2342 M-トランスG 2020-11-12 15:15:00
2021年3月期通期連結業績予想に関するお知らせ [pdf]
2020 年 11 月 12 日
各 位
会 社 名 株式会社トランスジェニック
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 福 永 健 司
(コード番号 2342 東証マザーズ)
問合せ先 取締役 経理財務部長 渡 部 一 夫
( 電 話 番 号 092-288-8470)
2021 年 3 月期通期連結業績予想に関するお知らせ
2020 年 5 月 12 日に公表いたしました「2020 年 3 月期 決算短信〔日本基準〕
(連結)」において未定と
しておりました 2021 年 3 月期通期連結業績予想について、下記のとおりお知らせいたします。
記
1. 通期連結業績予想
2021 年 3 月期通期連結業績予想(2020 年 4 月 1 日~2021 年 3 月 31 日)
親会社株主に帰属 1株当たり
売 上 高 営 業 利 益 経 常 利 益
する当期純利益 当 期 純 利 益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) - - - - -
今回修正予想(B) 10,500 450 400 280 16.12
増 減 額(B-A) - - - - -
増 減 率( % ) - - - - -
(参考)前期実績
11,046 173 94 △440 △25.38
(2020 年 3 月期)
2.理由
2021 年 3 月期の通期業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による事業活動
への影響を合理的に算定することが困難であったことから未定としておりましたが、この度、感染予防
と経済活動の共存に向けた動きが活発化し、経済活動が徐々にではありますが再開されている状況を踏
まえ、現時点で入手可能な情報及び上半期の実績等に基づき通期連結業績予想を公表いたします。
なお、今回公表いたしました業績予想は、年度後半に向けて収益が回復傾向にあることを前提とし、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大による再度の緊急事態宣言の発令等に伴う経済活動への制限につ
きましては想定しておりません。
また、新型コロナウイルス感染症の収束時期は依然として不透明であり、当社グループを取り巻く環
境の不確実性が大きく、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。当業績予想
について再度修正が必要となる場合には、速やかに公表いたします。
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セグメント別の前期実績と今回予想
2021 年 3 月期予想 2020 年 3 月期実績 増 減
売上高 営業利益 売上高 営業利益 売 上 高 営業利益
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 % 百万円 %
創薬支援事業 3,200 400 2,795 △10 404 14.5 410 -
TGBS事業 7,320 200 8,258 369 △938 △11.4 △169 △45.9
(E コ マ ー ス) (5,200) (170) (5,333) (81) △ 133 △2.5 88 108.2
(その他) (2,120) (30) (2,924) (287) △ 804 △27.5 △257 △89.6
全 社 調 整 △20 △150 △7 △185 △12 - 35 -
合 計 10,500 450 11,046 173 △546 △4.9 276 159.0
(注)括弧内の金額は、TGBS事業の各内訳金額であります。
セグメント別の上半期(4 月~9 月)の実績と今回予想
2021 年 3 月期 2021 年 3 月期 2021 年 3 月期
第 1 四半期(4 月~6 月)実績 第 2 四半期(7 月~9 月)実績 下半期(10 月~3 月)予想
売 上 高 営業利益 売 上 高 営業利益 売 上 高 営業利益
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
創 薬 支 援 事 業 452 △91 773 94 1,974 396
T G B S 事 業 1,759 74 1,704 41 3,855 84
(E コ マ ー ス) (1,325) (67) (1,217) (41) (2,657) (60)
(その他) (434) (6) (487) (0) (1,198) (23)
全 社 調 整 △4 △35 △4 △42 △10 △72
合 計 2,207 △53 2,473 94 5,819 408
(注)括弧内の金額は、TGBS事業の各内訳金額であります。
(1)売上高及び営業利益
売上高は 10,500 百万円(前期比 4.9%減)、営業利益は 450 百万円(前期比 159.0%増)となる見
込みであります。セグメント別の詳細は下記のとおりであります。
① 創薬支援事業
第 1 四半期は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、非臨床試験が計画通り進まなかった
ことや、臨床試験の一部で被験者の募集及び試験実施が困難な状況が生じたほか、製薬企業等か
らの発注の見合わせもあり、売上低迷を余儀なくされました。当第 2 四半期に入り、試験の遅れ
や試験実施が困難な状況は徐々に解消し、受注も回復傾向にあり、この流れが持続するものと見
込んでおります。また、新型コロナウイルス検査(PCR検査)の受託を 2020 年 4 月に開始し、
検査数拡大の流れを受け第 1 四半期と比較して当第 2 四半期は受託件数が伸長しております。そ
して、新型コロナウイルス感染症収束の見通しは現時点ではたっていないため、この傾向が持続
するものと見込んでおります。なお、創薬支援事業の売上高は季節的変動が著しく、当社グルー
プの売上高は下半期(特に第 4 四半期)に集中する傾向にあります。以上の想定のもと、売上高
は 3,200 百万円(前期比 14.5%増)となる見込みであります。
利益面につきましては、固定費の削減に努めたことにより損益分岐点が低下しているほか、上
半期と比較して稼働率の上昇による原価改善が見込まれ、さらには、前期にはなかったPCR検
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査の受託売上も加わることから、営業利益は 400 百万円(前期は 10 百万円の営業損失)となる見
込みであります。
② TGBS事業
第 1 四半期及び当第 2 四半期において、Eコマース事業につきましては、新型コロナウイルス
感染症拡大による景気低迷の影響を受けましたが、一方で巣ごもり需要による商品構成の変化に
より粗利が改善するとともに、2020 年 3 月に連結子会社化したギャラックス貿易株式会社の業績
が寄与いたしました。下半期においても、引き続き景気低迷の影響が見込まれることから通期で
減収となるものの粗利が改善することを見込んでおり、売上高は 5,200 百万円(前期比 2.5%減)
、
営業利益は 170 百万円(前期比 108.2%増)となる見込みであります。
「その他」事業につきましては、下半期は一定の回復は見込まれるものの引き続き景気低迷の
影響を受けることが予想され、売上高は 2,120 百万円(前期比 27.5%減)、営業利益は 30 百万円
(前期比 89.6%減)となる見込みであります。
(2)経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益
主として上記による影響から、経常利益は 400 百万円(前期比 321.3%増)、親会社株主に帰属す
る当期純利益につきましても 280 百万円(前期は 440 百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)
となる見込みであります。
以上
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