2329 J-東北新社 2021-02-12 15:00:00
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年2月12日
上場会社名 株式会社 東北新社 上場取引所 東
コード番号 2329 URL https://www.tfc.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)二宮 清隆
問合せ先責任者 (役職名) 取締役副社長 (氏名)伊藤 良平 TEL 03-5414-0211
四半期報告書提出予定日 2021年2月12日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 37,134 △16.6 1,451 △48.4 1,836 △41.5 855 △53.7
2020年3月期第3四半期 44,524 △2.4 2,811 119.0 3,139 109.1 1,847 -
(注)包括利益 2021年3月期第3四半期 1,778百万円 (△9.4%) 2020年3月期第3四半期 1,962百万円 (-%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第3四半期 19.04 -
2020年3月期第3四半期 41.10 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第3四半期 89,320 70,832 78.6
2020年3月期 89,861 69,792 77.1
(参考)自己資本 2021年3月期第3四半期 70,201百万円 2020年3月期 69,288百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 0.00 - 16.00 16.00
2021年3月期 - 0.00 -
2021年3月期(予想) 8.00 8.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 52,234 △12.8 868 △70.9 1,213 △61.6 653 △63.0 14.55
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動:無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
(注)詳細は、添付資料8ページ「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記
事項(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)」をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 46,735,334株 2020年3月期 46,735,334株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 1,786,847株 2020年3月期 1,786,847株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 44,948,487株 2020年3月期3Q 44,948,550株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的である
と判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際
の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用
に当たっての注意事項等については、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予
想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社東北新社(2329) 2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
(四半期連結損益計算書) ………………………………………………………………………………………… 6
(四半期連結包括利益計算書) …………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 8
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 9
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1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間では、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う国内外の経済活動の停滞や縮小によ
り、当社グループの事業環境にも大きな影響が出ました。今春の「緊急事態宣言」解除後は、受注状況や事業活
動において、徐々に改善傾向が見受けられるものの、今冬における再度の感染拡大により、依然として先行きの
不透明な状況が続いています。
その結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高37,134百万円(前年同期比16.6%減)、営業利益
1,451百万円(前年同期比48.4%減)、経常利益1,836百万円(前年同期比41.5%減)、親会社株主に帰属する四
半期純利益855百万円(前年同期比53.7%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
① 広告プロダクション
広告プロダクションの売上高は、前年同期に比べ26.9%減の14,137百万円となり、営業利益は690百万円(前
年同期比61.7%減)となりました。CM制作部門においては、「緊急事態宣言」解除後は制作業務を再開して
おり、受注状況も回復しつつあるものの、TVCMの制作業務が相次いで、延期・中止となった影響を受け、
減収減益となりました。
② コンテンツプロダクション
コンテンツプロダクションの売上高は、前年同期に比べ13.5%減の8,384百万円となり、営業利益は4百万円
(前年同期比99.4%減)となりました。映像制作部門で社内の大型案件の売上がありましたが、音響字幕制作
部門において、制作本数が減少したこと、またデジタルプロダクション部門において、TV番組やTVCMの
制作業務が延期・中止となり、編集業務が大幅に減少した結果、減収減益となりました。
③ メディア
メディアの売上高は、前年同期に比べ7.2%減の10,339百万円となり、営業利益は前年同期に比べ83.1%増の
1,082百万円となりました。一部の関連チャンネルが、資本再編により連結子会社から持分法適用関連会社にな
ったことや広告出稿の減少に伴い売上が減少しました。
一方、利益面においては、番組制作及び販促活動の繰延べや、営業活動の自粛に伴い各種経費節減に努めた
結果、増益となりました。
④ プロパティ
プロパティの売上高は、前年同期に比べ17.6%減の4,048百万円となり、営業利益は前年同期に比べ53.3%減
の231百万円となりました。『牙狼<GARO>』関連の売上は増加しましたが、TV配給において大型の作品
販売が前年同期に比べて減少したことにより、減収減益となりました。
⑤ 物販
物販の売上高は、前年同期に比べ0.3%減の4,739百万円となり、営業利益は63百万円(前年同期比532.1%
増)となりました。外出自粛に伴う巣籠り需要もあって、スーパー部門が好調に推移し、増益となりました。
(注)上記セグメントの売上高は、セグメント間の内部売上高を含んだ金額を記載しております。
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(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産の残高は、89,320百万円であり、前連結会計年度末に比べ540百万
円減少いたしました。この主な要因は、現金及び預金の増加2,060百万円及び受取手形及び売掛金の減少2,741
百万円等であります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債の残高は、18,487百万円であり、前連結会計年度末に比べ1,581百
万円減少いたしました。この主な要因は、買掛金の減少1,706百万円等であります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は、70,832百万円であり、前連結会計年度末に比べ1,040
百万円増加いたしました。この主な要因は、その他有価証券評価差額金の増加871百万円等であります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年3月期の見通しですが、今春の「緊急事態宣言」解除後の個人消費や広告市況等の回復に伴い、第2四
半期以降の当社グループの業績は改善傾向にあり、当第3四半期連結累計期間の業績は、2ページ「1.当四半期
決算に関する定性的情報(1)経営成績に関する説明」に記載のとおりです。
しかしながら、年明けの感染再拡大による再度の「緊急事態宣言」の発出により、今後の広告プロダクション
やコンテンツプロダクションの受注及び制作状況が不透明であること、また関連チャンネルでの編成費用等の計
上を第4四半期に予定していること等により、2020年11月13日に発表済の2021年3月期の業績予想を据え置きま
す。
なお、業績予想につきましては、当社が現時点で合理的であると判断する一定の条件に基づいて作成してお
り、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は、今後様々な要因によって異な
る結果となる可能性があります。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 29,004 31,065
受取手形及び売掛金 15,291 12,550
有価証券 830 741
映像使用権 5,423 4,968
仕掛品 3,881 4,037
その他のたな卸資産 584 513
その他 1,163 1,007
貸倒引当金 △33 △34
流動資産合計 56,146 54,849
固定資産
有形固定資産
土地 13,368 13,348
その他(純額) 7,127 7,105
有形固定資産合計 20,496 20,454
無形固定資産 785 704
投資その他の資産
投資有価証券 10,352 11,237
その他 2,257 2,266
貸倒引当金 △176 △191
投資その他の資産合計 12,432 13,311
固定資産合計 33,714 34,471
資産合計 89,861 89,320
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 10,861 9,154
短期借入金 760 1,060
未払法人税等 713 305
賞与引当金 832 490
その他 3,013 3,133
流動負債合計 16,181 14,143
固定負債
役員退職慰労引当金 316 357
退職給付に係る負債 2,616 2,587
その他 953 1,398
固定負債合計 3,886 4,343
負債合計 20,068 18,487
純資産の部
株主資本
資本金 2,487 2,487
資本剰余金 3,731 3,731
利益剰余金 63,409 63,546
自己株式 △1,728 △1,728
株主資本合計 67,900 68,037
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 2,151 3,023
繰延ヘッジ損益 △6 -
為替換算調整勘定 △413 △624
退職給付に係る調整累計額 △344 △234
その他の包括利益累計額合計 1,387 2,164
非支配株主持分 504 631
純資産合計 69,792 70,832
負債純資産合計 89,861 89,320
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 44,524 37,134
売上原価 33,153 27,749
売上総利益 11,371 9,384
販売費及び一般管理費 8,559 7,933
営業利益 2,811 1,451
営業外収益
受取利息 22 13
受取配当金 115 99
持分法による投資利益 - 15
為替差益 64 62
出資金運用益 61 60
経営指導料 75 86
受取家賃 56 80
その他 42 106
営業外収益合計 439 525
営業外費用
支払利息 6 7
持分法による投資損失 56 -
不動産賃貸原価 28 46
賃貸借契約解約損 - 20
契約違約金 - 42
支払手数料 18 18
その他 1 3
営業外費用合計 111 140
経常利益 3,139 1,836
特別利益
固定資産売却益 1 -
投資有価証券売却益 - 301
特別利益合計 1 301
特別損失
投資有価証券売却損 - 51
投資有価証券評価損 5 23
特別退職金 - 155
特別損失合計 5 229
税金等調整前四半期純利益 3,135 1,908
法人税等 1,187 906
四半期純利益 1,947 1,001
非支配株主に帰属する四半期純利益 100 145
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,847 855
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株式会社東北新社(2329) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期純利益 1,947 1,001
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 36 871
繰延ヘッジ損益 - 6
為替換算調整勘定 △166 △205
退職給付に係る調整額 148 110
持分法適用会社に対する持分相当額 △4 △5
その他の包括利益合計 14 777
四半期包括利益 1,962 1,778
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 1,861 1,632
非支配株主に係る四半期包括利益 100 145
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株式会社東北新社(2329) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計
適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。ただ
し、当該見積実効税率を用いて税金費用を計算すると著しく合理性を欠く結果となる場合には、法定実効税率を
使用する方法によっております。
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株式会社東北新社(2329) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
合計
広告 コンテンツ (注)1 計上額
メディア プロパティ 物販
プロダクション プロダクション (注)2
売上高
外部顧客への売上高 19,129 6,813 10,937 3,369 4,275 44,524 - 44,524
セグメント間の内部
211 2,884 209 1,545 477 5,329 △5,329 -
売上高又は振替高
計 19,341 9,697 11,146 4,915 4,752 49,853 △5,329 44,524
セグメント利益 1,804 731 591 496 10 3,633 △821 2,811
(注)1.セグメント利益の調整額△821百万円には、セグメント間取引消去△21百万円、不動産関連費用の調整額
(近隣の賃貸相場を参考に設定した標準賃貸単価をもとに算定した標準価額と実際発生額との差額)1,287百
万円及び全社費用△2,088百万円が含まれております。
全社費用は、主に報告セグメントに配分していない当社の管理部門に係る費用であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
合計
広告 コンテンツ (注)1 計上額
メディア プロパティ 物販
プロダクション プロダクション (注)2
売上高
外部顧客への売上高 14,006 5,347 10,195 3,193 4,392 37,134 - 37,134
セグメント間の内部
130 3,036 144 855 347 4,513 △4,513 -
売上高又は振替高
計 14,137 8,384 10,339 4,048 4,739 41,648 △4,513 37,134
セグメント利益 690 4 1,082 231 63 2,073 △621 1,451
(注)1.セグメント利益の調整額△621百万円には、セグメント間取引消去110百万円、不動産関連費用の調整額
(近隣の賃貸相場を参考に設定した標準賃貸単価をもとに算定した標準価額と実際発生額との差額)1,289百
万円及び全社費用△2,021百万円が含まれております。
全社費用は、主に報告セグメントに配分していない当社の管理部門に係る費用であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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