2315 J-CAICA D 2020-06-12 17:00:00
2020年10月期連結業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                              2020 年6月 12 日
 各     位
                                                東京都目黒区大橋一丁目5番1号
                                                株 式 会 社 C A I C A
                                                代表取締役社長                    鈴木 伸
                                                   (JASDAQ:2315)
                                                問合せ先:
                                                代表取締役副社長                山口 健治
                                                  ℡ 0 3 - 5 6 5 7 - 3 0 0 0(代表)

                  2020 年 10 月期連結業績予想の修正に関するお知らせ

 新型コロナウィルスの感染拡大による業績への影響および連結子会社であった株式会社クシムの連結
除外による影響等をふまえ、2020年3月13日に公表した2020年10月期連結業績予想を修正いたしました
ので、下記のとおりお知らせいたします。

                                 記

1.2020 年 10 月期連結業績予想値の修正(2019 年 11 月1日~2020 年 10 月 31 日)
                    売上高       営業利益       経常利益       親会社株主         1株当たり
                                                    に帰属する         当期純利益
                                                    当期純利益
                      百万円       百万円        百万円         百万円             円   銭
 前回発表予想(A)            8,044       350        133             10          0 03
 今回修正予想(B)            6,567     △109       △226            146           0 40
 増減額(B-A)            △1,476     △459       △359            136             ―
 増減率(%)               △18.4          ―          ―            ―             ―
 (ご参考)前期実績
 (2019 年 10 月期)       7,600     △615      △1,111       △1,753          △4 86

2.業績予想修正の主な理由
 このたび、新型コロナウィルスの感染拡大による業績への影響および連結子会社であった株式会社ク
シム(旧商号:アイスタディ株式会社、以下、   「クシム」といいます。 )の連結除外による影響等をふま
え、2020年10月期連結業績予想値を見直した結果、連結売上高は6,567百万円(前回予想比1,476百万円
減)、営業利益は△109百万円(前回予想比459百万円減)、経常利益は△226百万円(前回予想比359百
万円減)、親会社株主に帰属する当期純利益は146百万円(前回予想比136百万円増)に修正いたしまし
た。
 売上高の減少は主にクシムの株式を売却し、下期連結から除外される影響によるものです。営業利
益、経常利益の減少は主に売上高減少に伴う減少、親会社株主に帰属する当期純利益の増加は、5月お
よび6月に行ったクシム株式の売却により、特別利益を計上することによるものです。
 情報サービス事業においては、   既存案件は概ね予定どおり推移しているものの、  新規顧客案件について
顧客先の案件見合わせ等により第3四半期以降の受注が当初の想定より減少する見通しである一方、新
事業である、  テレワークおよび情報セキュリティ関連の案件については引き合いも多く、   新規顧客案件の



                                  1
目減り分を一定量補うものと見込んでおります。          これらの結果、 情報サービス事業における通期売上高は
4,945 百万円(前回予想比 365 百万円減)、   通期セグメント利益は 77 百万円(前回予想比 117 百万円減)
を見込んでおります。
  暗号資産関連事業においては、      暗号資産取引所トータルソリューションの外販は、     営業先の新規投資の
見合わせにより第3四半期以降の受注が当初の想定より減少すると見込んでおります。            一方、   株式会社フ
ィスコ仮想通貨取引所における暗号資産交換所「Zaif」向け案件の引合いは活発であり、暗号資産取引所
トータルソリューションの受注減少分を一定量補うものと見込んでおります。            これらの結果、   暗号資産関
連事業における通期売上高は 478 百万円(前回予想比 117 百万円減)、通期セグメント利益は△23 百万
円(前回予想比 96 百万円減)を見込んでおります。
  金融商品取引事業においては、      新型コロナウィルスの影響により株式市場が急変したことに伴い、        想定
を超える株価等の変動によりトレーディング収益が悪化いたしました。今回の金融市場の大きな変動を
受け、リスク管理及び管理体制等の見直しを行った結果、5月度は単月で黒字転換となるなど、最悪期は
脱したと判断しておりますが、前月までの落ち込み分を補うまでには至りませんでした。今後は、次の収
益の柱となる暗号資産にかかる新商品の開発販売に注力してまいります。            これらの結果、 金融商品取引事
業における通期売上高は 510 百万円(前回予想比 278 百万円減)、通期セグメント利益は△139 百万円
(前回予想比 208 百万円減)を見込んでおります。
  HR テクノロジー事業においては、財務体質の強化策として十分な手元資金を確保することや有利子負
債の一部返済を目的として、     2020 年4月 28 日付で連結子会社であったクシムの株式の一部を売却しまし
た。この結果、クシムは持分法適用関連会社となりました。さらに 2020 年6月 11 日付にて追加で株式
の売却をおこない、   持分法適用関連会社でなくなったことから、        クシム及びその子会社の業績は第3四半
期より連結から除外されます。なお、本売却により、第3四半期において特別利益を計上する見込みで
す。  これらの結果、HR テクノロジー事業における通期売上高は 881 百万円     (前回予想比 964 百万円減)、
通期セグメント利益は△18 百万円      (前回予想比 165 百万円減)を見込んでおります。 (連結調整未反映)
  第3四半期以降、一層の販管費及び一般管理費の削減を行う予定です。具体的には、本社事務所移転
(賃料半減)による経費圧縮やテレワークの定着による各種会議体の効率化や業務のデジタル化を強力
に推し進め、約 30 百万円を削減する予定です。また、上述のとおり、5月および6月に行ったクシム株
式の売却益 407 百万円を第3四半期において特別利益として計上する見込みです。



(注)上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、
様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。




                                                         以   上




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