2342 M-トランスG 2020-03-06 12:00:00
当社子会社の(株)ジェネティックラボにおける新型コロナウイルス検査(PCR検査)受託開始の決定について [pdf]

                                                                     2020 年 3 月 6 日
       各 位
                                                会 社 名 株式会社トランスジェニック
                                                代表者名 代表取締役社長 福 永 健 司
                                                     (コード番号 2342 東証マザーズ)
                                                問合せ先 取     締   役 船橋            泰
                                                     ( 電 話 番 号 03 -6 55 1 -2 6 01 )



                      当社子会社の(株)ジェネティックラボにおける
                   新型コロナウイルス検査(PCR 検査)受託開始の決定について



 当社子会社の株式会社ジェネティックラボ(代表取締役社長 福永健司、北海道札幌市/以下、ジェ
ネティックラボ)は、今般、新型コロナウイルス感染症の拡大にともない、新型コロナウイルス
(SARS-CoV-2)の検査(以下、本検査)に関しまして、臨床検査として受託を開始することを本日決定
いたしましたのでお知らせいたします。

 ジェネティックラボは 、こ れ ま で 、新 型 コ ロ ナ ウ イ ル ス 感 染 症 の 終 息 を 目 指 し 、公 的 機 関 と 情
報交換を行いながら本 検 査 の 導 入 に つ い て 検討してまいりました。そして本日、帰国者・接触者外来
を設置している医療機関等における検査が保険適用されることを受け、ジェネティックラボの 経 営 理
念としている「医療の発展を支え、地域と世界の人びとの健康で豊かな暮らしに貢献する。                             」
                                          ※
という精神に基づき、北海道を拠点とした登録衛生検査所 としての使命を果たすべく、本検
査 の開始を決定いたしました。ジェネティックラボは 、本検査において特有に求められる必要な対応が
整い次第、本検査の受託を開始いたします。

 なお、本検査は、国立感染症研究所のプロトコルに準拠した遺伝子検査(リアルタイム RT-PCR 法)と
なります。また、本検査の実施については、その感染力及び迅速検査の重要性を鑑み、感染者数が多い
とされる北海道内の検体を優先し受託する予定です。そして、受託開始後は状況に応じ、検査能力の増
強に努めてまいります。

 新型コロナウイルスに感染した患者様のご回復と、同ウイルスによる公衆衛生上の緊急事態が鎮静化
することを心より祈念いたしております。

 なお、本件による 2020 年 3 月期の当社連結業績に与える影響は軽微です。

<ジェネティックラボについて>
  2000 年 9 月 、 最 初 の 国 立 大 学 発 産 学 連 携 ベ ン チ ャ ー 企 業 と し て 設 立 以 来 、 北 海 道 内 の 民 間
企 業 と し て は 唯 一 、 CAP( College of American Pathologists: 米 国 病 理 学 会 ) 認 定 施 設 で の
病理診断技術と分子生物学関連技術、バイオマーカーの探索・評価技術の開発、遺 伝 子 ・ タ ン パ ク 質
の 測 定 な ど 、 医療に直結する製品・サービスの開発支援に 携 わ っ て い ま す 。

 ※   登録衛生検査所
     衛生検査所は病気の診断や健康診断のために採取された血液等の検体を医療機関から集めて検
     査する施設のことです。臨床検査技師等に関する法律で定義されており、衛生検査所を開設す
     る際は都道府県知事等に届け出る必要があります。
                                              以上