2315 J-CAICA D 2020-10-09 15:00:00
中期経営計画「IT金融の更なる深化に向けて」 [pdf]
CAICA中期経営計画
IT金融の更なる深化に向けて
(2021年10月期~2023年10月期)
2020年10月9日
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はじめに 2
当社グループは、50年の金融機関向けシステム構築の知見を基に
2016年にフィンテック戦略を掲げ、ブロックチェーンや暗号資産
に注力し、その後eワラント証券や、暗号資産交換所を配下に擁す
るフィスコデジタルアセットグループをグループ化し証券や暗号
資産分野への進出を果たしております。
この度のライツオファリングにより株主の皆様に行使して頂いた
貴重な資金を原資とし、CAICA中期経営計画「IT金融の更
なる深化に向けて」を策定いたしました。
早期復配に向け、当社グループ役職員一丸となり、計画達成に向
けて行動し、IT金融企業として成長を加速してまいります。
ライツオファリングについて 3
新株予約権の権利行使結果 資金使途 (単位:百万円)
権利行使された本新株予 具体的な使途 金額 支出予定時期
約権の個数 274,212,191個 eワラント証券の増資引受けにかかる
500 2020年10月
資金
本新株予約権の発行総数
に対する権利行使割合 76.0% 運転資金(教育、採用、人件費) 200
2020年8月~
2022年1月
2020年12月
権利行使により交付され
274,212,191株
株式会社三井住友銀行からの当社子会
41 ~
社の社債の弁済
た株式数 2021年6月
株式会社三井住友銀行からの当社子会 2020年9月~
払込総額
4,387,395,056円 社社債の弁済
102
2021年3月
株式会社千葉銀行をエージェントとす 2020年11月
る協調融資(シンジケートローン)か 188 ~
らの当社子会社借入金の弁済 2021年5月
2020年11月
行使期限終了日(2020年9月16日) 株式会社三井住友銀行からの当社子会
61 ~
社の借入金の弁済
発行済株式総数及び資本金の額 2021年5月
2021年2月~
M&A資金 1,682
発行済株式総数
635,070,646株 運転資金 1,152
2021年10月
未定
資本金の額 株式会社フィスコデジタルアセットグ
3,193,697,528円 ループの発行する無担保普通社債の引
受
400 2020年9月
財務状況 4
新型コロナウィルスによる先行き不透明な状況に備え、
現預金残高の積み増しを実行 79.5%
自己資本比率
(単位:百万円) 70.3%
56.8%
4,855
51.8% 52.1%
現預金残高
3,209 3,083
2,564 2,709
2,120
1,508 1,500 1,450
1,128
有利子負債残高
ライツ・オ
ファリング
2019年10月期 2020年10月期1Q 2020年10月期2Q 2020年10月期3Q 2020年10月期9月末
ライツ・
新型コロナウイルス クシム株売却
オファリング
グループ戦略(CAICA事業方針) 5
新しい金融資産である暗号資産、普及拡大が間近に迫ったブロックチェーン、コロナ禍によりさら
に加速するデジタル化。金融と社会が大きく変貌するパラダイムシフトに合致した企業へ
デジタル決済が増加 ブロック 金融システムの高度化
チェーン
コロナでさらに加速する 暗号資産による新たな金融商
「デジタル通貨」へのシフト 品(暗号資産建投資商品、決
新しい金融としての 済手段、資金調達手段等)が
産まれる
「暗号資産」
【注力分野】
・デジタル通貨
暗号資産 ・暗号資産金融商品 金融商品
交換所 ・サイバーセキュリティ 組成
グループ戦略(Zaifグループとの連携) 6
CAICAグループとZaifグループ相互の事業連携強化を通じてそれぞれの事業を拡大
シナジー効果を最大化させるため、人的交流および資金協力を含め関係性を強化
シナジー効果
・暗号資産交換所システムの新機能共同開発
・暗号資産に関連した新商品の共同商品開発
・40万口座の顧客基盤を活用したマーケティング
・Zaifブランドを活用した新規取引先開拓
・高度なサイバーセキュリティの運用ノウハウを
当社サービスへ展開
・暗号資産交換所システム(crypt base C)の販売
・サイバーセキュリティ分野のサービス強化
グループ戦略(報告セグメント変更) 7
報告セグメントを2021年10月期からITサービス事業、金融サービス事業へ集約
変更前 変更後
情報サービス事業 ITサービス事業
情報サービス事業と暗号資
暗号資産に関するシステム 産関連事業の一部を集約し
開発 名称を変更
暗号資産関連事業
暗号資産に関する金融商品
開発、サービス提供
金融サービス事業
金融商品取引事業と暗号資産
金融商品取引事業 関連事業の一部を集約し名称
を変更
グループ戦略(重点施策) 8
CAICAグループ成長に向けての重点施策
自社製品(CAICAブランド)の販売を強化し
ITサービス事業 ソリューション型商品の比率を上げる
・暗号資産交換所パッケージシステム「crypto base C(クリプトベース・シー)」
・ブロックチェーンコミュニケーションサービス「Gu-Gu(グー・グー)」
・SI事業者向け業務効率化プラットフォーム
暗号資産関連商品の販売強化による売上拡大
金融サービス事業
’23年10月期、売上高28億円を達成
M&A M&Aによるスケールアップ
’23年10月期、売上高26億円を達成
グループ戦略(ロードマップ) 9
1年目 2年目 3年目
SI事業者向けPF
ITサービス事業
ブロックチェーン ブロックチェーン
Gu-Gu販売強化
新サービス① 新サービス②
自社製品販売強化 セキュリティソリューション販売強化
金融サービス事業
暗号資産CFD 暗号資産関連の 暗号資産関連の
暗号資産関連 サービス 新商品販売① 新商品販売②
サービス売上拡大
全社 事業拡大1社 事業拡大1社 事業拡大1社
ベンチャー系1社 ベンチャー系1社 ベンチャー系1社
M&Aによる 事業拡大売上5億円規模、ベンチャー系売上50百万円規模
スケールアップ を年間1社ずつ買収を実行
数値目標(連結) 10
2021年10月期から営業利益の黒字転換化。営業利益率を高水準に引き上げる
(単位:百万円)
M&A
12,000 売上高
IT(旧情サ+暗号) 10,834
金融(2021年以降は金融+暗号)
10,000 HR
8,744
暗号資産
8,000 情サ
6,534
5,903 営業利益
6,000
4,000
1,401
2,000
881
▲702 311 営業利益率
0
▲2000 ▲11.9% 4.8% 10.1% 12.9%
2020年10月期 2021年10月期 2022年10月期 2023年10月期
(業績予想値)
CAICAの2030将来ビジョン ~ さらなる成長に向けて 11
2030年に向けた将来ビジョンを策定
デジタル金融の
世界を切り拓く
あらゆる事がデジタル化される未来。中央集権型から分散型(DeFi)へ、業界構
造そのものが大きく変革していく金融。CAICAはその変革者になります。
2030年度の売上目標 売上500億円
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参考資料
参考資料:SI事業者向けDX支援プラットフォーム開発へ 13
ブロックチェーンを使った、SI事業者向けの業務効率化を支援するプラットフォーム開発に着手
第1弾
解決 ファクタリング
による資金化
効
課題 率
SI事業者向け 多大な人
営業時間 化
的作業 委託先
プラット の限定
デジタル化 デ
フォーム 技術者に関する
情報差異
の遅れ
ジ
タ
支払サイト
の不整合 ル
化 発注者
参考資料:セキュリティ関連ソリューション 14
急拡大するテレワーク需要だけでなく、デジタル化の時代に必須となるセキュリティソリュー
ションを提供しております
テレワーク・クイックサービス
セキュリティ・
コンサルティングサービス
参考資料:暗号資産交換業者向けオールインワンパッケージ 15
「crypto base C(クリプトベース・シー)」の機能強化
取引メニューの拡張、AML対応強化などの機能追加・機能強化版となります
crypto base C
対応通貨
(クリプトベース・シー)
その他
各種
トークン
画面参考例:Zaif Exchange
Disclaimer 16
本資料の取り扱いについて
●本資料は、株式会社CAICA(以下、当社)の今後の中期経営計画に関する情
報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。
実際の投資に際しては、ご自身の判断と責任において投資判断を行って頂きますよ
うお願い致します。また、本資料の記述内容につきましても、信頼できると思われ
る各種データに基づいて作成されていますが、当社はその正確性、安全性を保証す
るものではありません。本資料は、投資家の皆様がいかなる目的にご利用される場
合においても、ご自身のご判断と責任においてご利用されることを前提にご提示さ
せていただくものであり、当社はいかなる場合においてもその責任は負いません。
●本資料には、当社および連結子会社の計画など将来に関する記述が含まれており
ます。これらの将来に関する記述は、作成時点において入手可能な情報に基づいて
おり、様々なリスクや不確実性が内在しています。従って、実際の業績等は様々な
要因により大きく異なる可能性がありますことをご承知おき下さい。
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