2342 M-トランスG 2021-04-30 15:15:00
通期業績予想の修正及び特別損失計上に関するお知らせ [pdf]

                                                                    2021 年 4 月 30 日
     各   位
                                              会 社 名
                                                  株式会社トランスジェニック
                                              代表者名 代表取締役社長 福 永 健 司
                                                  (コード番号 2342 東証マザーズ)
                                             問合せ先 取締役 経理財務部長 渡 部 一 夫
                                                  ( 電 話 番 号 092-288-8470)

                   通期業績予想の修正及び特別損失計上に関するお知らせ


 当社は、2021 年 3 月期(2020 年 4 月 1 日~2021 年 3 月 31 日)において、2021 年 1 月 18 日付で公表
した 2021 年 3 月期の業績予想(以下、「前回発表予想」といいます。)について下記のとおり修正する
とともに、特別損失を計上することといたしましたのでお知らせいたします。


                                       記
1.業績予想の修正について
 2021 年 3 月期通期連結業績予想数値の修正(2020 年 4 月 1 日~2021 年 3 月 31 日)
                                                        親会社株主に帰属    1株当たり
                   売   上    高    営 業 利 益    経 常 利 益
                                                        する当期純利益     当期純利益
                        百万円         百万円        百万円          百万円        円 銭
前回発表予想(A)               10,900        700        650          500       28.79
                       ~11,200       ~900       ~850         ~650     ~37.43
今回修正予想(B)               11,000        890         890         540         31.09
                         100          190         240         40
増 減 額(B-A)
                       ~△200        ~△10         ~40       ~△110
                         0.9         27.1        36.9        8.0
増 減 率(   %     )
                       ~△1.8       ~△1.1        ~4.7      ~△16.9
(参考)前期実績
                        11,046        173         94        △440        △25.38
(2020 年 3 期)

修正の理由
 新型コロナウイルス感染症の拡大状況が、非臨床、臨床試験の受注及び試験進捗に与える影響や新型
コロナウイルス検査の受託動向に与える影響を精緻に予測することが困難であったため、前回発表予想
ではレンジ形式による開示を行っておりました。
 その後、新型コロナウイルス感染症収束の見通しがたっていない中で、非臨床、臨床試験の受注動向
及び試験進捗動向にほとんど影響はなく、また、新型コロナウイルス検査受託件数が堅調に推移した結
果、創薬支援事業の売上高は堅調に推移いたしました。また、TGBS 事業につきましても、売上及び粗
利の確保に努め、営業利益は想定より堅調に推移いたしました。この結果、営業利益は前回発表の予想
レンジのほぼ上限値となる見通しとなりました。
 経常利益につきましても、上記要因に加えて、機動的な M&A に備えて一定の想定をしておりました
買収関連費用が結果的に当第 4 四半期においてほとんど生じなかったことから、前回発表の予想レンジ
の上限値を超える見通しとなりました。
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 また、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、以下に述べる特別損失を当第4四半期にお
いて計上いたしましたが、前回発表の予想レンジの範囲内となる見通しとなりました。


2.投資有価証券評価損の計上について
 当社が保有する投資有価証券の一部について、投資時における事業計画の数値と実績値との間に乖離
が生じていることから、減損処理による投資有価証券評価損 42 百万円を個別決算及び連結決算におい
て特別損失として計上いたします。


3.固定資産の減損損失の計上について
 当社及び連結子会社の保有する創薬支援事業の一部の設備及びTGBS事業の一部ののれんにつき、
当初想定していた収益が見込めなくなったことから、
                       「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき固定
資産の減損処理を行い、個別決算における減損損失 10 百万円とグループ会社の減損損失 54 百万円とを
合わせた 64 百万円の減損損失を、連結決算において特別損失として計上いたします。


4.過年度消費税等の計上について
 当社の連結子会社は、かねてより税務当局から消費税の税務調査を受けておりましたが、本日、2019
年 3 月期の消費税に係る追加納付金及び加算金 42 百万円の賦課を内容とする更正通知書を税務当局か
ら受領いたしましたので、過年度消費税等として 42 百万円を連結子会社の個別決算及び連結決算にお
いて特別損失として計上することといたしました。当方の主張が認められず当該通知を受けたことは誠
に遺憾ではございますが、内容を精査し今後の対応を検討してまいります。なお、今後公表すべき事象
が生じた場合は速やかに公表いたします。




                                                 以上




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