2342 M-トランスG 2021-02-12 15:15:00
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年2月12日
上場会社名 株式会社トランスジェニック 上場取引所 東
コード番号 2342 URL http://www.transgenic.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 福永 健司
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 経理財務部長 (氏名) 渡部 一夫 TEL 092-288-8470
四半期報告書提出予定日 2021年2月15日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日∼2020年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 7,858 △0.4 570 689.9 572 ― 448 ―
2020年3月期第3四半期 7,892 22.9 72 △28.3 38 △39.6 △23 ―
(注)包括利益 2021年3月期第3四半期 440百万円 (―%) 2020年3月期第3四半期 △26百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年3月期第3四半期 25.81 ―
2020年3月期第3四半期 △1.33 ―
(注)2021年3月期第3四半期の経常利益の対前年同四半期増減率は、1,000%を超えるため「−」と記載しております。
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2021年3月期第3四半期 8,614 4,925 56.0 277.77
2020年3月期 7,571 4,416 58.3 254.29
(参考)自己資本 2021年3月期第3四半期 4,824百万円 2020年3月期 4,416百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2021年3月期 ― 0.00 ―
2021年3月期(予想) 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年 3月期の連結業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
10,900 △1.3 700 302.8 650 584.6 500 28.79
通期 ―
∼11,200 ∼1.4 ∼900 ∼417.9 ∼850 ∼795.2 ∼650 ∼37.43
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 有
医化学創薬株式会社、株式
新規 2 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
会社キヅキ
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 17,369,141 株 2020年3月期 17,369,141 株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 1,421 株 2020年3月期 1,421 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 17,367,720 株 2020年3月期3Q 17,367,716 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現時点で入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実
際の業績等は様々な要因によって大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績見通しのご利用に当たっての注意事項については、四
半期決算短信(添付資料)4ページ「(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
㈱トランスジェニック(2342) 2021年3月期第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 5
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 7
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 8
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 9
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 9
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 10
- 1 -
㈱トランスジェニック(2342) 2021年3月期第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により経済活動が制
限され、設備投資は急激な悪化後から緩やかな回復傾向にあるものの、雇用環境の悪化が見られました。
当社グループにつきましても、当第3四半期連結累計期間は新型コロナウイルス感染症拡大により事業活動に
とっては厳しい局面が生じましたが、顧客や従業員等の健康・安全確保や事業への影響を最小限に抑える必要な
対応を最優先としつつ、テレワーク体制の導入などにより新型コロナウイルス感染防止に配慮しながら事業活動
の維持に努め、概ね全事業所において通常稼働を維持することができました。このような環境の中、当社グルー
プは、次のような活動を行いました。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更し、従来の「CRO事業」と「診断解析事
業」とを統合し、「創薬支援事業」として区分表示しております。
創薬支援事業においては、新型コロナウイルス感染症が拡大する中、検査数の増加に対する支援を行うため、
株式会社ジェネティックラボが札幌市及び北海道から新型コロナウイルス検査(PCR検査)の受託を開始し、
さらには、検査数の増加に対応すべく検査に必要な機器の増設を進めました。また、非臨床試験の受託につきま
しては、株式会社安評センターにおいて、強みである農化学薬品等の安全性試験に加え、前期に大型動物飼育管
理施設の整備を完了したことを受け、従来の中・小型動物に加え大型動物の非臨床試験の新規受注に注力いたし
ました。なお、新型コロナウイルス感染症の影響で受注活動の低下を余儀なくされておりました臨床試験や非臨
床試験受託も、WEB面談等を中心としたコロナ禍での営業活動の取り組みが定着してきたことを受けて新規受
注も順調に回復してきております。さらに、医化学創薬株式会社においては、新型コロナウイルスに対する抗体
の開発プロジェクトに取り組んでおりましたが、糖ペプチド抗原を免疫原として、SARS-CoV-2スパイクタンパク
質※の変異が発生しにくい糖鎖付加部位をターゲットとする抗体の取得に成功し、その取得抗体について国内外
の診断薬メーカーや製薬企業向けに2021年1月に販売を開始いたしました。
TGBS事業においては、Eコマース事業において新型コロナウイルス感染症拡大に伴う巣ごもり需要を意識
した売れ筋商品の仕入れにより粗利の確保に努めるとともに、新型コロナウイルス感染症対策に対する必要な対
応を行いながら仕入・出荷体制の維持に努めました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上高は、創薬支援事業のPCR検査の受
託売上や、2020年3月に連結グループに加入したギャラックス貿易株式会社(TGBS事業のうち「Eコマー
ス」)の売上が寄与したものの、株式会社TGM(TGBS事業のうち「その他」)において、景気が低迷する
中で企業が設備投資を抑制したため前期と比較して大型の機械販売が少なかったことや、消費低迷による株式会
社アウトレットプラザの売上減少等が影響し、7,858,074千円(前年同期比0.4%減)となりました。
しかし、営業利益につきましては、創薬支援事業におけるPCR検査の受託、TGBS事業のEコマース事業
における子会社の増加及び粗利の改善による利益増が大きく寄与し、前年同期比で大幅増益となる570,473千円
の利益(前年同期比689.9%増)となりました。
経常利益につきましても、保険解約返戻金や助成金収入などの営業外収益60,267千円を計上した一方、買収関
連費用や支払利息などの営業外費用58,361千円を計上し、前年同期比で大幅増益となる572,380千円の利益(前
年同期比1,388.2%増)となりました。
また、固定資産売却益や補助金収入の特別利益36,368千円を計上した一方、出資金売却損や固定資産圧縮損な
どの特別損失63,463千円、「法人税、住民税及び事業税」62,332千円、法人税等調整額41,593千円及び非支配株
主に帰属する四半期純損失6,826千円を計上した結果、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましても、
448,185千円の利益(前年同期は23,119千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
なお、創薬支援事業の売上高は季節的変動が著しく、当社グループの売上高は下半期(特に第4四半期)に集
中する傾向にあります。
※スパイクタンパク質 : ウイルス粒子の表面に存在するスパイク(突起)状のタンパク質。ウイルスは、自分
のスパイクタンパク質に糖鎖を付加させることにより細胞に侵入(感染)します。
- 2 -
㈱トランスジェニック(2342) 2021年3月期第3四半期決算短信
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。各セグメントの業績数値につきましては、セグメント間の
内部取引高を含めて表示しております。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同期比較について
は、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
売上高 営業損益
前年同期比 前年同期比
セグメント
金額 金額
(千円) 増減額 増減率 (千円) 増減額 増減率
(千円) (%) (千円) (%)
創薬支援事業 2,296,203 398,768 21.0 411,117 438,519 -
TGBS事業 5,578,646 △423,508 △7.1 269,605 26,489 10.9
(Eコマース) (3,903,877) (61,254) 1.6 (180,841) (153,774) 568.1
(その他) (1,674,768) (△484,763) △22.4 (88,763) (△127,285) △58.9
(注) 括弧内の金額は、TGBS事業の各内訳金額であります。
① 創薬支援事業
当事業では、創薬の初期段階である探索基礎研究・創薬研究から、動物による非臨床試験、臨床試験、病理診
断まで、創薬のあらゆるステージに対応できるシームレスなサービスを行っております。その主なものとして、
遺伝子改変マウスの作製受託、抗体作製受託のほか、医薬品、農薬・食品関連物質などの薬効薬理試験及び安全
性試験などの非臨床試験の受託や臨床試験の受託、また、遺伝子解析受託サービス及び個別化医療に向けた創薬
支援サービス、豊富な診断実績をもつ専門医による高品質な病理診断サービスを行っております。
当第3四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、一定期間にわたり非臨床試
験及び臨床試験の受注活動の低下を余儀なくされましたが、WEB面談等を中心としたコロナ禍での営業活動の
取り組みが定着してきたことを受け、第2四半期連結会計期間以降は新規受注も順調に回復いたしました。ま
た、新型コロナウイルス検査(PCR検査)の受託を開始いたしましたが、北海道における新型コロナウイルス
感染症の急激な感染再拡大に伴う検査数の拡大に伴い、当第3四半期連結会計期間に入り大きく受託件数が伸長
いたしました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は前年同期比398,768千円の大幅な増収(前年同
期比21.0%増)、営業損益につきましても411,117千円の利益となり、前年同期比438,519千円の大幅な増益(前
年同期は27,401千円の損失)となりました。
② TGBS事業
当事業は、株式会社TGビジネスサービスによる事業であり、M&Aによる新規事業の推進と幅広い分野にお
ける事業承継及び事業再生分野に係る助言・支援サービスを行っております。
Eコマース事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う消費低迷の影響を受ける中、前年同
期は消費税率引き上げ前の駆け込み需要があったこともあり、株式会社アウトレットプラザの売上は前年同期比
で減少いたしましたが、巣ごもり需要に対応した売れ筋商品の仕入れに努め、粗利率及び営業利益は改善いたし
ました。また2020年3月に連結グループに加入したギャラックス貿易株式会社も、独自の仕入ルートの強みを生
かしたトレンド商品の取り扱いで売上及び利益に大きく寄与いたしました。その結果、売上高は前年同期比で
61,254千円の増収(前年同期比1.6%増)、営業損益につきましても180,841千円の利益となり、前年同期比
153,774千円の大幅な増益(前年同期比568.1%増)となりました。
また、「その他」事業につきましては、株式会社TGMにおいて、景気が低迷する中での企業が設備投資の抑
制により大型の機械販売売上が、当第3四半期連結累計期間は前年同期と比較して減少したことや、その他の子
会社も景気低迷の影響を受けたことから、売上高は前年同期比で484,763千円の減収(前年同期比22.4%減)、
営業損益につきましても88,763千円の利益となり、前年同期比127,285千円の減益(前年同期比58.9%減)とな
りました。
この結果、TGBS事業の当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は前年同期比423,508千円の減収
(前年同期比7.1%減)となったものの、営業損益につきましては269,605千円の利益となり、前年同期比26,489
千円の増益(前年同期比10.9%増)となりました。
- 3 -
㈱トランスジェニック(2342) 2021年3月期第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は5,404,287千円となり、前連結会計年度末に比べ1,070,473千円
増加いたしました。これは主に、受取手形及び売掛金が135,333千円、仕掛品が161,317千円それぞれ増加したほ
か、医化学創薬株式会社の連結子会社化及び子会社の資金調達により現金及び預金が822,218千円増加した一方、
その他流動資産が49,179千円減少したことによるものであります。
固定資産は3,210,087千円となり、前連結会計年度末に比べ27,783千円減少いたしました。これは主に、購入に
よる取得及び医化学創薬株式会社の連結子会社化に伴い有形固定資産が115,249千円増加した一方、主として医化
学創薬株式会社の連結子会社化に伴い、投資有価証券が113,458千円減少したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は1,891,444千円となり、前連結会計年度末に比べ113,271千円減
少いたしました。これは主に、前受金が238,830千円増加した一方、長期への借り換えにより短期借入金が300,000
千円、買掛金が65,969千円、未払法人税等が31,165千円減少したことによるものであります。
固定負債は1,797,479千円となり前連結会計年度末に比べ647,218千円増加いたしました。これは主に、子会社の
資金調達により社債が83,000千円、長期借入金が524,570千円それぞれ増加したことによるものであります。な
お、長期借入金の増加は、新型コロナウイルス感染症の影響に備えて手元資金を厚くし、財務基盤の安定性をより
一層高めるための借入れであります。
(純資産)
純資産は4,925,451千円となり、前連結会計年度末に比べ508,743千円増加いたしました。これは主に、親会社株
主に帰属する四半期純利益を448,185千円計上したほか、持分法適用関連会社であった医化学創薬株式会社の連結
子会社化により非支配株主持分が100,956千円増加したことによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年11月12日付「2021年3月期第2四半期決算短信」において公表いたしました2021年3月期の通期連結業績
予想につきましては、2021年1月18日に公表いたしました「通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」のとおり
修正しておりますのでご覧ください。
なお、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う当社グループへの影響につきまして、今後業績予想の変更が必要
な場合には速やかにお知らせいたします。
- 4 -
㈱トランスジェニック(2342) 2021年3月期第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,603,330 2,425,549
受取手形及び売掛金 1,021,243 1,156,576
有価証券 200,000 200,000
商品及び製品 711,637 666,963
仕掛品 414,413 575,731
原材料及び貯蔵品 54,662 100,305
その他 329,491 280,311
貸倒引当金 △965 △1,149
流動資産合計 4,333,813 5,404,287
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 1,562,815 1,653,721
減価償却累計額 △502,840 △548,899
建物及び構築物(純額) 1,059,974 1,104,822
土地 812,230 812,230
その他 811,892 977,726
減価償却累計額 △614,161 △709,593
その他(純額) 197,731 268,132
有形固定資産合計 2,069,935 2,185,184
無形固定資産
のれん 528,425 547,711
その他 12,118 13,369
無形固定資産合計 540,544 561,081
投資その他の資産
投資有価証券 312,944 199,485
その他 432,032 279,422
貸倒引当金 △117,585 △15,086
投資その他の資産合計 627,390 463,821
固定資産合計 3,237,870 3,210,087
資産合計 7,571,684 8,614,375
- 5 -
㈱トランスジェニック(2342) 2021年3月期第3四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 305,367 239,397
未払金 332,775 359,064
短期借入金 500,000 200,000
1年内償還予定の社債 26,000 30,000
1年内返済予定の長期借入金 171,067 224,535
未払法人税等 75,074 43,908
前受金 321,968 560,798
賞与引当金 13,988 4,591
受注損失引当金 - 114
その他 258,474 229,033
流動負債合計 2,004,715 1,891,444
固定負債
社債 479,000 562,000
長期借入金 556,805 1,081,375
長期未払金 57,805 63,866
退職給付に係る負債 25,312 25,110
その他 31,338 65,127
固定負債合計 1,150,261 1,797,479
負債合計 3,154,976 3,688,924
純資産の部
株主資本
資本金 3,484,241 50,000
資本剰余金 1,232,307 4,125,534
利益剰余金 △205,106 744,899
自己株式 △1,725 △1,725
株主資本合計 4,509,717 4,918,708
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △91,344 △92,298
為替換算調整勘定 △1,954 △2,204
その他の包括利益累計額合計 △93,299 △94,503
新株予約権 200 200
非支配株主持分 89 101,046
純資産合計 4,416,707 4,925,451
負債純資産合計 7,571,684 8,614,375
- 6 -
㈱トランスジェニック(2342) 2021年3月期第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 7,892,413 7,858,074
売上原価 6,654,903 5,962,817
売上総利益 1,237,510 1,895,256
販売費及び一般管理費 1,165,287 1,324,782
営業利益 72,223 570,473
営業外収益
受取利息 3,478 2,035
助成金収入 - 12,722
保険解約返戻金 42,297 24,424
その他 6,680 21,085
営業外収益合計 52,457 60,267
営業外費用
支払利息 16,624 19,348
持分法による投資損失 15,795 -
社債発行費等 8,105 1,109
買収関連費用 34,607 22,697
その他 11,085 15,205
営業外費用合計 86,218 58,361
経常利益 38,462 572,380
特別利益
固定資産売却益 - 21,223
補助金収入 - 15,145
特別利益合計 - 36,368
特別損失
段階取得に係る差損 - 8,047
減損損失 - 9,356
固定資産除却損 7,967 -
固定資産圧縮損 - 15,145
出資金売却損 - 21,999
事業再編損 - 8,913
特別損失合計 7,967 63,463
税金等調整前四半期純利益 30,494 545,285
法人税、住民税及び事業税 51,719 62,332
法人税等調整額 1,892 41,593
法人税等合計 53,612 103,925
四半期純利益又は四半期純損失(△) △23,118 441,359
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
1 △6,826
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
△23,119 448,185
に帰属する四半期純損失(△)
- 7 -
㈱トランスジェニック(2342) 2021年3月期第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) △23,118 441,359
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 130 △954
為替換算調整勘定 △3,433 △249
その他の包括利益合計 △3,302 △1,204
四半期包括利益 △26,420 440,154
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △26,422 446,979
非支配株主に係る四半期包括利益 1 △6,824
- 8 -
㈱トランスジェニック(2342) 2021年3月期第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2020年6月17日開催の第22期定時株主総会において、資本金及び資本準備金の額の減少並びに剰余金の
処分について決議し、2020年8月28日を効力発生日として資本金3,434,241千円、資本準備金1,316,795千円をそれ
ぞれ減少し、同額をその他資本剰余金に振替えました。
また、会社法第452条の規定に基づき、その他資本剰余金501,821千円を繰越利益剰余金に振り替えることによ
り、欠損填補いたしました。
なお、これによる株主資本の合計金額への影響はありません。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り)
新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、2021年1月に再度の緊急事態宣言が発令されるなど、期初の想定より
収束時期が遅れているものの、その後徐々に収束へ向かうことを前提としており、会計上の見積りの仮定は前連結
会計年度から重要な変更はありません。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による影響が当該前提と乖離する場合には、当社グループ
の財政状態、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
- 9 -
㈱トランスジェニック(2342) 2021年3月期第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
TGBS事業 合計
(注)1 計上額
創薬支援事業
Eコマース その他 小計 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 1,897,434 3,835,447 2,159,532 5,994,979 7,892,413 - 7,892,413
セグメント間の内部売上高
- 7,175 - 7,175 7,175 △7,175 -
又は振替高
計 1,897,434 3,842,622 2,159,532 6,002,154 7,899,589 △7,175 7,892,413
セグメント利益又は損失(△) △27,401 27,066 216,048 243,115 215,713 △143,490 72,223
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社費用△143,490千円で
あります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
TGBS事業 合計
(注)1 計上額
創薬支援事業
Eコマース その他 小計 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 2,281,103 3,903,751 1,673,219 5,576,970 7,858,074 - 7,858,074
セグメント間の内部売上高
15,100 126 1,549 1,675 16,775 △16,775 -
又は振替高
計 2,296,203 3,903,877 1,674,768 5,578,646 7,874,849 △16,775 7,858,074
セグメント利益 411,117 180,841 88,763 269,605 680,722 △110,248 570,473
(注)1.セグメント利益の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社費用△110,248千円であります。全社
費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2 報告セグメントの変更等に関する情報
第1四半期連結会計期間より、今後の事業展開を踏まえて、グループ内の体制を見直しており、これに伴
い業績管理区分も見直しております。この結果、報告セグメントは、従来の「CRO事業」を「診断解析事
業」と統合し、「創薬支援事業」としております。
これにより、従来の「CRO事業」、「診断解析事業」及び「TGBS事業」の3区分から、「創薬支援
事業」及び「TGBS事業」の2区分に変更しております。
なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後の報告セグメントの区分に基づき作成した
ものを開示しております。
- 10 -