2323 J-fonfun 2019-08-13 16:00:00
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年8月13日
上場会社名 株式会社fonfun 上場取引所 東
コード番号 2323 URL https://www.fonfun.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 林 和之
問合せ先責任者 (役職名) 取締役経営管理部部長 (氏名) 八田 修三 TEL 03-5365-1511
四半期報告書提出予定日 2019年8月14日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期第1四半期の連結業績(2019年4月1日∼2019年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第1四半期 148 15.9 3 ― 3 ― 2 ―
2019年3月期第1四半期 128 1.2 △7 ― △8 ― △9 ―
(注)包括利益 2020年3月期第1四半期 2百万円 (―%) 2019年3月期第1四半期 △9百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年3月期第1四半期 0.99 ―
2019年3月期第1四半期 △3.21 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第1四半期 610 319 52.3
2019年3月期 665 316 47.6
(参考)自己資本 2020年3月期第1四半期 319百万円 2019年3月期 316百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2020年3月期 ―
2020年3月期(予想) 0.00 ― 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 262 0.3 △19 ― △20 ― △20 ― △7.31
通期 584 8.5 21 733.1 19 ― 10 ― 3.68
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期1Q 2,866,720 株 2019年3月期 2,866,720 株
② 期末自己株式数 2020年3月期1Q 44,401 株 2019年3月期 44,401 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期1Q 2,822,319 株 2019年3月期1Q 2,822,512 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている事業見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等はさまざまな要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及
び業績予想のご利用に当たっての注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関す
る説明」をご覧ください。
株式会社fonfun(2323) 2020年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 …………………………………………………………………………6
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 …………………………………………………………………………7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(開示の省略) …………………………………………………………………………………………8
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株式会社fonfun(2323) 2020年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当社グループを取り巻く環境に関しては、スマートフォンが市場の中心となり、業界再編が続いております。
2019年3月末における携帯電話の契約数は1億7,773万件(前年同期比4.5%増 総務省発表資料による)であり、大
幅な契約数増加が見込めないなか、総務省主導による政策の影響もあり、携帯電話端末の価格と通信料のバランス
が変化してきています。主要通信キャリア以外の仮想移動体通信事業者(MVNO)の存在感も増し、一契約あたりの売
上高(ARPU)は微減を続け、コンテンツビジネスにも影響を及ぼしております。主要携帯通信キャリアが主導してき
たビジネスモデルは、今後も大きく変化していくことが予想されます。
このような状況下、当社グループは、株式会社fonfunにて主力事業であるリモートメール事業の維持・拡大に努
めつつ、連結子会社株式会社アドバンティブのシステム開発力を背景に、連結子会社株式会社FunFusionにてショー
トメッセージ(SMS)を利用したサービスの機能強化と拡販を進めております。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
① リモートメール事業
当第1四半期連結累計期間において、当社グループは、「リモートメール」の個人版サービス・法人版サービ
スともに成長市場であるスマートフォン市場での拡販に努めました。
「リモートメール」個人版サービスにつきましては、フィーチャーフォン契約者減少による売上の減少を補う
ために、スマートフォン会員の獲得に注力いたしました。スマートフォンサービスを対象に、Webアフィリエイト
と携帯電話販売店舗における入会販促活動、顧客満足度とサービスの継続利用率を上げるための機能改善を継続
して実施しております。
「リモートメール」法人版サービスにつきましては、スマートフォンを含めたマルチデバイス化を進めた結果、
法人版契約社数全体に対するスマートデバイスでの利用契約社数の割合が増加しております。お客様のニーズに
丁寧に対応し、新機能の追加や新たなオプションサービスを開発することで、お客様の獲得、解約防止、利用単
価の向上を図りました。さらに、法人向けサービスとして開発した「リモートブラウズ」、「リモートカタロ
グ」や他社から提供を受けている「リモート・ビュー(AnyClutch Remote)」、「リモート名刺(BizCompass)」な
ど、リモートメール以外のスマートデバイス向けサービスの販売も強化しております。
また、一部の携帯販売店にて販売している、当社子会社・株式会社FunFusionを販売元とする「モバイル活用パ
ック」も引き続き、売上に寄与しております。
上記の結果、リモートメール事業の売上高は58百万円(前年同期比11.8%減)、営業利益は23百万円(前年同期比
21.7%減)となりました。
② SMS事業
SMS事業はショートメッセージを利用した通知サービスであり、Pu11型の「らくらくナンバー」、Push型の「い
けいけナンバー」、システム組込用の「いけいけナンバーAPI」と3つのサービスがあります。当第1四半期連結
累計期間においては、営業を注力する業界の絞込み、導入企業と同業種への事例紹介や、既存のお客様からのご
紹介、展示会への出展、新規代理店の開拓と連携強化などにより新規のお客様の獲得に努めました。また、2018
年3月に提供を始めたSMSを利用したアンケート収集システム「アンケートつなぐ君」も導入企業が増え、売上に
寄与しております。
上記の結果、SMS事業の売上高は40百万円(前年同期比39.3%増)、営業利益13百万円(前年同期比463.1%増)と
なりました。
③ 受託開発ソフトウェア事業
受託開発ソフトウェア事業は、コンピューターソフトウェア及びウェブシステムの設計、開発、販売等を行う
事業であり、当社子会社・株式会社アドバンティブにて実施しております。
受託開発ソフトウェア事業の売上高は28百万円(前年同期比35.4%増)、営業利益1百万円(前年同期比357.1%
増)となりました。
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株式会社fonfun(2323) 2020年3月期 第1四半期決算短信
④ メディア事業
メディア事業は、2018年3月に譲受けた事業であり、ウェブコンテンツ提供に伴うアフィリエイト広告収入を
主な収益としております。
メディア事業の売上高は14百万円(前年同期比31.3%増)、営業利益4百万円(前年同期比230.0%増)となりまし
た。
⑤ その他
その他の売上は、主にシステム保守によるものであり、売上高は7百万円(前年同期比203.1%増)、営業利益1
百万円(前年同期営業利益0百万円)となりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高148百万円(前年同期比15.9%増)、営業利益3百万
円(前年同期営業損失7百万円)、経常利益3百万円(前年同期経常損失8百万円)、親会社株主に帰属する四半期純
利益2百万円(前年同期親会社株主に帰属する四半期純損失9百万円)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末における総資産は610百万円となり、前連結会計年度末に比べ、54百万円の減少とな
りました。その主な要因は、現金及び預金の減少99百万円、売掛金の増加16百万円、のれんの減少4百万円等であ
ります。
負債の部は291百万円となり、前連結会計年度末に比べ57百万円減少しております。主な要因は、長期借入金の減
少33百万円、一年内長期借入金の減少4百万円、短期借入金の減少4百万円、未払法人税等の減少8百万円等であ
ります。
純資産は319百万円となり、前連結会計年度末に比べ2百万円の増加となっております。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、2019年5月15日の「2019年3月期決算短信」で公表いたしました第2四半期連結
累計期間及び通期の連結業績予想に変更はありません。
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株式会社fonfun(2323) 2020年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 454,298 354,919
売掛金 92,738 109,490
仕掛品 2,419 3,643
短期貸付金 4,041 1,119
その他 13,482 44,786
貸倒引当金 △196 △192
流動資産合計 566,783 513,767
固定資産
有形固定資産 10,346 10,923
無形固定資産
商標権 1,331 1,295
ソフトウエア 3,186 5,012
のれん 73,442 68,853
無形固定資産合計 77,961 75,161
投資その他の資産
投資有価証券 5,000 5,000
長期未収入金 782,686 782,236
その他 5,073 5,643
貸倒引当金 △782,686 △782,236
投資その他の資産合計 10,073 10,643
固定資産合計 98,380 96,728
繰延資産
創立費 69 59
繰延資産合計 69 59
資産合計 665,234 610,555
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株式会社fonfun(2323) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 10,526 10,517
短期借入金 44,000 40,000
1年内返済予定の長期借入金 62,964 58,236
未払金 19,927 24,215
未払法人税等 13,145 4,924
その他 23,432 13,903
流動負債合計 173,996 151,797
固定負債
長期借入金 154,588 121,573
退職給付に係る負債 20,093 17,848
固定負債合計 174,681 139,421
負債合計 348,678 291,218
純資産の部
株主資本
資本金 2,287,602 2,287,602
資本剰余金 681,558 681,558
利益剰余金 △2,478,263 △2,475,482
自己株式 △174,342 △174,342
株主資本合計 316,556 319,336
純資産合計 316,556 319,336
負債純資産合計 665,234 610,555
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株式会社fonfun(2323) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
売上高 128,496 148,919
売上原価 42,403 53,923
売上総利益 86,092 94,996
販売費及び一般管理費 93,254 91,661
営業利益又は営業損失(△) △7,162 3,334
営業外収益
受取利息 33 29
助成金収入 570 950
貸倒引当金戻入額 450 450
その他 42 600
営業外収益合計 1,096 2,030
営業外費用
支払利息 1,301 1,100
解約手数料 1,200 537
その他 10 72
営業外費用合計 2,512 1,710
経常利益又は経常損失(△) △8,578 3,653
特別損失
固定資産除却損 21 ―
特別損失合計 21 ―
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
△8,599 3,653
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 327 706
法人税等調整額 145 167
法人税等合計 473 873
四半期純利益又は四半期純損失(△) △9,072 2,780
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
△9,072 2,780
に帰属する四半期純損失(△)
― 6 ―
株式会社fonfun(2323) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) △9,072 2,780
四半期包括利益 △9,072 2,780
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △9,072 2,780
非支配株主に係る四半期包括利益 ― ―
― 7 ―
株式会社fonfun(2323) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(重要な後発事象)
当社は、2019年6月19日開催の取締役会において、株式会社アドバンティブ(以下、「アドバンティブ」と記載
する)の全株式を2019年7月1日付で譲渡することを決議しました。2019年6月19日付で売却の相手方と譲渡契約
を締結し、2019年7月1日付で譲渡しております。
重要な子会社の株式の売却
1.売却の理由
当社は、携帯電話・スマートフォン向けのコンテンツ提供を事業の柱としております。開発力の増強を目的
として、受託開発ソフトウェア業を事業とするアドバンティブを2015年12月に設立いたしました。主に九州の
お客様よりのソフトウェアの受託開発により、2019年3月期の受託開発ソフトウェア事業におけるセグメント
利益は10百万円であり、一定の成果は得られていたと考えております。
今般、アドバンティブの取締役らで構成される株式会社AHDよりアドバンティブの株式取得の打診があり、当
社としてもリモートメール事業・SMS事業を中心により関連性の高い事業分野に集中し利益率の高い企業体質に
することが今後の企業価値を向上させることに繋がると考え、譲渡することといたしました。
2.売却する相手の名称
株式会社AHD
3.売却の時期
2019年7月1日
4.当該子会社の名称、事業内容及び当社との取引内容
名称: 株式会社アドバンティブ
事業内容: 受託開発ソフトウェア事業
当社との取引内容:当社及び当社子会社向けのソフトウェア開発の受託
5.売却する株式の数、売却価額、売却損益及び売却後の持分比率
売却株式数:100株
売却価額:28,000千円
売却益:7,456千円
売却後の持分比率:―%
(開示の省略)
セグメント情報、その他の注記事項、個別情報、補足情報等は第1四半期決算短信における開示の必要性が大き
くないと考えられるため開示を省略しております。
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