2340 J-極楽湯HD 2019-05-31 17:15:00
2019年3月期 決算説明会 [pdf]

    2019年5月31日
(東証JASDAQ   コード:2340)


株式会社極楽湯ホールディングス
                  免責事項                      2




本資料は、株式会社極楽湯ホールディングスの事業および業界動向に加えて、
株式会社極楽湯ホールディングスによる現在の予定、推定、見込みまたは予想に基づいた
将来の展望についても言及しています。
これらの将来の展望に関する表明は、様々なリスクや不確実性がつきまとっています。
すでに知られたもしくは知られていないリスク、不確実性、その他の要因が、
将来の展望に対する表明に含まれる事柄と異なる結果を引き起こさないとも限りません。
株式会社極楽湯ホールディングスは、将来の展望に対する表明、予想が正しいと約束する
ことはできず、結果は将来の展望と著しく異なることもありえます。
本資料における将来の展望に関する表明は、2019年5月31日現在において、
利用可能な情報に基づいて、株式会社極楽湯ホールディングスによりなされたものであり、
将来の出来事や状況を反映して、将来の展望に関するいかなる表明の記載をも更新し、
変更するものではございません。


         お問い合わせ先: ir@gokurakuyu.ne.jp
1.2019年3月期 決算概要
2019年3月期 決算ハイライト                        4




1.売上高 159億90百万円
                          (前期比+14.5%)

2.営業利益              2億70百万円
                          (前期比△44.4%)

3.当期純利益                   2百万円
                          (前期比△99.1%)

 中国3か月の期ズレ調整=2018年1月~2019年3月の15か月連結対象
 直営新規出店=(日本)RAKUSPAGARDEN名古屋、RAKUSPA1010神田
              麹町ばらく晴海トリトンスクエア店
          (中国)嘉定温泉館(上海市)、欧亜温泉館(吉林省長春市)
 新規出店コスト、既存店改装修繕費用、為替差損(101)、子会社株式売却益(119)
 減損損失(56)、固定資産除却損(36)、投資有価証券評価損(32)
2019年3月期 決算業績(前期比較)                               5

                                            (単位:百万円)


           2018年      2019年
                                  増減額       前期比
            3月期        3月期
  売上高        13,961    15,990      +2,029    +14.5%

  営業利益         486       270        ▲216    ▲44.4%

  経常利益         473       172        ▲301    ▲63.5%

 親会社株主帰属
  当期純利益
               251            2     ▲249    ▲99.1%



増収の理由:中国3か月の期ズレ調整、新店オープン他
減益の理由:新規出店コスト増、既存店改装修繕費増他
2019年3月期 決算・報告セグメント別(前期比較)                          6

                                             (単位:百万円)

              2018年      2019年
                                   増減額        前期比
               3月期        3月期
売上高             13,961    15,990    +2,029    +14.5%

  日本(調整考慮後)     10,893    11,508     +615      +5.6%

  中国             3,067     4,481    +1,414    +46.1%

セグメント利益           486        270     ▲216     ▲27.6%

  日本              617        271     ▲346     ▲56.1%

  中国              ▲16        163     +180           -

  調整             ▲114      ▲164       ▲50           -


国内:新店オープンと既存店の大型改装により増収減益

中国:期ズレ調整と新店オープン、既存店売上増により増収増益
【国内】業績・四半期毎の状況(前期比較)                                                               7


【売上高】                                                                    (単位:億円)

 40
                         27 30                           29      31
         25 25                           26 28
 30

 20

 10

   0
        2018/3 2019/3    2018/3 2019/3   2018/3 2019/3   2018/3 2019/3
            4-6月            7-9月            10-12月           1-3月
【営業利益】                                                               (単位:百万円)

 500                                                     395
 400
                                                                300
 300
                         140 131
 200
                                          73
 100      7                                     ▲0
                ▲159
   0
         2018/3 2019/3   2018/3 2019/3   2018/3 2019/3   2018/3 2019/3
 -100
            4-6月             7-9月           10-12月            1-3月
 -200
【国内】業績・四半期毎の状況(前期比較)                                    8


<日本セグメント利益>                                       (単位:百万円)


            1Q         2Q        3Q       4Q
                                                   合計
           4-6月       7-9月     10-12月    1-3月

    前期
                  7      140        73      395       617
  2017年度

   当期
           ▲159         131       ▲0      300       271
 2018年度
   差額         ▲167       ▲9        ▲74     ▲95      ▲346


新店オープンコスト等: ▲1億円                       ▲19百万円
                             新店オープンコスト等:

一部既存店の売上減等:▲42百万円              減価償却費増:▲37百万円
【中国】業績・四半期毎の状況(3か月毎・前期比較)                                                    9

                                                 ※当期は、3か月の期ズレ調整
【売上高】                                                             (単位:億円)

 20
             14
 15    12                                                          12
                                                     10    9
 10
                              4       4     4
  5                    3
  0
       2017年 2018年    2017年 2018年   2017年 2018年     2017年 2018年   2019年
          1-3月           4-6月          7-9月           10-12月       1-3月


【営業利益】                                                            (単位:百万円)

 400
             304
       273
 200                                                155 165        185
                     ▲245 ▲260      ▲199▲230
  0
       2017年 2018年    2017年 2018年   2017年 2018年     2017年 2018年   2019年

-200        1-3月           4-6月           7-9月        10-12月      1-3月


-400
【中国】業績・四半期毎の状況(3か月毎・前期比較)                                     10


<中国セグメント利益(日本円)>
                                ※当期は、3か月の期ズレ調整
                                                     (単位:百万円)


          1-3月       4-6月    7-9月    10-12月   1-3月       合計


   前期       273       ▲245    ▲199      155
                                                     ―   ▲16
 2017年度   (1Q)       (2Q)    (3Q)     (4Q)


  当期                43(1Q)   ▲230      165     185       163
2018年度        304     ▲260   (2Q)     (3Q)    (4Q)


   差額         +31      ▲14     ▲31      +10    +185      +180


          ▲58百万円
新店オープンコスト等:                          ▲45百万円
                                    新店業績:

既存店の利益改善等:+85百万円              既存店の利益改善等:+13百万円
【中国】業績・四半期毎の状況(3か月毎・前期比較・元ベース)                                            11

                                              ※当期は、3か月の期ズレ調整
【売上高】                                                          (単位:百万元)


       77 83
 100
                                                                75
 80
                                                  60 57
 60
 40                   22 23         24 28
 20
  0
       2017年 2018年   2017年 2018年   2017年 2018年   2017年 2018年   2019年
          1-3月          4-6月          7-9月         10-12月       1-3月


【営業利益】                                                         (単位:百万元)

 20           18
        16
                                                  9     9       11
 10


                     ▲14 ▲15       ▲12 ▲13
  0
       2017年 2018年   2017年 2018年   2017年 2018年   2017年 2018年   2019年

 -10       1-3月         4-6月           7-9月        10-12月      1-3月


 -20
【中国】業績・四半期毎の状況(3か月毎・前期比較・元ベース)                                                      12


<中国セグメント利益(人民元)>
                                              ※当期は、3か月の期ズレ調整
                                                                         (単位:百万元)


              1-3月           4-6月        7-9月       10-12月       1-3月         合計


   前期            16            ▲14         ▲12             9
                                                                         ―      ▲1
 2017年度       (1Q)           (2Q)        (3Q)           (4Q)


  当期                    2(1Q)                ▲13           9            11          9
2018年度           18           ▲15        (2Q)           (3Q)     (4Q)


   差額            +2             ▲1            ▲1           +0           +11    +10

                2017年           2018年           2018年        2018年        2018年1-
  【為替情報】
                12月末             1-6月            1-9月        1-12月        2019年3月
 為替差損益(百万円)             ―             ▲71           ▲99         ▲152          ▲101
 末日レート(円/元)          17.28           16.69         16.47        16.16         16.43
 平均レート(円/元)             ―            17.07         16.84        16.71         16.63
キャッシュ・フロー計算書(前期比較)                                   13

                                (単位:百万円)


           2018年     2019年                 ①営業CF:
                                  差異
            3月期       3月期                  期ズレ調整・新店等
                                           の減価償却費337百万
営業活動CF       1,105    1,625        +520
                                           円増加や新店等の売上
投資活動CF     ▲2,304    ▲5,301      ▲7,605    債権327百万円増加等
財務活動CF       2,594      489      ▲2,105    ②投資CF:

現金及び現金同等
                                           新店出店に伴う固定資産
               27        ▲82       ▲109
物に係る換算差額                                   増加や既存店の設備改
現金及び現金同等
             1,423     ▲3,269    ▲4,692
                                           修等
物の増減額
                                           ③財務CF:
現金及び現金同等
物の期首残高
             4,638      6,061    +1,423    中国出店資金の銀行借
現金及び現金同等                                   入による資金調達、自己
             6,061      2,792    ▲3,269
物の期末残高                                     株式の取得等
配当方針・資本政策(前期比較)                       14




安定かつ継続的な配当方針
2020年3月期は前期同様6円を予定

          2019年3月期        2020年3月期
            (予定)            (予定)

   配当金               6円         6円

   配当性向              ―       110.3%
2020年3月期 通期予想(前期比較)                               15

                                            (単位:百万円)



          2018年      2019年        2020年
                                            前期比
           3月期        3月期        3月期計画

  売上高       13,961    15,990       17,000    6.3%

 営業利益         486        270         320    18.3%

 経常利益         473        172         180     4.3%

親会社株主帰属
 当期純利益
              251            2        90         ー


増収の理由:前期オープンの新店が通期寄与、5店舗譲受他
増益の理由:当期は新店出店コストが無い他
【後発】国内:温浴事業譲受(M&A)                16


2019年4月24日: 株式会社タカチホと譲受に関する基本合意

 同年5月16日:「   合同会社極楽湯東日本   」設立

 同年5月30日:株式会社タカチホと「事業譲渡契約」締結

 同年7月 1日:譲受(予定)




        5店舗
2.国内の取り組み
温浴業界のランキング                                                18




                               極楽湯グループ
                               店舗数No.1
                               売上No.1
                               ~業界の動き~
                               カフェのような軽食メニューや、
                               美容関連のサービスを増やすことで
                               女性や若者を取り込む動きが進んでいる

                               ※「日経MJ」調べ。当社グループの海外売上含む。
  (「日経MJ」2018年11月14日(水)より転載)
【国内】新規出店①                                19


                            2018年6月20日
営業時間:                        名古屋オープン



                        671
[日~木・祝]9:00~翌2:00
[土日祝]5:00~8:00(朝風呂)
[金・土・祝前日]9:00~翌8:00
       (2019年4月1日より)
                       売上          百万円
【国内】新規出店②                      20




                 2019年3月1日
                  神田オープン

                 営業時間:
                 11:00~翌8:00




             40
            売上           百万円
【国内】既存店の取り組み①                     21



茨木店     :7月23日~27日、休館日改装
極楽湯店舗初の「遠赤外線オートロウリュサウナ」導入他




                      投資   59   百万円
【国内】既存店の取り組み②                     22



津店   :11月26日~29日、休館日改装




                           58
ボイラー更新、うたたね処増設他


                         投資     百万円
【国内】既存店の取り組み③                 23



多摩センター店:12月3日~6日、休館日改装


                       101
炭酸泉導入、お食事処テーブル席新設他



                     投資      百万円
【国内】既存店の取り組み④                  24




エネルギーコストに関する契約の見直しを進めた

①   電力需給契約の見直し(2018年8月、9月~)
②   ガス需給契約の見直し(2018年8月~)


来期以降、年間約 3千万円 コスト削減  の        見込み
【国内】既存店の企画・イベント①        25



「RAKU SPA 鶴見」“夏“ 期間限定

 Water Park
   ウォーターパーク
【国内】既存店の企画・イベント②                 26

「RAKU SPA 鶴見」“ハロウィンホラーイベント“
                     お化け屋敷    ネグルシ
【国内】既存店の企画・イベント③   27


他社商品とのコラボ・イベントなど
3.中国の取り組み
【中国】事業展開①                 29



宿泊サービス導入


            ①金銀潭温泉館(武漢市)
             2018年4月~

            ②碧雲温泉館(上海市)
             2018年5月~

            ③欧亜温泉館(長春市)
             2019年3月~
【中国】事業展開②                             30


   直営店「極楽湯 嘉定温泉館」(2018年2月オープン)
        フランチャイズ化

                         2018年2月に上海
                         市嘉定区で開業し
                         た直営店だが、現
                         地パートナー様か
                         らの強い要望によ
                         り出資割合を引き
                         上げるとともに、
                         中国子会社とフラ
                         ンチャイズ契約を
                         締結へ
                         (2018年10月)
【中国】事業展開③   31
【中国】事業展開④             32



「極楽湯 欧亜温泉館」(吉林省長春市)
 2019年1月オープン直営店
【中国】事業展開⑤                                           33

                                 マークについて
                                             【FC】
 <中国直営店・フランチャイズ店>                             緑枠
                                    開業店舗


  【直営】                   上海市近郊
 欧亜温泉館
(吉林省長春市)




   【FC】
 青島紅樹林館
(山東省青島市)



                                              【FC】
                                            博大温泉館
                                           (江蘇省無錫市)

             上海市近郊は右図
  【直営】       上海市内は次頁参照
 金銀潭温泉館
(湖北省武漢市)
【中国】事業展開⑥                                       34

                              マークについて
<中国直営店・フランチャイズ店>                         【FC】
                    【FC】
                                 開業店舗     緑枠
                   嘉定温泉館
 上海市




                                          上海浦東
                                          国際空港




上海虹橋
国際空港




                     【直営】
                    碧雲温泉館
        【直営】                上海ディズ        【FC】
       金沙江温泉館               ニーランド       川沙温泉館
4、(参考)会社概要・国内の温浴業界
企業スローガン:「ゆ」から世界を新しく。                 36


      (株)極楽湯ホールディングス
        2017年1月1日 誕生

  ロゴマーク      ―   ロゴマークに込めた思い   ―
              極楽湯グループは「ゆ」から始まる
               快適癒し空間を創って来ました。
                 今後も、新たな空間創りのため、
                  「ゆ」のように温かくも、
                  型にはまらず成長し続ける
                 私達でありたいと思っています。
                 人への温かさ、優しさ。
            即ち「癒し」を通じて社会貢献を果たします。
                   日本から世界へ。
                人や自然との調和を大切に。
           その先の成長へと向かい、発信し続けていきます。
極楽湯グループ とは                                      37



 国内NO.1温浴チェーン(店舗数日本一)
「極楽湯」「RAKU SPA」ブランドで 国内40店舗(直営25・FC15)の温浴施設運営



中国で温浴事業(直営とフランチャイズ展開)
人口世界No.1であり、高度経済成長国の中国に2011年に進出
2013年、上海に海外1号店をオープン。現在直営4店舗運営。
〈近年の出店状況〉
2017年11月 中国でのFC1号店となる「極楽湯 青島紅樹林館」がオープン
2017年12月 FC2号店「極楽湯 川沙温泉館」がオープン
2018年2月 「極楽湯 嘉定温泉館」 (上海市)(直営店)がオープン
2018年10月 「極楽湯 博大温泉館」(無錫市)(FC店)がオープン
2018年10月 「極楽湯 嘉定温泉館」をFC化
2019年1月 「極楽湯 欧亜温泉館」(長春市)(直営店)がオープン

中国での出店を加速しており、発表どおり直営3店舗(上海(川沙温泉ホテル)・蘇州・杭州)
とFC6店舗(福州・上海3・太倉・成都)の計画が進行している
                                (2019年5月31日現在)
国内事業                                   38




「日常生活の延長線上に癒しを提供する」
をコンセプトに展開する日帰り温浴施設。
直営のほか、フランチャイズ形式で出店。




               広々とした館内に多くの遊べるコンテンツを盛り込み、
               お子様から高齢者まで幅広い世代の方が楽しめる施設。
               特にカフェは、風呂屋でありながら飲食店にも劣らない
               種類豊富な食事メニューを用意。
海外事業(中国)                      39




       国内の平均店舗の約6倍の広さをもつ館内に
         日本の「和」を感じる空間をデザイン、
         国内店舗と同等の衛生管理、癒しなど
        「おもてなし」サービスの提供を目指す。
       直営店のほか、フランチャイズ形式で出店。
店舗展開の動向                                                                40


国内:直営2店オープン
中国:直営1店とFC2店オープン(うち、1店は直営からFCに移行)

     国内直営     国内FC      海外(中国)直営    海外(中国)FC
60


                            44       48            【FC】嘉定温泉館
50
      42        41           2
                                       4
                                                      (2018年3月末では直営)
                                                   【FC】博大温泉館

       2                     4         4           【直営】欧亜温泉館
40               3
30    17        15          15        15
                                               【直営】RAKU SPA GARDEN 名古屋
20                                             【直営】 RAKU SPA 1010 神田


10    23        23          23        25
                                                          【飲食直営】
 0                                                麹町ばらく 四ツ谷店
     2016/3    2017/3      2018/3    2019/3    麹町ばらく 晴海トリトンスクエア店
日本と中国での店舗展開                                              41




                                 直営34
                                     国内 30、海外 4

             42
                                 FC 19
                                     国内 15、海外 4

                                 計 53
   44




                                     《今後の出店予定》
                                      直営
                                         海外 3
                                      FC
                                         海外 6

                                      計9
        ※発表済みの7月1日譲受予定の5店舗を含んでおります

                                         (2019年7月1日予定)
当社の基本戦略                          42


      温浴事業の再強化・拡大
     (温浴施設を起点に娯楽ニーズを取り込む)

国内:直営出店+既存店の補修・改装(進化)
  「RAKU SPA」: 滞在型娯楽施設として進化・発展
  「極楽湯」: 補修・改装による安心安全・顧客満足度の向上


中国:FC・直営出店+大規模改装
   日本式温浴へのニーズは落ちていないが
   さらなる収益拡大に向けた直営店の改装と施策の実施
   現地事業会社とのFC展開・直営出店の推進



 + 新業態開発による既存事業への波及効果
   外食事業(第1弾:麹町ばらく(蕎麦と天ばらめし))
セグメント別展開イメージ                      43



国内外で市場規模とニーズに合わせ
  事業を拡大・推進させていく
    温浴施設と付帯施設の展開を軸に売上高増加・収益性の追求



  新形態・新業態開発
   国内:             中国:
   RAKU SPA        極楽湯直営・FC
   RAKU SPA Cafe
    国内:
    極楽湯直営・FC 【ベース】
【国内】温浴業界について①                             44


 入館料金+α の アイデアで収益機会の可能性大
                公衆浴場法

  一般公衆浴場業           その他公衆浴場業
      銭湯                  温浴業界
                        日帰り温浴施設、
   地域住民の日常生活の           スーパー銭湯、健康ランド
   健康衛生上必要なもの           サウナ、スパ、クアハウス
                        など銭湯以外すべて


  料金は都道府県が規定            料金は施設が自由に設定
  (物価統制令で入浴料金を統制)       (物価統制令の適用外)
  大人:350円~450円          大人:400円~900円が中心
【国内】温浴業界について②                                        45



 若い世代など多様なニーズを取り込む動き
           生活関連サービス業、娯楽業(日本標準作業分類)

  洗濯・理容・美容・温浴業                          娯楽業
                                        映画館業
 洗濯業     理容業      美容業
                                   競争場・競技場業
                                     Ex)競輪場・競馬場

        温浴業界                      スポーツ施設運営業
                                  Ex)フィットネス・ボーリング場

       一般公衆浴場業          多様なニーズ      公園、遊園地業
                         を取り込む     Ex)テーマパーク、遊園地

       その他公衆浴場業                         遊技場業
                                  Ex)ゲームセンター、パチンコ


         その他                     その他の生活関連サービス業
 (マッサージ・エステ・ネイルなど)               冠婚葬祭     家事サービス
(補足)既存店の収益向上への考え方                          47


 集客・収入・利益の創出               利益の補完
  温浴施設(入館料金)         +     附帯施設の利用
  事業の特性                   事業の特性
  ・装置産業                  ・アイディア・サービス
  ・固定費負担重く、償却費も多い
  ・固定費を下げることが利益増に        ・変動費比率が高いので、
   つながる                   増収→増益に直結しやすい
  ・損益分岐点からのかい離率が大        ・初期投資費用が少なく
   きいと利益が累積的に増加する         採算性の見極めがしやすい
  ・原油等の市況価額の変動の影響で       ・継続的な採算性チェックが必要
   コストの変動リスクがある



   収益向上への考え方              収益向上への考え方
  ①固定費の引き下げ               ①生産性の見直し
  ②集客増による増収効果             ②稼働率の向上