2335 キューブシステム 2021-06-23 15:00:00
当社取締役会の実効性評価に関する評価結果の概要について [pdf]

                                                    2021 年 6 月 23 日
各    位
                                   会 社 名 株式会社キューブシステム
                                   代表者名 代表取締役 社長執行役員 中西 雅洋
                                   (コ ー ド 番 号   2335 東 証 第 一 部 )
                                   問合せ先 上席執行役員 社長室長 北垣 浩史
                                              (TEL. 03-5487-6030)


              当社取締役会の実効性評価に関する評価結果の概要について


 当社は、コーポレートガバナンスの充実を経営上の重要課題と捉え、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を目的
に、事業年度ごとに取締役会の実効性に関する分析・評価を行っております。この度、2020 年度における取締役会の実
効性評価を実施いたしましたので、その結果の概要を下記のとおりお知らせいたします。

                             記


1.評価のプロセス
     取締役会の任意の諮問機関であるサステナビリティ・ガバナンス委員会において実効性評価の方法について検討
    した結果、客観的な評価を実施するため第三者機関を起用することといたしました。第三者機関による調査、分析結
    果を基にサステナビリティ・ガバナンス委員会において取締役会の評価を行い、取締役会へ今後の改善に向けた提言
    を行いました。
     取締役会は、サステナビリティ・ガバナンス委員会からの提言を受け、ガバナンスに対する課題を共有し、取締
    役会の実効性を高めるために必要な改善策について十分な議論を行いました。


2.評価の方法
     評価に当たっては、すべての取締役・監査役に対してアンケートを実施したうえで、個別インタビューを行って
    おります。
     <アンケート項目>
     (1)取締役会の構成と運営
     (2)経営戦略と事業戦略
     (3)企業倫理とリスク管理
     (4)業績モニタリングと経営陣の評価・報酬
     (5)株主等との対話
     その他、ガバナンス全般に関する自由な意見を求めました。


2.評価結果
     前述の評価プロセスにより、ヒアリング項目全般に亘り概ね適切であることが確認され、取締役会の実効性は確
     保できていると評価しました。
3.実効性向上に向けた今後の取組み
   当社取締役会は、更なる実効性の向上に向けて、特に社外役員からの意見を踏まえ、以下の取り組みを実施して
   いくことを決定いたしました。
   ・取締役会の監督機能強化に向けて、業界動向や顧客動向、目標とする指標に対する進捗状況等、業績モニタリ
   ングに必要な情報を適宜取締役会へ提出し、経営戦略の妥当性の検討ならびに着実な実行に向けた議論を行う。
   ・経営の意思伝達プロセスが機能する体制の構築に努め、経営と執行の有機的な運営を維持すると共に、取締役
   会による執行状況のモニタリング機能を強化する。そのため、社長執行役員は執行機能の強化を図り、特に経営
   戦略、内部統制、リスク管理における実施状況について取締役会へ報告する。


                                                  以 上