準まで戻っております。
その結果、EC事業の売上高は132.275千円(前年同期比29.2%増)、売上高総利益率は40.1%(前年同期比0.8
ポイント減)となりました。
セグメント別売上高及び売上高総利益率
2020年3月期 2021年3月期
第3四半期連結累計期間 第3四半期連結累計期間
金額・利益率 構成比 金額・利益率 構成比
売上高(千円) 1,051,683 76.8% 1,219,612 74.4%
アプリケーション事業
売上高総利益率 71.5% - 63.1% -
売上高(千円) 205,679 15.0% 283,192 17.3%
コンサルティング事業
売上高総利益率 11.7% - 26.0% -
売上高(千円) 10,177 0.7% 4,853 0.3%
オーダーメイド開発事業
売上高総利益率 38.3% - 43.6% -
売上高(千円) 102,380 7.5% 132,275 8.1%
EC事業
売上高総利益率 40.9% - 40.1% -
売上高(千円) 1,369,921 100.0% 1,639,935 100.0%
合計
売上高総利益率 60.0% - 54.7% -
※1 クラウドサービス(ASP・SaaS)
ソフトウェア提供者(この場合、当社グループ)が管理するサーバー上で稼動しているソフトウェアを、ユーザ
ー企業がインターネット経由でサービスとして利用する形態。ユーザー企業は、サーバー・ソフトウェアの管理や
ライセンス費用の負担なく、毎月の使用料を支払うことで、比較的安価な利用が可能となります。
- 6 -
株式会社エイジア(2352)2021年3月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
①資産、負債及び純資産の状況
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて1,156,007千円増加し、3,098,381千円(前
連結会計年度末比59.5%増)となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ、現金及び預金が184,473千円増加したことにより257,181千円増加いたし
ました。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ有形固定資産が14,053千円増加し、無形固定資産が787,417千円増加し、
投資その他の資産が97,355千円増加したことにより898,826千円増加いたしました。
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて944,585千円増加し、1,337,067千円(前
連結会計年度末比240.7%増)となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ1年以内返済予定の長期借入金が156,120千円増加したことにより174,916
千円増加いたしました。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ長期借入金が749,912千円増加したことにより769,669千円増加いたしまし
た。
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ211,422千円増加し、1,761,313千円(前
連結会計年度末比13.6%増)となりました。これは、剰余金の配当9,260千円を行った一方で、主に親会社株主に帰
属する四半期純利益167,762千円を計上したことによるものであります。
②キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物残高(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末
に比べて190,118千円増加し、1,173,341千円(前連結会計年度末比19.3%増)となりました。各キャッシュ・フロー
の状況とそれらの主な発生要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間において営業活動の結果得られた資金は、227,369千円(前年同四半期連結累計期間に
営業活動の結果得られた資金255,960千円)となりました。主な資金増加要因は、税金等調整前四半期純利益
272,513千円、主な資金減少要因は、法人税等の支払額147,336千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間において投資活動の結果支払われた資金は、430,460千円(前年同四半期連結累計期間
に投資活動の結果支払われた資金185,193千円)となりました。主な資金減少要因は、連結の範囲の変更を伴う子会
社株式の取得による支出311,668千円、無形固定資産の取得による支出104,233千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間において財務活動の結果得られた資金は、393,209千円(前年同四半期連結累計期間に
財務活動の結果支払われた資金80,297千円)となりました。資金増加要因は、長期借入れによる収入500,000千円に
よるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年1月29日付「2021年3月期通期業績予想の修正に関するお知らせ」において業績予想を修正しました。
2020年10月30日に開示した当社第2四半期決算短信においては、10月から連結対象となったコネクティの会計基準
を当社の基準にあわせるための精査があったため営業利益以下を「未定」としていましたが、確定しましたのでお
知らせします。詳細はそちらをご参照ください。
- 7 -
株式会社エイジア(2352)2021年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 901,847 1,086,320
受取手形及び売掛金 236,620 238,587
有価証券 3,313 -
商品及び製品 12,567 17,128
仕掛品 34,500 76,204
貯蔵品 1,134 1,103
預け金 81,529 87,310
その他 45,448 67,487
流動資産合計 1,316,960 1,574,142
固定資産
有形固定資産 111,880 125,934
無形固定資産
のれん 14,764 548,888
その他 139,316 392,610
無形固定資産合計 154,081 941,499
投資その他の資産
投資有価証券 227,897 272,470
繰延税金資産 96,182 109,892
その他 35,370 74,443
投資その他の資産合計 359,451 456,806
固定資産合計 625,413 1,524,239
資産合計 1,942,374 3,098,381
負債の部
流動負債
買掛金 40,886 36,825
1年内返済予定の長期借入金 - 156,120
未払法人税等 93,013 18,575
預り金 8,475 29,238
前受収益 54,677 66,606
受注損失引当金 - 50,055
賞与引当金 44,608 22,568
その他 91,026 127,615
流動負債合計 332,688 507,604
固定負債
株式給付引当金 33,604 46,341
長期借入金 - 749,912
長期前受収益 7,519 6,339
資産除去債務 12,974 22,920
繰延税金負債 - 149
株主優待引当金 5,695 3,800
固定負債合計 59,793 829,462
負債合計 392,482 1,337,067
- 8 -
株式会社エイジア(2352)2021年3月期 第3四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 322,420 322,420
資本剰余金 366,572 392,054
利益剰余金 1,139,384 1,214,542
自己株式 △315,585 △307,659
株主資本合計 1,512,791 1,621,359
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 30,370 66,913
その他の包括利益累計額合計 30,370 66,913
新株予約権 - 38,318
非支配株主持分 6,729 34,722
純資産合計 1,549,891 1,761,313
負債純資産合計 1,942,374 3,098,381
- 9 -
株式会社エイジア(2352)2021年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 1,369,921 1,639,935
売上原価 532,621 742,144
売上総利益 837,300 897,791
販売費及び一般管理費 515,182 635,285
営業利益 322,117 262,506
営業外収益
受取利息 8 118
受取配当金 1,141 927
複合金融商品評価益 - 2,116
持分法による投資利益 1,253 2,570
未払配当金除斥益 200 176
助成金収入 5,773 14,641
その他 517 2,559
営業外収益合計 8,894 23,111
営業外費用
支払手数料 - 9,951
支払利息 - 1,456
その他 57 43
営業外費用合計 57 11,452
経常利益 330,954 274,165
特別損失
固定資産除却損 - 128
投資有価証券評価損 - 1,523
関係会社株式売却損 4,014 -
株式報酬費用 4,829 -
特別損失合計 8,844 1,651
税金等調整前四半期純利益 322,110 272,513
法人税、住民税及び事業税 89,557 76,131
法人税等調整額 8,143 21,168
法人税等合計 97,701 97,299
四半期純利益 224,409 175,214
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
△446 7,451
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益 224,855 167,762
- 10 -
株式会社エイジア(2352)2021年3月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期純利益 224,409 175,214
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △17,341 36,542
為替換算調整勘定 530 -
その他の包括利益合計 △16,811 36,542
四半期包括利益 207,598 211,756
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 208,045 204,305
非支配株主に係る四半期包括利益 △447 7,451
- 11 -
株式会社エイジア(2352)2021年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 322,110 272,513
減価償却費 25,449 50,427
のれん償却額 3,240 16,623
株式報酬費用 10,730 30,729
賞与引当金の増減額(△は減少) △4,524 △30,728
株主優待引当金の増減額(△は減少) 2,283 △1,894
受取利息及び受取配当金 △1,149 △1,045
株式給付引当金の増減額(△は減少) 9,037 12,737
受注損失引当金の増減額(△は減少) - 7,046
助成金収入 △5,773 △14,641
支払利息 - 1,456
持分法による投資損益(△は益) △1,253 △2,570
複合金融商品評価損益(△は益) - △2,116
関係会社株式売却損益(△は益) 4,014 -
投資有価証券評価損益(△は益) - 1,523
固定資産除却損 - 128
支払手数料 - 6,858
売上債権の増減額(△は増加) 23,047 43,700
たな卸資産の増減額(△は増加) △369 9,148
仕入債務の増減額(△は減少) △5,107 △4,060
その他の流動資産の増減額(△は増加) △30,451 △17,069
その他の固定資産の増減額(△は増加) △190 △589
その他の流動負債の増減額(△は減少) 11,265 △16,388
その他の固定負債の増減額(△は減少) △2,847 △1,179
その他 65 74
小計 359,576 360,683
利息及び配当金の受取額 1,149 1,045
助成金の受取額 5,773 14,641
利息の支払額 - △1,664
法人税等の支払額 △110,538 △147,336
営業活動によるキャッシュ・フロー 255,960 227,369
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △13,063 △20,088
無形固定資産の取得による支出 △69,849 △104,233
投資有価証券の償還による収入 - 5,430
投資有価証券の取得による支出 △100,450 -
差入保証金の差入による支出 △1,033 -
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
- △311,668
支出
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による
△1,097 -
支出
その他 300 100
投資活動によるキャッシュ・フロー △185,193 △430,460
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入れによる収入 - 500,000
長期借入金の返済による支出 - △17,620
自己株式の取得による支出 - △192
新株予約権の発行による収入 - 3,014
配当金の支払額 △80,297 △91,992
財務活動によるキャッシュ・フロー △80,297 393,209
現金及び現金同等物に係る換算差額 10 -
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △9,520 190,118
現金及び現金同等物の期首残高 845,188 983,223
現金及び現金同等物の四半期末残高 835,667 1,173,341
- 12 -
株式会社エイジア(2352)2021年3月期 第3四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2020年10月15日付けで株式会社CONNECTY HOLDINGの株式を取得し連結の範囲に含めております。当該株式
取得の対価の支払いのため、第三者割当による自己株式の処分を行った結果、当第3四半期連結累計期間において資
本剰余金が25,482千円増加、自己株式が8,118千円減少し、当第3四半期連結会計期間末において資本剰余金が
392,054千円、自己株式が307,659千円となっております。
- 13 -