2315 J-CAICA D 2019-12-18 17:30:00
営業外費用(個別・連結)の計上、特別損失(個別・連結)の計上、通期連結業績予想値と実績値との差異および個別業績値と前期実績値に関するお知らせ [pdf]
2019 年 12 月 18 日
各 位
東京都目黒区大橋一丁目5番1号
株 式 会 社 カ イ カ
代表取締役社長 鈴木 伸
(JASDAQ:2315)
問合せ先:
代表取締役副社長 山口 健治
℡ 0 3 - 5 6 5 7 - 3 0 0 0(代表)
営業外費用(個別・連結)の計上、特別損失(個別・連結)の計上、
通期連結業績予想値と実績値との差異および個別業績値と前期実績値に関するお知らせ
当社は、2019年10月期において、下記のとおり営業外費用および特別損失を計上することといたしまし
た。これに伴い、2019年9月13日に公表した連結業績予想値と本日公表の実績値との差異および個別業績
における前事業年度の実績値との差異について下記のとおりお知らせいたします。
記
1.営業外費用および特別損失(個別)
当社の連結子会社である株式会社CCCT(以下、「CCCT」といいます。)が 2018 年 10 月期第
2四半期において債務超過となり、2019 年 10 月期も引き続き債務超過であるため、当事業年度において
債務超過額に見合った貸倒引当金繰入額を営業外費用として 38 百万円、特別損失として 998 百万円をそ
れぞれ計上いたしました。なお、当該貸倒引当金繰入額は連結財務諸表においては相殺消去されるため
連結業績への影響はありません。
また、当社の持分法適用関連会社である株式会社フィスコデジタルアセットグループ(以下、 「FDAG」
といいます。
)の株式について、当社が当初想定していた計画を下回って FDAG の業績が推移しているこ
とから、今後の事業計画を見直し、回収可能性を慎重に検討した結果、減損処理として特別損失 351 百
万円の関係会社株式評価損を計上することといたしました。なお、関係会社株式評価損は、連結財務諸
表上では一旦消去され、連結財務諸表へは下記2.のとおり持分法投資損失に含めて営業外費用として
計上されます。
2.営業外費用および特別損失(連結)
上記1.の関係会社株式評価損の計上に伴い、連結決算において同社にかかるのれんの相当額の一時償
却として 300 百万円を、持分法投資損失に含めて営業外費用として計上いたします。また、CCCTにお
いて、仮想通貨交換所システムの開発費の一部をソフトウェアとして資産計上しておりましたが、当該ソ
フトウェア仮勘定のうち、487 百万円を減損処理し、特別損失として計上することといたしました。仮想
通貨交換所システムは、既に販売実績があり、当社グループでは今後も引き続き、仮想通貨貨交換所シス
テムの外部向け販売に注力し、当該ソフトウェアの投資回収を図るとともに、システム開発による知見を
蓄積してまいります。この知見は、仮想通貨の分野のみならず、一般のシステム開発にも応用してまいり
ます。
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3.通期連結業績予想値と実績値の差異
(1)2019 年 10 月期連結業績予想値と実績値との差異(2018 年 11 月1日~2019 年 10 月 31 日)
親会社株主
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 に帰属する
当期純利益
当期純利益
前回発表予想(A) 7,535 △478 △749 △817 △2 円 26 銭
今回実績値(B) 7,600 △615 △1,111 △1,753 △4 円 86 銭
増減額(B-A) 65 △137 △362 △936 ―
増減率(%) 0.9% ― ― ― ―
(ご参考)前期実績 7,640 △395 612 550 1 円 54 銭
(2018 年 10 月期)
(注) 「資金決済法における仮想通貨の会計処理等に関する当面の取扱い」 (実務対応報告第 38 号 平成
30 年3月 14 日)を当連結会計年度より適用しており、2018 年 10 月期につきましては遡及適用後の数値
を記載しております。
(2)2019 年 10 月期連結業績予想値と実績値との差異の理由
売上高は概ね予想通りに着地いたしましたが、営業損失は子会社のアイスタディにおいて、子会社取
得のためのアドバイザリー費用を計上する等、販売費および一般管理費が予想を上回ったことから損失
額が増加いたしました。経常損失、親会社株主に帰属する当期純損失につきましては、上記2.に記載
のとおり営業外費用および特別損失を計上したことにより当初予想を下回りました。
4.個別業績値と前期実績値との差異について
(1)2019 年 10 月期の個別業績値及び前期実績値との差異
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
前期(2018 年 10 月期)
4,867 △219 751 809 2 円 26 銭
実績(A)
当期(2019 年 10 月期)
5,053 119 8 △1,436 △3 円 98 銭
実績(B)
増減額(B-A) 186 338 △743 △2,245 ―
増減率(%) 3.8% ― △98.9% ― ―
(注) 「資金決済法における仮想通貨の会計処理等に関する当面の取扱い」 (実務対応報告第 38 号 平成
30 年3月 14 日)を当連結会計年度より適用しており、2018 年 10 月期につきましては遡及適用後の数値
を記載しております。
(2)2019年10月期の個別業績値及び前期実績値との差異の理由
上記1.の特別損失の計上に加え、前期はカイカ単体において、仮想通貨運用益を営業外収益に915
百万円、特別利益に183百万円計上しておりますが、前第2四半期以降は、仮想通貨運用額は売上高へ
の計上に変更いたしました。また、当期においては仮想通貨の運用そのものがごく少額であったこと
により、個別の経常利益および当期純利益において、前期実績との差異が生じました。
以 上
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