2342 M-トランスG 2019-02-08 15:15:00
2019年3月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2019年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年2月8日
上場会社名 株式会社トランスジェニック 上場取引所 東
コード番号 2342 URL http://www.transgenic.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 福永 健司
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 経理財務部長 (氏名) 渡部 一夫 TEL 092-288-8470
四半期報告書提出予定日 2019年2月12日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2019年3月期第3四半期の連結業績(2018年4月1日∼2018年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期第3四半期 6,422 353.5 100 ― 63 ― 5 ―
2018年3月期第3四半期 1,416 △8.1 △53 ― △75 ― △72 ―
(注)包括利益 2019年3月期第3四半期 △145百万円 (―%) 2018年3月期第3四半期 △83百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2019年3月期第3四半期 0.30 0.30
2018年3月期第3四半期 △4.96 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2019年3月期第3四半期 6,023 4,569 75.8 266.47
2018年3月期 5,934 4,341 73.0 265.64
(参考)自己資本 2019年3月期第3四半期 4,564百万円 2018年3月期 4,330百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2018年3月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2019年3月期 ― 0.00 ―
2019年3月期(予想) 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2019年 3月期の連結業績予想(2018年 4月 1日∼2019年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 8,500 136.0 300 395.4 250 ― 150 617.8 8.76
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期3Q 17,129,141 株 2018年3月期 16,303,941 株
② 期末自己株式数 2019年3月期3Q 1,421 株 2018年3月期 1,421 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年3月期3Q 16,842,381 株 2018年3月期3Q 14,575,454 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現時点で入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実
際の業績等は様々な要因によって大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績見通しのご利用に当たっての注意事項については、四
半期決算短信(添付資料)4ページ「(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
なお、当社は、当第3四半期連結累計期間に、新株予約権の行使により、新たに普通株式825,200株を発行しており、業績予想の「1株当たり当期純利益」は当
該株式を含めて算定しております。
(日付の表示方法の変更)
「2019年3月期 第1四半期決算短信」より日付の表示方法を和暦表示から西暦表示に変更しております。
株式会社トランスジェニック(2342) 2019年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 5
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… 7
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………… 7
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………… 8
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記)…………………………………………………………………… 9
(追加情報)…………………………………………………………………………………………… 9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)…………………………………………… 9
(セグメント情報等)………………………………………………………………………………… 10
(重要な後発事象)…………………………………………………………………………………… 11
1
株式会社トランスジェニック(2342) 2019年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、米中間の貿易摩擦による世界経済の鈍化や労働力不足による
人件費上昇の影響などで先行きが懸念されるものの、企業の収益や景況感の改善とともに緩やかな回復基調が持続
しました。
当社グループが属するバイオ関連業界におきましては、大手製薬企業の中には成長の鈍化の中で事業の整理や人
員の削減を図る企業もある反面、ベンチャー企業などにおいては新製品の研究・開発の動きが活発化しました。こ
のような環境の中で、当社グループは次のような活動を行いました。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を次のとおり変更しております。従来の「ジェノミ
クス事業」と「CRO事業」とを統合し、「CRO事業」として区分表示しております。また、従来の「先端医療
事業」と「病理診断事業」とを統合し、「診断解析事業」として区分表示しております。
CRO※1事業においては、既存顧客との取引を拡大・深化させるとともに新規顧客の開拓に注力し、受注強化に
努めました。また、非臨床試験の更なる受注拡大に向け、顧客(主に製薬企業)の多様なニーズに応えるため、
「生体ストレス可視化マウス※2」や「アトピー性皮膚炎モデルマウス」などの新しい病態モデルの販売を開始して
ラインナップの更なる拡充を図るとともに、非臨床試験で使用するPDSX※3を作製する京ダイアグノスティクス
株式会社と業務提携するなど、モデルマウスの非臨床試験での活用に取り組みました。さらに、連結子会社である
株式会社安評センターが昨年4月1日に公益財団法人食品農医薬品安全性評価センターより事業を譲受けたことで
当第3四半期連結会計期間末におけるCRO事業の受注残高が984,349千円(前年同期比63.0%増)と大幅に増加す
るとともに、幅広い領域での非臨床安全性試験の受注能力も大きく拡大いたしました。
診断解析事業においては、一層の品質向上及び事業効率化に取り組むとともに、遺伝子解析技術及び豊富な病理
診断技術を活かしたサービスの拡充に取り組み、網羅的がんクリニカルシーケンス※4サービスの採用医療機関の確
保に努め、さらにDTC(Direct To Consumer:消費者向け)遺伝子検査サービスの営業強化を図りました。ま
た、子宮頸がんの早期発見に貢献すべく、子宮頸がんリスク検査である自己採取HPV※5検査の有用性の啓蒙活動
及び営業活動に注力するとともに子宮頸がん検診の普及に取り組む地方自治体との検査委受託契約締結を推進いた
しました。
TGBS事業においては、Eコマース事業において売れ筋商品の仕入れに努めるとともに、プラットフォーム
(大手通販サイト)経由の販路拡大に注力いたしました。また、Eコマース事業以外では、事業承継コンサルティ
ング業務の取り組みを強化いたしました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上高は、前年同期にはグループの事業には
なかったEコマース事業の売上が大きく寄与するとともに、事業を譲受けた株式会社安評センターの売上がCRO
事業に加わったため、6,422,412千円(前年同期比353.5%増)となり、前年同期比で大幅な増収となりました。ま
た、営業利益につきましても、同様に、Eコマース事業を中心にTGBS事業の利益が損益に大きく寄与するとと
もに、株式会社安評センターの利益が、CRO事業の利益拡大に大きく貢献したため、前年同期と比較して大幅に
改善し100,682千円(前年同期は53,736千円の営業損失)の黒字となりました。なお、経常利益につきましても、
同様に、63,639千円(前年同期は75,161千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましても、
連結子会社における退職一時金制度導入に伴う特別損失23,779千円及び課税所得の増加に伴う税金費用を吸収し
5,067千円(前年同期は72,240千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)と、前年同期比で大幅な改善となりま
した。
※1
CRO :Contract Research Organization(医薬品開発業務受託機関)
※2
生体ストレス可視化マウス :目でみえない細胞ストレスについて、ストレスが生じた時にだけ光によ
り可視化することを可能にする生体ストレス可視化トランスジェニック
マウス
※3
PDSX :Patient-Derived Spheroid Xenograft(がん患者から摘出したがん幹細
胞を三次元培養で細胞凝集(スフェロイド)を形成させ、免疫不全マウ
スに移植してヒトのがん組織を再現させたモデルマウス)
※4
クリニカルシーケンス :次世代シーケンサー(DNAを構成する塩基の配列を高速に読み取り、ゲ
ノム情報を解読する装置)を用いて、がん細胞の遺伝子変異を網羅的に
解析し、診断や治療の参考となる知見を得るための解析手法
※5
HPV :Human papillomavirus(ヒトパピローマウイルス)
2
株式会社トランスジェニック(2342) 2019年3月期 第3四半期決算短信
なお、当社グループの売上高は、TGBS事業を除き季節的変動が著しく、下半期(特に第4四半期)に売上高
が集中する傾向にあります。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。各セグメントの業績数値につきましては、セグメント間の内
部取引高を含めて表示しております。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同期比較については、
前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
売上高 営業損益
セグメント 前年同期比 前年同期比
金額 金額
(千円) 増減額 増減率 (千円) 増減額 増減率
(千円) (%) (千円) (%)
C R O 事 業 1,563,731 757,954 94.1 167,317 109,006 186.9
診 断 解 析 事 業 578,028 45,120 8.5 10,512 9,678 1,159.8
T G B S 事 業 4,292,963 4,210,640 5,114.8 60,395 46,592 337.6
(Eコマース) (3,984,713) (3,984,713) - (33,834) (33,834) -
(その他) (308,249) (225,926) 274.4 (26,561) (12,758) 92.4
(注)括弧内の金額は、TGBS事業の各内訳金額であります。なお、TGBS事業のうちEコマース事業は、前第4
四半期連結会計期間に開始した事業であるため、前年同期比の増減率(%)は「-」で表示しております。また、
TGBS事業のうちその他事業は、前第3四半期連結会計期間に開始した事業であるため前第3四半期より連結の
範囲に含めております。
① CRO事業
当事業では、医薬品・食品の臨床試験受託及び薬理薬効試験、安全性薬理試験、薬物動態試験、農薬・食品関連
物質などの安全性試験などの非臨床試験受託を行っております。また、遺伝子改変マウスの作製受託、モデルマウ
スの販売や作製モデルマウスを用いた非臨床試験の受託、抗体作製受託、及び新規バイオマーカーの開発などを行
っております。当第3四半期連結累計期間の経営成績は、株式会社安評センターが昨年4月に事業譲受けした安全
性試験等の収益が大きく貢献し、売上高は前年同期比で大幅な増収(前年同期比94.1%増)となりました。また、
営業損益につきましても大幅に改善し、167,317千円の黒字(前年同期比109,006千円増)を計上いたしました。
② 診断解析事業
当事業では、病理専門医による豊富な診断実績及び最新のバイオマーカー解析技術を生かした高品質な病理診断
サービス、遺伝子解析受託サービス及び個別化医療に向けた創薬支援サービスを行っております。当第3四半期連
結累計期間の経営成績は、病理診断の検体数の増加及びDTCを中心とした遺伝子解析受託サービスの伸びによ
り、売上高は前年同期比で増収(前年同期比8.5%増)となりました。また、営業損益につきましても大幅に改善し
10,512千円の黒字(前年同期比9,678千円増)を計上いたしました。
③ TGBS事業
当事業は、2017年11月に設立した株式会社TGビジネスサービスによる事業であり、M&Aによる新規事業の推
進と幅広い分野における事業承継及び事業再生分野に係る助言・支援サービスを行っております。当第3四半期連
結累計期間の経営成績は、主としてEコマース事業の販売が堅調に推移し、売上高は4,292,963千円、営業損益に
つきましても60,395千円の黒字を計上いたしました。
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株式会社トランスジェニック(2342) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は2,685,768千円となり、前連結会計年度末に比べ307,078千円減
少いたしました。これは主に、仕掛品が260,313千円、その他流動資産が47,921千円、それぞれ増加した一方、受
取手形及び売掛金が104,745千円減少したほか、主として株式会社安評センターにおける事業譲受対価の支払い等
により現金及び預金が557,442千円減少したことによるものであります。
固定資産は3,337,530千円となり、前連結会計年度末に比べ395,696千円増加いたしました。これは主に、株式会
社安評センターにおける事業譲受けにより、有形固定資産が433,789千円及び無形固定資産ののれんが38,226千円
それぞれ増加したほか、購入による取得で有形固定資産が158,317千円、投資その他の資産のその他が23,745千円
それぞれ増加した一方、減価償却88,887千円、のれんの償却52,280千円をそれぞれ計上したほか、保有株式の時価
評価等に伴い投資有価証券が129,661千円減少したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は964,748千円となり、前連結会計年度末に比べ108,975千円増加
いたしました。これは主に、その他流動負債が164,212千円増加した一方、未払金が19,425千円減少したこと、並
びに、借換えにより短期借入金が80,000千円増加するとともに1年内返済予定の長期借入金が108,189千円減少した
ことによるものであります。
固定負債は489,492千円となり前連結会計年度末に比べ247,590千円減少いたしました。これは主に長期借入金が
202,441千円、未払金への振替により長期未払金が57,805千円、それぞれ減少したことによるものであります。
(純資産)
純資産は4,569,057千円となり、前連結会計年度末に比べ227,232千円増加いたしました。これは主に、新株予約
権及びストック・オプションの行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ189,604千円増加したこと、親会社株
主に帰属する四半期純利益を5,067千円計上したこと、並びに、その他有価証券評価差額金が148,532千円減少した
ことによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
第3四半期連結累計期間の売上高は6,422,412千円(2019年3月期通期の連結業績予想売上高の75.6%)と順調に
推移しております。また、当社グループのCRO事業及び診断解析事業セグメントの売上高については季節的変動
が著しく、下半期(特に第4四半期)に売上が集中する傾向にあります。
このため、現時点におきましては2018年4月25日に公表いたしました2019年3月期通期の連結業績予想に変更は
ありません。
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株式会社トランスジェニック(2342) 2019年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,772,500 1,215,057
受取手形及び売掛金 625,307 520,561
商品及び製品 253,756 288,524
仕掛品 98,138 358,451
原材料及び貯蔵品 30,514 42,564
その他 213,263 261,185
貸倒引当金 △633 △576
流動資産合計 2,992,846 2,685,768
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 1,071,547 1,421,634
減価償却累計額 △400,163 △435,716
建物及び構築物(純額) 671,383 985,918
土地 621,290 812,230
その他 681,211 730,609
減価償却累計額 △464,699 △513,169
その他(純額) 216,512 217,440
有形固定資産合計 1,509,185 2,015,588
無形固定資産
のれん 524,603 517,312
その他 10,462 12,963
無形固定資産合計 535,066 530,276
投資その他の資産
投資有価証券 667,709 538,048
その他 232,371 256,117
貸倒引当金 △2,500 △2,500
投資その他の資産合計 897,581 791,665
固定資産合計 2,941,833 3,337,530
資産合計 5,934,680 6,023,298
5
株式会社トランスジェニック(2342) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 44,910 33,974
未払金 299,169 279,744
短期借入金 - 80,000
1年内償還予定の社債 12,000 12,000
1年内返済予定の長期借入金 210,109 101,919
未払法人税等 26,573 36,482
賞与引当金 8,680 1,684
受注損失引当金 175 575
その他 254,155 418,367
流動負債合計 855,772 964,748
固定負債
社債 24,000 18,000
長期借入金 517,444 315,002
長期未払金 173,415 115,610
退職給付に係る負債 154 24,286
その他 22,069 16,593
固定負債合計 737,082 489,492
負債合計 1,592,855 1,454,240
純資産の部
株主資本
資本金 3,240,750 3,430,355
資本剰余金 988,696 1,178,301
利益剰余金 33,388 38,456
自己株式 △1,725 △1,725
株主資本合計 4,261,110 4,645,387
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 67,510 △81,021
為替換算調整勘定 1,957 △364
その他の包括利益累計額合計 69,467 △81,386
新株予約権 11,247 5,056
純資産合計 4,341,825 4,569,057
負債純資産合計 5,934,680 6,023,298
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株式会社トランスジェニック(2342) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
売上高 1,416,047 6,422,412
売上原価 993,917 5,373,792
売上総利益 422,130 1,048,619
販売費及び一般管理費 475,866 947,936
営業利益又は営業損失(△) △53,736 100,682
営業外収益
受取利息 573 3,532
その他 2,946 2,876
営業外収益合計 3,520 6,408
営業外費用
支払利息 589 5,257
持分法による投資損失 10,987 17,810
社債発行費等 6,332 -
債権整理損 - 7,599
その他 7,036 12,785
営業外費用合計 24,945 43,452
経常利益又は経常損失(△) △75,161 63,639
特別損失
退職給付費用 - 23,779
特別損失合計 - 23,779
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
△75,161 39,859
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 9,945 32,215
法人税等調整額 △12,866 2,576
法人税等合計 △2,920 34,791
四半期純利益又は四半期純損失(△) △72,240 5,067
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
△72,240 5,067
に帰属する四半期純損失(△)
7
株式会社トランスジェニック(2342) 2019年3月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) △72,240 5,067
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △11,176 △148,532
為替換算調整勘定 83 △2,321
その他の包括利益合計 △11,092 △150,853
四半期包括利益 △83,333 △145,785
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △83,333 △145,785
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
8
株式会社トランスジェニック(2342) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
1.「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半期連結会計
期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区分に
表示しております。
2.連結子会社における退職金制度の導入
当社の連結子会社である株式会社新薬リサーチセンターは、当第3四半期連結累計期間において退職一時金制度
を導入し、この導入に伴う退職給付に係る負債の増加額23,779千円を当第3四半期連結会計期間の特別損失として
計上しております。
なお、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る自己都合要支給額を退職給付に係る負債
とする方法を用いた簡便法を適用しております。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
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株式会社トランスジェニック(2342) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
前第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
四半期連結
調整額 損益計算書
TGBS事業 合計
(注)1 計上額
CRO事業 診断解析事業
(注)2
Eコマース その他 小計
売上高
外部顧客への売上高 800,084 530,140 - 82,322 82,322 1,412,547 3,500 1,416,047
セグメント間の内部
5,693 2,766 - - - 8,459 △8,459 -
売上高又は振替高
計 805,777 532,907 - 82,322 82,322 1,421,007 △4,959 1,416,047
セグメント利益又は
58,310 834 - 13,802 13,802 72,947 △126,683 △53,736
損失(△)
(注) 1.セグメント利益又は損失(△)の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社費用△130,183千円、各
報告セグメントに含まれないコンサルティング収入3,500千円であります。全社費用は、主に報告セグメン
トに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失(△)と調整を行っております。
当第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
四半期連結
調整額 損益計算書
TGBS事業 合計
(注)1 計上額
CRO事業 診断解析事業
(注)2
Eコマース その他 小計
売上高
外部顧客への売上高 1,558,571 570,877 3,984,713 308,249 4,292,963 6,422,412 - 6,422,412
セグメント間の内部
5,160 7,151 - - - 12,311 △12,311 -
売上高又は振替高
計 1,563,731 578,028 3,984,713 308,249 4,292,963 6,434,723 △12,311 6,422,412
セグメント利益 167,317 10,512 33,834 26,561 60,395 238,225 △137,542 100,682
(注) 1.セグメント利益の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社費用△137,542千円であります。全社
費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2 報告セグメントごとの資産に関する情報
第1四半期連結会計期間より、当社の連結子会社である株式会社安評センターが、公益財団法人食品農医薬品安全
性評価センターから事業を譲受けており、前連結会計年度の末日に比べ、「CRO事業」のセグメント資産が791,807
千円増加しております。
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株式会社トランスジェニック(2342) 2019年3月期 第3四半期決算短信
3 報告セグメントの変更等に関する事項
第1四半期連結会計期間より、今後の事業展開を踏まえ合理的な区分の検討を行った結果、報告セグメントの変更
をしております。従来の「ジェノミクス事業」と「CRO事業」とを統合し、「CRO事業」として区分表示してお
ります。また、従来の「先端医療事業」と「病理診断事業」とを統合し、「診断解析事業」として区分表示しており
ます。
これにより、従来の「ジェノミクス事業」、「CRO事業」、「TGBS事業」、「先端医療事業」及び「病理診
断事業」の5区分から、「CRO事業」、「診断解析事業」、及び「TGBS事業」の3区分に変更しております。
なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開
示しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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