2309 シミックHD 2021-07-30 15:30:00
2021年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年7月30日
上場会社名 シミックホールディングス株式会社 上場取引所 東
コード番号 2309 URL https://www.cmicgroup.com
代表者 (役職名) 代表取締役CEO (氏名) 中村 和男
問合せ先責任者 (役職名) 取締役CFO (氏名) 望月 渉 TEL 03-6779-8000
四半期報告書提出予定日 2021年8月6日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家・証券アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1. 2021年9月期第3四半期の連結業績(2020年10月1日∼2021年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年9月期第3四半期 59,146 4.2 3,571 13.8 3,733 7.1 1,943 △18.1
2020年9月期第3四半期 56,736 3.4 3,137 △22.1 3,486 △4.3 2,373 24.3
(注)包括利益 2021年9月期第3四半期 2,682百万円 (△1.9%) 2020年9月期第3四半期 2,733百万円 (141.1%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年9月期第3四半期 107.44 ―
2020年9月期第3四半期 131.26 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2021年9月期第3四半期 93,107 36,218 27.5 1,416.53
2020年9月期 89,517 34,011 26.4 1,306.08
(参考)自己資本 2021年9月期第3四半期 25,625百万円 2020年9月期 23,627百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年9月期 ― 5.00 ― 20.00 25.00
2021年9月期 ― 5.00 ―
2021年9月期(予想) 22.00 27.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年 9月期の連結業績予想(2020年10月 1日∼2021年 9月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 82,000 7.8 3,500 34.3 3,600 25.6 1,700 12.9 93.97
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
(注)詳細は、添付資料10ページ「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(四半期連結財務諸表の作成に特有
の会計処理の適用)」をご覧ください。
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 有
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(注)詳細は、添付資料10ページ「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年9月期3Q 18,923,569 株 2020年9月期 18,923,569 株
② 期末自己株式数 2021年9月期3Q 833,290 株 2020年9月期 833,145 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年9月期3Q 18,090,340 株 2020年9月期3Q 18,082,787 株
(注)期末自己株式数には、株式給付信託(J-ESOP)が保有する当社株式(2021年9月期3Q166,000株、2020年9月期166,000株)が含まれております。また、
株式給付信託(J-ESOP)が保有する当社株式を、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております(2021年9月期3Q166,000株、2020年
9月期3Q169,333株)。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。
業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当たっての注意事項等については、添付資料5ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業
績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧下さい。
(四半期決算補足説明資料及び四半期決算説明会内容の入手方法について)
当社は、2021年7月30日(金)に機関投資家及び証券アナリスト向けに、オンライン説明会を開催する予定です。説明内容(動画)については、当日使用する決
算説明資料とともに、開催後速やかに当社ウェブサイトに掲載する予定です。
シミックホールディングス㈱(2309)2021年9月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 5
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 6
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 8
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………… 8
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………… 9
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 10
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 10
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 10
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 10
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 10
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 10
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 11
3.補足情報 ………………………………………………………………………………………………………………… 12
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シミックホールディングス㈱(2309)2021年9月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
[当連結会計年度の概況]
当社グループは、製薬企業の付加価値向上に貢献する独自の事業モデルであるPVC(Pharmaceutical Value
Creator) を 展開 しております 。CRO( 医薬品開発支援 ) 事業 、CDMO( 医薬品製剤開発 ・ 製造支援 ) 事業 、
CSO(医薬品営業支援)事業、ヘルスケア事業において、製薬企業の開発、製造、営業・マーケティングのバリ
ューチェーンを広範に支援しております。また、IPM(Innovative Pharma Model)事業では、当社グループが保
有する製造販売業等の許認可(知的財産)とバリューチェーンを組み合わせた新たなビジネスソリューションを
製薬企業等に提供しております。
医薬品業界においては、“患者により適した医療”の提供に向けて、技術革新や産官学連携による革新的医薬
品の創出が期待される一方で、2021年度から毎年薬価改定が実施され、初の中間年改定では、薬価引き下げの対
象となった医薬品が多品目にのぼったことから、製薬企業の収益への圧力となっております。これに対し、製薬
企業はM&A等を活用した開発パイプラインの拡充や海外事業の強化、経営効率化等の対応を進めています。研究
開発においては、新規の創薬基盤技術を活用した医薬品開発や、予防から診断、治療、予後に至る疾患のトータ
ルケアへの取り組み、人工知能(AI)やIoTなど新たなテクノロジーを活用した研究開発も加速しています。一
方、昨年来、ジェネリック医薬品メーカーの自主回収が相次ぎ、承認されたものと異なる製造方法による生産が
行われていた事例が発覚するなど、医薬品の品質について改めて厳格な対応が求められております。
新型コロナウイルス感染症対策として自治体によるワクチン接種が進む中、変異株が複数発現し収束時期が未
だ見通せない状況において、リモート環境での臨床試験の実施と安全性情報の収集、リアルワールドデータの活
用等を通じ、医薬品開発の迅速性と効率化の取り組みが進められております。こうしたデジタル化の進展に伴
い、既存のビジネスモデルからの転換を図る動きもみられます。
当社グループは、この急速に変化する外部環境に対し、中期計画(FY2019-2021)の重点取組事項(①PVCモデ
ルの加速、②グローバル化の促進、③ヘルスケアビジネスの創出)の諸施策を推進するとともに、「Healthcare
Revolution」プロジェクトを開始し、医薬品を中心としたビジネスモデルから、新たなヘルスケアビジネスを創
出するモデルへの転換に挑戦することとし、個人の健康維持・健康増進に貢献するビジネスの創出や、グループ
人材のヘルスケア分野への展開を促進しております。
当社グループはヘルスケア関連企業として、新型コロナウイルス感染症に対する有効な治療や予防手段の開発
支援に尽力することで、患者の早期回復に効果的な治療と医療システムの維持に貢献し、その使命を果たしてま
いります。
[売上高及び営業利益]
当第3四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症治療薬の開発及び製造販売後支援業務等の
新規案件獲得に向けた営業活動を強化するとともに、グループ人材のヘルスケア分野への活用を促進し、自治体
向けの新型コロナウイルス感染症対策支援業務に注力するなど、中期計画の重要課題に取り組んでおります。新
型コロナウイルス感染症の感染拡大により、依然として医療機関への訪問自粛や開発案件の進捗遅延があるもの
の、リモート対応を前提とした事業活動が定着し、引き合いも増加しつつあります。当第3四半期連結累計期間
は、主にヘルスケア事業の伸長等により、売上高59,146百万円(前年同期比4.2%増)、営業利益3,571百万円
(前年同期比13.8%増)と前年同期を上回りました。
セグメント別の業績は以下のとおりです。
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シミックホールディングス㈱(2309)2021年9月期 第3四半期決算短信
<CRO事業>
(単位:百万円)
前第3四半期 当第3四半期
増減額(増減率%)
連結累計期間 連結累計期間
売上高 25,605 25,777 +172( +0.7)
営業利益又は営業損失(△) 4,288 3,872 △416( △9.7)
当事業においては、主に製薬企業の医薬品開発支援に係る業務を行っております。
当第3四半期連結累計期間においては、海外企業の日本市場参入や異業種のヘルスケア市場参入支援、バイオ
医薬品や再生医療等製品など高度化する開発ニーズへの対応を促進するとともに、非臨床から市販後までの一気
通貫体制を活用し、医薬品開発のスピード最大化に取り組んでおります。
臨床業務においては、Healthcare Communication Channel「harmo®」を用いた治験プロセス効率化やニューノ
ーマル時代の新たな治験様式の提案、人材の専門性及び技術力向上に努めております。
非臨床業務においては、国内と米国ラボが連携し、核酸医薬や再生医療など先端領域の創薬支援に積極的に取
り組んでおります。
売上高につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、前連結会計年度における受注が低調で
あった臨床業務が減少したものの、非臨床業務が伸長したことにより、前年同期を上回りました。営業利益につ
きましては、臨床業務の減収等により、前年同期を下回りました。
<CDMO事業>
(単位:百万円)
前第3四半期 当第3四半期
増減額(増減率%)
連結累計期間 連結累計期間
売上高 15,199 15,617 +418( +2.8)
営業利益又は営業損失(△) 15 163 +148(+946.6)
当事業においては、主に製薬企業の医薬品製剤開発・製造支援に係る業務を行っております。
当第3四半期連結累計期間においては、製剤化検討から治験薬製造、商用生産まで、グローバルに展開する医
薬品製造のプラットフォームとして、技術力及び品質の更なる向上とローコスト生産体制の進展、戦略的な設備
投資を通じた競争力強化を図っております。2022年9月期に生産開始が予定されている大型商用生産案件や米国
における新たな施設・生産ラインの立ち上げ、新規案件の獲得に注力しております。
売上高につきましては、受託生産量の増加等により前年同期を上回りました。営業利益につきましては、バイ
オ医薬品原薬の製造受託ビジネスにかかる先行投資費用が発生したものの、増収の効果により、前年同期を上回
りました。
<CSO事業>
(単位:百万円)
前第3四半期 当第3四半期
増減額(増減率%)
連結累計期間 連結累計期間
売上高 6,516 6,600 +83( +1.3)
営業利益又は営業損失(△) 768 788 +20( +2.7)
当事業においては、主に製薬企業の営業・マーケティング支援に係る業務を行っております。
当第3四半期連結累計期間においては、MR(医薬情報担当者)派遣業務や関連する新たなサービスに加え、メ
ディカルアフェアーズ関連業務の営業活動を強化し、複数のコミュニケーションチャネルと多様なサービスを組
み合わせた総合的なソリューションの提供を進めております。
売上高及び営業利益につきましては、MR派遣業務における新規案件の獲得により、前年同期を上回りました。
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シミックホールディングス㈱(2309)2021年9月期 第3四半期決算短信
<ヘルスケア事業>
(単位:百万円)
前第3四半期 当第3四半期
増減額(増減率%)
連結累計期間 連結累計期間
売上高 7,463 9,323 +1,859( +24.9)
営業利益又は営業損失(△) 586 1,142 +556( +94.9)
当事業においては、SMO(治験施設支援機関)業務に加え、ヘルスケアサービスとして、主に医療機関、患者
や生活者の医療や健康維持・増進に係る業務を行っております。
当第3四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症に対する有効な治療及び予防手段の開発支
援や、自治体 によるPCR検査及 びワクチン 接種支援 に注力 しています 。引き続きHealthcare Communication
Channel「harmo®」事業や、疾患の早期発見及び重症化予防に貢献するヘルスケアビジネスの創出に取り組むと
ともに、SMO業務の新規受注を確保し、新規ヘルスケアビジネスの早期収益化を目指します。
売上高につきましては、ワクチン接種支援に係るBPO・人材サービス及びSMO業務等が伸長したことから、前年
同期を大幅に上回りました。営業利益につきましても、新たなヘルスケアビジネス創出のための先行投資を行っ
たものの、増収の効果により、前年同期を大幅に上回りました。
<IPM事業>
(単位:百万円)
前第3四半期 当第3四半期
増減額(増減率%)
連結累計期間 連結累計期間
売上高 2,564 2,453 △110( △4.3)
営業利益又は営業損失(△) 121 152 +30(+25.2)
当事業は、当社グループが保有する製造販売業等の許認可(知的財産)とバリューチェーンを組み合わせた新
たなビジネスソリューションを製薬企業等へ提供する事業であり、主にオーファンドラッグ(希少疾病用医薬
品)や診断薬等の製造販売に係る業務を行っております。
自社開発品を含むオーファンドラッグ等の販売のほか、IPMプラットフォーム提供を通じた海外製薬企業の日
本市場進出支援や、製薬企業のビジネスモデル変化に応じた戦略オプションの提供等によるIPM事業の基盤強化
を進めております。近年、海外製薬企業からのIPMプラットフォームの活用ニーズが高まっており、複数案件が
進捗しております。2021年1月には、遺伝性血管性浮腫(HAE)発作抑制薬「オラデオカプセル 150mg」の日本国
内における製造販売承認を取得するとともに、選任製造販売業者として承認取得を支援し販売を予定している
Grifols Therapeutics, LLC「リンスパッド™点滴静注用 1000mg」が日本国内における製造販売承認を取得しまし
た。引き続き新しいビジネスソリューションの提供により、事業規模拡大と利益確保に取り組んでまいります。
売上高につきましては、一部製品の販売量が減少したことにより前年同期を下回りました。一方、営業利益は
原価低減等により前年同期を上回りました。
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シミックホールディングス㈱(2309)2021年9月期 第3四半期決算短信
[経常利益]
当第3四半期連結累計期間の経常利益は3,733百万円(前年同期比7.1%増)となりました。
なお、営業外収益として為替差益及び助成金収入等329百万円、営業外費用として支払利息等166百万円を計上
しております。
[親会社株主に帰属する四半期純利益]
当第3四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純利益は1,943百万円(前年同期比18.1%減)となり
ました。
特別利益として債務免除益及び関係会社株式売却益136百万円、特別損失として固定資産除却損及び投資有価
証券評価損95百万円、法人税等として1,626百万円、非支配株主に帰属する四半期純利益として203百万円を計上
しております。
(2)財政状態に関する説明
資産、負債及び純資産の状況
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末比で3,589百万円増加し、93,107百万円
となりました。これは主に、受取手形及び売掛金、CDMO事業における有形固定資産等の増加と、現金及び預金
等の減少によるものであります。
負債合計は、前連結会計年度末比で1,382百万円増加し、56,888百万円となりました。これは主に、流動負
債の「その他」及び長期借入金等の増加と、短期借入金及び賞与引当金等の減少によるものであります。
純資産合計は、前連結会計年度末比で2,207百万円増加し、36,218百万円となりました。これは主に、利益
剰余金の増加によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年9月期の通期業績見通しにつきましては、2020年11月に公表した予想を、現時点で入手可能な情報に基
づき、売上高82,000百万円、営業利益3,500百万円、経常利益3,600百万円、親会社株主に帰属する当期純利益
1,700百万円にそれぞれ上方修正いたします。
新型コロナウイルス感染症の影響によるまん延防止等重点措置や緊急事態宣言により、医療機関訪問規制によ
るデータ回収等の遅れや医薬品販売量の減少による受託生産量の減少がある一方で、自治体におけるワクチン接
種支援業務の拡大を見込んでいます。
親会社株主に 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する当期 当期純利益
純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 80,000 3,300 3,100 1,650 91.21
今回修正予想(B) 82,000 3,500 3,600 1,700 93.97
増減額(B-A) 2,000 200 500 50 -
増減率(%) 2.5 6.1 16.1 3.0 -
(ご参考)前期実績 76,098 2,605 2,867 1,505 83.27
(2020年9月期)
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シミックホールディングス㈱(2309)2021年9月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年9月30日) (2021年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 12,690 11,354
受取手形及び売掛金 13,211 14,880
商品及び製品 729 709
仕掛品 3,985 4,946
原材料及び貯蔵品 3,196 2,894
その他 3,696 4,296
貸倒引当金 △66 △58
流動資産合計 37,443 39,023
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 15,221 15,669
機械装置及び運搬具(純額) 12,008 11,464
土地 6,425 6,475
その他(純額) 6,603 8,539
有形固定資産合計 40,258 42,148
無形固定資産
のれん 76 59
その他 1,645 1,821
無形固定資産合計 1,721 1,881
投資その他の資産
投資有価証券 3,962 3,988
敷金及び保証金 1,971 1,978
その他 4,727 4,683
貸倒引当金 △567 △598
投資その他の資産合計 10,093 10,052
固定資産合計 52,074 54,083
資産合計 89,517 93,107
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年9月30日) (2021年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 1,019 915
短期借入金 6,004 1,818
1年内返済予定の長期借入金 3,258 3,595
コマーシャル・ペーパー 3,000 3,000
未払法人税等 586 1,560
賞与引当金 2,413 693
受注損失引当金 824 891
その他 12,084 14,321
流動負債合計 29,191 26,796
固定負債
長期借入金 10,321 13,340
退職給付に係る負債 9,931 10,241
その他 6,061 6,509
固定負債合計 26,314 30,091
負債合計 55,506 56,888
純資産の部
株主資本
資本金 3,087 3,087
資本剰余金 6,100 6,100
利益剰余金 15,052 16,520
自己株式 △1,545 △1,546
株主資本合計 22,694 24,162
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,336 1,433
為替換算調整勘定 △29 14
退職給付に係る調整累計額 △373 15
その他の包括利益累計額合計 933 1,462
非支配株主持分 10,384 10,593
純資産合計 34,011 36,218
負債純資産合計 89,517 93,107
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シミックホールディングス㈱(2309)2021年9月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
売上高 56,736 59,146
売上原価 44,710 46,402
売上総利益 12,026 12,744
販売費及び一般管理費 8,888 9,173
営業利益 3,137 3,571
営業外収益
受取利息 3 1
為替差益 - 146
助成金収入 33 94
持分法による投資利益 401 20
その他 81 66
営業外収益合計 519 329
営業外費用
支払利息 89 99
為替差損 45 -
その他 35 67
営業外費用合計 170 166
経常利益 3,486 3,733
特別利益
固定資産売却益 5 -
投資有価証券売却益 10 -
関係会社株式売却益 30 19
債務免除益 - 117
特別利益合計 46 136
特別損失
固定資産除却損 75 56
投資有価証券評価損 - 39
特別損失合計 75 95
税金等調整前四半期純利益 3,457 3,774
法人税等合計 877 1,626
四半期純利益 2,579 2,147
非支配株主に帰属する四半期純利益 205 203
親会社株主に帰属する四半期純利益 2,373 1,943
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シミックホールディングス㈱(2309)2021年9月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
四半期純利益 2,579 2,147
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 110 96
為替換算調整勘定 △13 39
退職給付に係る調整額 57 400
持分法適用会社に対する持分相当額 - △1
その他の包括利益合計 154 535
四半期包括利益 2,733 2,682
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 2,500 2,473
非支配株主に係る四半期包括利益 233 209
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
当社及び一部の連結子会社における税金費用につきましては、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度
の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積
実効税率を乗じて計算しております。
法人税等調整額は、法人税等に含めて表示しております。
(会計方針の変更)
(税金費用の計算方法の変更)
従来、当社及び一部の連結子会社の税金費用につきましては、原則的な方法により計算しておりましたが、
当社グループの会計方針の統一を一層推進するため、第1四半期連結会計期間より連結会計年度の税引前当期
純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗
じて計算する方法に変更しております。
なお、当該会計方針の変更による影響は軽微であるため、遡及適用は行っておりません。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う会計上の見積りについて)
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した(追加情報)(新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う会
計上の見積りについて)の仮定について重要な変更はありません。
(連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱いの適用)
当社及び一部の連結子会社は、「所得税法等の一部を改正する法律」(令和2年法律第8号)において創設さ
れたグループ通算制度への移行及びグループ通算制度への移行にあわせて単体納税制度の見直しが行われた項
目については、「連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い」(実
務対応報告第39号 2020年3月31日)第3項の取扱いにより、「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業
会計基準適用指針第28号 2018年2月16日)第44項の定めを適用せず、繰延税金資産及び繰延税金負債の額につ
いて、改正前の税法の規定に基づいております。
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(セグメント情報)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年10月1日 至 2020年6月30日)
1. 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
ヘルスケア (注)1 計上額
CRO事業 CDMO事業 CSO事業 IPM事業 計
事業 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 25,372 15,160 6,516 7,122 2,564 56,736 - 56,736
セグメント間の内部
232 38 - 341 - 612 △612 -
売上高又は振替高
計 25,605 15,199 6,516 7,463 2,564 57,349 △612 56,736
セグメント利益又は
4,288 15 768 586 121 5,779 △2,642 3,137
セグメント損失(△)
(注)1.セグメント利益又はセグメント損失の調整額△2,642百万円には、セグメント間取引消去等2百万円、各
報告セグメントへ配分していない全社費用△2,644百万円が含まれております。全社費用の主なもの
は、当社(持株会社)に係る費用であります。
2.セグメント利益又はセグメント損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年10月1日 至 2021年6月30日)
1. 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
ヘルスケア (注)1 計上額
CRO事業 CDMO事業 CSO事業 IPM事業 計
事業 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 25,561 15,538 6,600 9,011 2,434 59,146 - 59,146
セグメント間の内部
216 79 0 311 18 625 △625 -
売上高又は振替高
計 25,777 15,617 6,600 9,323 2,453 59,772 △625 59,146
セグメント利益又は
3,872 163 788 1,142 152 6,119 △2,548 3,571
セグメント損失(△)
(注)1.セグメント利益又はセグメント損失の調整額△2,548百万円には、セグメント間取引消去等△10百万
円、各報告セグメントへ配分していない全社費用△2,537百万円が含まれております。全社費用の主な
ものは、当社(持株会社)に係る費用であります。
2.セグメント利益又はセグメント損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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3.補足情報
受注の状況
受注実績
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間 前連結会計年度
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日) 至 2020年9月30日)
報告セグメントの名称
受注高 受注残高 受注高 受注残高 受注高 受注残高
CRO事業 25,310 53,552 29,068 60,115 36,852 56,608
CDMO事業 15,576 5,728 15,586 5,461 20,855 5,412
CSO事業 6,298 3,805 7,813 4,345 7,736 3,132
ヘルスケア事業 7,369 11,458 15,183 18,045 10,125 11,873
合計 54,555 74,544 67,651 87,968 75,570 77,028
(注)1. 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2. 金額は販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。
3. CDMO事業の受注残高は確定注文を受けているもののみを計上しております。顧客から提示を受けている年間ベ
ースでの発注計画等は、確定注文とは異なりますので受注残高には含めておりません。
4. IPM事業は受託事業と業態が異なるため、受注実績から除外しております。
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