2321 J-ソフトフロントH 2019-08-14 15:00:00
2020年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年8月14日
上場会社名 株式会社ソフトフロントホールディングス 上場取引所 東
コード番号 2321 URL http://www.softfront.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 野田 亨
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員コーポレート部門統括担当 (氏名) 五十嵐 達哉 TEL 03-6550-9270
四半期報告書提出予定日 2019年8月14日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期第1四半期の連結業績(2019年4月1日∼2019年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第1四半期 73 △36.4 △76 ― △74 ― △77 ―
2019年3月期第1四半期 114 △77.1 △138 ― △158 ― △145 ―
(注)包括利益 2020年3月期第1四半期 △77百万円 (―%) 2019年3月期第1四半期 △156百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年3月期第1四半期 △2.99 ―
2019年3月期第1四半期 △6.16 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期第1四半期 345 83 21.9 2.91
2019年3月期 437 161 35.2 5.90
(参考)自己資本 2020年3月期第1四半期 75百万円 2019年3月期 153百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2020年3月期 ―
2020年3月期(予想) 0.00 ― 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
当社は現在、中期経営計画に基づき、既存事業の再構築と事業基盤の強化、財務基盤の充実と戦略的な投資計画の実行、資本・業務提携、M&Aによる
業容の拡大に取り組んでおり、当社の業績はそれらの実現時期・状況によって大きく変動いたします。このため、現時点では業績に与える未確定な要素が
あるため、業績予想を数値で示すことが困難な状況です。連結業績予想については、合理的に予測可能となった時点で公表いたします。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期1Q 26,054,647 株 2019年3月期 26,054,647 株
② 期末自己株式数 2020年3月期1Q 97 株 2019年3月期 97 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期1Q 26,054,550 株 2019年3月期1Q 23,574,183 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に掲載されている今後の見通し等の将来に関わる記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており
ます。実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性がありますので、本資料に全面的に依存した投資等の判断は差し控え願います。
㈱ソフトフロントホールディングス(2321) 2020年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… P.2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… P.2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… P.3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… P.3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… P.4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… P.4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… P.5
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… P.5
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… P.6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… P.7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… P.7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… P.8
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… P.8
3.その他 …………………………………………………………………………………………………………………… P.10
継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………………………………… P.10
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㈱ソフトフロントホールディングス(2321) 2020年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年6月30日)の当社グループ事業に関係するICT関連分野を
取りまく環境につきましては、前期に引き続き、IoTやAI市場が世界各国において活性化する中、国内においても
技術革新や市場拡大、国による様々な政策が実施されるなど堅調に推移いたしました。
このような環境の下、当社グループは2019年5月17日に発表した「中期経営計画」に従い、既存事業の再構築と
事業基盤の強化に力を入れており、ボイスコンピューティングを中心としたコミュニケーション領域での事業拡大
を行う株式会社ソフトフロントジャパンに経営リソースを集中的に投下することにより、事業基盤確立と営業損失
縮小を進めております。具体的には、同社の自然会話AIプラットフォーム「commubo(コミュボ)」及びクラウド
電話サービス「telmee(テルミー)」の事業活動を積極的に進めており、当第1四半期連結累計期間の活動を通し
て次の成果が得られております。
・第3回AI・人工知能EXPOへの「commubo」及び「telmee」の出展を通しての拡販
・NTSホールディングス株式会社とのcommuboに係る業務提携(グループ会社であるニッテレ債権回収株式会社での
導入、NTSコンサルティング株式会社及びNTSアシスト株式会社の販売提携を含む)
・株式会社ALL CONNECT CCによるオペレーター電話業務の効率化を目的とした「commubo」のテスト導入
・株式会社flixy(フリクシー)との間で「commubo」による電話問診サービスプロジェクトを開始
・神戸市消防局の緊急情報伝達システムでの「telmeeもしもし」の採用
・「commubo」及び「telmee」の大幅機能強化バージョンアップ
このような状況の中、当社グループの当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高73,170千円(前年同四半
期比36.4%減)、営業損失76,206千円(前年同四半期は営業損失138,166千円)、経常損失74,018千円(前年同四
半期は経常損失158,327千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失77,949千円(前年同四半期は親会社株主に帰
属する四半期純損失145,316千円)となりました。
前年同四半期の業績においては、その後連結の範囲から外れた株式会社ソフトフロントDevelopment Service、
SOFTFRONT VIETNAM CO., LTD.及び株式会社エコノミカルの業績が含まれているため、単純比較は難しい状況では
ありますが、当社グループが選択と集中の対象としていて前事業年度では黒字転換を果たした株式会社ソフトフロ
ントジャパンの売上高は更に順調に拡大しており、「commubo」及び「telmee」の受注拡大が大きく貢献しており
ます。特に両サービスは月額課金のストック型収入モデルであるため、新規のお客様の受注獲得が長期間に渡って
売上高の増加に貢献することとなり、今後の業績の伸びが期待されます。また、営業損失・経常損失・親会社株主
に帰属する四半期純損失につきましては、前事業年度から継続的に行っている不採算事業の見直し、徹底した経費
削減等への取組みなどの経営再建活動の効果により、いずれも前年同四半期と比較して大幅に改善している状況で
あり、早期黒字化を目指して更なる経営再建活動を進めてまいります。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、当第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同四半期比較につい
ては、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
(ソフトフロントジャパン関連事業)
売上高は36,987千円(前年同四半期比39.4%増)、セグメント損失は4,607千円(前年同四半期はセグメント損
失11,395千円)となりました。売上高の増加及びセグメント損失の減少は、主に「telmee」及び「commubo」の提
供が順調に拡大しているためであります。なお、「telmee」及び「commubo」はストック型ビジネスであり、受注
案件の売上が毎月累積していくこととなるため、今後の受注案件の増加により、業績が改善していくことを見込ん
でおります。
(ソフトフロントマーケティング関連事業)
売上高は30,938千円(前年同四半期比18.9%減)、セグメント利益は3,073千円(前年同四半期はセグメント損
失434千円)となりました。売上高の減少は、主に代理店販売に集中する形態と変更したためであります。一方、
主にこの変更により、業務効率が向上し、費用が抑制できたため、セグメント利益において黒字転換を果たしてお
ります。
(デジタルポスト関連事業)
売上高は5,619千円(前年同四半期比43.7%増)、セグメント損失は6,554千円(前年同四半期はセグメント損失
6,173千円)となりました。売上高の増加は、主に法人向けサービスの需要が拡大したためであります。セグメン
ト損失の拡大は主に仕入れコストの増加によるものであります。
(AWESOME JAPAN関連事業)
売上高は1,653千円(前年同四半期比79.3%減)、セグメント損失は3,549千円(前年同四半期はセグメント損失
2,215千円)となりました。売上高の減少及びセグメント損失の拡大は、主に前年同四半期に比較して、大型の翻
訳案件の受注が減少したことによるものであります。
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㈱ソフトフロントホールディングス(2321) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(その他)
前年同四半期の業績から大きく変動している理由は、前年同四半期の業績においては、その後連結の範囲から外
れた株式会社ソフトフロントDevelopment Service、SOFTFRONT VIETNAM CO., LTD.及び株式会社エコノミカルの業
績が含まれているためであります。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は235,484千円となり、前連結会計年度末に比べ90,580千円減少
いたしました。これは主に、現金及び預金が59,211千円、売掛金が28,275千円減少したことによるものでありま
す。固定資産は110,042千円となり、前連結会計年度末に比べ1,001千円減少いたしました。これは主に、無形固定
資産が2,057千円減少したことによるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は104,965千円となり、前連結会計年度末に比べ36,967千円増加
いたしました。これは主に、1年内償還予定の転換社債型新株予約権付社債が50,000千円増加したことによるもの
であります。固定負債は157,041千円となり、前連結会計年度末に比べ50,600千円減少いたしました。これは主
に、転換社債型新株予約権付社債が50,000千円減少したことによるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は83,519千円となり、前連結会計年度末に比べ77,949千円減少
いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失77,949千円を計上したことによるものでありま
す。
この結果、自己資本比率は21.9%(前連結会計年度末は35.2%)となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当社は現在、中期経営計画に基づき、既存事業の再構築と事業基盤の強化、財務基盤の充実と戦略的な投資計画
の実行、資本・業務提携、M&Aによる業容の拡大に取り組んでおり、当社の業績はそれらの実現時期・状況によ
って大きく変動いたします。このため、現時点では業績に与える未確定な要素があるため、業績予想を数値で示す
ことが困難な状況です。連結業績予想については、合理的に予測可能となった時点で公表いたします。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 204,998 145,787
売掛金 66,086 37,811
その他 54,979 51,885
流動資産合計 326,064 235,484
固定資産
有形固定資産 0 0
無形固定資産 22,457 20,399
投資その他の資産
投資有価証券 42,789 42,789
敷金及び保証金 36,895 37,155
その他 39,926 37,968
貸倒引当金 △31,024 △28,271
投資その他の資産合計 88,587 89,642
固定資産合計 111,044 110,042
資産合計 437,108 345,526
負債の部
流動負債
営業未払金 17,527 13,314
1年内償還予定の転換社債型新株予約権付社債 - 50,000
1年内返済予定の長期借入金 2,600 2,600
未払法人税等 970 242
その他の引当金 53 18
その他 46,847 38,789
流動負債合計 67,997 104,965
固定負債
転換社債型新株予約権付社債 50,000 -
長期借入金 1,400 800
債務保証損失引当金 156,241 156,241
固定負債合計 207,641 157,041
負債合計 275,638 262,006
純資産の部
株主資本
資本金 10,000 10,000
資本剰余金 424,150 424,150
利益剰余金 △280,358 △358,307
自己株式 △64 △64
株主資本合計 153,728 75,778
新株予約権 7,741 7,741
純資産合計 161,469 83,519
負債純資産合計 437,108 345,526
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
売上高 114,962 73,170
売上原価 78,273 55,555
売上総利益 36,688 17,615
販売費及び一般管理費 174,854 93,822
営業損失(△) △138,166 △76,206
営業外収益
受取利息 105 132
受取配当金 880 -
助成金収入 855 -
貸倒引当金戻入額 - 2,352
その他 153 4
営業外収益合計 1,994 2,489
営業外費用
支払利息 1,073 266
株式交付費 2,463 -
新株予約権発行費 17,916 -
その他 701 35
営業外費用合計 22,155 301
経常損失(△) △158,327 △74,018
特別利益
投資有価証券売却益 8,672 -
特別利益合計 8,672 -
特別損失
構造改革費用 - 3,688
特別損失合計 - 3,688
税金等調整前四半期純損失(△) △149,654 △77,707
法人税、住民税及び事業税 705 242
法人税等合計 705 242
四半期純損失(△) △150,360 △77,949
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △5,044 -
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △145,316 △77,949
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(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
四半期純損失(△) △150,360 △77,949
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △6,893 -
為替換算調整勘定 949 -
その他の包括利益合計 △5,943 -
四半期包括利益 △156,304 △77,949
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △151,259 △77,949
非支配株主に係る四半期包括利益 △5,044 -
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
当社グループは、前連結会計年度において、営業損失269,705千円、経常損失302,180千円、親会社株主に帰属
する当期純損失272,563千円を計上した結果、8期連続の営業損失を計上しており、当第1四半期連結累計期間
においても、営業損失76,206千円、経常損失74,018千円、親会社株主に帰属する四半期純損失77,949千円を計上
しております。このような損失計上が継続すれば今後の手元流動性の確保に支障が生じる可能性もあることか
ら、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
当社グループは、当該状況を解消して早期黒字化を図ることが優先課題であり、以下に示す3つの施策を積極
的に推進し、当社グループにおける業績回復を進めてまいります。
①既存事業の再構築と事業基盤の強化
既存事業のうち、当社のコア事業であるボイスコンピューティング事業とコミュニケーション・プラットフォ
ーム事業に経営資源を投下し、事業を拡大してまいります。
具体的には、様々なシステム環境に電話の機能を安価にかつスピーディに組み込んでサービス提供することを
可能とするクラウドサービス「telmee」の需要が自治体や各種事業者で顕在化しており、サービスの拡販に力を
入れてまいります。また、2018年10月より、急成長分野として期待するボイスコンピューティング分野にて展開
する自然会話AIプラットフォーム「commubo(コミュボ)」の提供を開始しており、コールセンター業務への対
応、電話による営業アポイントメントの獲得、企業の代表電話の受付、テレビショッピングの注文受付など様々
な利用シーンへの展開が期待され、同様にサービスの拡販に力を入れてまいります。
②構造改革の推進
不採算事業の見直し、徹底した経費削減等への取組みなど、一連の経営再建活動を行い、業績の回復を進めて
おりますが、引き続き、構造改革を推進し、グループ全体の効率化や合理化を図ってまいります。
③資本業務提携の具現化
2018年4月6日付「株式会社大洋システムテクノロジーとの資本業務提携、同社に対する第三者割当による新
株式及び第10回新株予約権の発行、並びにマイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社に対する第三者
割当による第1回無担保転換社債型新株予約権付社債及び第11回新株予約権の発行に関するお知らせ」で開示し
たとおり、手元資金の確保のため資金調達を行っておりますが、引き続き、さらなる資金調達を行ってまいりま
す。また、当社は大洋システムテクノロジー社と資本業務提携を行い、当社のコア技術を創出する強みと大洋シ
ステムテクノロジー社及びその属するグループ全体の潤沢な資金力と人的リソースの強みを組み合わせて協同で
ボイスコンピューティング事業を進めていくこととしておりますので、その具現化に注力してまいります。
上記の施策により、収益基盤を確保し経営の安定化を図り、当該状況が解消されると判断しておりますが、業
績回復は経済環境等の影響を受け、計画通りに進捗しない可能性があること、また、予定している資金調達にお
いては新株予約権の行使も含まれ、新株予約権の行使の有無は新株予約権者の判断に依存し、当社グループが予
定している資金調達ができない可能性があることから、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認
められます。
なお、四半期連結財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性の
影響を四半期連結財務諸表に反映しておりません。
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㈱ソフトフロントホールディングス(2321) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
ソフトフロントマ
ソフトフロントジ デジタルポスト関 AWESOME JAPAN関連
ーケティング関連 計
ャパン関連事業 連事業 事業
事業
売上高
外部顧客への売上高 26,535 38,144 3,911 7,970 76,561
セグメント間の内部
- - - - -
売上高又は振替高
計 26,535 38,144 3,911 7,970 76,561
セグメント損失
△11,395 △434 △6,173 △2,215 △20,218
(△)
四半期連結
その他 調整額 損益計算書
合計
(注)1 (注)2 計上額
(注)3
売上高
外部顧客への売上高 38,400 114,962 - 114,962
セグメント間の内部
2 2 △2 -
売上高又は振替高
計 38,403 114,964 △2 114,962
セグメント損失
△31,508 △51,726 △86,439 △138,166
(△)
(注)1.「その他」は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ソフトフロントDevelopment
Service関連事業、エコノミカル関連事業、コロコニ関連事業などを含んでおります。
2.セグメント損失(△)の調整額△86,439千円には、セグメント間取引消去5,285千円、各報告セ
グメントに配分していない全社費用△91,724千円が含まれております。全社費用は、主に報告セ
グメントに帰属しない一般管理費であります。
3.セグメント損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失と一致しております。
2.報告セグメントごとの資産に関する情報
該当事項はありません。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
ソフトフロントマ
ソフトフロントジ デジタルポスト関 AWESOME JAPAN関連
ーケティング関連 計
ャパン関連事業 連事業 事業
事業
売上高
外部顧客への売上高 34,959 30,938 5,619 1,653 73,170
セグメント間の内部
2,028 - - - 2,028
売上高又は振替高
計 36,987 30,938 5,619 1,653 75,198
セグメント利益又
はセグメント損失 △4,607 3,073 △6,554 △3,549 △11,637
(△)
四半期連結
その他 調整額 損益計算書
合計
(注)1 (注)2 計上額
(注)3
売上高
外部顧客への売上高 - 73,170 - 73,170
セグメント間の内部
- 2,028 △2,028 -
売上高又は振替高
計 - 75,198 △2,028 73,170
セグメント利益又
はセグメント損失 △12 △11,649 △64,557 △76,206
(△)
(注)1.「その他」は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、コロコニ関連事業でありま
す。
2.セグメント利益又はセグメント損失(△)の調整額△64,557千円には、セグメント間取引消去
7,346千円、各報告セグメントに配分していない全社費用△71,903千円が含まれております。全
社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。。
3.セグメント利益又はセグメント損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失と一致しており
ます。
2.報告セグメントごとの資産に関する情報
該当事項はありません。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
4.報告セグメントの変更等に関する事項
当第1四半期連結会計期間により、当社グループ内の経営管理区分を見直したことに伴い、報告セグ
メントを従来の「コミュニケーションソフトウェア関連事業」、「コミュニケーションインフラ関連事
業」及び「AWESOME JAPAN関連事業」から、「ソフトフロントジャパン関連事業」、「ソフトフロント
マーケティング関連事業」、「デジタルポスト関連事業」及び「AWESOME JAPAN関連事業」に変更して
おります。
なお、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後の報告セグメントの区分に基づき作成
したものを開示しております。
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㈱ソフトフロントホールディングス(2321) 2020年3月期 第1四半期決算短信
3.その他
継続企業の前提に関する重要事象等
当社グループは、前連結会計年度において、営業損失269,705千円、経常損失302,180千円、親会社株主に帰属する当
期純損失272,563千円を計上した結果、8期連続の営業損失を計上しており、当第1四半期連結累計期間においても、
営業損失76,206千円、経常損失74,018千円、親会社株主に帰属する四半期純損失77,949千円を計上しております。この
ような損失計上が継続すれば今後の手元流動性の確保に支障が生じる可能性もあることから、継続企業の前提に重要な
疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
当社グループは、当該状況を解消し、早期黒字化を図ることが優先課題であると認識しております。そのための施策
として①既存事業の再構築と事業基盤の強化、②構造改革の推進、③資本業務提携の具現化を積極的に推進し、当社グ
ループにおける業績回復を進めてまいります。
なお、当社グループの施策の詳細は、「2.四半期連結財務諸表(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(継続
企業の前提に関する注記)」に記載しております。
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