2342 M-トランスG 2021-08-13 15:15:00
2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

                        2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                                                                                        2021年8月13日

上場会社名 株式会社トランスジェニック                                                                                     上場取引所                      東
コード番号 2342    URL https://www.transgenic.co.jp
代表者      (役職名) 代表取締役社長                                           (氏名) 福永 健司
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 経理財務部長                                         (氏名) 渡部 一夫                             TEL 092-288-8470
四半期報告書提出予定日       2021年8月13日
配当支払開始予定日         ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :           無
四半期決算説明会開催の有無            :   無

                                                                                                                        (百万円未満切捨て)

1. 2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日∼2021年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計)                                                                                          (%表示は、対前年同四半期増減率)
                                                                                                            親会社株主に帰属する四
                                売上高                     営業利益                        経常利益
                                                                                                               半期純利益
                                百万円         %               百万円        %            百万円                 %            百万円            %
2022年3月期第1四半期                   3,313     50.1              952    ―                 938        ―                       608   ―
2021年3月期第1四半期                   2,207    △6.1               △53    ―                △36         ―                       △10   ―
(注)包括利益 2022年3月期第1四半期  604百万円 (―%) 2021年3月期第1四半期  3百万円 (―%)
                                                            潜在株式調整後1株当たり四半期
                            1株当たり四半期純利益
                                                                  純利益
                                                     円銭                                  円銭
2022年3月期第1四半期                                       35.03                               34.93
2021年3月期第1四半期                                      △0.62                   ―

(2) 連結財政状態
                                総資産                         純資産                自己資本比率                          1株当たり純資産
                                         百万円                        百万円                             %                             円銭
2022年3月期第1四半期               9,797                                    5,580                      55.8                          314.55
2021年3月期                    8,918                                    5,036                      55.1                          283.07
(参考)自己資本     2022年3月期第1四半期 5,463百万円                            2021年3月期 4,916百万円


2. 配当の状況
                                                                  年間配当金
                    第1四半期末               第2四半期末                   第3四半期末                    期末                           合計
                                    円銭                  円銭                     円銭                        円銭                       円銭
2021年3月期                    ―                           0.00           ―                                    3.00                  3.00
2022年3月期                    ―
2022年3月期(予想)                                            0.00           ―                                    3.00                  3.00

(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無



3. 2022年 3月期の連結業績予想(2021年 4月 1日∼2022年 3月31日)
                                                                                                                   (%表示は、対前期増減率)
                                                                                        親会社株主に帰属する 1株当たり当期
                    売上高                   営業利益                      経常利益
                                                                                          当期純利益      純利益
                    百万円             %      百万円               %      百万円             %           百万円                 %             円銭
     通期            13,000       ―          1,700       ―            1,600      ―                 900           ―               51.82
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
2022年3月期の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用するため、上記の連結業績予想は当該会計基準等を適用した後の金
額となっており、対前期増減率は記載しておりません。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
     新規 ― 社 (社名)               、   除外  ― 社  (社名)

(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
     ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更  : 有
     ② ①以外の会計方針の変更         : 無
     ③ 会計上の見積りの変更          : 無
     ④ 修正再表示               : 無

(4) 発行済株式数(普通株式)
     ① 期末発行済株式数(自己株式を含む)   2022年3月期1Q   17,369,141 株 2021年3月期     17,369,141 株
     ② 期末自己株式数             2022年3月期1Q        1,422 株 2021年3月期          1,421 株
     ③ 期中平均株式数(四半期累計)      2022年3月期1Q   17,367,720 株 2021年3月期1Q   17,367,720 株

※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です

※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現時点で入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実
際の業績等は様々な要因によって大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績見通しのご利用に当たっての注意事項については、四
半期決算短信(添付資料)4ページ「(4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
                                     ㈱トランスジェニック(2342) 2022年3月期第1四半期決算短信

○添付資料の目次
 
    1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………            2
        (1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………         2
        (2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………         4
        (3)新型コロナウイルス感染症の拡大による事業及び業績への影響 ……………………………………………         4
        (4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………         4
    2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………            5
        (1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………         5
        (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………         7
             四半期連結損益計算書                                            
              第1四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………       7
             四半期連結包括利益計算書                                          
              第1四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………       8
        (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………         9
            (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………       9
            (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………       9
            (会計方針の変更) …………………………………………………………………………………………………       9
            (追加情報) …………………………………………………………………………………………………………       9
            (セグメント情報等) ………………………………………………………………………………………………      10
                                                                   
                                                                   
 




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                                                      ㈱トランスジェニック(2342) 2022年3月期第1四半期決算短信

1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
     当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、変異株による感染再拡大も懸念される新型コロナウイルス感
    染症の影響により経済活動の停滞が続くなか、個人消費は一進一退の状態にあり、依然として厳しい状況が続いて
    おります。
     当社は、創薬支援事業の経営効率化と機能強化を目的として、当社子会社である株式会社安評センターに対して
    当社遺伝子改変マウス事業を、当社子会社である医化学創薬株式会社に対して当社抗体事業をそれぞれ2021年4月
    1日に事業譲渡し、多角化グループに適したグループガバナンス体制である純粋持株会社へ移行いたしました。こ
    のような体制の下、当社グループは次のような活動を行いました。
     創薬支援事業につきましては、北海道において新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)PCR検査を受託してまいり
    ましたが、検査数の増加に対応すべく検査に必要な機器を増強するとともに、現在実施している新型コロナウイル
    スPCR検査において陽性となった検体に追加検査を実施する変異株のスクリーニング検査の受託を開始いたしま
    した。また、これまで継続して取得してきた SARS-CoV-2 スパイクタンパク質※に対する抗体について、国立大学
    法人熊本大学との間で、診断薬や治療薬への活用を目的とした新型コロナウイルスの変異株を含むウイルスを使用
    した中和活性等抗体の性能評価に関する共同研究を開始いたしました。さらに、非臨床試験や臨床試験の受託につ
    きましても、withコロナ時代に即した営業活動の取り組みに注力し、臨床試験を中心に新規受注が順調に推移いた
    しました。
     TGBS事業につきましては、Eコマース事業において消費低迷の逆風の中で、売れ筋商品の仕入れ確保に努め
    るとともに、「その他事業」につきましてもコロナ禍で総じて低迷していた売上を回復すべく受注活動に努めまし
    た。
     これらの結果、当第1四半期連結累計期間における当社グループの売上高は、創薬支援事業において北海道にお
    ける新型コロナウイルス感染症の検査数の急増に伴い新型コロナウイルスPCR検査の受託件数が大幅に増加した
    ことから、3,313,338千円(前年同期比50.1%増)と前年同期比で大幅な増収となりました。同様に、営業利益に
    つきましては952,675千円の利益(前年同期は53,219千円の営業損失)、経常利益につきましては938,329千円(前
    年同期は36,318千円の経常損失)となり、いずれも前年同期比で大幅な増益となりました。
     また、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましても、特別利益として補助金収入24,401千円を計上した一
    方、特別損失として固定資産圧縮損24,401千円を計上したほか、「法人税、住民税及び事業税」317,902千円、法
    人税等調整額15,477千円及び非支配株主に帰属する四半期純損失3,472千円を計上した結果、608,422千円(前年同
    期は10,697千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となり、前年同期比で大幅な増益となりました。
     なお、当第1四半期連結累計期間における営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益につきま
    しては、過去最高益でありました前連結会計年度の営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益をそ
    れぞれ既に上回っております。
         
         
         
         
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                                                                                                         
    ※   スパイクタンパク質         :ウイルス粒子の表面に存在するスパイク(突起)状のタンパク質。ウイルスは、自分
                           のスパイクタンパク質に糖鎖を付加させることにより細胞に侵入(感染)します。




                                                 - 2 -
                                               ㈱トランスジェニック(2342) 2022年3月期第1四半期決算短信

       セグメントの経営成績は、次のとおりであります。各セグメントの業績数値につきましては、セグメント間の内
      部取引高を含めて表示しております。
 
                                  売上高                                 営業損益

                                      前年同期比                               前年同期比
          セグメント
                     金額                                    金額
                    (千円)                                  (千円)
                                  増減額           増減率                   増減額         増減率
                                  (千円)          (%)                   (千円)        (%)

    創薬支援事業           1,607,815    1,155,766       255.7    953,003    1,044,536      -

    TGBS事業           1,708,757     △50,865        △2.9      42,392     △31,699    △42.8

     (Eコマース)        (1,154,008)   (△171,306)     △12.9     (40,803)   (△26,583)   △39.4

     (その他)            (554,748)    (120,441)       27.7     (1,588)    (△5,116)   △76.3
       (注)   括弧内の金額は、TGBS事業の各内訳金額であります。
 
      ①   創薬支援事業
          当事業は、創薬の初期段階である探索基礎研究・創薬研究から、非臨床試験、臨床試験、病理診断まで、創薬
       のあらゆるステージに対応できるシームレスなサービスを行っております。
        当第1四半期連結累計期間において、新型コロナウイルス感染症の北海道における感染再拡大の動きがみられ
       たことから、2021年4月から5月にかけて新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態措置が北海道全域
       に対して発令される事態となりました。また、従来株より感染力が強いとされる変異株の感染拡大に対応するた
       め、変異株に対するスクリーニング検査の受託も開始いたしました。この結果、新型コロナウイルス感染症の検
       査受託件数が急増し、PCR検査の受託売上が大幅に伸長いたしました。
        また、非臨床試験や臨床試験の受託につきましても、前年同期はコロナ禍で試験の実施や受注活動に制約を受
       け売上高は落ち込みましたが、当第1四半期連結累計期間はwithコロナ時代に即した取り組みが奏功し、売上高
       が回復するとともに、受注高も臨床試験を中心に増加いたしました。さらには、受注高の増加に伴い高い稼働率
       を維持したことで原価率も改善いたしました。
         この結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は前年同期比1,155,766千円増(前年同期比
       255.7%増)の大幅な増収となり、営業損益につきましても953,003千円の利益となり、前年同期比1,044,536千
       円増(前年同期は91,533千円の損失)の大幅な増益となりました。
 
      ②   TGBS事業
          当事業は、株式会社TGビジネスサービスによる事業であり、M&Aによる新規事業の推進と幅広い分野にお
       ける事業承継及び事業再生分野に係る助言・支援サービスを行っております。なお、内訳としてEコマース事業
       と「その他事業」とに区分しております。
        Eコマース事業につきましては、ギャラックス貿易株式会社が独自の仕入ルートの強みを活かしたトレンド商
       品の取り扱いにより前年同期比で売上を伸ばしたものの、前年同期に見られた巣ごもり需要やテレワーク対応需
       要が一巡した株式会社アウトレットプラザの売上高が前年同期比で減少したため、売上高は前年同期比で
       171,306千円の減収(前年同期比12.9%減)となりました。また、営業損益につきましても40,803千円の利益と
       なり、前年同期比26,583千円の減益(前年同期比39.4%減)となりました。
        また、「その他事業」につきましては、株式会社TGMにおいて、景気低迷の影響を受けて設備投資が落ち込
       んでいた機械販売等の売上が前期と比較して増加したものの、その他の子会社については景気低迷の影響から抜
       け出せず売上及び利益は伸び悩みました。その結果、売上高は前年同期比で120,441千円の増収(前年同期比
       27.7%増)となりましたが、営業損益につきましては1,588千円の利益となり、前年同期比5,116千円の減益(前
       年同期比76.3%減)となりました。
        この結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は前年同期比50,865千円減(前年同期比2.9%
       減)の減収となり、営業損益につきましても42,392千円の利益となり、前年同期比31,699千円減(前年同期比
       42.8%減)の減益となりました。




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                                     ㈱トランスジェニック(2342) 2022年3月期第1四半期決算短信

    (2)財政状態に関する説明
      (資産)
       当第1四半期連結会計期間末における流動資産は6,735,273千円となり、前連結会計年度末に比べ923,442千円増
      加いたしました。これは主に、受取手形、売掛金及び契約資産が485,076千円、商品及び製品が193,111千円、仕掛
      品が253,400千円それぞれ増加したことによるものであります。
       固定資産は3,062,470千円となり、前連結会計年度末に比べ44,510千円減少いたしました。これは主に、減価償
      却を含む有形固定資産の減少13,328千円及びのれんの償却を含む無形固定資産の減少17,660千円によるものであり
      ます。
       
      (負債)
       当第1四半期連結会計期間末における流動負債は2,420,631千円となり、前連結会計年度末に比べ256,093千円増
      加いたしました。これは主に、買掛金が121,141千円、未払金が185,139千円減少した一方、前受金が326,988千
      円、未払法人税等が192,167千円それぞれ増加したことによるものであります。
       固定負債は1,796,932千円となり前連結会計年度末に比べ79,560千円増加いたしました。これは主に、長期借入
      金が85,610千円増加したことによるものであります。
       
      (純資産)
       純資産は5,580,180千円となり、前連結会計年度末に比べ543,277千円増加いたしました。これは主に、親会社株
      主に帰属する四半期純利益を608,422千円計上したことによるものであります。
 
    (3)新型コロナウイルス感染症の拡大による事業及び業績への影響
       新型コロナウイルス感染症の拡大に対する当社グループの対応として、WEBミーティングや時差出勤、テレワ
      ーク体制の導入等の感染症対策を行い、顧客や従業員等の感染防止に配慮しながら事業活動継続に取り組んでおり
      ます。
       現時点では、概ね通常活動を維持しておりますが、今後の事業及び業績への影響につきましては、新型コロナウ
      イルス感染症拡大による影響が不透明な中、引き続き注視してまいります。
 
    (4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
       当第1四半期連結累計期間の業績が通期計画に対して想定以上で推移したため、2021年7月13日に「通期連結業
      績予想の修正に関するお知らせ」を公表しております。なお、現時点におきましては、2022年3月期通期の連結業
      績予想に変更はございません。




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                                ㈱トランスジェニック(2342) 2022年3月期第1四半期決算短信

2.四半期連結財務諸表及び主な注記
    (1)四半期連結貸借対照表
                                                          (単位:千円)

                                前連結会計年度             当第1四半期連結会計期間
                               (2021年3月31日)           (2021年6月30日)
    資産の部                                                              
     流動資産                                                             
       現金及び預金                           3,030,149            2,862,351
       受取手形及び売掛金                        1,139,333                   -
       受取手形、売掛金及び契約資産                          -             1,624,409
       商品及び製品                             687,979              881,090
       仕掛品                                519,875              773,276
       原材料及び貯蔵品                           101,103              132,558
       その他                                334,500              462,237
       貸倒引当金                              △1,110                 △649
       流動資産合計                           5,811,831            6,735,273
     固定資産                                                             
       有形固定資産                                                         
         建物及び構築物                        1,656,741            1,665,945
          減価償却累計額                       △565,107             △581,338
          建物及び構築物(純額)                   1,091,634            1,084,607
         土地                               812,230              812,230
         その他                              955,718              944,662
          減価償却累計額                       △734,466             △729,711
          その他(純額)                         221,252              214,951
         有形固定資産合計                       2,125,116            2,111,788
       無形固定資産                                                         
         のれん                              521,929              503,509
         その他                               12,070               12,828
         無形固定資産合計                         533,999              516,338
       投資その他の資産                                                       
         投資有価証券                           163,077              158,150
         その他                              297,023              288,428
         貸倒引当金                           △12,235              △12,235
         投資その他の資産合計                       447,865              434,343
       固定資産合計                           3,106,981            3,062,470
     資産合計                               8,918,812            9,797,744
 




                            - 5 -
                               ㈱トランスジェニック(2342) 2022年3月期第1四半期決算短信

 
                                                         (単位:千円)

                               前連結会計年度             当第1四半期連結会計期間
                              (2021年3月31日)           (2021年6月30日)
    負債の部                                                             
     流動負債                                                            
       買掛金                               340,136              218,994
       未払金                               559,614              374,475
       短期借入金                             100,000              145,000
       1年内償還予定の社債                         24,000               24,000
       1年内返済予定の長期借入金                     222,783              200,193
       未払法人税等                            100,088              292,255
       前受金                               528,976              855,964
       賞与引当金                              12,437               61,536
       その他                               276,501              248,210
       流動負債合計                          2,164,538            2,420,631
     固定負債                                                            
       社債                                550,000              550,000
       長期借入金                           1,020,772            1,106,382
       長期未払金                              59,832               55,799
       退職給付に係る負債                          25,797               26,195
       その他                                60,968               58,555
       固定負債合計                          1,717,371            1,796,932
     負債合計                              3,881,909            4,217,563
    純資産の部                                                            
     株主資本                                                            
       資本金                                50,000               50,000
       資本剰余金                           4,109,106            4,109,106
       利益剰余金                             843,004            1,389,992
       自己株式                              △1,725               △1,726
       株主資本合計                          5,000,385            5,547,372
     その他の包括利益累計額                                                     
       その他有価証券評価差額金                     △85,874              △90,448
       為替換算調整勘定                            1,748                6,084
       その他の包括利益累計額合計                    △84,126              △84,364
     新株予約権                                   200                  200
     非支配株主持分                             120,444              116,972
     純資産合計                             5,036,903            5,580,180
    負債純資産合計                            8,918,812            9,797,744
 




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                                       ㈱トランスジェニック(2342) 2022年3月期第1四半期決算短信

    (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
     (四半期連結損益計算書)
      (第1四半期連結累計期間)
                                                                 (単位:千円)

                                   前第1四半期連結累計期間           当第1四半期連結累計期間
                                    (自 2020年4月1日           (自 2021年4月1日
                                     至 2020年6月30日)          至 2021年6月30日)
    売上高                                      2,207,136              3,313,338
    売上原価                                     1,830,750              1,883,013
    売上総利益                                      376,385              1,430,324
    販売費及び一般管理費                                 429,604                477,649
    営業利益又は営業損失(△)                             △53,219                 952,675
    営業外収益                                                                    
     受取利息                                          767                    203
     助成金収入                                          -                   1,445
     保険解約返戻金                                    24,424                     -
     受取保険金                                          -                   4,583
     その他                                         4,161                  1,609
     営業外収益合計                                    29,352                  7,842
    営業外費用                                                                    
     支払利息                                        7,416                  5,846
     為替差損                                        2,277                  6,610
     その他                                         2,758                  9,730
     営業外費用合計                                    12,452                 22,188
    経常利益又は経常損失(△)                             △36,318                 938,329
    特別利益                                                                     
     補助金収入                                          -                  24,041
     特別利益合計                                         -                  24,041
    特別損失                                                                     
     段階取得に係る差損                                   8,047                     -
     固定資産圧縮損                                        -                  24,041
     特別損失合計                                      8,047                 24,041
    税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
                                              △44,366                938,329
    純損失(△)
    法人税、住民税及び事業税                               10,164                317,902
    法人税等調整額                                   △43,237                 15,477
    法人税等合計                                    △33,073                333,379
    四半期純利益又は四半期純損失(△)                         △11,293                604,949
    非支配株主に帰属する四半期純損失(△)                         △595                 △3,472
    親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
                                              △10,697                608,422
    に帰属する四半期純損失(△)
 




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                                 ㈱トランスジェニック(2342) 2022年3月期第1四半期決算短信

     (四半期連結包括利益計算書)
      (第1四半期連結累計期間)
                                                           (単位:千円)

                             前第1四半期連結累計期間           当第1四半期連結累計期間
                              (自 2020年4月1日           (自 2021年4月1日
                               至 2020年6月30日)          至 2021年6月30日)
    四半期純利益又は四半期純損失(△)                   △11,293                604,949
    その他の包括利益                                                          
     その他有価証券評価差額金                        16,367                △4,574
     為替換算調整勘定                            △1,367                  4,335
     その他の包括利益合計                          14,999                  △238
    四半期包括利益                               3,706                604,711
    (内訳)                                                              
     親会社株主に係る四半期包括利益                      4,301                608,183
     非支配株主に係る四半期包括利益                      △595                 △3,472
 




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    (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
        (継続企業の前提に関する注記)
         該当事項はありません。
 
        (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
         該当事項はありません。
          
        (会計方針の変更)
        (収益認識に関する会計基準等の適用)
          「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下、「収益認識会計基準」とい
         う。)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点
        で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することといたしました。
         
          収益認識会計基準等の適用による主な変更点は以下のとおりです。
            
          創薬支援事業における受託契約に関しては、一時点で充足される履行義務として、最終報告書の提出が完了し
         た時点で収益を認識する方法を採用しておりますが、一部の受託契約について、従来、別個の取引として識別して
         いた複数の契約を単一の履行義務として識別する方法に変更しております。さらに、代理人取引について、従来、
         顧客から受け取る対価の総額を収益として認識しておりましたが、顧客への財又はサービスの提供における当社グ
         ループの役割が代理人に該当する取引については、顧客から受け取る額から仕入先に支払う額を控除した純額で収
         益を認識することとしております。
          TGBS事業のEコマース事業においては、ポイント利用による売上について、従来は総額を収益として認識
         し、値引額を支払手数料として計上しておりましたが、純額で収益を認識することとしております。
            
          収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従って
         おり、当第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当第1四
         半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。ただし、
         収益認識会計基準第86項に定める方法を適用し、当第1四半期連結会計期間の期首より前までに従前の取扱いに従
         ってほとんどすべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。
          この結果、従前の会計処理と比較して、当第1四半期連結累計期間の売上高が9,947千円、売上原価は2,422千
         円、販売費及び一般管理費は5,374千円、営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益がそれぞれ2,150千円
         減少しております。また、利益剰余金の当期首残高は、9,367千円減少しております。
          収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」に表示してい
         た「受取手形及び売掛金」は、当第1四半期連結会計期間より「受取手形、売掛金及び契約資産」に含めて表示す
         ることといたしました。なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度に
         ついて新たな表示方法により組替えを行っておりません。さらに、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会
         計基準第12号 2020年3月31日)第28-15項に定める経過的な取扱いに従って、前第1四半期連結累計期間に係る
         顧客との契約から生じる収益を分解した情報を記載しておりません。
 
        (時価の算定に関する会計基準等の適用)
          「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
         う。)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基
         準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等
         が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することといたしました。これによる四半期連結財務諸表に与え
         る影響はありません。
     
        (追加情報)
        (連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用)
          当社及び一部の国内連結子会社は、「所得税法等の一部を改正する法律」(令和2年法律第8号)において創設さ
         れたグループ通算制度への移行及びグループ通算制度への移行にあわせて単体納税制度の見直しが行われた項目に
         ついては、「連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い」(実務対応報
         告第39号 2020年3月31日)第3項の取扱いにより、「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適
         用指針第28号 2018年2月16日)第44項の定めを適用せず、繰延税金資産及び繰延税金負債の額について、改正前
         の税法の規定に基づいております。
 

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     (セグメント情報等)
          【セグメント情報】
           1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
               前第1四半期連結累計期間(自       2020年4月1日              至 2020年6月30日)
                                                                                                   (単位:千円)

                                      報告セグメント                                                       四半期連結
                                                                                        調整額         損益計算書
                                               TGBS事業                        合計
                                                                                        (注)1         計上額
                      創薬支援事業
                                   Eコマース          その他            小計                                 (注)2

    売上高                                                                                                     
    外部顧客への売上高            447,548   1,325,280       434,307      1,759,587   2,207,136        -      2,207,136
    セグメント間の内部売上高又は
                           4,500          35               -           35       4,535    △4,535            -
    振替高
               計         452,048   1,325,315       434,307      1,759,622   2,211,671    △4,535     2,207,136

    セグメント利益又は損失(△)      △91,533       67,386            6,705      74,091   △17,441     △35,777      △53,219

    (注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社費用△35,777千円であ
            ります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
          2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失(△)と調整を行っております。
 
               当第1四半期連結累計期間(自       2021年4月1日              至 2021年6月30日)
                                                                                                   (単位:千円)

                                      報告セグメント                                                       四半期連結
                                                                                        調整額         損益計算書
                                               TGBS事業                        合計
                                                                                        (注)1         計上額
                      創薬支援事業
                                   Eコマース          その他            小計                                 (注)2

    売上高                                                                                                     
    外部顧客への売上高          1,604,815   1,153,797       554,725      1,708,523   3,313,338        -      3,313,338
    セグメント間の内部売上高又は
                           3,000        210                23         233       3,233    △3,233            -
    振替高
               計       1,607,815   1,154,008       554,748      1,708,757   3,316,572    △3,233     3,313,338

    セグメント利益              953,003      40,803            1,588      42,392    995,395    △42,720      952,675

    (注)1.セグメント利益の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社費用△42,720千円であります。全社費
            用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
          2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
 
           2   報告セグメントの変更等に関する情報
             会計方針の変更に記載の通り、当第1四半期連結会計期間の期首から収益認識会計基準等を適用し、収益
            認識に関する会計処理方法を変更したため、事業セグメントの利益または損失の測定方法を同様に変更して
            おります。
             当該変更により、従来の方法に比べて、当第1四半期連結累計期間における創薬支援事業の売上高が
            4,572千円、セグメント利益が2,150千円それぞれ減少しております。同じく、TGBS事業のうち「Eコマ
            ース」において、売上高が5,374千円減少いたしましたが、セグメント利益への影響はございません。
 




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