2317 システナ 2021-02-04 16:00:00
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年2月4日
上場会社名 株式会社システナ 上場取引所 東
コード番号 2317 URL https://www.systena.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)三浦 賢治
問合せ先責任者 (役職名) 常務取締役 (氏名)甲斐 隆文 TEL 03-6367-3840
四半期報告書提出予定日 2021年2月9日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 44,393 △6.2 5,770 △3.5 5,814 0.4 3,897 △0.1
2020年3月期第3四半期 47,335 10.0 5,980 15.1 5,791 14.7 3,903 15.1
(注)包括利益 2021年3月期第3四半期 3,853百万円(2.7%) 2020年3月期第3四半期 3,753百万円(7.7%)
潜在株式調整後1株当たり
1株当たり四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第3四半期 40.25 -
2020年3月期第3四半期 40.04 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期第3四半期 35,122 24,867 69.8 253.21
2020年3月期 35,956 22,955 63.0 233.94
(参考)自己資本 2021年3月期第3四半期 24,521百万円 2020年3月期 22,654百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 10.00 - 10.00 20.00
2021年3月期 - 10.00 -
2021年3月期(予想) 10.00 20.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 62,227 △3.6 7,634 △6.5 7,370 △6.4 4,967 △9.2 51.29
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 - 社 (社名) 、 除外 - 社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 112,720,000 株 2020年3月期 112,720,000 株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 15,876,339 株 2020年3月期 15,878,211 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 96,842,707 株 2020年3月期3Q 97,475,608 株
(注)当社は、株式報酬制度を導入しており、2021年3月期3Q、2020年3月期の期末自己株式数には「取締役向け株式交付信託」及び
「執行役員向け株式交付信託」の信託財産として株式会社日本カストディ銀行(信託口)が保有する当社株式(2021年3月期3Q
408,500株、2020年3月期 410,400株)が含まれております。また、期中平均株式数(四半期累計)についても、当該株式を考慮して計
算しております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいて
おり、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。なお、業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての
注意事項については、四半期決算短信5ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」を
ご覧ください。
㈱システナ(2317) 2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 5
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 6
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 8
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 8
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 9
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 10
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 10
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 10
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 10
3.補足情報 ………………………………………………………………………………………………………………… 11
(1)生産実績 …………………………………………………………………………………………………………… 11
(2)受注実績 …………………………………………………………………………………………………………… 11
(3)販売実績 …………………………………………………………………………………………………………… 11
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㈱システナ(2317) 2021年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年12月31日まで。以下、「当第3四半期」という。)にお
けるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた政府の緊急事態宣言の発令により全国的に大きく落ち
込んだものの、緊急事態宣言解除後は政府・日銀の大規模な景気支援策により回復傾向にありました。しかしなが
ら、年末にかけて新型コロナウイルスの感染が再拡大し、回復鈍化の懸念が強まる状況となっております。
このような中、当社グループはWeb会議システム導入やテレワーク環境整備によるリモート営業、テレワークに
よるITサポートやソフトウェア開発支援にて、総稼働率100%を目標とし、事業活動を推進しました。
ソリューションデザイン事業は、引き続き大きな成長が見込まれる、車載、ネットビジネス、IoT、ロボッ
ト/AI、業務システムの分野の拡大に注力し、ニアショア開発・オフショア開発の一層の活用による更なる受注拡
大と収益性の向上に取り組みました。
フレームワークデザイン事業は、基幹システムの刷新に伴う開発、基盤構築、業務自動化に伴うライセンス販
売、導入支援、開発支援などを軸に、テレワークへの移管、営業のWeb対応、遠隔サポートの充実を進めました。
ITサービス事業およびソリューション営業は、「テレワーク支援」をキーワードとした機器販売、セキュアでシ
ームレスなインフラ環境の構築およびシステムサポート業務等を積極的に受注しました。
クラウド事業とサブスクリプションビジネスモデルの推進を担う新企隊本部は、自社商材『Canbus.\キャンバ
スドット』、『Cloudstep』の機能拡張を実施、Webマーケティングによる販売促進を積極的に展開しております。
また、IoT、セキュリティ、ブロックチェーンをキーワードとした商材開発と、国内外の子会社やベンチャー企業
との協業を推進して、グローバルでの販売に取り組んでおります。
以上の結果、当第3四半期の連結業績は、売上高44,393百万円(前年同期比6.2%減)、営業利益5,770百万円
(同3.5%減)、経常利益5,814百万円(同0.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益3,897百万円(同0.1%
減)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。なお、各セグメントの売上高にはセグメント間の内部売上高ま
たは振替高を含めております。
①ソリューションデザイン事業
ソリューションデザイン事業は、「車載」、「社会インフラ」、「ネットビジネス」、「スマートデバイス/
ロボット/AI」および「業務システム」の5つのカテゴリーに区分しており、当事業の売上高は17,661百万円
(前年同期比4.1%増)、営業利益は2,899百万円(同2.8%減)となりました。
(車載)
自動運転、車載インフォテインメント、テレマティクス(*1)およびECU(電子制御ユニット)の開発といっ
た分野では、得意とする車載インフォテインメント関連は順調に推移したほか、車載および通信分野での経験を
駆使した技術力が競合他社との差別化となり、モビリティサービス関連での受注が伸張しております。一方で
ECUの開発案件は新型コロナウイルス感染症の影響により鈍化傾向となっています。当分野は業界の変革期でも
あり、当事業の中でも長期的な重点注力分野として更なる付加価値の向上を目指してまいります。
(*1)テレマティクス(Telematics)とは、テレコミュニケーション(Telecommunication)とインフォマティ
クス(Informatics)から作られた造語で、自動車などの移動体に携帯電話などの移動体通信システムを
利用してサービスを提供することの総称。
(社会インフラ)
電力、交通、航空、宇宙、防衛、通信など、生活を支えるシステムに関わる分野では、5G通信関連案件の受注
で売上を大きく伸ばしました。特に5G通信のインフラ整備の引き合いは増加傾向にあり、引き続き注力してまい
ります。
(ネットビジネス)
通信キャリア、eコマース、教育など、ネットビジネスに関わる分野では、通信キャリアでの5Gに向けたサー
ビスの構築、eコマースや個人データの利活用に関連するシステム開発・検証が堅調に推移しております。特にe
コマースでは、キャッシュレス決済システム開発案件の引き合いを多くいただき、受注が拡大しました。また、
教育分野についてはGIGAスクール構想実現に向けたサービス強化の引き合いが旺盛な状況でした。
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㈱システナ(2317) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(スマートデバイス/ロボット/AI)
スマートフォン、家電、ロボットなど、プロダクト開発に関わる分野では、スマートフォンの開発業務は「ロ
ボット・情報家電」、「人工知能(AI)」、「IoT関連機器」へのシフト、品質検証業務は収益性の高いネット
ビジネス、社会インフラへのシフトを推進しております。
(業務システム)
業務システムの分野は、デジタルトランスフォーメーション(DX:ITの浸透により生活やビジネスなどあらゆ
る面が向上するという概念)の実現に向け需要が増加する中、顧客課題を柔軟に解決することで売上を伸ばして
おります。新型コロナウイルス感染症により働き方の急速な変化が求められる中で、システム対応に迫られた企
業からの引き合いが旺盛な状況でした。引き続き、オフショア開発やOSS(Open Source Software)の活用、自
社商材や自動化・AIなどの独自サービスを駆使し、短納期・低コストのサービスを提供してまいります。
当事業における新型コロナウイルス感染症への対応状況や事業活動への影響につきましては、各事業分野でテ
レワークでの業務にシフトしたことにより、事業継続に向けてリスクを低減できている状況です。
しかしながら、テレワークでは難しい業務支援について、特に車載、社会インフラ、ロボット/AI分野の一部
の業務において、引き続き一時的に受注延伸が発生しうる状況にあります。このような事業分野においては、ソ
ーシャルディスタンス確保やオフピーク通勤など感染症リスクを低減する取り組みを行い、事業を推進しており
ます。また、車載、業務システム分野において顧客の経費削減や投資抑制の影響による受注延伸も短期的には懸
念される状況であります。
一方、ネットビジネスや5G通信関連業務では、今日の状況においても引き合いは堅調に推移しております。
このような状況の中、当事業では選択と集中を行い、より需要の大きい分野へのシフトを目指してまいりま
す。
②フレームワークデザイン事業
当事業は、既存顧客を中心とした金融分野と、業務自動化(RPA)ソリューションを中心とした新規サービス
分野にカテゴライズし、双方の顧客ニーズを捉えて受注に繋げております。
既存金融分野は、新型コロナウイルス感染拡大の影響による新規案件の引き合いの減少、延伸、中断が継続し
ておりますが、一部公共系案件の受注、保守案件の増員等回復基調のものも見えてきました。また、Web営業を
強化し、新規業務系開発や基盤構築(クラウド)案件を中心に新規サービスを加え、Webセミナー等を活用しな
がら受注活動を推進した結果、小規模ながら新規の開発案件、基盤構築案件等の受注に繋がっております。
新規サービス分野では、業務自動化(RPA)ソリューションのライセンス販売を軸にしたプロダクトベンダー
との協業に注力しました。新型コロナウイルス感染拡大を受け、展示会やセミナーを中心とした対面営業から
Webセミナー、専用サイトの開設、ホワイトペーパー対応等を活用したWeb営業への切り替えを引き続き実施し、
セキュリティ、BIツール、業務フロー、遠隔制御、音声認識等のサービス拡充に注力しました。お客様先対応の
導入支援に苦戦しつつも、公共系入札も含めた新規のライセンス販売、開発支援、運用等の受注に繋がりまし
た。
しかしながら、既存金融分野、新規サービス分野ともに新型コロナウイルス感染拡大による営業機会の減少、
新規案件の延伸、中断のカバーには至らず、減収減益となりました。
これらの結果、当事業の売上高は3,784百万円(前年同期比11.3%減)、営業利益は622百万円(同21.9%減)
となりました。
③ITサービス事業
DX促進や新型コロナウイルス対応に取り組む企業が業界を問わず増加する中、「働き方改革」の推進を背景と
したテレワーク環境構築やBCP対策などの積極的なIT導入が進んでおります。
このような状況の中で当事業は、従来の人員動員型のサービス提供から培ったノウハウをもとに、高付加価値
で、より顧客の事業方針に直結した一括請負型のITサポートサービスの提供にシフトし、更なる事業の拡大と収
益性の向上を図ってまいりました。
新型コロナウイルス感染症対策としては、従来の常駐型中心のワークスタイルからリモートでのサービス提供
も含め、柔軟に対応ができる体制の構築を進めてまいりました。事業活動においては、新たな市場、ニーズに対
応する商材をさらに強化し、インサイドセールス等の活用を通じて、サービスの展開を促進することで顧客数と
売上を拡大しました。
また、事業拡大に不可欠な人材の拡充に関しても、Web面接の活用等により採用活動が順調に推移し、コロナ
禍でも対応可能なWeb社内研修の充実も進め、サービス強化に直結する人材育成に注力いたしました。
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㈱システナ(2317) 2021年3月期 第3四半期決算短信
これらの結果、当事業の売上高は6,931百万円(前年同期比9.3%増)、営業利益は1,065百万円(同16.1%
増)となりました。
④ソリューション営業
IT関連商品の法人向け販売および外資・中堅企業向けを中心としたシステムインテグレーションを主な業務と
する当事業は、新型コロナウイルス感染症対策としてテレワークが進むなか、テレワーク環境の整備を支援すべ
くテレワークに必要な機器の販売、構築、導入支援など、幅広いサービスを提供してまいりました。
特に、テレワークの常態化からセキュリティリスクを回避するソリューションの提案、クラウドとオンプレミ
スを併用したバックアップシステムの見直しなど、セキュアな環境を積極的に提案しサポートしました。
また、デスクトップ環境をクラウドのサーバーから提供するWVD環境(Windows Virtual Desktop)の構築、更
にはHCI構成(次世代仮想インフラ)などの提案を進めたことにより、システムインテグレーション事業は数多
くの案件を受注することができました。
しかしながら、前年に高い伸びとなったWindows7搭載PCの更新需要の反動減があり、当事業の売上高は15,299
百万円(前年同期比18.6%減)、営業利益は1,053百万円(同10.9%減)となりました。
⑤クラウド事業
企業等にクラウドソリューションや自社開発商品を提供する当事業は、新型コロナウイルス感染症の影響を受
け新規案件受注活動が一時的に停滞したものの、テレワークなど働き方改革が急務の企業から、DXを実現するビ
ジネスアプリプラットフォーム『Canbus.\キャンバスドット(*2)』の引き合いを多くいただき、受注が堅調
に推移しました。特に、データドリブンな業務にシフトしようとする企業からはライセンスの販売だけでなく、
業務系システムのリプレースやシステム連携などインテグレーションを受注しました。このような状況を受け、
多くの企業の業務系システムのリプレースを加速させるべく新機能提供やアライアンスを加速させました。今後
も注力商材として積極投資と営業強化を推進してまいります。
また、「G Suite」や「Microsoft 365」と連携するグループウェア『Cloudstep(*2)』においても、Google
が「G Suite」を「Google Workspace」へリブランドすることを発表したことから、システムの刷新や見直しに
より引き合いが増加しております。そのような中で、当社の強みの一つであるシステムインテグレーションが、
競合他社との差別化要因となり受注に至っております。
これらの結果、当事業の売上高は971百万円(前年同期比0.7%増)、営業利益は179百万円(同25.0%増)と
なりました。
(*2)『Cloudstep』、『Canbus.\キャンバスドット』は、システナの自社開発商品です。
⑥海外事業
米国子会社は、日系既存顧客からの継続受注をベースに、コロナ禍でも積極的な営業によりAIやIoT案件、特
に日系企業からスタートアップ企業の要素技術を使ったPoC開発の新規受注が継続し、2019年9月以降単月営業
黒字が継続しております。
また、同社の投資先であるONE Tech社は、ルネサスエレクトロニクス株式会社の子会社Integrated Device
Technology,Inc.や在米日系製造業から新規・継続IoT案件を受注するだけでなく、新たに組み込み機器などで使
われているMCU(Micro Controller Unit)で機械学習を可能にするエッジAI『MicroAI Atom™』を発表しまし
た。これにより、民生機器、産業機器、車載関連などで数多く普及しているMCUベースの各種デバイスやセンサ
ーに『MicroAI™』を実装して、既存システムを活かしたまま機械学習によるメリットを生み出すことが可能にな
ります。ONE Tech社はこうした独自開発のAIソリューション普及に向けて、数社のMCUメーカーとアライアンス
を組み、共同営業展開などを活発に行っております。
さらに、世界各国の中央銀行、大手金融機関、軍事機関など、グローバルで多くの導入実績があるStrongKey
社の「暗号化と次世代認証セキュリティ・ソリューション『Tellaro』」は、米国においてコロナ禍での第三国
からのサイバー攻撃の高まりと在宅勤務の普及から、当製品が提供するパスワードを使わないログイン認証
(FIDO2)が注目され、引き合いと受注が増えております。日本においては、『Tellaro』導入企業は、東京海上
日動火災保険の「サイバーリスク保険」において『Tellaro』導入部分のセキュリティインシデントに対する補
償を受けることができ、さらに、同保険の割引適用が可能となりました。
また、サイバーリスク保険の販売においてグローバルで高い専門性を持つマーシュジャパン株式会社と3社間
で共同販売の取組みを開始しました。これらをテコとして共同ビジネスに弾みをつけてまいります。
新型コロナウイルス感染症への対応状況や事業活動への影響につきましては、①米国のオフィス内勤務の制限
による従業員、顧客、投資先とのコミュニケーションロス、②顧客の事業活動中断や先行き不透明感による新規
営業活動の停滞、③受注済み案件における納品の延期、④案件の一時的な中断、等が生じました。対策として、
セキュリティを確保したうえでWeb会議、コミュニケーションツール、開発環境共有ツール等を利用し、平常時
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㈱システナ(2317) 2021年3月期 第3四半期決算短信
よりも従業員、顧客、投資先企業との連携を密に取ることで、品質問題・開発遅延の防止、継続受注への取組
み、投資先企業との新規営業情報の共有と共同営業を行っております。また、全ての受注済みIoT案件の納品に
ついては顧客と合意のうえ再開しております。一部案件が一時的に中断しましたが、顧客からの要望も強いこと
から、現在は再開しております。新規案件受注は顧客により濃淡はあるものの、日米間の移動制限もあり、現地
子会社である当社への引き合い自体は活性化されつつあります。さらに、新型コロナ収束後の顧客要求に対応す
べく、コスト削減型や需要予測型のAI/IoTと在宅勤務におけるサイバーセキュリティのラインナップの強化と営
業強化を行っております。
当事業は未だ投資の段階であり、売上高は141百万円(前年同期比44.6%増)、営業利益は12百万円(前年同
期は営業損失22百万円)となりました。
⑦投資育成事業
株式会社ONE Tech Japanは、米国ONE Tech社のIoTエッジコンピューティングAI技術『MicroAI™』とIoTソリュ
ーションの開発を行っております。MicroAI™評価用のSDK(software development kit)の販売促進に向けた取
り組みと合わせて、米国子会社とONE Tech社と共にAI技術の展開を継続して行っております。
PC・スマートフォン向けゲームコンテンツの企画・開発・運営を行う株式会社GaYaは、大手プラットフォーム
でのゲーム配信を行っております。また、前期からゲーム以外のアプリシステム設計・開発にも事業領域を拡大
し、システナのソリューションデザイン本部と共に要件定義・開発支援を行いました。
当第3四半期においては、第2四半期にリリースしたスマートフォン向けゲームアプリ『競馬伝説
NextBlood!』のブラッシュアップと共に、第4四半期にリリース予定の受託タイトルの開発を行いました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響につきましては、既存ゲーム運営においてはテレワークでの対応が可能で
あり、影響は軽微であります。新規ゲーム開発においては、Web会議によるメンバー間のコミュニケーション強
化と進捗管理を行い、出社する場合は時差出勤、マスク着用の他、社内デスクの間引きとアクリル板の仕切りを
配置し、影響を最小限に抑えるよう対応しております。
こうした取り組みを推進したものの、当事業の売上高は129百万円(前年同期比18.3%減)、営業損失は62百
万円(前年同期は営業損失21百万円)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は35,122百万円(前期末は35,956百万円)となり、前期末と比較
して834百万円の減少となりました。流動資産は30,221百万円(前期末は30,840百万円)となり、前期末と比較
して618百万円の減少となりました。これは主に受取手形及び売掛金2,020百万円の減少、現金及び預金1,472百
万円の増加によるものであります。固定資産は4,900百万円(前期末は5,115百万円)となり、前期末と比較して
215百万円の減少となりました。有形固定資産は826百万円(前期末は836百万円)となり、前期末と比較して10
百万円の減少となりました。無形固定資産は306百万円(前期末は303百万円)となり、前期末と比較して3百万
円の増加となりました。投資その他の資産は3,767百万円(前期末は3,976百万円)となり、前期末と比較して
208百万円の減少となりました。これは主に繰延税金資産262百万円の減少によるものであります。
(負債)
負債の合計は10,254百万円(前期末は13,000百万円)となり、前期末と比較して2,746百万円の減少となりま
した。これは主に買掛金1,664百万円の減少、未払法人税等798百万円の減少によるものであります。
(純資産)
純資産は24,867百万円(前期末は22,955百万円)となり、前期末と比較して1,911百万円の増加となりまし
た。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益3,897百万円、剰余金の配当1,945百万円によるものであり
ます。自己資本比率につきましては、前期末と比較して6.8ポイント上昇し69.8%となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年3月期の通期連結業績予想につきましては、2020年5月12日公表の業績予想から変更はありません。
今後、業績予想の修正が生じる場合は速やかにお知らせいたします。
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㈱システナ(2317) 2021年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 14,925 16,397
受取手形及び売掛金 13,883 11,863
商品 1,124 791
仕掛品 2 3
その他 905 1,168
貸倒引当金 △1 △1
流動資産合計 30,840 30,221
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 327 309
工具、器具及び備品(純額) 383 382
土地 97 97
その他(純額) 27 35
有形固定資産合計 836 826
無形固定資産
ソフトウエア 26 269
ソフトウエア仮勘定 274 35
その他 2 2
無形固定資産合計 303 306
投資その他の資産
投資有価証券 1,644 1,797
関係会社長期貸付金 761 698
敷金及び保証金 939 933
繰延税金資産 595 333
その他 34 29
貸倒引当金 - △25
投資その他の資産合計 3,976 3,767
固定資産合計 5,115 4,900
資産合計 35,956 35,122
- 6 -
㈱システナ(2317) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 5,868 4,204
短期借入金 1,550 1,550
未払金及び未払費用 1,858 1,906
未払法人税等 1,430 632
賞与引当金 1,239 609
その他 946 1,214
流動負債合計 12,894 10,117
固定負債
株式報酬引当金 30 56
その他 76 81
固定負債合計 106 137
負債合計 13,000 10,254
純資産の部
株主資本
資本金 1,513 1,513
資本剰余金 6,045 6,045
利益剰余金 20,232 22,185
自己株式 △5,055 △5,052
株主資本合計 22,736 24,692
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 2 6
為替換算調整勘定 △84 △178
その他の包括利益累計額合計 △81 △171
非支配株主持分 300 345
純資産合計 22,955 24,867
負債純資産合計 35,956 35,122
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㈱システナ(2317) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 47,335 44,393
売上原価 36,812 33,892
売上総利益 10,523 10,501
販売費及び一般管理費 4,543 4,731
営業利益 5,980 5,770
営業外収益
受取利息 4 11
受取配当金 2 6
投資有価証券売却益 - 155
受取手数料 6 1
助成金収入 11 19
その他 6 24
営業外収益合計 31 218
営業外費用
支払利息 5 5
持分法による投資損失 184 129
その他 30 40
営業外費用合計 220 175
経常利益 5,791 5,814
税金等調整前四半期純利益 5,791 5,814
法人税、住民税及び事業税 1,545 1,610
法人税等調整額 359 260
法人税等合計 1,905 1,870
四半期純利益 3,886 3,943
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
△17 45
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益 3,903 3,897
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(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期純利益 3,886 3,943
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △117 4
為替換算調整勘定 1 △58
持分法適用会社に対する持分相当額 △16 △35
その他の包括利益合計 △132 △89
四半期包括利益 3,753 3,853
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 3,770 3,808
非支配株主に係る四半期包括利益 △17 45
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
ソリューション フレームワーク ITサービス ソリューション
クラウド事業 海外事業 投資育成事業 調整額 損益計算書
デザイン事業 デザイン事業 事業 営業
計上額(注)
売上高
外部顧客への
16,927 4,266 6,190 18,787 959 60 143 - 47,335
売上高
セグメント間の
内部売上高又は 45 2 150 14 5 37 14 △270 -
振替高
計 16,972 4,268 6,340 18,802 965 97 158 △270 47,335
セグメント利益
2,983 797 917 1,182 143 △22 △21 - 5,980
又は損失(△)
(注)セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
ソリューション フレームワーク ITサービス ソリューション
クラウド事業 海外事業 投資育成事業 調整額 損益計算書
デザイン事業 デザイン事業 事業 営業
計上額(注)
売上高
外部顧客への
17,535 3,778 6,687 15,287 964 75 62 - 44,393
売上高
セグメント間の
内部売上高又は 126 6 243 11 6 65 66 △527 -
振替高
計 17,661 3,784 6,931 15,299 971 141 129 △527 44,393
セグメント利益
2,899 622 1,065 1,053 179 12 △62 - 5,770
又は損失(△)
(注)セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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3.補足情報
生産、受注及び販売の実績
(1)生産実績
当第3四半期連結累計期間のセグメント別生産実績は次のとおりであります。
セグメントの名称 生産高(百万円) 前年同四半期比(%)
ソリューションデザイン事業 12,393 104.1
フレームワークデザイン事業 2,702 90.0
ITサービス事業 5,008 109.8
合計 20,103 103.3
(注)1.当社グループ内において、サービスの性格上受注生産活動を伴うセグメントのみ示しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3.上記の金額は、製造原価で記載しております。
(2)受注実績
当第3四半期連結累計期間のセグメント別受注実績は次のとおりであります。
セグメントの名称 受注高(百万円) 前年同期比(%) 受注残高(百万円) 前年同期比(%)
ソリューションデザイン事業 17,609 107.4 5,696 105.3
フレームワークデザイン事業 3,785 86.5 2,467 96.5
ITサービス事業 6,712 107.6 4,512 108.8
合計 28,107 104.1 12,676 104.6
(注)1.当社グループ内において、サービスの性格上受注生産活動を伴うセグメントのみ示しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(3)販売実績
当第3四半期連結累計期間のセグメント別販売実績は次のとおりであります。
セグメントの名称 販売高(百万円) 前年同四半期比(%)
ソリューションデザイン事業 17,535 103.6
フレームワークデザイン事業 3,778 88.6
ITサービス事業 6,687 108.0
ソリューション営業 15,287 81.4
クラウド事業 964 100.6
海外事業 75 125.3
投資育成事業 62 43.9
合計 44,393 93.8
(注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
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