2021 年 5 月 11 日
各 位
会 社 名 株式会社キューブシステム
代表者名 代表取締役 社長執行役員 中西 雅洋
(コ ー ド 番 号 2335 東 証 第 一 部 )
問合せ先 上席執行役員社長室長 北垣 浩史
(ＴＥＬ. 03-5487-6030)
中期経営計画（2021 年度～2023 年度）の策定に関するお知らせ
当社は、中期経営計画（2021 年度～2023 年度）を策定いたしましたので、その内容について別紙のとおりお知らせい
たします。
以上
V2026と第１次中期経営計画
2021年5月11日
1. V2020-V2026
2. V2020ならびにV2020 3rdSTEP振り返り
3. サステナビリティ経営の推進
4. V2026 事業の方向性 -エンハンスビジネス/ＳＩビジネス/デジタルビジネス-
5. V2026 第1次中期経営計画
1. 重点施策
2. 事業戦略
3. 新中計 重要指標
4. 数値目標
3
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１．V2020-V2026
V2020（2012-2020） V2026（2021-2026）
顧客のベストパートナーとなることを目指す 社員一人ひとりが、事業を通じて社会に貢献し、
個と組織がともに成長する企業風土の醸成を目指す 企業価値の向上を目指す。
新型コロナ
サービスメニューの 感染拡大に
創出 よる社会変
化
SIビジネスの 変革を成果へつなげ、
立ち上げ 成長を加速
新たなビジネスへの変革
に向けた基盤づくり
デジタル技
術の潮流
強みの強化
4
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２．V2020ならびにV2020 3rdSTEP振り返り
中期経営計画（2018～2020）
サービスメニュー
強み強化 SIビジネス立上 目標値 実績
創出
16,000 147億円
135億円
185億円 147億円
14,000
125億円 売上高
12,000
10,000
84億円
8,000
営業利益率 9.6％ 7.9％
6,000
4,000
ROE 13％ 14.0％
1stSTEP 2ndSTEP 3rdSTEP
2,000 中期経営計画 中期経営計画 中期経営計画
（2012～2014） （2015～2017） （2018～2020）
0
2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 ・ビジョン 当初に策定した 売上高200億円に対して未達
15 ・1stSTEP 強みの強化による大規模ＳＩ案件を受託できる体制の構築は達成
営業利益 ROE 13.2 14.0
11.4 ・2ndSTEP SIビジネスの立ち上げにチャレンジするも計画通りに進めること
出来ず、成長は鈍化
10
6.1 ・3rdSTEP 売上高目標185億円、営業利益率目標9.6%を掲げるもともに未達
7.7 7.9 未達の要因は、当初より目論んでいた「新規事業」の拡大、人的
5
6.2 6.3 リソースの確保が十分に実行できなかったことに加え、大型案件
受注も受託型で積極的な提案を仕掛けることが出来なかったため
（単位：%）
0
5
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３．サステナビリティ経営の推進
経営資源 V2026の推進 社会への価値提供
事業活動 財務的価値の 社会価値の
創出（2020年度） 創出
・事業 事業を通じた
人的資本 デジタルビジネス プロフェッショナル 売上高：147億円 社会課題の解決
・サービス 営業利益：11億円
営業利益率：7% SDGsに対する
・生産性 取組み
受託型／企画型による
SIビジネス(Lift&Shift) PH売上：21百万円
顧客への価値提供 ・成長性（’17-20）
CAGR：2.9%
知的資本 システム システム
・資本効率
アウトソーシング インテグレーション ROE ：14.0%
エンハンスビジネス
サービス サービス ・株主還元
配当性向：32%
社会関係 非財務的価値の 企業価値の向上
資本 経営基盤 創出
・ダイバーシティ 財務資本の向上
コーポレート
人材価値向上 品質向上 パートナー連携 ・働き方改革
ガバナンス
・コミュニケー 非財務資本の向上
ション活性化
財務資本
企業行動指針
社会・顧客・社員にとって豊かな社会を実現
6
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４．V2026 事業の方向性 -エンハンス/ＳＩ/デジタル-
企画＋受託型ビジネスで安定的かつ継続的な事業基盤の構築
エンハンスビジネスを基盤にSIビジネス、デジタルビジネスへの投資注力
ビジネスモデル ビジネスモデル別売上高構成イメージ
事業ポートフォリオ
4：4：2 モデル
デジタルビジネス
20%
SIビジネス 10%
40%
（Lift＆Shift） 30%
1%
1%
16％
要員数
30百万円
エンハンスビジネス 83%
PH 60% 40%
（エンハンス＋＋）
2020年 2026年 長期目線
7
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４．V2026 事業の方向性 -エンハンス/ＳＩ/デジタル-
ビジネスモデル別売上高構成イメージ
エンハンスビジネス(エンハンス＋＋)
事業ポートフォリオ
基幹系、情報系システムのエンハンス範囲拡大 4： 4 ： 2 モデル
事業ポートフォリオ2026
プロセス変革、派生開発の積極的な提案活動
6： 3 ： 1 モデル
20%
高品質、効率的なリソース活用による生産性向上
10%
40%
新たなモデル構築 30%
1%
高生産性、高付加価値(高収益性)の
1%
16％
要員数
徹底的追求 PH30百万円 60% 40%
成長領域への展開 83%
2020年 2026年 長期目線
8
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４．V2026 事業の方向性 -エンハンス/ＳＩ/デジタル-
ビジネスモデル別売上高構成イメージ
SIビジネス(Lift&Shift)
事業ポートフォリオ
4 ：4 ： 2 モデル
クラウド・インテグレーション案件の積極的提案
事業ポートフォリオ2026
当社独自のAgile型開発モデルの活用 6 ：3 ： 1 モデル
20%
新たなシステム運用モデル構築・遂行
10%
40%
2つのアプローチと強みでシェア拡大 30%
1%
大規模▶SIer連携で実現
1%
16％
要員数
PH30百万円 60% 40%
中小規模▶ソリューション提案 83%
2020年 2026年 長期目線
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４．V2026 事業の方向性 -エンハンス/ＳＩ/デジタル-
ビジネスモデル別売上高構成イメージ
デジタルビジネス
事業ポートフォリオ
4 ： 4 ：2 モデル
事業ポートフォリオ2026
コンサル協業を通じたビジネス変革テーマの実践
6 ： 3 ：1 モデル
デジタル技術を使った新ビジネスモデル構築と展開 20%
10%
40%
今までとは全く違うアプローチで挑む 30%
1%
企画型のアプローチ 1%
16％
要員数
アライアンス PH30百万円 60% 40%
投資(資本効率を徹底的に高める） 83%
2020年 2026年 長期目線
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５．V2026 第1次中期経営計画 -重点施策-
2026 その未来へ
経営課題 2023
第1次 中期経営計画 変革を成果へつなげ、
お客さま
成長を加速
✓ DX事業推進 経営/事業基盤の構築
✓ 顧客満足の向上 2021
新たなビジネスへの変革の時期
株主・投資家
デジタルビ デジタルソリューションサービスの展開
✓ 高い資本効率の実現
ジネス
✓ 株主還元施策の充実 ・自社プロダクト（社会的ソリューション含む）展開
・大手Sier向けコンサル協業ビジネス/エンドユーザ向け企画型SIビジネス展開
社員
✓ 多様なプロフェッショナ リフト＆シフトの得意領域の構築
SIビジネス
ルの活躍 ・クラウド・マイクロサービスを軸としたシステムの提供と新しい運用モデルへの変革
✓Well-being
・大手Sierと連携した技術開発、他顧客への展開
ビジネスパートナー 新しいエンハンスモデルの構築と実践
エンハンス
✓ 協業・共創の推進 ビジネス
・グループ協業モデル活用やビジネスパートナー集約によるリソースの最適化
✓ 品質・生産性向上 ・独自の開発・運用基盤の構築／運用による規模拡大と収益性向上
社会 人材育成・グループガバナンス・内部統制強化
経営基盤
✓ サステナビリティ経営 ・経営基盤を支える人材採用、育成戦略推進・働き方改革・活性化
✓ 環境配慮・気候変動対応 ・投資家との対話促進、プライム市場への対応
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５．V2026 第1次中期経営計画 -事業戦略-
現時点におけるターゲット(有力顧客★デジタル、★Lift&Shift、★エンハンス++)
及び重点領域 をマーク
顧客
タイプ Sier 情報子会社
プライム
売上高規模
メーカ系 ソリューション
大手SIer コンサル系 機能子会社 事業子会社
Sier ベンダー
Top 売上高規模
Tier 30億円over
10億円～30億円
Tier1 3社～8社
5億円～10億円
Tier2 10社～15社
1億円～5億円
Tier3 10社～20社
1億円未満
Tier4 10社～20社
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５．V2026 第1次中期経営計画 -事業戦略-
1
Sier 情報子会社 エンドユーザ
顧客市場の拡大
・第3の事業基盤となる、大型顧客の開拓
協業モデル
TOPTier
・協業コンサルモデルの展開
推進
蓄積したノウハウを活用
１ 2 ・展開 2
Tier
顧客開拓と拡大 協業モデル 協業モデルの推進・展開
1
推進
,
2 ・DX技術およびクラウド基盤を応用
情報子会社を経由した顧客獲得スキームの構築
・マルチクラウド、マイクロサービスにおける協業ビジネス拡大
クラウド基盤 3 ・製品コンサルと運用モデル変革による新規サービス確立
Tier
運用基盤 ・クラウドベンダー共創促進
3 DXビジネスの創出
拡大 3
,
4 マルチクラウド基盤、
運用基盤の活用
デジタルビジネスの創出・拡大
・スマイルシェアプロダクトのエンドユーザ展開
・マルチクラウド基盤を活用したSaaSの展開
得意領域 成長領域
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５．V2026 第1次中期経営計画 -重要経営指標-
第1次中期経営計画
重要経営指標(KPI) 中長期の方向性
目標
ROE
資本効率 （2020年度：14.0%）
継続的に：13%以上
生産性 一人当たり売上高 23百万円 30百万円
（2020年度：21百万円）
財務 ビジネスモデル変革 売上高構成比率 SIビジネス+25億円 デジタルビジネス+20億円
（2020年度比） （2023年度比）
エンハンス：SI：デジタル（６：３：１）の比率へ
成長性 売上高CAGR（2020-2023） 8%程度 9%程度
営業利益率 8% 10%程度
利益指標 （2020年度：7.9%）
継続的な収益性・生産性の向上施策を実施
Ｉ
「女性の活躍推進」「障がいのある方の雇用への貢献」「育児と介護サポートへの
Ｔ ダイバーシティ促進 ダイバーシティ指標 貢献」
活
用
非財務 働き方改革 働きがい指標 仕事のやりがい、心身の健康、職場の活気等の指標設定と推進
に
よ
自社プロダクト「スマイルシェア」による
る コミュニケーション活性化 コミュニケーション指標
※出展： ありがとう、いいね指標
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５．V2026 第1次中期経営計画 -数値目標-
「計画売上高の詳細」 （単位：百万円） （単位：百万円）
第1次中期経営計画
20,000 2020年度
エンハンス ＳＩ デジタル
実績
CAGR 2021年度 2022年度 2023年度
18,000 7.8% 500
400
16,000 320
売上高 14,788 16,000 17,200 18,500
5,000
66 4,500
14,000 CAGR 7.8%
2,561 4,130 （2020-2023）
12,000
営業利益 1,174 1,230 1,340 1,480
10,000
利益率 7.9% 7.7% 7.9％ 8.0%
8,000
14,325 14,708 ROE 14.0% 13%以上
13,000
6,000 12,161 12,300
11,550
4,000
2,000
0
2018 2019 2020 2021 2022 2023
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2011年度経営トピック
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