2020年9月期第1四半期 決算概要
（2019年10月1日～2019年12月31日）
シミックホールディングス株式会社
2020年2月3日
© Copyright CMIC Group CONFIDENTIAL
事業セグメントとグループ各社
セグメント 商品・サービス シミックグループ各社（2019年12月末時点）
CRO事業 製薬企業の医薬品開発支援、分析化学サービス シミックホールディングス㈱
シミック㈱
シミック・シフトゼロ㈱
CMIC Korea Co., Ltd.
CMIC ASIA-PACIFIC, PTE. LTD.
CMIC ASIA PACIFIC (MALAYSIA) SDN. BHD.
CMIC Asia-Pacific (Hong Kong) Limited
CMIC ASIA-PACIFIC (PHILIPPINES), INC.
CMIC ASIA-PACIFIC (AUSTRALIA)PTY LTD
CMIC (Beijing) Pharmaceutical Services Co., Ltd.
CMIC (Beijing) Co., Ltd.
CMIC DATA SCIENCE VIETNAM COMPANY LIMITED
シミックファーマサイエンス㈱
CMIC, INC.
CMIC (Suzhou) Pharmaceutical Technology Co., Ltd.
CDMO事業 製薬企業の医療用医薬品及び一般用医薬品などの製剤化検討から治験薬製 シミックCMO㈱
造、商用生産まで医薬品製剤開発・製造支援に係る業務 シミックCMO西根㈱
CMIC CMO Korea Co., Ltd.
CMIC CMO USA Corporation
シミックJSRバイオロジックス㈱ ※
CSO事業 製薬企業の医薬品等の営業・マーケティング支援に係る業務 シミック・アッシュフィールド㈱
㈱マッキャンエムディエス ※
ヘルスケア事業 SMO（治験施設支援機関）業務、ヘルスケアサービスなど、主に医療機関や患 サイトサポート・インスティテュート㈱
者、一般消費者の医療や健康維持・増進のための支援業務並びにBPO・人材 シミックヘルスケア㈱
サービスに係る業務 シミックキャリア㈱
IPM事業 グループが保有する製造販売業等の許認可（知的財産）とバリューチェーンを組 シミックホールディングス㈱
み合わせた新たなビジネスソリューションを製薬企業等に提供する事業 シミックCMO㈱
㈱オーファンパシフィック
青字表記は海外。※印は持分法適用会社 2
当期の主な取組み
“Project Phoenix ～持続的成長を実現するための取組み～”を推進するとともに
“2019-2021中期計画”をスタート
重点取組事項 ◆PVCモデルに加え、製造販売業の許認可を組み合わせたIPMソリューションビジネスの加速
◆エリア競争力の強化とグローバル化の促進
◆ヘルスケアビジネスの創出
CRO事業
► PVC案件やグローバル試験の受注強化、専門性・技術力ある人材の育成
CDMO事業
► 足利工場新注射剤棟の受注活動促進
CSO事業
► 高度な専門知識とディテ―リングスキルを持ったMRの育成
ヘルスケア事業
► 2020年1月付 SMO会社とヘルスケアサービス子会社を合併
臨床試験支援ノウハウと、疾病予防・健康情報やIT技術を融合し、新たなヘルスケアビジネスの創出へ
► 電子お薬手帳「harmo」事業の展開促進
IPM事業
► IPMプラットフォーム提供による海外製薬企業の日本市場進出支援
３
連結損益計算書（要約）
2019/1Q 2020/1Q
金額 構成比 金額 構成比 増減額 増減率
（百万円） （％） （百万円） （％） （百万円） （％）
売 上 高 17,399 100.0 19,800 100.0 2,400 13.8
営 業 利 益 965 5.5 923 4.7 △42 △4.4
経 常 利 益 861 5.0 911 4.6 50 5.8
親会社株主に
帰 属 す る 536 3.1 481 2.4 △55 △10.3
四半期純利益
1 株 当 た り
四半期純利益
28円 89銭 26円 63銭
売上高は、CDMO事業及びCSO事業が伸長したことにより、前年同期を上回る。
営業利益は、CDMO事業及びCSO事業が改善したものの、CRO事業が減益となったこと等により前年同期を下回る。
４
営業外損益・特別損益・税金の内訳
（百万円）
2019/1Q 2020/1Q 2019/1Q 2020/1Q
営業外収益内訳 32 51 特別利益内訳 6 3
受取利息 1 1 固定資産売却益 6 3
為替差益 － 20
受取賃貸料 5 5 特別損失内訳 47 25
その他 25 23 固定資産除却損 47 25
営業外費用内訳 135 63 税金費用 551 416
支払利息 32 30 法人税等 36 59
持分法投資損失 35 15 法人税等調整額 514 357
為替差損 56 －
その他 11 16
5
セグメント別売上高および営業利益
2019/1Q 2020/1Q 増減額 増減率
（百万円） （百万円） （百万円） （％）
売上高 9,106 9,193 87 1.0
C R O 事 業
営業利益 2,051 1,541 △509 △24.9
売上高 3,384 5,081 1,696 50.1
C D M O 事 業
営業利益 △377 △42 335 －
売上高 1,782 2,188 406 22.8
C S O 事 業
営業利益 △44 233 277 －
売上高 2,347 2,392 45 1.9
ヘ ル ス ケ ア事 業
営業利益 177 97 △79 △45.1
売上高 954 1,149 194 20.4
I P M 事 業
営業利益 △12 51 64 －
売上高 △176 △205 △29 －
調 整 額
営業利益 △828 △958 △130 －
売上高 17,399 19,800 2,400 13.8
合 計
営業利益 965 923 △42 △4.4
当第1四半期より報告セグメントの区分を一部変更、前第1四半期の業績及び前年同期比較は、変更後の区分のものに組み替えて表示。
6 12
受注高・受注残高
2019/1Q 2020/1Q
受注高 受注残高 受注高 増減率 受注残高 増減率
（百万円） （百万円） （百万円） （％） （百万円） （％）
C R O 事 業 7,903 54,312 9,187 16.2 53,668 △1.2
C D M O 事 業 4,195 4,657 5,062 20.7 5,313 14.1
C S O 事 業 2,595 4,075 1,988 △23.4 3,823 △6.2
ヘ ル ス ケ ア 事 業 2,717 10,456 2,984 9.8 11,927 14.1
合 計 17,411 73,501 19,222 10.4 74,733 1.7
•CDMO事業は2019年6月にグループ会社となったシミックCMO西根が寄与。CSO事業の受注高減少は、前年同期の大型案件受注の反動。
•CDMO事業の受注残高は確定注文を受けているもののみ計上。顧客からは年間ベースの発注計画等の提示を受けているが、確定注文とは異
なるので受注残高には含めていない。また、IPM事業は受託事業と業態が異なるため、受注実績から除外している。
•当第1四半期より、報告セグメントの区分を一部変更、前第1四半期の受注高及び受注残高は、変更後の区分のものに組み替えて表示。 7
連結売上高および営業利益の推移
【 売 上 高 （百万円）】 【 営 業 利 益 （百万円）】
10%
19,800 調整
20,000
17,399 1,149 △205
16,637 調整
1,013
954
△176 2,392 965 923
746 調整 1,000
△178 2,347 2,188 6.1%
2,321
5.5%
1,675 1,782 4.7%
5%
5,081
3,586 3,384
10,000
8,486 9,106 9,193
0 0 0%
2018/1Q 2019/1Q 2020/1Q 2018/1Q 2019/1Q 2020/1Q
CRO事業 CDMO事業 CSO事業 ヘルスケア事業 IPM事業 営業利益 営業利益率
８
医薬品開発支援（ CRO ）事業
【 売 上 高 （百万円）】 【 営 業 利 益 （百万円）】
10,000 9,193 2,051
30%
9,106
8,486
1,314 1,436
1,052 内部 1,712 22.5%
内部 △52 1,541
△64 20%
1,500
16.8%
内部 20.2%
△14
5,000
7,438 7,856 7,810
10%
0 0 0%
2018/1Q 2019/1Q 2020/1Q 2018/1Q 2019/1Q 2020/1Q
臨床 非臨床 営業利益 営業利益率
海外企業の日本市場参入や異業種のヘルスケア市場参入支援、バイオ医薬品や再生医療等製品など高度化する開発ニーズへの対応を
促進。同一案件にグループの複数の事業が関与するPVC案件やグローバル試験の受注強化と、人材の専門性及び技術力向上に注力。
売上高は前年同期並み。営業利益は、臨床業務で稼働率の低下と不採算プロジェクトの計上があったこと等により前年同期を下回る。
9
医薬品製剤開発・製造支援（ CDMO ）事業
【 売 上 高 （百万円）】 【 営 業 利 益 （百万円）】
5,081 2018/1Q 2019/1Q 2020/1Q
238
148
△ 42
△ 100
3,586
3,384
223
414 186
3,000 560 △ 184
4,694
△ 300
2,948
2,636
△ 377
0 △ 500
2018/1Q 2019/1Q 2020/1Q
営業利益（損失）
日本 米国 韓国
製剤化検討から治験薬製造、商用生産まで、グローバルに展開する医薬品製造のプラットフォームとして、技術力の更なる向上とローコスト
生産体制の進展、戦略的な設備投資を通じた競争力強化を図る。
売上高は、国内における受託生産量の増加と、2019年6月に事業を開始したシミックCMO西根の寄与等により、前年同期を上回る。足
利工場新注射剤棟の減価償却費の計上及び米国における受託生産量減少の影響等により営業損失を計上しているが、損失額は減少。10
医薬品営業支援（ CSO ）事業
【 売 上 高 （百万円）】 【 営 業 利 益 （百万円）】
2,188 15%
2,000
1,782 250 233
1,675
10.7% 10%
150
1,000
56 5%
50
3.4%
2018/1Q 2019/1Q 2020/1Q
0 △ 50 0%
2018/1Q 2019/1Q 2020/1Q
△44
営業利益 営業利益率
MR派遣業務の堅調な引き合いに応じて、人材の確保に注力。メディカルアフェアーズ関連業務の営業活動を強化。
売上高及び営業利益は、前期に獲得したMR派遣業務の案件が堅調に進捗したこと等により、前年同期を大幅に上回る。 11
ヘルスケア事業
【 売 上 高 （百万円）】 【 営 業 利 益 （百万円）】
2,321 2,347 2,392
20%
249
2,000 内部 内部 537 内部
250
584 +2 649 +1 △0
149 316
212 177
10.8%
10%
1,000
97
1,589 1,486 1,540 7.5%
4.1%
0 0 0%
2018/1Q 2019/1Q 2020/1Q 2018/1Q 2019/1Q 2020/1Q
SMO ヘルスケア BPO 営業利益 営業利益率
SMO業務の新規受注確保と、新規ヘルスケアビジネスの早期収益化に取り組む。
売上高は、SMO業務及びヘルスケアサービスともに伸長し、前年同期を上回る。
営業利益は、新たなヘルスケアビジネス創出のための先行投資が発生したことにより、前年同期を下回る。 12
Innovative Pharma Model（ IPM ）事業
【 売 上 高 （百万円）】 【 営 業 利 益 （百万円）】
1,149
10%
85 51
1,000
954 50
27
4.5%
746
34
0
0%
1,064
500
927 △ 12
711 △ 50
△ 65
0 △ 100 -10%
2018/1Q 2019/1Q 2020/1Q 2018/1Q 2019/1Q 2020/1Q
OP その他 営業利益（損失） 営業利益率
自社開発品を含むオーファンドラッグ等の販売や、海外製薬企業の日本市場進出支援、製薬企業のビジネスモデル変化に応じた戦略オプ
ションの提供等を行う。
売上高は、オーファンドラッグ等の販売増加により前年同期を上回り、営業黒字を計上。 13
連結貸借対照表（資産の部）
（百万円）
80,179 80,414 総資産 ＋234
78,034
12,146 10,938 ■ 現預金 △1,208
14,009
■ 売上債権 ＋985
13,082 14,067
13,655 ■ 棚卸資産 △62
50,000 7,335 7,273
5,812 2,941 3,124 ■ その他流動資産
＋182
2,754
■ 固定資産 +336
41,801 44,673 45,010
・売上債権の増加
・現預金等の減少
0
2018/9 2019/9 2019/12
14
連結貸借対照表（負債の部・純資産の部）
（百万円）
78,034 80,179 80,414
1,082 1,065 ■ 仕入債務 △16
726
13,821 12,896
14,916 ■ その他流動負債 △924
13,085 13,385
9,577 ■ その他固定負債 +300
50,000
19,277 19,196 20,141 ■ 有利子負債 +944
・コマーシャル・ペーパー及び
長期借入金等の増加
・短期借入金及び賞与引当金等の
減少
33,536 32,994 32,924 ■ 純資産 △69
・その他有価証券評価差額金の減少
0
2018/9 2019/9 2019/12
15
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