2342 M-トランスG 2019-04-24 15:15:00
繰延税金資産の追加計上及び特別損失の計上並びに通期業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                2019 年 4 月 24 日
各 位
                                             会 社 名 株式会社トランスジェニック
                                             代 表 者 名 代表取締役社長 福 永      健 司
                                                     (コード番号 2342 東証マザーズ)
                                             問 合 せ 先 取締役 経理財務部長 渡 部 一 夫
                                                    ( 電 話 番 号 092-288-8470)



      繰延税金資産の追加計上及び特別損失の計上並びに通期業績予想の修正に関するお知らせ



 当社は、2019 年 3 月期(2018 年 4 月 1 日~2019 年 3 月 31 日)において、繰延税金資産の追加計上及び固
定資産の減損処理による特別損失を計上するとともに、2018 年 4 月 25 日付で公表した 2019 年 3 月期の業績
予想について、下記のとおり修正いたしましたのでお知らせいたします。


                                    記


1.繰延税金資産の追加計上について
 当社グループは、2018 年 4 月の株式会社安評センターにおける事業譲受けによりCRO※1 事業が一層拡大
いたしました。また、株式会社アウトレットプラザをはじめとしたTGBS事業におきましても堅調に利益を
計上し、さらには、2019 年 4 月に株式会社TGMが当社グループに加わり、一層利益が拡大する見通しとな
りました。このような利益基盤の拡大を背景に繰延税金資産の回収可能性を見直した結果、2019 年 3 月期第 4
四半期連結会計期間において繰延税金資産を追加計上することといたしました。これに伴い、第 4 四半期連結
会計期間における法人税等調整額の計上額は△78 百万円(△は利益)
                                、2019 年 3 月期通期では法人税等調整額
は△75 百万円(△は利益)となる見込みであります。


2.特別損失の計上
 当社の保有するCRO事業の一部の設備につき、当初想定していた収益が見込めなくなったことから、
                                              「固
定資産の減損に係る会計基準」に基づき固定資産の減損処理を行い、2019 年 3 月期連結・個別決算において
減損損失 29 百万円を特別損失として計上いたします。


3.業績予想の修正について
2019 年 3 月期通期連結業績予想数値の修正(2018 年 4 月 1 日~2019 年 3 月 31 日)
                                                        親会社株主に帰属    1株当たり
                  連結売上高        連結営業利益        連結経常利益
                                                        する当期純利益     連結当期純利益
                      百万円         百万円           百万円         百万円          円 銭
前回発表予想(A)
                       8,500        300           250         150          9.20
今回修正予想(B)              8,675        270           255         200         11.52

増 減 額( B- A)            175        △30              5         50

増 減 率(    %   )         2.1       △10.0           2.0        33.3
(参考)前期連結実績
                       3,601            60         14         20           1.41
 (2018 年 3 月期)



                                    1
修正の理由
 2019 年 3 月期は、連結売上高につきましては、上半期においてEコマース事業が堅調に推移したこと、及
び、株式会社安評センターの事業譲受けに伴いCRO事業が順調に拡大したことにより、前回発表予想値を約
175 百万円上回る見通しとなりました。
 連結営業利益に関しましては、前連結会計年度に引続き、CRO事業のうち利益率の高い当社遺伝子改変マ
ウス受託作製事業において技術革新の影響を受け、アカデミア・公的研究機関からの受注低迷が継続したこと、
また、診断解析事業において補助金を原資とした研究開発推進の結果、当初予算より研究開発費が増加したこ
と等により、前回発表予想値に対して若干未達であるものの対前期比約 210 百万円増の大幅増益となる約 270
百万円の見通しとなりました。
 そして、連結経常利益に関しましては、診断解析事業における前述の研究開発に係る補助金約 13 百万円の
受領等により、公表数値を上回り対前期比約 240 百万円増の大幅増益となる約 255 百万円を達成する見通しと
なりました。
 さらに、親会社株主に帰属する当期純利益につきましても、遺伝子改変マウス受託作製事業の低迷を受け、
神戸研究所の研究機器等に関わる減損損失 29 百万円の特別損失を計上したものの、利益基盤の拡大を受けて
上記1.に記載のとおり法人税等調整額△75 百万円(△は利益)を計上した結果、前回発表予想値を約 33%
上回り、対前期比約 180 百万円増の大幅増益となる約 200 百万円を達成する見通しとなりました。


 ※1 Contract Research Organization(医薬品開発業務受託機関)


(注)上記業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業
   績は今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。


                                                     以 上




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