2335 キューブシステム 2020-05-12 11:30:00
2020年3月期 決算短信 〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年5月12日
上場会社名 株式会社キューブシステム 上場取引所 東
コード番号 2335 URL https://www.cubesystem.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役会長 (氏名)﨑山 收
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 常務執行役員 (氏名)山岡 一裕 TEL 03-5487-6030
定時株主総会開催予定日 2020年6月24日 配当支払開始予定日 2020年6月10日
有価証券報告書提出予定日 2020年6月24日
決算補足説明資料作成の有無:有
決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期の連結業績(2019年4月1日~2020年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 14,708 2.7 959 4.1 976 1.7 525 △11.9
2019年3月期 14,325 5.6 921 7.8 959 7.5 596 5.1
(注)包括利益 2020年3月期 581百万円 (△6.1%) 2019年3月期 618百万円 (△3.0%)
1株当たり 潜在株式調整後 自己資本 総資産 売上高
当期純利益 1株当たり当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
円 銭 円 銭 % % %
2020年3月期 38.69 - 9.6 12.3 6.5
2019年3月期 43.25 - 11.4 12.3 6.4
(参考)持分法投資損益 2020年3月期 -百万円 2019年3月期 -百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期 8,047 5,632 69.6 411.96
2019年3月期 8,145 5,363 65.4 393.29
(参考)自己資本 2020年3月期 5,597百万円 2019年3月期 5,331百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年3月期 747 25 △339 3,557
2019年3月期 773 46 △531 3,130
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2019年3月期 - 0.00 - 16.00 16.00 222 37.0 4.2
2020年3月期 - 8.00 - 10.00 18.00 251 46.5 4.5
2021年3月期(予想) - 8.00 - 10.00 18.00 34.9
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 16,000 8.8 1,120 16.8 1,120 14.7 700 33.3 51.56
(注)新型コロナウイルスの収束状況によっては、業績予想を変更する可能性があります。詳細は、(添付資料)3ペー
ジ「1.経営成績等の概況(5)今後の見通し」をご覧ください。
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期 15,279,840株 2019年3月期 15,279,840株
② 期末自己株式数 2020年3月期 1,692,115株 2019年3月期 1,724,835株
③ 期中平均株式数 2020年3月期 13,576,500株 2019年3月期 13,794,421株
(注)期末発行済株式数には、役員報酬BIP信託口が保有する当社株式357,600株が含まれております。また、役員報酬BIP信託口が保有す
る当社株式359,975株を、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。
(参考)個別業績の概要
1.2020年3月期の個別業績(2019年4月1日~2020年3月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 13,529 6.3 890 14.3 915 11.7 491 △3.6
2019年3月期 12,724 2.6 778 △3.8 819 △3.1 509 △6.4
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期 36.17 -
2019年3月期 36.94 -
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期 7,572 5,315 70.2 391.18
2019年3月期 7,599 5,075 66.8 374.45
(参考)自己資本 2020年3月期 5,315百万円 2019年3月期 5,075百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基
づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があ
ります。業績予想の前提となる条件および業績予想のご利用にあたっての注意事項については、(添付資料)3ページ「1.経営成績等の
概況(5)今後の見通し」をご覧ください。
(決算補足説明資料及び決算説明会内容の入手方法)
2020年3月期の決算説明会につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、会場での開催は見合わせ、後日、決算に関する
説明動画(録画)を配信いたします。
決算説明資料とともに、当社ウェブサイトのIR情報(https://www.cubesystem.co.jp/ir/library/results/)に掲載する予定です。
株式会社キューブシステム (2335) 2020年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 …………………………………………………………………………………………………… 2
(1) 当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2) 当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(3) 当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 2
(4) 利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………………………… 3
(5) 今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 3
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 4
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 5
(1) 連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 5
(2) 連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 7
連結損益計算書 ………………………………………………………………………………………………… 7
連結包括利益計算書 …………………………………………………………………………………………… 8
(3) 連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 9
(4) 連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 11
(5) 連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 12
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 12
(セグメント情報) ……………………………………………………………………………………………… 12
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 12
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 13
4.役員の異動 13
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株式会社キューブシステム (2335) 2020年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1) 当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益の改善が進み、雇用所得環境は緩やかな回復基調にあるものの、
米中間の貿易摩擦の拡大や新型コロナウイルス感染症が世界的な広がりを見せ、依然として先行きは不透明な状況で
推移いたしました。
当社グループが属する情報サービス業界におきましては、企業における効率化や生産性向上を目的とした投資需要
に加え、AI、IoT、Fintech、クラウド型ITサービス等の分野に大きな注目が集まり、市場は拡大傾向
となりました。しかしながら人件費・外注費の高騰や、保守・運用コストの削減ニーズなどから、収益環境は厳しい
状況で推移いたしました。
このような状況の中で、当社グループにおきましては、流通業における消費税対応案件並びに新規マーケット
での展開、金融業におけるクレジット会社向け案件が拡大するも、製造業における建設機械メーカー向けシステ
ム構築案件の終息により、当連結会計年度における売上高は14,708百万円(前期比2.7%増)と微増にて推移いたし
ました。また、エンハンスサービスの高度化や派生する開発案件の受注拡大による収益改善に努めたことに加え、一
部のプロジェクトにおける採算が好転し、営業利益は959百万円(同4.1%増)、経常利益は976百万円(同1.7%増)
となりましたが、保有する非上場株式の一部について減損処理を実施したことにより、親会社株主に帰属する当期純
利益は525百万円(同11.9%減)となりました。
事業の品目別の業績を示すと次のとおりであります。
(システムインテグレーション・サービス)
流通業におけるホームファニチャリング事業会社向け案件の拡大並びに成長領域での新規拡大、金融業におけ
るクレジット会社向けシステム構築案件の拡大等により、売上高は10,439百万円(前期比5.9%増)となりまし
た。
(システムアウトソーシング・サービス)
流通業におけるアウトソーシングサービスの拡大により、売上高は2,398百万円(同2.0%増)となりました。
(プロフェッショナル・サービス)
通信キャリア向けシステム構築案件終息に伴う縮小により、売上高は1,870百万円(同11.7%減)となりまし
た。
(2) 当期の財政状態の概況
当連結会計年度末における流動資産は6,241百万円となり、前連結会計年度末と比べ84百万円増加いたしました。
これは主に現金及び預金の増加426百万円、売上債権の減少189百万円、仕掛品の減少159百万円によるものです。ま
た、固定資産合計は1,805百万円となり、前連結会計年度末と比べ183百万円減少いたしました。これは主に、投資有
価証券の減少51百万円、繰延税金資産の減少57百万円、建物の減少26百万円によるものです。これらの結果、総資産
は8,047百万円となり、前連結会計年度末に比べ98百万円減少いたしました。
当連結会計年度末における流動負債は1,874百万円となり、前連結会計年度末に比べ375百万円減少いたしました。
これは主に前受金の減少123百万円、未払法人税等の減少123百万円によるものです。固定負債は540百万円となり、
前連結会計年度末に比べ7百万円増加いたしました。これは主に、株式報酬引当金の増加32百万円、退職給付に係る
負債の減少20百万円によるものです。
これらの結果、負債合計は2,414百万円となり、前連結会計年度末に比べ367百万円減少いたしました。
当連結会計年度末における純資産は5,632百万円となり、前連結会計年度末に比べ269百万円増加いたしました。こ
れは主に、利益剰余金の増加190百万円、有価証券評価差額金の増加59百万円によるものです。
この結果、自己資本比率は69.6%(前連結会計年度末は65.4%)となりました。
(3) 当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ426百万円増
加し、3,557百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は747百万円(前期比3.3%減)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益の
計上額883百万円および法人税等の支払額444百万円の資金減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は25百万円(同44.7%減)となりました。これは主に有価証券の償還による収入100
百万円および投資有価証券の取得による支出75百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は339百万円(同36.1%減)となりました。これは主に配当金の支払額332百万円によ
るものであります。
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株式会社キューブシステム (2335) 2020年3月期 決算短信
なお、当社グループのキャッシュ・フロー関連指標の推移は下記のとおりであります。
2019年3月期 2020年3月期
自己資本比率(%) 65.4 69.6
時価ベースの自己資本比率(%) 149.9 112.4
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年) 0.3 0.3
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) 470.3 459.2
※ 自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
(注)1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
2.株式時価総額は、期末株価×期末発行済株式総数により算出しております。
3.キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。
4.有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としてお
ります。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の支払額を使用しております。
(4)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は、株主への利益還元を上場企業の責務であると考え経営の最重要課題と認識しており、業績向上に邁進し安
定配当・時価総額の増大を図ることで株主資産価値の向上を目指しております。
配当につきましては、持続的な成長のために必要な内部留保を確保しつつ、株主各位への還元として連結配当性向
35%を目安に安定した配当を継続して実施していくことを基本方針としております。
当期末の配当金につきましては、上記の方針および連結業績を鑑み、1株当たり10円とさせていただきます。
これにより当期の年間配当金は昨年12月に実施済みの中間配当8円と合わせ18円となります。
また、次期の配当金につきましても、1株当たり年間18円とし、中間配当8円、期末配当10円を予定しています。
なお、内部留保資金につきましては、従業員の採用・育成や新技術を獲得するための研究開発費用等に充当する予
定です。
(5)今後の見通し
今後の情報サービス業界全体の見通しについては、新しいビジネスモデルの創出や競争力を強化する動きが加速し
ていくことで、企業のIT利活用が高まっていくものと思われます。このような中、当社グループは2012年度を初年
度とする9か年の中期経営ビジョンVISION2020に則り、2018年度からのVISION2020の3rdSTEP最終年度として、これま
で培ってきた事業資産を継承し、ソフトウェアエンジニアリングで社会に貢献していくことで、顧客価値の最大化を
図り、更なる飛躍を目指してまいります。
また、今後の次期中期経営ビジョンとなるVISION2026に向け、「社員自らが志を持ち、ビジネスマインドを持ち、
自ら考え、行動する」 「受託型+企画型ビジネスで事業成長を果たす」 の考えのもと、当社グループは重点施策と
して、以下の4点に注力してまいります。
①DX事業の推進
当社から事業会社に向けた課題提起・提案からPoC、PoB開発を積み上げたシステムソリューションによる高価値
の提供を目指す企画型ビジネスや、顧客ビジネスへ付加価値を提供するIP・プラットホームビジネスの推進、対応
人材の育成・確保をすすめることによるシステムコンサルティングビジネスの拡大に努めてまいります。
②人材価値の向上
更なる人材価値向上を目指すべく、新たに「未来人材開発センター」を設立いたします。キャリア・階層で目標
とする人材像を明確化し、それぞれのフィールドに適した育成を徹底してまいります。また、育成サイクルを見直
すことで人材価値向上を加速化させ、次期経営者育成にも努めてまいります。
③品質向上への取り組み
システム開発会議を新設し、工程ごとのレビューを徹底することでPJに内包するリスクの早期共有や見える化を
行います。また、各PJに対するモニタリング機能を強化することで、品質向上に努めてまいります。
④ガバナンス体制の整備
経営会議を刷新することで経営と執行の有機的な運営を行い、意思決定の迅速化を図ります。また、事業戦略、
人事戦略といった経営リスクに対しての報告を強化し、対策について議論検討をすすめてまいります。
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株式会社キューブシステム (2335) 2020年3月期 決算短信
また、昨今の世界各地での新型コロナウイルス感染拡大のようなパンデミックや、その他災害への対策、地政学的
リスク等を加味した事業継続プログラム(BCP)の再構築も進めてまいります。
次期連結業績の見通しにつきましては、売上高16,000百万円(前期比8.8%増)、営業利益1,120百万円(同16.8%
増)、経常利益1,120百万円(同14.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益700百万円(同33.3%増)を見込んでお
ります。また、ROEについては13%を目標としております。
なお、新型コロナウィルス感染症による当社グループへの影響につきましては、顧客企業による新規開発案件の凍
結や商談機会の減少など営業活動への影響が見込まれる一方で、社会活動を維持するためにICTの積極活用によりこ
の局面を乗り切ろうとする動きも見られます。
このような状況の中、次期連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症が収束に向かい徐々に経済・
社会活動が回復する仮定のもと算出しており、新型コロナウイルス感染症の収束状況によっては、業績予想を変更す
る可能性があります。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループの利害関係者の多くは、国内の株主、債権者、取引先等であり、海外からの資金調達の必要性が乏しい
ため、会計基準につきましては日本基準を適用しております。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,150,800 3,577,010
売掛金 2,548,217 2,358,989
有価証券 100,000 100,000
仕掛品 185,911 26,065
その他 172,472 180,267
貸倒引当金 △815 △761
流動資産合計 6,156,586 6,241,570
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 183,000 156,169
その他(純額) 46,578 32,721
有形固定資産合計 229,578 188,890
無形固定資産 16,414 12,594
投資その他の資産
投資有価証券 946,228 894,668
繰延税金資産 193,721 136,490
その他 603,374 573,067
投資その他の資産合計 1,743,324 1,604,226
固定資産合計 1,989,317 1,805,711
資産合計 8,145,904 8,047,282
負債の部
流動負債
買掛金 718,254 687,543
短期借入金 240,000 240,000
未払法人税等 274,030 150,311
賞与引当金 310,628 311,891
役員賞与引当金 46,000 37,700
受注損失引当金 12,530 2,648
その他 648,237 444,129
流動負債合計 2,249,681 1,874,225
固定負債
株式報酬引当金 153,635 185,664
退職給付に係る負債 36,237 15,428
資産除去債務 133,032 133,747
その他 209,863 205,427
固定負債合計 532,770 540,267
負債合計 2,782,451 2,414,493
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(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 768,978 768,978
資本剰余金 824,562 825,557
利益剰余金 4,865,072 5,056,043
自己株式 △1,222,419 △1,199,471
株主資本合計 5,236,193 5,451,107
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 132,198 191,219
為替換算調整勘定 △2,612 △9,095
退職給付に係る調整累計額 △34,722 △35,621
その他の包括利益累計額合計 94,863 146,502
非支配株主持分 32,394 35,178
純資産合計 5,363,452 5,632,788
負債純資産合計 8,145,904 8,047,282
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 14,325,325 14,708,096
売上原価 11,876,491 12,204,998
売上総利益 2,448,834 2,503,098
販売費及び一般管理費
役員報酬 188,466 181,080
役員賞与引当金繰入額 46,000 37,700
給料及び手当 347,373 365,663
賞与引当金繰入額 40,021 43,874
退職給付費用 20,007 26,170
役員退職慰労引当金繰入額 425 -
株式報酬引当金繰入額 48,470 40,075
賃借料 145,052 160,460
支払手数料 162,170 168,661
その他 529,256 520,400
販売費及び一般管理費合計 1,527,243 1,544,085
営業利益 921,590 959,012
営業外収益
受取利息 3,674 3,022
受取配当金 13,654 13,386
受取保険金 5,575 5,598
消費税差額 1,574 3,534
その他 26,763 5,298
営業外収益合計 51,242 30,840
営業外費用
支払利息 1,648 1,652
支払手数料 3,704 3,712
為替差損 4,099 1,413
自己株式取得費用 2,656 -
投資事業組合運用損 734 5,032
その他 61 1,859
営業外費用合計 12,904 13,670
経常利益 959,928 976,182
特別損失
投資有価証券評価損 - 92,594
特別損失合計 - 92,594
税金等調整前当期純利益 959,928 883,587
法人税、住民税及び事業税 406,461 323,402
法人税等調整額 △50,713 31,047
法人税等合計 355,748 354,450
当期純利益 604,179 529,137
非支配株主に帰属する当期純利益 7,566 3,819
親会社株主に帰属する当期純利益 596,613 525,318
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株式会社キューブシステム (2335) 2020年3月期 決算短信
(連結包括利益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
当期純利益 604,179 529,137
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 20,597 59,021
為替換算調整勘定 114 △6,483
退職給付に係る調整額 △6,198 △435
その他の包括利益合計 14,513 52,102
包括利益 618,693 581,240
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 611,536 576,956
非支配株主に係る包括利益 7,156 4,284
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株式会社キューブシステム (2335) 2020年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 768,978 759,707 4,493,163 △971,698 5,050,151
当期変動額
剰余金の配当 △224,704 △224,704
自己株式処分差益 64,854 64,854
親会社株主に帰属する当期
純利益
596,613 596,613
自己株式の取得 △397,110 △397,110
自己株式の処分 146,388 146,388
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - 64,854 371,908 △250,721 186,042
当期末残高 768,978 824,562 4,865,072 △1,222,419 5,236,193
その他の包括利益累計額
非支配株主持分 純資産合計
その他有価証券 退職給付に係る その他の包括利
評価差額金
為替換算調整勘定
調整累計額 益累計額合計
当期首残高 111,601 △2,726 △28,933 79,940 26,038 5,156,130
当期変動額
剰余金の配当 △224,704
自己株式処分差益 64,854
親会社株主に帰属する当期
純利益
596,613
自己株式の取得 △397,110
自己株式の処分 146,388
株主資本以外の項目の当期
20,597 114 △5,788 14,923 6,356 21,279
変動額(純額)
当期変動額合計 20,597 114 △5,788 14,923 6,356 207,321
当期末残高 132,198 △2,612 △34,722 94,863 32,394 5,363,452
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株式会社キューブシステム (2335) 2020年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 768,978 824,562 4,865,072 △1,222,419 5,236,193
当期変動額
剰余金の配当 △334,347 △334,347
自己株式処分差益 995 995
親会社株主に帰属する当期
純利益
525,318 525,318
自己株式の取得 △67 △67
自己株式の処分 23,015 23,015
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - 995 190,970 22,948 214,914
当期末残高 768,978 825,557 5,056,043 △1,199,471 5,451,107
その他の包括利益累計額
非支配株主持分 純資産合計
その他有価証券 退職給付に係る その他の包括利
評価差額金
為替換算調整勘定
調整累計額 益累計額合計
当期首残高 132,198 △2,612 △34,722 94,863 32,394 5,363,452
当期変動額
剰余金の配当 △334,347
自己株式処分差益 995
親会社株主に帰属する当期
純利益
525,318
自己株式の取得 △67
自己株式の処分 23,015
株主資本以外の項目の当期
59,021 △6,483 △899 51,638 2,784 54,422
変動額(純額)
当期変動額合計 59,021 △6,483 △899 51,638 2,784 269,336
当期末残高 191,219 △9,095 △35,621 146,502 35,178 5,632,788
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株式会社キューブシステム (2335) 2020年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 959,928 883,587
減価償却費 72,488 66,494
引当金の増減額(△は減少) 122,397 23,515
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △40,494 △21,108
受取利息及び受取配当金 △17,328 △16,409
支払利息 1,648 1,652
投資事業組合運用損益(△は益) 734 5,032
投資有価証券評価損(△は戻入益) - 92,594
受取保険金 △5,575 △5,598
売上債権の増減額(△は増加) △134,883 188,371
たな卸資産の増減額(△は増加) △111,263 159,741
仕入債務の増減額(△は減少) 38,835 △30,379
未払消費税等の増減額(△は減少) 35,721 △2,424
前受金の増減額(△は減少) 128,855 △123,501
その他 25,325 △47,167
小計 1,076,388 1,174,402
利息及び配当金の受取額 14,910 18,673
利息の支払額 △1,644 △1,627
法人税等の支払額 △317,254 △444,116
法人税等の還付額 718 -
営業活動によるキャッシュ・フロー 773,119 747,331
投資活動によるキャッシュ・フロー
有価証券の償還による収入 300,000 100,000
有形固定資産の取得による支出 △29,942 △1,844
投資有価証券の取得による支出 △270,843 △75,652
投資有価証券の売却による収入 27,194 15,865
会員権の取得による支出 △15,225 △1,700
敷金及び保証金の差入による支出 △6,774 △20,514
保険積立金の解約による収入 44,340 7,133
保険積立金の満期による収入 9,135 9,251
その他 △10,983 △6,580
投資活動によるキャッシュ・フロー 46,902 25,957
財務活動によるキャッシュ・フロー
自己株式の増減額(△は増加) △299,954 △67
配当金の支払額 △224,826 △332,911
非支配株主への配当金の支払額 △800 △1,500
リース債務の返済による支出 △5,501 △4,804
財務活動によるキャッシュ・フロー △531,081 △339,283
現金及び現金同等物に係る換算差額 △4,031 △7,796
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 284,907 426,209
現金及び現金同等物の期首残高 2,845,893 3,130,800
現金及び現金同等物の期末残高 3,130,800 3,557,010
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株式会社キューブシステム (2335) 2020年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報)
前連結会計年度(自2018年4月1日 至2019年3月31日)及び当連結会計年度(自2019年4月1日 至2020年3月31
日)
当社グループは、システムソリューション・サービス事業の単一セグメントであるため、記載を省略しておりま
す。
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり純資産額 393円 29銭 411円 96銭
1株当たり当期純利益 43円 25銭 38円 69銭
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益
596,613 525,318
(千円)
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当
596,613 525,318
期純利益(千円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 13,794 13,576
(注)3.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度末 当連結会計年度末
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
純資産の部の合計額(千円) 5,363,452 5,632,788
純資産の部の合計額から控除する金額
32,394 35,178
(千円)
(うち非支配株主持分(千円)) (32,394) (35,178)
普通株式に係る期末の純資産額(千円) 5,331,057 5,597,610
1株当たり純資産額の算定に用いられた
13,555 13,587
期末の普通株式の数(千株)
(注)4.役員報酬BIP信託口が保有する当社株式を、「1株当たり純資産額」の算定上、期末発行済株式総数から
控除する自己株式に含めております(前連結会計年度369,000株、当連結会計年度357,600株)。また、「1株
当たり当期純利益」の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております(前連結会
計年度324,416株、当連結会計年度359,975株)。
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(重要な後発事象)
該当事項はありません。
4.役員の異動
① 代表取締役の異動
・新任代表取締役候補
中西 雅洋(現 社長執行役員 兼CDO(Chief Digital Officer))
② その他の役員の異動
・新任取締役候補
社外取締役 永田 英恵
・退任予定取締役
取締役 飯田 賢一郎
取締役 山岡 一裕
・新任監査役候補
(常勤)社外監査役 福本 邦彦
・退任予定監査役
(常勤)社外監査役 関口 昭茂
③ 就任及び退任予定日
2020年6月24日
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