2323 J-fonfun 2020-02-13 16:15:00
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年2月13日
上場会社名 株式会社fonfun 上場取引所 東
コード番号 2323 URL https://www.fonfun.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 林 和之
問合せ先責任者 (役職名) 取締役経営管理部部長 (氏名) 八田 修三 TEL 03-5365-1511
四半期報告書提出予定日 2020年2月14日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期第3四半期の連結業績(2019年4月1日∼2019年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 400 △0.3 0 ― 1 ― 3 ―
2019年3月期第3四半期 401 1.5 △5 ― △8 ― △12 ―
(注)包括利益 2020年3月期第3四半期 3百万円 (―%) 2019年3月期第3四半期 △12百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年3月期第3四半期 1.14 ―
2019年3月期第3四半期 △4.38 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第3四半期 908 528 58.1
2019年3月期 665 316 47.6
(参考)自己資本 2020年3月期第3四半期 528百万円 2019年3月期 316百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2020年3月期 ― 0.00 ―
2020年3月期(予想) 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 584 8.5 21 733.1 19 ― 10 ― 3.68
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 3,380,920 株 2019年3月期 2,866,720 株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 44,481 株 2019年3月期 44,401 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 2,870,929 株 2019年3月期3Q 2,822,466 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている事業見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その
達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等はさまざまな要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件
及び業績予想のご利用に当たっての注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関
する説明」をご覧ください。
株式会社fonfun(2323) 2020年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 …………………………………………………………………………6
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 …………………………………………………………………………7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………8
(開示の省略) …………………………………………………………………………………………8
― 1 ―
株式会社fonfun(2323) 2020年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当社グループを取り巻く環境に関しては、スマートフォンが市場の中心となり、業界再編が続いております。
2019年9月末における携帯電話の契約数は1億8,096万件(前年同期比4.6%増 総務省発表資料による)であり、大幅
な契約数増加が見込めないなか、総務省主導による政策の影響もあり、携帯電話端末の価格と通信料のバランスが
変化してきています。主要通信キャリア以外の仮想移動体通信事業者(MVNO)の存在感も増し、一契約あたりの売上
高(ARPU)は微減を続け、コンテンツビジネスにも影響を及ぼしております。主要携帯通信キャリアが主導してきた
ビジネスモデルは、今後も大きく変化していくことが予想されます。
このような状況下、当社グループは、株式会社fonfunにて主力事業であるリモートメール事業の維持・拡大に努
めつつ、連結子会社である株式会社FunFusionにてショートメッセージ(SMS)を利用したサービスの機能強化と拡販
を進めております。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
① リモートメール事業
当第3四半期連結累計期間において、当社グループは、「リモートメール」の個人版サービス・法人版サービ
スともに成長市場であるスマートフォン市場での拡販に努めました。
「リモートメール」個人版サービスにつきましては、フィーチャーフォン契約者減少による売上の減少を補う
ために、スマートフォン会員の獲得に注力いたしました。スマートフォンサービスを対象に、Webアフィリエイト
と携帯電話販売店舗における入会販促活動、顧客満足度とサービスの継続利用率を上げるための機能改善を継続
して実施しております。
「リモートメール」法人版サービスにつきましては、スマートフォンを含めたマルチデバイス化を進めた結果、
法人版契約社数全体に対するスマートデバイスでの利用契約社数の割合が増加しております。お客様のニーズに
丁寧に対応し、新機能の追加や新たなオプションサービスを開発することで、お客様の獲得、解約防止、利用単
価の向上を図りました。さらに、法人向けサービスとして開発した「リモートブラウズ」、「リモートカタロ
グ」や他社から提供を受けている「リモート・ビュー(AnyClutch Remote)」、「リモート名刺(BizCompass)」な
ど、リモートメール以外のスマートデバイス向けサービスの販売も強化しております。
また、一部の携帯販売店にて販売している、当社子会社・株式会社FunFusionを販売元とする「モバイル活用パ
ック」も引き続き、売上に寄与しております。
上記の結果、リモートメール事業の売上高は168百万円(前年同期比13.0%減)、営業利益は69百万円(前年同期
比21.0%減)となりました。
② SMS事業
SMS事業はショートメッセージを利用した通知サービスであり、「らくらくナンバー」、「いけいけナンバ
ー」、「いけいけナンバーAPI」と3つのサービスがあります。当第3四半期連結累計期間においては、営業を注
力する業界の絞込み、導入企業と同業種への事例紹介や、既存のお客様からのご紹介、展示会への出展、新規代
理店の開拓と連携強化などにより新規のお客様の獲得に努めました。また、2018年3月に提供を始めたSMSを利用
したアンケート収集システム「アンケートつなぐ君」も導入企業を増やしてつつあり、売上に寄与しておりま
す。
上記の結果、SMS事業の売上高は122百万円(前年同期比27.1%増)、営業利益45百万円(前年同期比199.3%増)と
なりました。
③ 受託開発ソフトウェア事業
受託開発ソフトウェア事業は、コンピューターソフトウェア及びウェブシステムの設計、開発、販売等を行う
事業であり、当社子会社であった株式会社アドバンティブにて実施しておりました。株式会社アドバンティブの
全株式は当第2四半期連結会計期間に売却しております。
受託開発ソフトウェア事業の売上高は28百万円(前年同期比62.7%減)、営業利益1百万円(前年同期比77.3%
減)となりました。
― 2 ―
株式会社fonfun(2323) 2020年3月期 第3四半期決算短信
④ メディア事業
メディア事業は、2018年3月に譲受けた事業であり、ウェブコンテンツ提供に伴う広告収入を主な収益として
おります。
メディア事業の売上高は53百万円(前年同期比68.0%増)、営業利益13百万円(前年同期比132.5%増)となりまし
た。
⑤ ボイスメール事業
ボイスメール事業は、2019年12月に譲受けた事業であり、スマートフォンアプリを利用して音声情報をメール
のようにやり取りできる法人向けのサービスであります。
ボイスメール事業の売上高は6百万円(前年同期なし)、営業利益1百万円(前年同期なし)となりました。
⑥ その他
その他の売上は、主にシステム保守によるものであり、売上高は22百万円(前年同期比203.6%増)、営業利益4
百万円(前年同期営業損失0百万円)となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高400百万円(前年同期比0.3%減)、営業利益0百万
円(前年同期営業損失5百万円)、経常利益1百万円(前年同期経常損失8百万円)、親会社株主に帰属する四半期純
利益3百万円(前年同期親会社株主に帰属する四半期純損失12百万円)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末における総資産は908百万円となり、前連結会計年度末に比べ、243百万円の増加と
なりました。その主な要因は、のれんの増加174百万円、現金及び預金の増加19百万円、売掛金の減少5百万円等で
あります。
負債の部は380百万円となり、前連結会計年度末に比べ31百万円増加しております。主な要因は、長期借入金の増
加23百万円、1年内長期借入金の増加13百万円、未払法人税等の減少3百万円、買掛金の増加2百万円等でありま
す。
純資産は528百万円となり、前連結会計年度末に比べ211百万円の増加となっております。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、2019年5月15日の「2019年3月期決算短信」で公表いたしました通期の連結業績
予想に変更はありません。
― 3 ―
株式会社fonfun(2323) 2020年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 454,298 473,851
売掛金 92,738 87,707
仕掛品 2,419 ―
短期貸付金 4,041 911
その他 13,482 69,746
貸倒引当金 △196 △178
流動資産合計 566,783 632,038
固定資産
有形固定資産 10,346 10,635
無形固定資産
のれん 73,442 247,696
商標権 1,331 1,581
ソフトウエア 3,186 5,422
無形固定資産合計 77,961 254,700
投資その他の資産
投資有価証券 5,000 5,000
長期未収入金 782,686 781,386
繰延税金資産 188 ―
その他 4,884 5,753
貸倒引当金 △782,686 △781,386
投資その他の資産合計 10,073 10,753
固定資産合計 98,380 276,089
繰延資産
創立費 69 ―
株式交付費 ― 830
繰延資産合計 69 830
資産合計 665,234 908,957
― 4 ―
株式会社fonfun(2323) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 10,526 12,918
短期借入金 44,000 42,915
1年内返済予定の長期借入金 62,964 76,144
未払金 19,927 20,015
未払法人税等 13,145 9,400
賞与引当金 1,130 ―
その他 22,301 21,776
流動負債合計 173,996 183,170
固定負債
長期借入金 154,588 178,544
退職給付に係る負債 20,093 18,692
固定負債合計 174,681 197,236
負債合計 348,678 380,406
純資産の部
株主資本
資本金 2,287,602 2,391,985
資本剰余金 681,558 785,941
利益剰余金 △2,478,263 △2,474,999
自己株式 △174,342 △174,375
株主資本合計 316,556 528,551
純資産合計 316,556 528,551
負債純資産合計 665,234 908,957
― 5 ―
株式会社fonfun(2323) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 401,777 400,567
売上原価 136,819 120,387
売上総利益 264,958 280,180
販売費及び一般管理費 270,739 279,844
営業利益又は営業損失(△) △5,781 335
営業外収益
受取利息 59 62
受取手数料 ― 2,267
貸倒引当金戻入額 1,350 1,300
助成金収入 570 950
その他 281 1,087
営業外収益合計 2,260 5,667
営業外費用
支払利息 3,835 3,661
解約手数料 1,200 ―
株式交付費償却 ― 167
その他 302 833
営業外費用合計 5,338 4,661
経常利益又は経常損失(△) △8,858 1,341
特別利益
子会社株式売却益 ― 7,456
特別利益合計 ― 7,456
特別損失
固定資産除売却損 21 ―
特別損失合計 21 ―
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
△8,879 8,797
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 3,462 5,366
法人税等調整額 25 167
法人税等合計 3,487 5,534
四半期純利益又は四半期純損失(△) △12,367 3,263
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
△12,367 3,263
に帰属する四半期純損失(△)
― 6 ―
株式会社fonfun(2323) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) △12,367 3,263
四半期包括利益 △12,367 3,263
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △12,367 3,263
非支配株主に係る四半期包括利益 ― ―
― 7 ―
株式会社fonfun(2323) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(企業結合等関係)
取得による企業結合
1.企業結合の概要
(1)被取得企業の名称及びその事業の内容
被取得企業の名称:株式会社武蔵野
事業の内容 :ボイスメール事業
(2)企業結合を行った主な理由
新たな収益事業の早期育成のため、既存事業の周辺事業を取得し業容の拡大を図りました。
(3)企業結合日
2019年12月6日
(4)企業結合の法的形式
事業譲受
(5)結合後企業の名称
変更はありません。
(6)取得企業を決定するに至った主な根拠
当社による現金を対価とする資産等の事業譲受であること。
2.被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
取得の対価 現金 190,000千円
取得原価 190,000千円
3.主要な取得関連費用の内容及び金額
弁護士費用 1,700千円
事業価値算定費用 500千円
4.発生するのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
(1)発生するのれんの金額
190,000千円
(2)発生原因
主として将来の収益予想に基づく超過収益力であります。
(3)償却方法及び償却期間
8年間にわたる均等償却
5.企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳
資産は営業権(190,000千円)のみであり、負債は引受けておりません。
6.企業結合が連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす
影響の概算額及びその算定方法
当連結会計年度における概算額の算定が困難であるため、記載しておりません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
(開示の省略)
セグメント情報、その他の注記事項、個別情報、補足情報等は第3四半期決算短信における開示の必要性が大き
くないと考えられるため開示を省略しております。
― 8 ―