2315 J-CAICA D 2020-09-30 15:00:00
ライツ・オファリング(ノンコミットメント型/上場型新株予約権の無償割当て)により調達した資金の使途変更に関するお知らせ [pdf]

                                                  2020 年9月 30 日
 各   位
                                    株 式 会 社 C A I C A
                                    代表取締役社長                   鈴木 伸
                                      (JASDAQ:2315)
                                    問合せ先:
                                    代表取締役副社長               山口 健治
                                     ℡ 0 3 - 5 6 5 7 - 3 0 0 0(代表)



     ライツ・オファリング(ノンコミットメント型/上場型新株予約権の無償割当て)
            により調達した資金の使途変更に関するお知らせ

 当社は、2020年9月23日付「ライツ・オファリング(ノンコミットメント型/上場型新株予約権の無償割
当て)による当社第1回新株予約権の権利行使結果(確定)に関するお知らせ」にて、当初の想定を超え
た調達資金の使途につきまして、運転資金としておりましたが、本日開催の取締役会において資金使途の
変更を決議いたしました。また、一部支出予定時期の変更をいたしましたので、下記のとおりお知らせい
たします。
 なお、変更箇所は下線を付しております。

                         記

1.調達資金の資金割当および支出予定時期の変更内容
【変更前】
          具体的な使途             金額               支出予定時期
① eワラント証券の増資引受けにかかる資金         500百万円                  2020年9月
                                                    2020年8月~
② 運転資金(教育、採用、人件費)             200百万円
                                                      2022年1月
③ 株式会社三井住友銀行からの当社子会社の                               2020年12月~
                               41百万円
社債の弁済                                                 2021年6月
④ 株式会社三井住友銀行からの当社子会社の社                              2020年9月~
                              102百万円
債の弁済                                                  2021年3月
⑤ 株式会社千葉銀行をエージェントとする協
                                                    2020年11月~
調融資(シンジケートローン)からの当社子会         188百万円
                                                      2021年5月
社借入金の弁済
⑥ 株式会社三井住友銀行からの当社子会社の                               2020年11月~
                               61百万円
借入金の弁済                                                2021年5月
                                                    2021年2月~
⑦ M&A資金                      1,682百万円
                                                      2021年10月
⑧ 運転資金                       1,552百万円                       未定
合計                           4,326百万円




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【変更後】
          具体的な使途             金額         支出予定時期
① eワラント証券の増資引受けにかかる資金         500百万円        2020年10月
                                           2020年8月~
② 運転資金(教育、採用、人件費)             200百万円
                                             2022年1月
③ 株式会社三井住友銀行からの当社子会社の                      2020年12月~
                               41百万円
社債の弁済                                        2021年6月
④ 株式会社三井住友銀行からの当社子会社の社                     2020年9月~
                              102百万円
債の弁済                                         2021年3月
⑤ 株式会社千葉銀行をエージェントとする協
                                           2020年11月~
調融資(シンジケートローン)からの当社子会         188百万円
                                             2021年5月
社借入金の弁済
⑥ 株式会社三井住友銀行からの当社子会社の                      2020年11月~
                               61百万円
借入金の弁済                                       2021年5月
                                           2021年2月~
⑦ M&A資金                      1,682百万円
                                             2021年10月
⑧ 運転資金                       1,152百万円            未定
⑨ 株式会社フィスコデジタルアセットグループ
                              400百万円        2020年9月
の発行する無担保普通社債の引受
合計                           4,326百万円

2.調達資金の資金割当および支出予定時期の変更の経緯
 当初の調達想定額を上回った1,552百万円については運転資金に充当するとしておりましたが、当社の
持分法適用関連会社である、株式会社フィスコデジタルアセットグループ(以下、    「FDAG」といいま
す。)が発行する、無担保普通社債400百万円(以下、 「本社債」といいます。)の引受に充当することとい
たしました。FDAGは、子会社に暗号資産交換業を営む株式会社フィスコ仮想通貨取引所(以下、   「FC
CE」といいます)を有し、暗号資産システムトレード、暗号資産決済インフラ開発、暗号資産建て金融
商品開発などの事業を営んでおります。FDAGが本社債の発行で得た資金は、FCCEの増資に充当い
たします。FCCEは、2020年8月31日付「株式会社フィスコ仮想通貨取引所に対する業務改善命令の報
告終了に関するおしらせ」のとおり、業務改善命令の報告が終了し、今後新たな商品開発、サービス展開
による事業拡大のため第一種金融商品取引業(以下、   「第一種金商業」といいます。)の登録を目指してお
ります。第一種金商業の登録には、顧客保護の観点からより一層の自己資本の充実が求められますが、本
増資によりFCCEは第一種金商業の登録に必要な自己資本規制比率を確保する予定です。
 当社としては、FCCEが第一種金商業の登録を行うことで、FCCEが扱える商品、サービスの幅が
広がりFDAGグループの事業拡大が期待できます。また、当社子会社であり暗号資産関連の金融商品開
発に注力しているeワラント証券株式会社(以下、   「eワラント証券」といいます。)と暗号資産交換業者
であり約40万もの顧客口座を有するFCCEとの連携を強化することで、eワラント証券の取引高が拡大
することにより当社セグメントの金融商品取引事業の事業拡大が加速し、当社グループが目指すIT金融
企業として、売上拡大に大きく寄与すると考えております。さらに、当社は株主のみならず債権者として
も今後一層FDAGへの関与を強め、相互の事業連携強化を通じて、それぞれの事業拡大を目指してまい
ります。
 eワラント証券の増資引受けにかかる資金は、金額に変更はございませんが、現在eワラント証券の事




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業計画の見直しを図っており、これに伴い増資引き受けの時期を2020年9月から2020年10月へ変更いたし
ます。

3.業績に与える影響
 本件が、当社の2020年10月期通期連結業績予想(2020年6月12日開示の2020年10月期第2四半期決算短
信に掲載)に与える影響は軽微であると考えておりますが、今後開示すべき事項が発生した場合は、速や
かに開示いたします。

                                                    以   上




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