2315 J-CAICA D 2020-12-18 15:00:00
ファンドへの出資(子会社の異動)及びライツ・オファリング(ノンコミットメント型/上場型新株予約権の無償割当て)により調達した資金の使途変更 [pdf]
2020 年 12 月 18 日
各 位
株 式 会 社 C A I C A
代表取締役社長 鈴木 伸
(JASDAQ:2315)
問合せ先:
代表取締役副社長 山口 健治
℡ 0 3 - 5 6 5 7 - 3 0 0 0(代表)
ファンドへの出資(子会社の異動)及びライツ・オファリング(ノンコミットメント型
/上場型新株予約権の無償割当て)により調達した資金の使途変更に関するお知らせ
当社は本日、当社の100%子会社であるeワラント証券株式会社(以下、 「eワラント証券」といいます。)
とともに、暗号資産及び暗号資産デリバティブへの投資を行うEWC匿名組合の運営する「暗号資産ファ
ンド」へ出資すること及び現代アートへの投資を行うEWA匿名組合の運営する「アートファンド」へ出
資することを決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
なお、この度の出資に伴いEWC匿名組合、EWA匿名組合は当社の連結子会社に該当いたします。
また、この度の出資は、2020年9月30日付「ライツ・オファリング(ノンコミットメント型/上場型新株
予約権の無償割当て) により調達した資金の使途変更に関するお知らせ」にて開示しました、ライツ・オ
ファリングによる調達資金の内、資金使途⑧ 運転資金 (金額:1,152百万円、支出予定時期:未定)の一
部を変更するものです。
記
Ⅰ ファンドへの出資(子会社異動)
1.ファンドへの出資の理由
当社グループは、新しい金融資産である暗号資産、普及拡大が間近に迫ったブロックチェーン、コロ
ナ禍によりさらに加速するデジタル化等、金融と社会が大きく変貌するパラダイムシフトに合致した
「IT金融企業」として、「ITサービス」および「金融サービス」を展開しております。当社の子会社であ
るeワラント証券は、「金融サービス」の分野において、当社グループの中心企業としての役割を担って
おります。このたび、当社はeワラント証券とともに、国内外の暗号資産、主に有望なDeFi※1案件への
投資を迅速に実行していくために、暗号資産ファンドへ出資いたします。また、アートへの投資を行う
とともに、出口戦略として一般的な相対での売却の他にNFT※2の仕組みを活用した売却も視野に入れた、
「アートファンド」へ出資いたします。なお、NFTのシステムは、当社子会社の株式会社CAICAテク
ノロジーズが開発するブロックチェーンプラットフォームを利用する予定です。このブロックチェーン
プラットフォームは、 アート以外にも活用可能な汎用的なNFT基盤を提供いたします。これらの出資を通
じて新たなノウハウを吸収し、 「IT金融のさらなる深化」を図ってまいります。
※1 Decentralized Finance の略称で、金融分野における DApps です。非中央集権の暗号資産交換所や、デリバティブ、
レンディング等のサービスがあり、最も注目される分野の一つです。
※2 NFT とは「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのことです。NFT で
はすべてのトークンは唯一無二で、また分割することができません。価値の高いアートに NFT を利用することで、
1
新たな価値共有の形態を実現し、また、その価値交換市場を提供することが可能となります。
2.異動する子会社(ファンド)の概要
(1) 名称 EWC匿名組合
(2) 所在地 東京都港区南青山五丁目11番9号レキシントン青山3階
(3) 設立根拠等 匿名組合契約(適格機関投資家等特例業務)
(4)組成目的 暗号資産現物(DeFi案件)や暗号資産デリバティブに関する投資等
(5)組成日 2020年12月18日(予定)
(6)出資の総額 110,000,000円
(7)出資者・出資比率・出 当社90.91%
資者の概要 eワラント証券株式会社9.09%
名称 合同会社EWC
所在地 東京都港区南青山五丁目11番9号レキシントン青山3階
代表者の氏 代表社員 一般社団法人CEW
(8)営業者の代表社員の概 名・役職 職務執行者 多田 幸大
要 1.資産運用業務
事業内容 2.金融商品や実物資産の取得、保有及び処分
3.その他前各号に掲げる事業に付帯又は関連する事業
資本金 100,000円
上場会社と
当該ファン 当社は当該ファンドに100%(うち、間接保有9.09%)出
ドとの間の 資する予定です。
(9)上場会社(当社)と当 関係
該ファンドとの間の関係 上場会社と
営業者の代 当社の100%子会社であるeワラント証券株式会社の従
表社員との 業員が営業者の職務執行者であります。
間の関係
(1) 名称 EWA匿名組合
(2) 所在地 東京都港区南青山五丁目11番9号レキシントン青山3階
(3)設立根拠等 匿名組合契約(適格機関投資家等特例業務)
(4)組成目的 絵画やアートへの投資、又は美術品の売買や貸出
(5)組成日 2020年12月18日(予定)
(6)出資の総額 210,000,000円
(7)出資者・出資比率・出 当社95.24%
資者の概要 eワラント証券株式会社4.76%
名称 合同会社EWA
所在地 東京都港区南青山五丁目11番9号レキシントン青山3階
代表者の 代表社員 一般社団法人CEW
(8)営業者の代表社員の概 氏名 役職
・ 職務執行者 多田 幸大
要
1.美術品・絵画・アートの取得及び保有
事業内容
2.その他全号に掲げる事業に付帯又は関連する業務
2
資本金 100,000円
上場会社
と当該フ
当社は当該ファンドに100%(うち、間接保有4.76%)出
ァンドと
資する予定です。
の間の関
(9)上場会社(当社)と当 係
該ファンドとの間の関係 上場会社
と営業者
当社の100%子会社であるeワラント証券株式会社の従業
の代表社
員が営業者の代表社員の職務執行者であります。
員との間
の関係
3.日程
(1)取締役会決議日 2020年12月18日
(2)契約締結日 2020年12月18日(予定)
(3)出資日 2020年12月18日(予定)
4.今後の見通し
本件が、当期の当社連結業績に与える影響は軽微であると考えておりますが、今後開示すべき事
項が生じた場合には、速やかに開示いたします。
Ⅱ 資金使途の変更
当社は、2020年9月30日付「ライツ・オファリング(ノンコミットメント型/上場型新株予約権の無償割
当て) により調達した資金の使途変更に関するお知らせ」にて開示しました、ライツ・オファリングによ
る調達資金の内、資金使途⑧ 運転資金 (金額:1,152百万円、支出予定時期:未定)の一部を変更するも
のです。
なお、変更箇所は下線を付しております。
【変更前】
具体的な使途 金額 支出予定時期
① eワラント証券の増資引受けにかかる資金 500百万円 2020年10月
2020年8月~
② 運転資金(教育、採用、人件費) 200百万円
2022年1月
③ 株式会社三井住友銀行からの当社子会社の 2020年12月~
41百万円
社債の弁済 2021年6月
④ 株式会社三井住友銀行からの当社子会社の社 2020年9月~
102百万円
債の弁済 2021年3月
⑤ 株式会社千葉銀行をエージェントとする協
2020年11月~
調融資(シンジケートローン)からの当社子会 188百万円
2021年5月
社借入金の弁済
⑥ 株式会社三井住友銀行からの当社子会社の 2020年11月~
61百万円
借入金の弁済 2021年5月
2021年2月~
⑦ M&A資金 1,682百万円
2021年10月
3
⑧ 運転資金 1,152百万円 未定
⑨ 株式会社フィスコデジタルアセットグループ
400百万円 2020年9月
の発行する無担保普通社債の引受
合計 4,326百万円
【変更後】
具体的な使途 金額 支出予定時期
① eワラント証券の増資引受けにかかる資金 500百万円 2020年10月
2020年8月~
② 運転資金(教育、採用、人件費) 200百万円
2022年1月
③ 株式会社三井住友銀行からの当社子会社の 2020年12月~
41百万円
社債の弁済 2021年6月
④ 株式会社三井住友銀行からの当社子会社の社 2020年9月~
102百万円
債の弁済 2021年3月
⑤ 株式会社千葉銀行をエージェントとする協
2020年11月~
調融資(シンジケートローン)からの当社子会 188百万円
2021年5月
社借入金の弁済
⑥ 株式会社三井住友銀行からの当社子会社の 2020年11月~
61百万円
借入金の弁済 2021年5月
2021年2月~
⑦ M&A資金 1,682百万円
2021年10月
⑧ 運転資金 852百万円 未定
⑨ 株式会社フィスコデジタルアセットグループ
400百万円 2020年9月
の発行する無担保普通社債の引受
⑩ 暗号資産ファンドへの出資 100百万円 2020年12月
⑪ アートファンドへの出資 200百万円 2020年12月
合計 4,326百万円
以 上
4