2340 J-極楽湯HD 2021-05-20 17:00:00
営業外収益、特別損失の計上及び法人税等調整額(損)の計上、2021年3月期業績の前期実績値との差異に関するお知らせ [pdf]

                                           2021年5月20日

 各   位

                            会 社 名 株式会社極楽湯ホールディングス
                            代表社名 代表取締役社長 CEO 新 川 隆 丈
                                (JASDAQ コード:2340)
                            問合せ先 取締役執行役員 CFO 鈴 木 正 守
                            電   話 03-5275-4126(代)



     営業外収益、特別損失の計上及び法人税等調整額(損)の計上、
      2021 年3月期業績の前期実績値との差異に関するお知らせ


 当社は、2021年3月期(2020年4月1日~2021年3月31日)の通期連結業績において、新型コロ
ナウイルスの影響による営業利益の減少、営業外収益、特別損失の発生及び法人税等調整額(損)
の計上に伴い、前期実績との間に差異が生じております。なお、当社は当該期間に係る業績予想を
未定としたため、増減につきましては前期実績値との比較になっております。2021年3月期第4四
半期連結会計期間(2021年1月1日~2021年3月31日)におきまして、営業外収益、特別損失及び
法人税等調整額(損)を計上いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。


                        記


1.営業外収益の内容
  為替差益として173百万円を営業外収益に計上いたしました。これは主に人民元建て資産等の
 為替相場の変動により生じる評価替えによるものです。

2.特別損失の内容
  減損損失として848百万円を特別損失に計上いたしました。これは当社連結子会社である株式
 会社極楽湯の直営店における固定資産に対して、回収不能見込額を見積り計上したことによる
 ものです。
  貸倒引当金繰入額として78百万円を特別損失に計上いたしました。これは当社グループの中
 国フランチャイズ先につきまして、昨今の新型コロナウイルス感染拡大により、業績見通しが
 悪化し、債権の回収が困難となる可能性が生じたため、当該債権に対する貸倒引当金繰入額と
 して見積り計上したことによるものです。

3.法人税等調整額(損)の内容
  繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果、2021年3月期に繰延税金資産を取り崩
 し、法人税等調整額(損)903百万円を計上したことによるものです。




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4.業績に与える影響
  本件につきましては、本日公表しました「2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
                                           」に
 反映しております。


5.2021 年3月期通期連結業績
(1)前期実績値との差異
                                              親会社株主
                                                        1株あたり
              売 上   高     営業利益       経常利益     に帰属する
                                                        当期純利益
                                              当期純利益
                    百万円      百万円       百万円       百万円        円 銭
   前期実績値(A)
                14,597      △348       △707    △3,264    △196.67

   当期実績値(B)     10,547     △1,546      △926    △3,081    △179.55


   増減額(B-A)     △4,050     △1,197      △219       182         ―


   増減率(%)      △27.8%            ―       ―         ―          ―



(2)差異が生じた理由
  売上高に関しては、新型コロナウイルスの影響により、日本及び中国の店舗において臨時休業
 や時短営業、飲食エリアの時短営業に加え、外出を控える動きが出たこと等により、前期比27.8%
 の減収となりました。
  営業利益に関しては、コラボイベントの実施や地代や広告宣伝、人件費等のコスト削減にも努
 めましたが、売上高が大幅に減少したことが影響し、1,197百万円の減少となりました。また、経
 常利益に関しては、為替差益280百万円、助成金収入323百万円を営業外収益に計上しましたが、
 前期に比べ219百万円の減少となりました。
  親会社株式に帰属する当期純利益に関しては、前期計上した減損損失が3,354百万円に対し、
 当期計上した減損損失が1,180百万円となりましたが、当期において法人税等調整額(損)989百
 万円を計上したため、前期に比べ182百万円の増加となりました。


                                                           以 上




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