2345 クシム 2020-06-10 15:30:00
特別損失(減損損失)および特別利益(負ののれん発生益)の計上に伴う業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                       2020 年6月 10 日
各     位
                                                        株式会社クシム
                                                代表取締役社長 中川 博貴
                                             (証券コード:2345)東証第二部
                                    (お問い合わせ先)取締役CFO 伊藤 大介
                                             電話 03-6427-7380




          特別損失(減損損失)および特別利益(負ののれん発生益)の計上
                に伴う業績予想の修正に関するお知らせ



    当社は、2020 年 10 月期第2四半期において特別損失(減損損失)を計上し、第3四半期において特
別利益(負ののれん発生益)を下記のとおり計上する見込みとなりました。これに伴い、2019 年 12 月
13 日に公表した 2020 年 10 月期(2019 年 11 月1日~2020 年 10 月 31 日)の業績予想を下記のとおり修
正いたしますのでお知らせいたします。


                                記


1.特別損失(減損損失)の計上について
      当社の連結子会社である株式会社エイム・ソフトは、本社移転の意思決定をいたしました。これ
     に伴い、旧本社の内装等の固定資産を減額し、2020 年 10 月期第2四半期において約 12 百万円の減
     損損失を計上しました。なお、本移転により株式会社エイム・ソフトは当社オフィスに同居するこ
     とで年間 20 百万円以上のコスト削減が見込まれ、これに伴う収益改善効果は翌期の 2021 年 10 月
     期より連結業績に寄与する見込みです。


2.特別利益(負ののれん発生益)の計上について
      当社は、2020 年4月 27 日に公表いたしました「株式会社イーフロンティアの株式の一部取得に
     関するお知らせ」のとおり、2020 年5月 15 日付で同社の株式を取得し、連結子会社といたしまし
     た。これに伴う同社株式取得に関する会計処理として、連結財務諸表上、2020 年 10 月期第3四半
     期において約 135 百万円を負ののれん発生益として特別利益に計上する見込みです。




                                    1
3.業績予想の修正について
   2020 年 10 月期業績予想数値の修正(2019 年 11 月1日〜2020 年 10 月 31 日)
                                                           親会社株主に       一株あたり
                 売上高       EBITDA       営業利益       経常利益     帰属する        当期純利益
                                                           当期純利益
                  百万円       百万円          百万円        百万円       百万円         円 銭
前回発表予想(A)
                   1,871       229         144       147           86     21.80

今回修正予想(B)          1,880       230         145       147       209        52.76


増減額(B-A)               9            1          1      0        123


増減率(%)               0.4       0.4         0.6        −        143

(ご参考)前期実績
                     754            −      △4        △5        △18        △4.77
(2019 年 10 月期)
(注)EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費


4.修正の理由
    当社における新型コロナウイルス感染拡大による業績への影響は、各セグメントによりプラスと
   マイナスの影響が混在しております。具体的には、アカデミー事業におけるSESビジネスは商談
   の延期や受注の遅延、需要の消失によるマイナス影響が見込まれる一方、eラーニング事業におけ
   る当社主力プロダクトであるLMSおよびeラーニングコンテンツは新規と追加受注による需要
   拡大、学校教育機関への提供といった新しい需要獲得によるプラス影響がございます。また、2020
   年5月に株式取得をした株式会社ケア・ダイナミクスおよび株式会社イーフロンティアは連結対象
   となり、通期業績に寄与して参ります。
    以上の状況を踏まえ、通期業績予想に盛り込むことといたしました。一部のセグメントでは延期
   や遅延により売上高は当初計画を下回る影響はあるものの、収益性の高いプロダクトおよびサービ
   スが好調に推移していること等により当初計画値を上回る見込みでございます。
    親会社株主に帰属する当期純利益については、前述の「1.特別損失(減損損失)の計上につい
   て」および「2.特別利益(負ののれん発生益)の計上について」にそれぞれ記載の影響額が反映
   された結果、増額修正されております。




(注)本資料に記載されている将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。ま
た、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。


                                                                            以上

                                          2