2340 J-極楽湯HD 2020-07-08 15:30:00
第三者割当による第24回新株予約権発行に関する補足説明資料 [pdf]

     2020年7月8日
(東証JASDAQ   コード:2340)


株式会社極楽湯ホールディングス
事業概要                                                             2



 国内事業(日本)                                 海外事業(中国)




    「日常生活の延長線上に癒しを提供する」
    をコンセプトに展開する日帰り温浴施設
    直営のほか、フランチャイズ形式で出店




                                          国内の平均店舗の約6倍の広さをもつ館内に
                                          日本の「和」を感じる空間をデザイン、
 特に若い世代を中心にお風呂と合わせて広々とした                  国内店舗と同等の衛生管理、癒しなど
 館内で多くの遊べるコンテンツを盛り込み、癒しと                  「おもてなし」サービスの提供を目指す。
 遊び心が詰まった、楽しめる温浴施設                        直営店のほか、フランチャイズ形式で出店
 “RAKU SPA Cafe “ や “RAKU SPA GARDEN “、
 ”RAKU SPA 1010(セントウ) “といった特色ある
 シリーズで出店
基本戦略                                      3


         温浴事業の再強化・拡大
        (温浴施設を起点に娯楽ニーズを取り込む)

国内:直営出店+既存店の補修・改装(進化)
  「RAKU SPA」: 滞在型娯楽施設として進化・発展
  「極楽湯」: 補修・改装による安心安全・顧客満足度の向上


中国:FC・直営出店+大規模改装
   日本式温浴へのニーズは落ちていないが
   さらなる収益拡大に向けた直営店の改装と施策の実施
   現地事業会社とのFC展開・直営出店の推進



 + 新業態開発による既存事業への波及効果
       外食事業(第2弾:RAKU Cafe(新しいコンセプトのお店))
今後の成長戦略                                                                    4



                                      店舗展開の動向
 国内外で市場規模とニーズを合わせ
  事業を拡大・推進させていく
                              海外(中国)FC
  温浴施設と付帯施設の展開を軸に             海外(中国)直営
    売上高・収益性の追求                国内グループ
                              国内FC
                                                                  53
                              国内直営                      51
                                               48                  4
                                                         4
                                      44        4
                                                                   4
                             41        2
                                                         4
                                                                   2
                                                4
                              3        4
 新形態・新業態開発                                              13        13
                                               15
                             15       15
 国内:
 RAKU SPA        中国:
 RAKU SPA Cafe   極楽湯直営・FC
 など
                                                        30        30
                             23       23       25
 国内:
       極楽湯直営・FC【ベース】

                            2017/3   2018/3   2019/3   2020/3     現在
                                                                (2020/5)
資金調達の目的と資金使途                                            5



 今後の課題として、店舗の収益力をより一層向上させるべく、顧客満足度を意識した改装や他企業
  とのコラボイベント企画などの実行のみならず、M&Aや海外でのフランチャイズ展開など積極的
  な店舗数の拡大を目指す。

 2020年3月期に、新型コロナウイルスの影響による中国連結子会社における臨時休業や日本での外
  出自粛要請等によって売上高が減少し、減損損失等の特別損失を計上したことにより、3,264百万
  円の当期純損失を計上している。また、係る業績悪化に伴い取引金融機関とのシンジケートローン
  の借入契約に付されている財務制限条項に抵触した(なお、本資料公表日時点で、全ての金融機関
  からの借入金の返済を猶予頂くことに了承を得ることができており、2020年3月期有価証券報告書
  に記載の通りシンジケートローンの返済期限に関して変更契約を締結済み。)。

 手元流動性を確保し、上記課題への対応策を実施するため、営業再開及び収益向上策の実施、コス
  ト削減、緊急経済対策に基づく納税猶予制度及び助成制度の活用、取引金融機関へ財務制限条項の
  適用の猶予及び当面の借入条件の変更等の支援の要請等に取り組んでいる状況。本新株予約権の発
  行により財務体質の改善と事業環境の変化に対応するための財務柔軟性の確保を図るため、2020
  年12月から2023年7月迄に金融機関からの借入金の返済資金として1,494百万円を充当する予定。



   具体的な資金使途          金額(百万円)            支出予定時期

金融機関からの借入金の返済資金              1,494   2020年12月~2023年7月
本新株予約権発行の概要                                   6

株価動向によらず、最大発行株式数は4,000,000株(2020年3月31日
の総議決権数に対し24.04%)に固定。
                          第24回新株予約権
割当日            2020年7月27日(月)
新株予約権個数        40,000個
潜在株式数(最大希薄化率) 4,000,000株
              (2020年3月31日の総議決権数に対し24.04%)
資金調達額          1,494,200,000円(差引手取概算額)
行使期間           2020年7月28日(火)~2023年7月31日(月)
割当予定先及び割当方法    SMBC日興証券に第三者割当
当初行使価額         374円
上限行使価額         なし
行使価額修正         各行使請求の効力発生日の前取引日における普通株式の普
               通取引の終日の売買高加重平均価格の90%に相当する金
               額に修正
下限行使価額         187円(発行決議日前営業日終値の50%に相当する金額)
新株予約権に関するQ&A(1)                                                  7


        質問                              回答
今回の資金調達スキームを選んだ理由は?   SMBC日興証券より、第三者割当による本新株予約権の発行及び本ファシリ
                      ティ契約の提案を受け、資金調達金額や時期を当社が相当程度コントロールする
                      ことにより、急激な希薄化を抑制するとともに、既存株主の利益に配慮しつつ株
                      価動向に合わせた資本調達が可能となる、本ファシリティ契約付の本新株予約権
                      の発行が現時点における最良の選択であると判断しました。
本スキームの主な特徴は?          行使停止指定条項により、当社は、当社の判断によりSMBC日興証券に対して
                      本新株予約権を行使することができない期間を指定することができ、資金需要や
                      株価動向等を見極めながら、資金調達の時期や行使される本新株予約権の量を一
                      定程度コントロールすることができます。また、SMBC日興証券は、行使可能
                      期間中、上記の本新株予約権の行使が制限されている場合を除き、残存する本新
                      株予約権を行使するよう最大限努力します。
本資金調達スキームのメリットは?      本新株予約権の目的である当社普通株式の数は4,000,000株で一定であるため、
                      株価動向によらず、本新株予約権の行使の結果交付されることとなる当社普通株
                      式数が限定されていることにより、希薄化を限定し、既存株主の利益に配慮して
                      います。また、本新株予約権には上限行使価額が設定されていないため、株価上
                      昇時には希薄化を抑制しつつ調達金額が増大するというメリットを当社が享受で
                      きることで、既存株主の利益に配慮した資金調達が可能となっています。
本資金調達スキームのデメリットは?     ①SMBC日興証券が本新株予約権を行使した場合に限り、資金調達がなされる
                      ものとなっているため、満額の資金を短期間で調達することは困難です。②行使
                      価額の修正により全ての新株予約権が行使されても満額の資金調達ができない可
                      能性があります。③株価や出来高等の状況によっては権利行使が進まず、資金調
                      達及び資本増強がなされない可能性があります。加えて、当社は、2023年7月31
                      日に、その時点で残存する本新株予約権の全部を、本新株予約権1個当たりにつ
                      き払込金額と同額で直ちに買い取る義務を負います。④最大希薄化株数が限定さ
                      れた場合においても、本新株予約権全てが行使されるとは限らないため、行使終
                      了まで最終的な希薄化を確定させることができません。
新株予約権に関するQ&A(2)                                                      8


           質問                              回答
株式はいつ発行されますか?株価への配慮     行使可能期間は約3年間(2020年7月28日から2023年7月31日)ですが、本ファ
はどうなっていますか?             シリティ契約は、当社とSMBC日興証券との間で、SMBC日興証券が本新株
                        予約権を行使するよう最大限努力することや、行使停止指定条項等について取り
                        決めるものであります。これらの取り決めにより、行使可能期間において本新株
                        予約権の行使が進むことで当社の資金調達及び資本増強を図りつつ、資金需要や
                        株価動向等を見極めながら、当社の判断により行使指定や停止指定を行うことで
                        資金調達の時期や行使される本新株予約権の量をコントロールすることが可能と
                        なります。
希薄化の規模は?                本新株予約権の全てが行使された場合には、2020年3月31日の総議決権数
                        166,374個に対して24.04%の希薄化が生じます。
割当先としてSMBC日興証券を選んだ理由    SMBC日興証券より提案を受けた本資金調達の手法及びその条件は、既存株主
は?                      の利益に配慮し当社株式の急激な希薄化を抑制するとともに、株価動向等を見極
                        めながらエクイティ性資金を調達し、本資金調達の目的及び中期的な経営目標の
                        達成に向けて、財務の柔軟性を確保しながら安定的かつ強固な経営基盤を確立す
                        ることに重点を置いている当社のニーズに最も合致しているものと判断しました。
                        その上で、SMBC日興証券が今回の資金調達の実施にあたり十分な信用力を有
                        すること、国内外に厚い顧客基盤を有する証券会社であり今回発行を予定してい
                        る本新株予約権の行使により交付される普通株式の円滑な売却が期待されること
                        等を総合的に勘案して、SMBC日興証券への割当てを決定しました。
今回、SMBC日興証券へ貸株を行う予定はあ   当社の代表取締役社長グループCEOである新川隆丈及び取締役の羽塚聡より貸株
りますか?                   を行う予定でおります。
新株予約権に関するQ&A(3)                                                9


        質問                             回答
もし株価が下落し続けた場合はどうなりま   本新株予約権には下限行使価額が設定されているため、株価下落時における当社
すか?                   普通株式1株当たり価値の希薄化というデメリットを一定限度に制限できること
                      で、既存株主の利益に配慮した資金調達が可能となっています。具体的には、本
                      新株予約権の下限行使価額を187円(発行決議日の直前取引日の終値の50%に相
                      当する金額)に設定しました。
今期業績に与える影響は?          第三者割当による本新株予約権の発行による影響は、その効果が中長期的におよ
                      ぶものであり、当期(2021年3月期)の業績に与える影響は軽微であります。な
                      お、今回の調達資金は、プレスリリース本文記載の使途に充当することにより、
                      将来の業績に寄与するものと考えております。
企業スローガン:「ゆ」から世界を新しく。                 10


      (株)極楽湯ホールディングス
        2017年1月1日 誕生

  ロゴマーク      ―   ロゴマークに込めた思い   ―
              極楽湯グループは「ゆ」から始まる
               快適癒し空間を創って来ました。
                 今後も、新たな空間創りのため、
                  「ゆ」のように温かくも、
                  型にはまらず成長し続ける
                 私達でありたいと思っています。
                 人への温かさ、優しさ。
            即ち「癒し」を通じて社会貢献を果たします。
                   日本から世界へ。
                人や自然との調和を大切に。
           その先の成長へと向かい、発信し続けていきます。
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