2340 J-極楽湯HD 2020-11-13 16:45:00
2021年3月期第2四半期決算説明 [pdf]

    2020年11月13日
(東証JASDAQ   コード:2340)


株式会社極楽湯ホールディングス
                  免責事項                      2




本資料は、株式会社極楽湯ホールディングスの事業および業界動向に加えて、
株式会社極楽湯ホールディングスによる現在の予定、推定、見込みまたは予想に基づいた
将来の展望についても言及しています。
これらの将来の展望に関する表明は、様々なリスクや不確実性がつきまとっています。
既に知られた、若しくは知られていないリスク、不確実性、その他の要因が、
将来の展望に対する表明に含まれる事柄と異なる結果を引き起こさないとも限りません。
株式会社極楽湯ホールディングスは、将来の展望に対する表明、予想が正しいと約束する
ことはできず、結果は将来の展望と著しく異なることもありえます。
本資料における将来の展望に関する表明は、2020年11月13日現在において、
利用可能な情報に基づいて、株式会社極楽湯ホールディングスによりなされたものであり、
将来の出来事や状況を反映して、将来の展望に関するいかなる表明の記載をも更新し、
変更するものではございません。


         お問い合わせ先: ir@gokurakuyu.ne.jp
1.2021年3月期第2四半期
  決算概要
2021年3月期第2四半期 決算ハイライト      4



1、日本は、全店営業で通常営業を再開
  飲食利用控えも見られ、集客・売上が落ち込むも
  「⿁滅の刃」効果と緩和で客足は戻りつつある
2、中国は、武漢1店舗を除き営業を再開
  コスト削減の徹底により前年同期より赤字幅縮小
3、直営店フランチャイズ化など業績向上へ取り組み
4、ファシリティ型新株予約権の実行
5、金融機関と協議し資金繰り悪化について対応
2021年3月期第2四半期 決算ハイライト                                    5

 ①売上高は、前年同期比39.6%減の4,304百万円(2,823百万円の減少)
 ②営業利益は、前年同期に比べ918百万円減少し1,220百万円の営業損失
 ③経常利益は、前年同期に比べ366百万円減少し985百万円の経常損失
 ④親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期に比べ837百万円減少し
  1,246百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失
                                              (単位:百万円)


                                             親会社株主帰属
             売上高       営業利益       経常利益
                                              四半期純利益

  21年3月期
   2Q実績
               4,304    ▲1,220      ▲985       ▲1,246


  20年3月期
   2Q実績
               7,128     ▲301       ▲619         ▲409

       増減率   ▲39.6%           -          -          -
 前年
 同期比
       増減額    ▲2,823     ▲918       ▲366         ▲837
【日本・中国】セグメント売上高と利益又は損失                                                               6


①日本は、売上高が前年同期比35.8%減の3,996百万円(2,229百万円の減少)
 セグメント損失831百万円は、前年同期セグメント利益194百万円より
 マイナス1,025百万円
②中国は、売上高が前年同期比66.1%減の309百万円(605百万円の減少)
 セグメント損失303百万円は、前年同期セグメント損失399百万円より
 プラス95百万円
                                                                         (単位:百万円)

                         売上高                              セグメント利益

             日本      中国        調整         計      日本       中国        調整       計

21年3月期
            3,996      309      ▲1       4,304   ▲831     ▲303      ▲85    ▲1,220
 2Q実績

20年3月期
             6,225     914     ▲11       7,128     194    ▲399      ▲97      ▲301
 2Q実績

      増減額   ▲2,229    ▲605          9   ▲2,823   ▲1,025        95    11      ▲918
前年
同期比
      増減率   ▲35.8%   ▲66.1%         -   ▲39.6%        -        -     -           -
【日本】セグメント             四半期毎の状況                                  7


          ①1Qは、営業自粛や営業時間短縮         ①2Qは、営業再開後に「⿁滅の刃」
           により売上が前年より大きく減少          コラボ実施し、売上が1Qより回復
          ②売上減にもかかわらず補償見込み         ②売上回復と合わせ賃料減額(6-7月)
           人件費や固定費が重く損失が拡大          等のコスト削減で損失抑える
                                                  (単位:百万円)



                      1Q 4-6月        2Q 7-9月      累計


             売上            1,306          2,689        3,996
 21年3月期
  2Q実績     セグメント利益
            又は損失
                           ▲819            ▲12       ▲831

             売上            2,818          3,406        6,225
 20年3月期
  2Q実績     セグメント利益
            又は損失
                            ▲17            212          194

             売上          ▲1,511          ▲717      ▲2,228
  増減
           セグメント利益
            又は損失
                           ▲801          ▲224      ▲1,025
【中国】セグメント               四半期毎の状況                                        8

          ①1Qは、例年閑散期にあたり例年赤字             ①2Qは、1Q同様に例年閑散期に当たる
          ②1Qは、直営・⾧春のみ営業再開した             ②2Qは、直営では上海2店も営業再開し
           が前年に比べ売上があまりない状況               売上が1Qより大きく回復した
          ③1Qは、他3店含め、資金の支出やコ             ③2Qは、営業再開に加え武漢店のFC化
           ストを抑えることに徹底した結果、               や資金調達、新規FC契約も取り組む
           前年の赤字幅を抑えることが出来た
                                                           (単位:百万円)


                         1Q 4-6月           2Q 7-9月         累計


               売上                   57               252         309
 21年3月期
  2Q実績       セグメント利益
              又は損失
                              ▲187              ▲115            ▲303

               売上                  496               418         914
 20年3月期
  2Q実績       セグメント利益
              又は損失
                              ▲203              ▲195            ▲399

               売上             ▲438              ▲166            ▲605
  増減
             セグメント利益
              又は損失
                                    16                79          95
  為替レート                                                                   9


                        前期に比べ、当期は      円高元安   で推移


                                 2020年3月31日
                                  1元=15.26円




2019年3月31日
 1元=16.43円




                                                        2020年9月30日
                                                              1元=15.52円
         平均レート (円/元)
                          1Q           2Q      3Q      4Q


             2021年3月期    15.18        15.26     -       -


             2020年3月期    16.15        15.74   15.65   15.65
営業外損益と特別損益について                                         10


 営業外損益                                      (単位:百万円)

 主なもの           金額                  説明

 1. 為替差益             51   前期末と当四半期末の為替レートの差異

 2. 助成金収入        234      休業補償・雇用調整助成金などの入金

 3. 支払利息             58   銀行などからの借入利息

 特別損益                                       (単位:百万円)


 主なもの           金額                  説明

 1.   事業譲渡益      137      全額、武漢店FC化=債務の圧縮

 2.   保険解約返戻金        44   全額、従業員生命保険(福利厚生)の解約

                          武漢店FC化=121百万円(店舗建物等)
 3. 減損損失         449
                          杭州=328百万円(建設仮勘定)
                          宮崎店FC化=53百万円(建設協力金)
 4. 貸倒引当金繰入額         68
                          杭州=15百万円(出店予定店舗の保証金)
連結財政状態                                                 11


①総資産は、前年同期比9.5%減の19,466百万円(2,043百万円の減少)
②純資産は、前年同期比32.3%減の2,683百万円(1,282百万円の減少)
③自己資本比率は、前年同期四半期末が16.5%に対し、当四半期末が12.3%
④1株あたり純資産は、前年同期比33.3%減の141円79銭(70円83銭の減少)

                                            (単位:百万円)

                                            1株あたり
             総資産       純資産       自己資本比率
                                             純資産

  21年3月期
              19,466     2,683      12.3%   141円79銭
   2Q実績

  20年3月期
              21,510     3,966      16.5%    212円62銭
    実績

       増減率    ▲9.5%     ▲32.3%     ▲4.2%      ▲33.3%
 前期比
       増減額    ▲2,043    ▲1,282         ―    ▲70円83銭
キャッシュ・フロー計算書                                               12

         新型コロナの影響により、投資を控え、資金流出を出来る限り抑えた
                                               (単位:百万円)


                      20年3月期      21年3月期
                                                増減
                       2Q実績        2Q実績


営業活動CF                      998      ▲351        ▲1,349


投資活動CF                   ▲1,471      ▲327        +1,143

財務活動CF                    1,306        247       ▲1,058


現金及び現金同等物に係る換算差額           ▲64             5         +70


現金及び現金同等物の増減額(▲は減少)         768      ▲426        ▲1,194


現金及び現金同等物の期首残高            2,792      4,989       +2,197


現金及び現金同等物の期末残高            3,561      4,563       +1,002
重要事象等                                                    13

引き続き、経営基盤の強化・安定に努めてまいります。
<2020年3月期第2四半期   決算短信〔日本基準〕(連結)及び   四半期報告書   より>
 当社グループは、前連結会計年度において新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、中国連結子会社における
臨時休業や日本での外出自粛要請等によって売上高が減少し、減損損失等の特別損失の計上をしたことにより3,264
百万円の親会社株主に帰属する当期純損失を計上いたしました。この業績悪化に伴い、シンジケートローンの借入契
約に付されている財務制限条項に抵触いたしましたが、取引先金融機関と協議した結果、当面の返済について猶予頂
くことをご承諾いただきました。
 しかしながら、当連結会計年度の開始以降、日本の店舗でも臨時休業を余儀なくされ、営業再開に至ったものの以
前のような集客に戻っていない状況であり、手元流動性の確保に支障が生じる可能性が引き続きあることから、継続
企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
 これらの状況を解消するため、当社グループでは、営業再開及び収益向上策の実施、コスト削減、緊急経済対策に
基づく税金や社会保険料の納税猶予制度及び助成制度の活用、取引金融機関への継続的支援の要請、既存店の譲渡、
財務体質改善のための資本政策の検討など、継続して取り組みしてまいります。
 日本及び中国、いずれの国においても固定費などの費用については、役員報酬や給与等の減額、従業員の適正配置
や雇用調整助成金の活用、支払賃料等の減額の要請、諸経費の見直しを行い、コスト削減に努めつつ、お客様及び従
業員並びに関係者の安全を十分に確保した上で、それぞれの店舗の営業を再開しております。
 資金面については、手元流動性の確保に努めるべく、当座借入契約の活用と並行して、全ての取引金融機関と協議
を行い、返済期限が到来する借入契約について、今後の店舗の再開状況や集客、収益性に合わせて返済条件の見直し
を行いました。現在も取引金融機関と緊密な関係を維持し、継続的な支援が得られるよう相談や交渉を継続しており
ます。7月には財務体質改善のため第三者割当による新株予約権(行使価額修正条項付)の発行及びファシリティ契
約(行使停止指定条項付)を締結し、資本政策に取り組みました。7月から9月の期間限定にて、国内直営店を中心
に「⿁滅の刃」コラボイベントを実施し、限定のグッズ販売や飲食メニューが一時品切れになるほどの大変人気とな
りました。このような人気コンテンツとのコラボ企画を今後も数多く実施することで集客及び売上に大きく貢献でき
るように取り組みしてまいります。また、中国でも営業再開を見合わせていた中国湖北省武漢市にある「極楽湯金
銀潭温泉館」の経営権を中国企業に譲渡し、フランチャイズ化を進めることで負債を圧縮しております。これに限ら
ず諸施策を遂行することで、当該状況を早期に解消し、当社グループの経営基盤の強化・安定に努めてまいります。
 この結果、当社グループには、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。
今後の見通し                                              14


 ①外出自粛の緩和が見られるも、まだ先行き不透明な状況が続くと予想
 ②新型コロナウイルス感染症の第3波、クラスター等もありうる
  対処すべき課題に取り組むことで経営基盤の安定、業績の回復等に努める
 ③連結業績見通しは、引き続き未定とする
 ④2021年3月期の配当は、無配とする

                                         (単位:百万円)


                                        親会社株主帰属
           売上高        営業利益     経常利益
                                         当期純利益

  21年3月期
                 未定      未定       未定          未定
    予想

  20年3月期
            14,597      ▲348     ▲707      ▲3,264
    実績
2.国内の取り組み
【国内】①株主優待券の有効期限の延⾧                 16


 <5月27日 お知らせ>
 新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、
 一部店舗において臨時休業及び営業時間の短縮といった対策を行って
 まいりました。

 このような状況を鑑み、株主様のご利用機会確保を目的として、現在
 有効である株主優待券の期限を、1年間延⾧

 2020年11月30日期限 ⇒ 2021年11月30日期限
【国内】②新株予約権発行とファシリティ契約締結                 17



<7月8日   お知らせ>
SMBC日興証券株式会社を割当予定先として第三者割当により新株予約権を
発行すること及び金融商品取引法に基づく本新株予約権に関する届出の効力発
生後にファシリティ契約を締結

(1) 割当日          2020年7月27日
(2) 発行新株予約権数     4万個
(3) 発行価額         1個当たり155円(総額62万円)
(4) 当該発行による潜在株式数 潜在株式数:4百万株
(5) 調達資金の額       14億9,420万円(差引手取概算額)
  (内訳)本新株予約権の払込金額の総額620万円
      本新株予約権の行使に際して出資される財産の価額1,496百万円
      発行諸費用の概算額8百万円


 これにより、2020年10月末までに約1.8億円の資金を調達
【国内】③ファンズ株式会社との業務提携                         18


<8月17日 お知らせ>

各種コラボ施策と同様に極楽湯、RAKU SPA、RAKU CAFEなどの温浴施設及
び娯楽施設を利用するきっかけとファン作りのために、Funds上での優待券付
ファンドを提供するための提携となります。
当社にとってインターネットを活用した資金調達は新しいチャレンジです。こ
れまで全国津々浦々にお風呂を作りファンを増やしていく戦略をとってまいり
ましたが、今回のチャレンジを通じ、ファンとなって応援してくださる方との
新しい関係を築くことができればと考えております。




第1回募集 RAKU CAFEファンド#1
      「RAKU CAFE 門前仲町」の出店資金(募集額:50百万円)
第2回募集 極楽湯RAKU SPAファンド#1
      「RAKU SPA Cafe 浜松」改装費用(募集額:50百万円)
 抽選枠倍率10倍以上、先着枠締め切りまで数十秒!好評を博し満額調達
【国内】④「Go To 極楽湯キャンペーン」の実施                19



<8月25日 お知らせ>

現行の株主優待制度に加えて、2020年9月末時点で1単元株(100株)以上保
有いただいている全ての株主に対し、今回に限り保有期間の条件に関係なく、
極楽湯グループの施設で使える『ご優待券』(無料入浴券)を2枚、贈呈。
【国内】⑤店舗の他社商品とのコラボなど                       20


さまざまな他社商品とのコラボ・期間限定イベントを実施(直営30店舗+グループ店2店舗)

①TVアニメ「⿁滅の刃」コラボ 2020年7月8日~9月30日




②「U 26割キャンペーン」2020年9月19日~22日
【国内】⑥エオネックスグループ                                       21


2020年4月 全株式を取得し子会社化し、資本関係を構築
     6月 当社持分の一部を現経営陣へ譲渡したため 非連結子会社へ

     目的:当社グループ店舗の保守メンテナンス対策


             ■株式会社エオネックス
             ・温泉事業
               温泉掘削、メンテナンス、省エネサービス、地熱開発
             ・環境事業
               土壌汚染、地盤調査、地下水調査、大気調査、建物環境調査

             ■株式会社利水社
             ・土地と空間の測量、空中写真撮影・図化


             ■株式会社湯ネックス
             ・温浴施設「祥楽の湯」2店舗の運営

              ※2020年11月13日現在、株式会社利水社と株式会社湯ネックスの全株式は
               株式会社エオネックスが保有しております。
【国内】⑦新コンセプトのお店                                   22




2020年5月、東京都江東区に新業態の店舗をプレオープンしました
「お風呂のない RAKU SPA」をコンセプトに、今までとは違う切り口の新業態店舗となります

         ■施設紹介動画!!
 クリック→   https://youtu.be/SAfvwK0wX4o
3.中国の取り組み
【中国】全店臨時休業後、営業再開                                24


<11月13日現在の状況>

中国店舗は、湖北省武漢市にある金銀潭温泉館を除き、全店営業を再開。

金銀潭温泉館は、中国企業へ経営権を譲渡し、フランチャイズ店舗として
2021年1月の営業再開を目指して準備を進めております。
また、全店とも政府の新型コロナの感染状況の管理体制が整っていることから
感染は比較的抑えられている状況で再開から来店客数が増えていく傾向
ではありますが、寒くなるこれからの季節、春節が終わるころまでの繁忙期を
取り逃さないよう、しっかりと対策してまいります。


【参考】
<5月27日現在の状況>    ※2020年3月期 決算説明資料より
直営4店舗のうち、4月1日より吉林省⾧春市にある欧亜温泉館のみ、営業を再開しました。
再開から緩やかに客数が増えていく傾向でしたが、隣接地域でクラスターが発生したことで、
影響が出ております。FC4店舗のうち2店舗が営業を再開しておりますが客数が少ない状況です。
ほかの直営店舗でも安全性を確認し、収益性など総合的に判断して営業を再開してまいります。
4、(参考)会社概要・国内の温浴業界
企業スローガン:「ゆ」から世界を新しく。                 26


      (株)極楽湯ホールディングス
        2017年1月1日 誕生

  ロゴマーク      ― ロゴマークに込めた思い ―
              極楽湯グループは「ゆ」から始まる
               快適癒し空間を創って来ました。
               今後も、新たな空間創りのため、
                「ゆ」のように温かくも、
                型にはまらず成⾧し続ける
               私達でありたいと思っています。
                 人への温かさ、優しさ。
            即ち「癒し」を通じて社会貢献を果たします。
                   日本から世界へ。
                人や自然との調和を大切に。
           その先の成⾧へと向かい、発信し続けていきます。
極楽湯グループ とは                                               27



 国内NO.1温浴チェーン(店舗数日本一)
「極楽湯」「RAKU SPA」ブランドで 国内45店舗(直営30・FC13・グループ2)の温浴施設運営
《近年の出店状況》
2019年7月 株式会社タカチホより温浴事業(5店舗)を譲受け、直営店としてオープン
2020年4月 エオネックスグループへ資本を入れ、メンテナンスの効率化を目指す
          “祥楽の湯“2店舗がグループに加わる


中国で温浴事業(直営とフランチャイズ展開)
人口世界No.1であり、高度経済成⾧国の中国に2011年に進出
2013年、上海に海外1号店をオープン。現在直営4店舗運営
《近年の出店状況》
2017年12月 「極楽湯 川沙温泉館」(上海市)(FC店)がオープン
2018年 2月 「極楽湯 嘉定温泉館」(上海市)(直営店)がオープン
2018年10月 「極楽湯 博大温泉館」(無錫市)(FC店)がオープン
2018年10月 「極楽湯 嘉定温泉館」をFC化
2019年 1月 「極楽湯 欧亜温泉館」(⾧春市)(直営店)がオープン
2019年10月 「極楽湯 宝山温泉館」(上海市)(FC店)がオープン
2020年11月 「極楽湯 金銀潭温泉館」(武漢市)(直営店)をFC化
                                       (2020年11月13日現在)
国内事業(日本)                                             28




「日常生活の延⾧線上に癒しを提供する」
をコンセプトに展開する日帰り温浴施設
直営のほか、フランチャイズ形式で出店




                 特に若い世代を中心にお風呂と合わせて広々とした
                 館内で多くの遊べるコンテンツを盛り込み、癒しと
                 遊び心が詰まった、楽しめる温浴施設
                 “RAKU SPA Cafe “ や “RAKU SPA GARDEN “、
                 ”RAKU SPA 1010(セントウ) “といった特色ある
                 シリーズで出店
海外事業(中国)                     29




      国内の平均店舗の約6倍の広さをもつ館内に
       日本の「和」を感じる空間をデザイン、
        国内店舗と同等の衛生管理、癒しなど
       「おもてなし」サービスの提供を目指す。
      直営店のほか、フランチャイズ形式で出店。
当社の基本戦略                                30


      温浴事業の再強化・拡大
     (温浴施設を起点に娯楽ニーズを取り込む)

国内:直営出店+既存店の補修・改装(進化)
  「RAKU SPA」: 滞在型娯楽施設として進化・発展
  「極楽湯」: 補修・改装による安心安全・顧客満足度の向上


中国:FC・直営出店+大規模改装
   日本式温浴へのニーズは落ちていないが
   さらなる収益拡大に向けた直営店の改装と施策の実施
   現地事業会社とのFC展開・直営出店の推進



+ 新業態開発による既存事業への波及効果
    外食事業(第2弾:RAKU Cafe(新しいコンセプトのお店))
セグメント別展開イメージ                      31



国内外で市場規模とニーズに合わせ
  事業を拡大・推進させていく
    温浴施設と付帯施設の展開を軸に売上高増加・収益性の追求



 新形態・新業態開発
   国内:             中国:
   RAKU SPA        極楽湯直営・FC
   RAKU SPA Cafe
   など
    国内:
    極楽湯直営・FC 【ベース】
【国内】温浴業界について①                             32


入館料金+α の アイデアで収益機会の可能性大
                公衆浴場法

  一般公衆浴場業           その他公衆浴場業
      銭湯                  温浴業界
                        日帰り温浴施設、
   地域住民の日常生活の           スーパー銭湯、健康ランド
   健康衛生上必要なもの           サウナ、スパ、クアハウス
                        など銭湯以外すべて


  料金は都道府県が規定            料金は施設が自由に設定
  (物価統制令で入浴料金を統制)       (物価統制令の適用外)
  大人:350円~450円          大人:400円~900円が中心
【国内】温浴業界について②                                        33



 若い世代など多様なニーズを取り込む動き
           生活関連サービス業、娯楽業(日本標準作業分類)

  洗濯・理容・美容・温浴業                          娯楽業
                                        映画館業
 洗濯業     理容業      美容業
                                   競争場・競技場業
                                     Ex)競輪場・競馬場

        温浴業界                      スポーツ施設運営業
                                  Ex)フィットネス・ボーリング場

       一般公衆浴場業          多様なニーズ      公園、遊園地業
                        を取り込む      Ex)テーマパーク、遊園地

       その他公衆浴場業                         遊技場業
                                  Ex)ゲームセンター、パチンコ


         その他                     その他の生活関連サービス業
 (マッサージ・エステ・ネイルなど)               冠婚葬祭     家事サービス
【国内】温浴業界について③                                  34



 公衆浴場営業許可施設:    24,785施設(2018年度)
           うち、一般公衆浴場:3,535施設
      1970年占有率:87% ⇒ 2018年占有率: 14.3%
                              (出所:厚生労働省「衛生行政報告例」)

 大型レジャー浴場や食事、休憩、娯楽施設も併せ持つスーパー銭湯の増加
 ターゲットを明確にして特色ある施設へと差別化、工夫を一層進める

 背景                     当社の展開

 高齢化社会の到来               テーブル席の増加
 健康志向の高まり               炭酸泉、岩盤浴の導入
                        明るい照明、床材へ
 余暇の過ごし方が多様化
                        キッズコーナーの充実
 業態のボーダレス化              大型温浴施設の出店
 緩やかな所得改善               飲食充実、専門店の出店
既存店の収益向上への考え方                             35


集客・収入・利益の創出               利益の補完
  温浴施設(入館料金)        +     附帯施設の利用
  事業の特性                  事業の特性
 ・装置産業                  ・アイディア・サービス
 ・固定費負担重く、償却費も多い
                        ・変動費比率が高いので、
 ・固定費を下げることが利益増に
                         増収→増益に直結しやすい
  つながる
 ・損益分岐点からのかい離率が大        ・初期投資費用が少なく
  きいと利益が累積的に増加する         採算性の見極めがしやすい
 ・原油等の市況価額の変動の影響で       ・継続的な採算性チェックが必要
  コストの変動リスクがある



  収益向上への考え方              収益向上への考え方
  ①固定費の引き下げ              ①生産性の見直し
  ②集客増による増収効果            ②稼働率の向上
店舗展開の動向                                                              36

                                                      (2020年11月13日現在)
  国内直営              国内FC
                                            2019.10【FC】宝山温泉館オープン
  国内グループ          海外(中国)直営                  ※【FC】青島紅樹林館契約解除

  海外(中国)FC
                                            2020.11【FC】武漢店FC化

                                      53    2020.4【グループ店】祥楽の湯2店舗
                             51
                    48                5     2020.1【FC】南草津店 閉店
             44               4
  41                 4        4       3
                                      2
                                            2020.3【FC】福島店 閉店
             2
                     4                      2018.10【FC】嘉定温泉館 FC化
   3         4
                             13       13    2018.10【FC】博大温泉館オープン
                    15                      2019.1【直営】欧亜温泉館オープン
  15         15
                                            2019.7
                                            【直営】新潟3店含む5店舗譲受オープン

                             30       30    2018.6【直営】ラクスパガーデン名古屋
  23         23     25
                                            2019.3【直営】ラクスパ1010神田

                                            【飲食直営】除く
 2017/3   2018/3   2019/3   2020/3
                                            ・RAKU Cafe 門前仲町
                                     (現在)
                                            ・麹町ばらく 四ツ谷店(2020年7月閉店)
                                            ・麹町ばらく 晴海トリトンスクエア店
日本と中国での店舗展開                        37



              直営34
               国内 30 海外 3

        42    FC17
               国内 13 海外 5
   44




              グループ2
               国内 2




                 (2020年11月13日現在)

                注:2020年4月1日にグループ化した
                  「祥楽の湯」2店舗を含む
                注:温浴施設以外の店舗を含まない
 温浴業界のランキング                                38




                          極楽湯グループ
                          売上No.1
                          ※「日経MJ」調べ
                          ※当社グループの海外売上含む




(「日経MJ」2020年11月11日より転載)